友人の姉と… その1
【当時のスペック】
俺:K 中学2年生
友人:H 中学2年生
友人の姉:M子 高校1年生
友人Hとは中2で同じクラスになり、学校が終わればいつもツルんで帰るようになった。
ある日、Hの家に遊びに行く事になった。
Hの両親は共働きの為に日中はおらず、当時人気だったファミコンを茶の間で誰に怒られる訳でもないからか、二人で夢中になって遊んでいた。
暫く遊んでいたら、Hは喉が渇いたのでジュースを買ってくると言い、買い出しに出掛け自分は独りにさせられました。
ゲームはポーズのままにされていた事もあり、茶の間でキョロキョロしていたら、飾られた写真を見てビックリ、Hには姉さんがいる事は知っていたが、まさかM子さんだったとはその時まで知りませんでした。
何故ビックリしたかというのは、中1の時まで遡ります。
運動会の徒競走の練習の時、女子1年→2年→3年→男子1年→2年→3年という順番でしかも背の順。
自分は背が低く常に先頭のポジション。
順番待ちでしゃがんでいたら『用意!!』の掛け声と共に女性の大きなお尻が目の前に。
当時の自分としては生身の女性の身体でこんなに衝撃を受けたのは初めてでした。
その大きなお尻の女性がHの姉・M子さんだったのです。
Hの家は平屋で4人家族としては手狭な家。
今までゲームに夢中になっていたから気付かなかったが、辺りを見回すと洗濯物が干してあり、如何にも若い女性の下着が。
堪らなくなりその下着を触っていたら、玄関の扉が突然開き『ただいまぁー!』と女性の声が!
俺:『M子さんだっ!!』
慌ててその場から離れようとしましたが、洗濯物が揺れていたので直ぐにバレてしまいました。
M子:『何やってたの!? ……もしかしてK君!?』
俺:『あ…ハイ…』
M子:『そんな事していいの!?』
俺:『スミマセン!!』
M子:『へぇ~、女の子に興味あるんだぁ~』
暫く沈黙していましたが
M子:『ホントは怒りたいところだけど、中学の時K君可愛いねっ、あんな可愛い弟が欲しいねって友達の間でも話題になってたんだ。だから今回は許すよ』
俺:『スミマセン!!』
M子:『でもねぇ~、タダって言う訳にはいかないよねぇ~』
俺:『えっ!?』
M子:『女の子に興味あるんでしょ!? 私とキスしてくれたら許す』
俺:『え!? え~!? キスですかぁ!?』
M子:『そうよ、出来ないの!?』
俺:『いっいえっ! 出来ます!』
何とも願ってないチャンスに驚きました。
とは言っても唇と唇を重なり合わせるだけの軽いキス。
でも自分にとっては初体験で、かなりドキドキしました。
M子:『ふふふっ、K君顔真っ赤だよ。カワイイっ!!』
呆然とするしかありませんでした。
そうして間も無くHの自転車の音が!
H:『なんだ、姉ちゃん帰ってたのか』
M子:『H、K君と仲良かったの? 姉ちゃんに言ってよ~』
H:『はぁ!? 何で姉ちゃんに言わないとなんねーの? 訳解んね』
それから少しの間ゲームをしてたが、用事を思い出したと言って逃げるようにHの家を出て帰りました。
翌日、学校でHから
H:『何か姉ちゃんが又遊びに来いって言ってたぞ。何かあったのか!?』
俺:『いっいやっ、別に何も無かったよっ』
H:『ふ~ん、まっ別にいいんだけどさ。また今度の休み、俺んちに遊びに来いよ』
内心ドキドキ感と後ろめたさが混じってたが、M子さんにまた会えるかもしれない期待感から
俺:『う、うん、解った』
続く…
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