今日は母の知り合いの家族同士、人里離れた場所で川遊び。
僕は小6で、中2の姉と小5の妹がいる。
その姉と妹の友達たちも参加したのだが、僕以外は全員女。
小4から中2までの女の子とそのお母さん達16人に対し、男は僕一人。
なんだか少し肩身が狭い思いでいた。
そして、目的地の川に着いて、早速着替えることにした。
既に女の子たちは水着に着替え終えていて、僕はバスタオルを腰に巻き、パンツを脱ぎ終えたその時、
「えいっ!!」
「わあっ!」
なんと、悪戯好きの小5の妹にバスタオルを剥ぎ取られてしまった。
プルンと、僕のおチンチンは皆の前で丸出しになった。
「やめろよ〇〇子!」
「や~い、フルチン!」
「や~だ~!!」
突然の出来事に、女の子たちも嬉しそうに見ています。
「あら~、ごめんね〇〇君、おばさん〇〇君のおチンチン見えちゃった」
母の知り合いの一人がそう言うと、みんな大笑い。
「も~、〇〇子ったら~、フフッ」
と、妹を叱る母もどこか嬉しそう。
すると、
「あんた男なんだからフルチンでいいじゃない」
と、姉もとんでもないことを言い出す。
「やだよそんなの」
と、僕は言ったのだが、
「あっごめん、お母さん〇〇の海パン忘れて来ちゃった」
と言う母の言葉に、
「は~い、じゃフルチン決定!!」
と、みんなで勝手に盛り上がる。
海パンを忘れたなんて絶対にウソだ。
僕がそう思っていたのも束の間、
「それ~! みんなでおチンチン隠してる手をどかしちゃえ~」
「キャ~~~~~!!」
「やめろ~!」
女の子は集団になると怖い。
全裸でくの字になっている僕の両手を、姉妹以外の女の子たちが引き剥がそうとする。
「ほらほら、頑張れ~~!!」
おばさん達も声援を送るが、どちらを応援しているかは一目瞭然。
「〇〇子! 〇〇美! もっと両側から引っ張らなきゃダメよ!」
「そうそう、その調子!」
「もう少しよ! そのまま引き剥がして、おチンチン出させちゃえ!」
と、ノリノリのおばさん達。
「そーれ! そーれ! そーれ!」
と、女の子たちの手にも力が入る。
(あああ、もうダメだ~)
(プルル~ン)
「キャ~~~、見えた~~、かっわいい~!!」
とうとうおチンチンが丸出しにされた。
「アハハハ、見えた見えた、〇〇君のおチンチン見えた~!」
と、大興奮の女の子たち。
一度股間から放れた両手は元には戻らず、さらに大きく広げられた。
完全に無防備になった僕の股間は、おばさん達からも丸見え。
「あ~ら、〇〇君、可愛いおチンチンが丸見えよ~!」
「アハハハ、やったわねあの娘たち」
「〇〇子! 〇〇美! ナイスよ!」
と、おばさん達も大興奮。
そして、じっくり観賞された僕の皮かむりチンチンは、代わる代わる女の子たちに摘まれた。
キャーキャー言いながら摘む女の子。
ニヤニヤしながら摘む女の子。
クスクス笑いながら摘む女の子。
珍しい虫でも見るかのように、目を輝かせながら摘む女の子。
そして、キャーキャー言いながら引っ張る女の子。
僕の皮かむりチンチンは、女の子たちの玩具になっていた。
すると、女の子たちの指の感触がおチンチンを刺激したのか、徐々に大きくなってしまった。
「キャーー! おチンチン大っきくなってる~!」
「あっ本当だ、凄~い!」
「いや~だ、も~!」
「お母さん、見て見て~!」
僕は、そのままおばさん達の前に連れて行かれた。
半起ちになった皮かむりチンチンが、おばさん達の面前に晒された。
「あ~ら、〇〇君、おチンチン立派になっちゃって、恥ずかしいわね~」
「小学生の男の子でも起つのね~」
「あたしも娘しかいないから知らなかったわ~」
「ねえ、あたし達もちょっと触ってみましょうよ」
「いいわね」
結局、僕はおばさん達にまで、おチンチンを摘まれてしまった。
相変わらず、両手は女の子たちに捕まれたままなので、抵抗は出来ない。
「フフフ、半起ちでも、おチンチンの皮は被ったままなのね」
「やっぱり、まだまだ子供よね」
「ほら、裏側は真っ白よ」
「ホント、キンタマもマシュマロみたいで可愛いわ~」
おばさん達に散々弄くり回され、ますます大きくなってしまった僕の皮かむりチンチン。
見兼ねた母が、女の子たちに僕を連れて来させ、
「あんたったらもう、皆の前で大っきくさせたりして、早く小さくしなさい! ほら!」
と言って、おチンチンを捻り上げた。
「ギャー!」
母に捻り上げられたおチンチンは、見る見る内に縮こまっていき、おばさんや女の子たちにケラケラ笑われた。
その後は、女の子たちからも解放された僕だったが、結局そのままフルチンで川を泳がされた。
泳いで遊んでる間も、時折女の子たちに悪戯をされた。
おチンチンに小石をぶつけられたり、後ろからキンタマを引っ張られたりとやられ放題。
一人だけ全裸で恥ずかしがる僕以外、みんな楽しそうだ。
全くもう、今日は本当に・・・・・なんて日だ!
すると、
『あら、真希ちゃん早かったのね。ヒロ君、初めまして』
と、落ち着いた感じの女性が姿を見せた。年の頃は30代半ば? とてもおしとやかな感じで、綺麗な女性だった。俺は、戸惑いながらも挨拶をした。
『直美です。先生の妻です』
自己紹介をする直美さん。俺は、意味がわからなくなってしまった。それでも、とりあえず挨拶をした。
真希は、勝手に靴を脱ぎ、自分の家に上がるような感じで入っていく。
『ヒロ君、早くおいでよ』
真希は、すでに緊張している感じはなくなっていた。
『どうぞ、お待ちしてましたわ』
直美さんに促されて、俺は部屋に入っていった。真希はすでにリビングのテーブルの椅子に座っていて、その正面にはロマンスグレーの髪の優しそうな男性がいた。
「初めまして。松崎です」
親しげな雰囲気で挨拶をしてくる男性。それが、いわゆる”先生”なんだなと理解した。
俺も、しどろもどろに近い感じで挨拶をする。
『そんなに緊張しないで下さい。どうぞ腰掛けて下さい。今、紅茶入れますからね』
直美さんは、優しい笑みを浮かべながら言う。俺は、もの凄い違和感を感じながらも、椅子に腰掛けた。
『ヒロ君、この人がいつも言ってた先生だよ』
真希は、友人でも紹介するような、ごく普通のテンションで言う。とても、自分を肉奴隷にしていた相手を紹介する口ぶりとは思えない。
「久しぶりに会ったんじゃないの?」
俺は、さっきから感じていた違和感の原因を質問した。
『違うよ。ほとんど毎日会ってるから』
真希は、笑顔のまま答える。
「なっ、なんで? どういうこと?」
慌てる俺に、直美さんが紅茶を置きながら、
『はい、どうぞ。落ち着くわよ』
と、微笑みながら言う。俺は、問いただしたい気持ちが強かったが、言われるままに紅茶を飲んだ。確かに、香りと味がティーパックのものとはまったく違ったが、正直味は、美味いのかどうだかわからなかった。
『美味しいですか?』
直美さんは俺に微笑みかけると、俺の横に座った。俺は、真希と直美さんに挟まれる格好で座りながら、正面の先生を見ていた。俺に内緒で毎日会っていたと聞かされているのに、なぜだか怒りは湧いてこない。先生の雰囲気が、あまりにも優しげで落ち着いていて、なおかつかなりの年上だからなのかもしれない。
俺は、直美さんに美味しいですと答えた。すると、本当になんの前触れもなく、直美さんが俺のペニスをさすってきた。ズボンの上からさすられて、俺は慌てて直美さんの腕を掴んだ。
「な、なにしてるんですか!」
そんな風に叫んだが、逆からも手が伸びてきた。ビックリして横を見ると、真希がイタズラっぽく笑いながら俺のペニスをさすっていた。
「ちょ、なにしてー」
俺が言い終わる前に、直美さんがキスをしてきた。慌てて振りほどこうとするが、舌が口の中に飛び込んできて、俺の舌を絡め取っていく。
『いいから、力抜いて。いっぱい気持ち良くしてあげるから』
真希もそう言って、俺にキスをして来る。直美さんを押しのけるようにして俺にキスをする真希。でも、直美さんも押しのけ返すようにする。そんな風に、俺の唇を奪い合うようにキスをする二人。次第に、3人でキスをするような感じになる。
俺は、抵抗をやめてしまった。こんな風に、女性二人にペニスをまさぐられながらキスをされて、火がついてしまった感じだ。真希には悪いが、真希よりも美人な直美さんにキスをされるのは、凄く興奮してしまう。俺は、ふと気になって先生を見た。すると、先生は優しい笑みを浮かべたまま、何も言わずに時折紅茶を飲みながら、とくに興奮しいている感じも嫉妬している感じもなく、ただ俺達を見ていた。
すると、真希と直美さんが、二人がかりで俺の服を脱がせ始めた。俺は、すでに抵抗する気持ちがなくなっていた。と言うよりも、頭がボーッとして上手く回転しない感じになっていた。頭の中にもやがかかり、まるでバカになってしまったように、頭が回らない感じだ。
すると、俺はあっという間に全裸にむかれた。
直美さんが俺の勃起したペニスを握り、
『可愛いー。こんな可愛いおちんちん、久しぶりに見たわ』
と、子犬でも見たような感じで言う直美さん。
『でも、固さは凄いんですよ』
と、真希がフォローするように言ってくれる。俺は、ペニスを馬鹿にされたのに、頭がぼんやりして怒りもなにも湧かない感じだ。
『でも、早いんでしょ?』
直美さんが、ニヤッと笑いながら言う。
『……メチャ早いです』
真希が、言いづらそうに言う。
『このサイズじゃ、マキちゃんイケないよね? 拓ちゃんどころか、シュンちゃん以下だもんね』
俺のペニスをもてあそびながら、楽しそうに言う直美さん。すると、そのままパクッと俺のものをくわえてきた。
くわえた途端に亀頭に舌が絡みつき、吸い取られるようなバキュームも始まる。今までに経験したことがない、気持ち良すぎるフェラチオだった。そして、真希は俺の乳首を舐めてくる。ぼんやりした頭でも、俺は気持ち良すぎて声が漏れてしまう。
『ふふ。もう大きくなってきたわよ。イッちゃうの? 本当に早いのね』
そう言って、スパートをかけるようにフェラチオを激しくする直美さん。俺は、
「で、出ます、うぅ」
と、情けない声を出した。そして俺は、たぶん2分も保たずに射精してしまった。
すると、スッと直美さんが立ち上がる。そして、真希が直美さんにキスをする。二人は、濃厚な舌を絡めるキスを始めた。俺の精液が二人の間を行ったり来たりしているような感じで、すぐに二人とも口の周りを精液だらけにしてしまう。
それを舐め取ったり、すすり取ったりしながら、精液を奪い合うようなエロすぎるキスを続ける二人。二人は、先生に見せつけるような感じでそれをしていた。
先生の顔を見ると、さっきとは違い、二人を凝視するような感じになっていた。そして、口が半開きのようになっていて、興奮しながら夢中で見ているような感じになっていた。
すると二人は、ほとんど同時に喉を鳴らして俺の精液を飲み干した。
『先生、飲んじゃったよ』
真希が小悪魔的な感じで言う。
『あなた、胃の中に他の人のザーメンが泳いでます』
直美さんは、上品な口から出ているのが信じられないような、卑猥なことを言う。
先生は、黙ってうなずいた。すると、直美さんがスカートを脱ぎ始めた。スカートの中に下着はなく、下半身丸裸の直美さん。真希と同じで、ヘアがない。やっぱり、真希のヘアがないのは、先生の好みだったんだなと確信した。
そして、ボーッと椅子に座ったままの俺の前に、後ろ向きで立つと、そのまま俺の上に座ってきた。直美さんは、先生を見たまま俺のペニスにあそこをあてがい、体重をかけてくる。
『あなた、この可愛い生チンポ、危険日の発情まんこに入れちゃいますね』
直美さんが、とんでもないことを言いながら俺のものを入れてしまった。
直美さんの肉に包み込まれて、俺はうめいた。あまりにもキツキツで、締め付けられるような感じの膣。真希と同じだ。直美さんも、先生の指示でスクワットをしているのかもしれない。締まりを良くするためだけに、スクワットを続ける真希。それが、俺のためではないと思うと、嫉妬で胸が苦しくなる。でも、興奮してしまうのも止められない。さっきより、多少頭のもやが晴れてきた気がする。でも、頭がハッキリしてきたのと反比例するように、身体が上手く動かせない感じになっていた。
俺は、ここでやっと、あの紅茶に何か入っていたのでは? と気がついた。先生は、文字通り医者の先生なので、色々な薬を入手出来るのだと思う。
でも、直美さんが腰を振り始めた瞬間、そんなことはどうでもよくなってしまった。圧倒的な快感に、イッたばかりにもかかわらず、すでに射精感がわき上がっていた。
『先生、先生が入れられない直美さんのおまんこに、ヒロ君のおチンポが入ってるよ』
真希は先生をいじめるような感じで言う。俺は、イメージしていたのとまったく違うことに戸惑っていた。真希が一方的に調教され、陵辱されて肉奴隷になっていた……。そんなイメージだった。でも、今は真希が先生をいじめているような感じだ。
先生は、黙ったまま凝視している。でも、ハッキリとわかるくらいに上気した顔になっている。明らかに興奮している先生。そう言えば、真希は先生が寝取られ性癖だと言っていた。そのせいで、真希は拓ちゃん達に貸し出されていたと言っていた。
直美さんは、俺のものを根元まで入れると、
『あれ? ここまでなの? 全然届かないのね』
と、少し落胆したように言う。
『でも、カチカチでしょ? Gスポットにこすりつけると、気持ちいいですよ』
真希がそんなことを言う。一応、フォローしてくれているような感じだ。でも、こんな風にフォローされて、俺は屈辱を感じていた。それなのに、身体が痺れたように動かせない。椅子の上に座る俺の上で、直美さんが腰を振る。ぞわぞわっと、背筋を快感が走る。本当に気持ちいい膣だ。
すると、真希が先生の方に移動する。そして、先生のペニスをズボンの上からまさぐり始める。
『カチカチになってる。直美さんが種付けされるの、そんなに見たいんだ』
イタズラっぽく言う真希。先生は、それには答えずに直美さんを見続ける。
すると、少しすねたような顔をした真希が、先生にキスをした。俺は、真希が先生とキスをする姿を見て、泣きそうな気持ちになった。でも、コレが見たかった……そんな風にも思っていた。
真希は、俺に見せつけるように先生とキスをする。先生は、直美さんを見たまま真希に舌を突っ込まれ、口の中をかき混ぜられている。
『ん、んっ、あなた、もう大きくなってきたよ。イッちゃうみたい……。中に出されてもいい? 種付けされてもいい?』
直美さんは、うわずった声で言う。俺のペニスで感じているというよりは、先生の目の前で他の男に種付けされてしまうという行為自体に、興奮しているのだと思う。
すると、真希が先生のズボンのファスナーを降ろし始める。すぐに、先生のペニスが剥き出しになる。それは、テーブル越しにも亀頭が見えてしまうほど、長くて大きなペニスだった。
拓ちゃんのペニスも凄かったが、先生のはそれを上回っているように見える。真希は、
『お汁ドロドロ(ハート)』
と言うと、先生のものを口に頬張ってしまった。
先生とのセックスを見たい……。そんな風に思っていた俺だけど、実際にこの目で見ると、嫉妬や興奮よりも、泣きそうな気持ちが大きくなってくる。自分でもどうしてだかわからないが、拓ちゃん達に廻されるのを見るのとはまったく違った気持ちになる。テーブル越しに、真希が先生のペニスを口で奉仕している。それが、テーブル越しに見え隠れする。
『あなたぁ、固くなってきた(ハート) イッちゃうみたい。種付けされるね。あなたの目の前で、受精するね! 他の男に妊娠させられちゃうねっ!』
と、腰の振りを強くしながら叫ぶ直美さん。ギュッと握られたような膣の締まりが、さらに強くなる。少し痛いと思うほどだ。そして俺は、搾り取られるように、直美さんの膣の中に射精してしまった。
「うぅ、直美……」
先生は、うめくように言うと、真希の口の中に射精してしまったようだ。俺は、痺れるような快感の中、それを見ていた。
すると、直美さんが立ち上がって先生の方に移動する。そして、真希が俺の方にやってくる。真希は俺の顔を見つめると、口を開けた。口の中には、先生の精液がいっぱいだった。
そして直美さんは、先生の横に立つと、あそこを自分の指で左右に広げた。すぐに、だらぁっと俺の精液が流れ出す。先生は、興奮した顔でそれを見ている。
『誘発剤も使ったから、たぶん受精出来たと思います』
直美さんは、少しうわずった声で言う。
「ありがとう……」
先生は、そんな風にお礼を言う。
『やっと夢がかなうね』
直美さんはそんな風に言うと、先生にキスをした。濃厚に舌を絡め出す二人。
俺は、真希に視線を戻した。すると、真希は口を閉じて喉を鳴らして先生の精液を飲み干してしまった。何度見ても、愛する嫁が他の男の精液を飲み込む姿は、胸が張り裂けそうになる。でも、同じくらい激しく興奮してしまう……。
『先生のザーメン、凄く沢山だったよ。おちんちんが大きいと、ザーメンも多いのかな?』
真希はトロンとした顔でそんなことを言ってくる。先生の精液を飲んだことで、発情したような感じになっているようだ。
「結婚してからも、毎日先生とセックスしてたの?」
俺は、一番聞きたかったことを聞いた。
『ゴメンね。ヒロ君が頑張って働いている間、先生とお尻でセックスしてたんだよ』
真希は、そんな信じられないことを言う。
「ウ、ウソだ……」
俺は、信じられない気持ちだった。
『土日も、ヒロ君が起きる前に、先生にお尻でイカせてもらってたんだよ』
真希は、声が震えている。でもそれは、反省とか罪悪感を感じてのことではなく、興奮でうわずっているような感じだった。
「なんでそんな……騙してたの?」
俺は、まだ体が痺れて上手く動かせない状態でそんなことを言った。
『ゴメンね。でも、愛してる。ヒロ君、愛してるよ』
真希は、潤んだ目でそんなことを言ってくれる。でも、なにを信じていいのか俺自身わからない。
『真希ちゃん、今度は真希ちゃんの番だよ。約束だったもんね』
直美さんが、真剣な顔で真希に言う。
「真希、おいで」
先生は、優しい口調で言う。でも、凄く興奮しているのが伝わってくる気がした。
真希は黙ってうなずくと、俺にキスをした。短いキスだったが、俺の目をまっすぐに見つめてキスをしてきた。そして、先生の方に歩いて行く真希。俺は立ち上がろうとしたが、上手く身体を動かせなかった。真希は先生のすぐに横に立つと、あっという間に服を脱いでしまった。直美さんと同じく、つるつるのアソコが見える。先生の所有物の証……。そう思うと、めまいがしてくる。
『やっと、おまんこに入れてくれるんですね』
真希は、潤んだ目で先生を見つめながら言う。
「約束だったからね。でも、真希は本当にそれでいいの?」
先生は、興奮した感じながらも、心配そうに聞く。
『はい。ヒロ君も、喜んでくれると思います』
真希はそんな風に答えた。俺は、意味はわからなかったが、イヤな予感しかしなかった。
「ピルは止めたの?」
『はい。誘発剤も飲んできました。黄体ホルモンも飲んでます』
「そうか。夫の見てる前で、他の男の精子を受精するんだね」
『はい……。もう我慢出来ないです……』
「いいよ、入れてごらん」
『はいっ!』
そう言って、椅子に座った先生に対面座位の格好でまたがり始めた真希。太くて大きなペニスが、真希のあそこに押し当てられるのが見える。
俺は、止めようと思った。なんとか立ち上がろうともがいた。でも、腰が抜けたように力を入れることが出来ない。
『私を孕ませたんだから、お互い様でしょ? ほら、真希ちゃんが妊娠する瞬間、見逃しちゃダメよ』
いつの間にか俺の横に移動してきた直美さんが、うわずったような声で言う。直美さんも、興奮しているような感じがする。
俺は、直美さんの言葉にショックを受けながらも興奮してしまっていた。約束というのが何なのかはわからないが、真希が本気で先生に孕まされようとしているのはわかる。
真希は、そのまま体重をかけていく。俺の頭の中には、結婚してからの真希との日々が走馬燈のようにグルグル回っていた。毎朝、キッチンで朝食を作ってくれる姿や、週末に出かけると、いつも手をつないできてくれる事などを思い出していた。
真希は、俺の3倍以上はありそうな先生のペニスを自らの膣中に入れていく。コンドームもなにもなしで、あの太いモノが入っていく。
『ぅ、あぁ、先生、大きいです……。拓ちゃんより全然大きいです』
真希は快感に声を震わせながらそんなことを言う。そして、そのまま最後まで入れてしまった。
『先生、やっと一つになれました。ずっとこうして欲しいって思ってました』
真希は、涙声で言う。
「よく8年も我慢出来たね」
先生が、優しい顔で言う。
『本当に長かったです。でも、先生の命令だったから……』
真希は、涙を流しながら言う。
「じゃあ、好きにしていいよ」
優しい口調の先生。とても、真希を肉奴隷にして調教していたサディストとは思えない感じだ。
『はいっ!』
真希は嬉しそうに返事をすると、すぐに先生にキスをした。ギュッと抱きつき、夢中で舌を絡めていく真希。俺は、先生と対面座位で繋がり、泣きながらキスをする真希を見て、真希はどうして俺と結婚したのだろう? と、考えてしまった。
真希は、先生にキスをしたまま腰を動かし始める。俺とするときのように、リズミカルに速い動きをするのではなく、擦り付けるような、ゆっくりとした動きだ。そして、腰を動かし始めて1分もしないうちに、身体をビクンと震わせた。
『イッちゃいました(ハート) 先生の、やっぱり凄かったです』
真希はとろけきった顔で言う。
「お尻とどっちが気持ち良い?」
先生が質問する。
『どっちも気持ち良いです。でも、お尻じゃ赤ちゃん作れませんから……』
そう言って、真希はまた腰を振り始めた。
『先生のおちんちん、ピッタリ子宮にくっついてます。絶対に妊娠出来ると思います(ハート)』
そう言って、真希は腰を擦り付けるように動かし続ける。
『あっ、あっ! 子宮に入っちゃうぅ、先生の大っきすぎるよぉ、うぅっ! あっ! ぁっ!』
真希は本当に気持ちよさそうな顔をしている。それは、おもちゃを使ってイキまくってるときや、拓ちゃん達に廻されて失神状態になっているときとは違う種類の、幸せそうな顔に見えた。
『先生、好き……。愛してる。先生の赤ちゃん欲しい』
真っ直ぐに先生の目を見つめながら言う真希。
さっきまでは…、
*ー(´∀`)ー*ー(´ー`) ー*
↑こんな雰囲気だったのに、なんだか違います…。
『診察なのに先生は…、俺の身体ばかり見てるみたいですね…。』
『……。ふふふ、そうかもしれませんね。
尾田さんて、すごくタイプだもの。なんて…。』
『俺もです。』
セリフだけど、(どきっ…)としました…。
こうして思い出していくと、リアリティーは考えないようにといっても、
つい考えてしまったり、考えなかったり、入り乱れている感じでした…。(私が先生役だからです…。汗)
『先生。腹も痛いんですが…。』
『え…、はい。では、ベットに横になって下さい。』『ハイ…。』
さっきのセリフは…?
先生と尾田さん(患者さん)て…、これから、どうなるの…?
そして、流れではこれから、触診(ごくり…)ですね…。
ベットに横になる想い人の尾田さんに、先生は、どきどきです…。(尾田さん(彼)、上半身裸だし…ね。)
尾田さんはずっと、変わらない表情です…。(少しカタイ感じというか…、ポーカーフェイスぎみ)
『では…。(はー…。セクシー…。ごくり…)このへんは…どうですか?』
尾田さんのおなかに軽く触れた瞬間、手をグ!と掴まれて…、
『さっきの…、本当です。』
『あ…。』
『腹は、ウソです…。』
こんにちは
齋藤麻紀です。
雪が降ってきました。
買って頂いた大切な振袖・・・。
お母さんに見せたかった振袖を
鋏で切り落とされてしまいました。
晒したお尻に触れる
冷たい雪の降り積もる勢いは増して
惨めな気持ちは募ります。
ああ
ごめんなさい・・・
私・・・
私・・・
こんな時にも
感じてしまっています。
生まれて初めて
着せて頂いた振袖・・・
大事な振袖を失った悲しみと
下半身を晒した情けなさに
涙が零れます。
けれど・・・
けれど・・・
私・・・
マゾな私の気持ちが
キュンとしてしまいます。
「こらっ、早く尻穴こっちにむけろやっ!」
「は・・・はい・・・。」
「ばかじゃない、何本買ってきてるの浣腸・・・?
そんなに入れて貰いたいの?」
「あ・・ああ
あの、持ってるお金で全部買ってこいと・・・
いえ・・
あの・・
た・・沢山・・・
沢山入れてほしくて
買って着ました・・・。」
惨めさにまた
涙が溢れ出しました。
「見て・・・あの変態・・・
またあんな濡らしてる・・・。」
「は・・・はい・・・
ご・・ごめんなさい・・・、
ど・・どうぞ、
変態な私に・・・
お・・・お浣腸・・・
たっぷり・・・たっぷり下さい・・・。」
左手で袖を抑え、
右手でお尻を割り拡げて
お尻の穴をクラスメートの皆様に
捧げるように晒しました。
ああ・・・
ごめんなさい・・・
私・・・
私・・・
もっと・・・
もっと虐めてください・・。
齋藤麻紀
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:0
虐め事始2010-01-20 Wed 00:34:53
『被虐事始』
「あれ、そいつ齋藤・・・か?」
「そうなの、
振袖着てるの・・・こいつ・・。」
「み、皆様・・・
あ・・あけまして・・
お・・おめでとうございます。」
待ち合わせ場所に着いた途端、
振袖姿の私に皆さんの注目が集まりました。
「へぇ、
お前でも着物着るんだ・・・、
けっこう可愛いじゃんか・・・。」
「え・・・あ・・
ありがとうございます!」
”か・・可愛いって
言って貰えた・・・。”
私は心の中でみゆま先生とふぃがろさまに
何度も感謝の言葉を述べていました。
「これ、あんたのより、
高級なんじゃない・・・?」
「え・・、
そ・・そんなことあるわけないじゃない、
齋藤のだよぉっ!?ねぇ・・っ?」
「そ・・そうだな、
多分・・・。」
私の振袖と
誘ってくださったクラスメート様の振袖を
見比べた男子のクラスメート様の曖昧な返事は
却って明らかな意味合いを放っていました。
「ああ・・そうっ、
そうなんだ、
齋藤のほうが
可愛くていい振袖着てるってことね・・・。」
「あ・・あの、
・・私・・・。」
「え・・は・・はい、
ごめんなさい・・・、
あの・・・これ、
か・・返してきます・・・。
あの・・・頂き物なんです・・・。」
「へぇ・・・
そんな立派な振袖買ってくれる人が
いるんだ・・・。」
「あっ、気持ち悪るっ
そういう関係なのっ?」
「い・・いえっ、
け・・決してあの、
そんな・・・」
「許せないね~。
援助交際なんて
俺らに許可無しで・・・。」
「お仕置きね・・・。」
「ああ・・・そんな・・・
お・・・お許し下さい。」
私は誤解を解きたいと思いながらも
”お仕置き”という言葉に
胸が甘苦しい”キュン”としました。
「イチジク浣腸と裁ちバサミ買って来い!」
「あ・・ああ・・お・・お許しを・・・。」
「ふ~ん・・・いやなのかよ?」
「ああ・・ああ・
い・・・いえ・・。」
ご命令に逆らえない私です。
「は・・・はい・・・、か・・・買ってきます。」
私は慌てて
近くのスーパーに行って
ハサミとイチジク浣腸を買ってきました。
「さて・・・じっとしてなさい・・・!」
「は・・はい・・・。」
ジョキ・・・ジョキ・・・ジョキ・・・・
”あ・・ああ・・・
わ・・・私の振袖が・・・・”
大好きなお二人から頂いた
振袖がお腹の部分から切り落とされていきます。
「あはは・・・
あんたにゃ、それがお似合いよ・・・・。」
「あ・・ああ・・・。」
「ほらっ・・お礼はっ?
変態らしくなったわよッ!」
「あ・・うぅ・・ぐす・・・
あ・・・ありがとうございます・・・。
・・・う・・・嬉しいです。」
「じゃあ・・・
こいつもご馳走してやろうっ!」
「ほらっ・・・
こっちお尻こっちに向けて
肢を拡げなさいよッ!」
「は・・・はい・・・。」
大切な振袖を切り刻まれ
悲嘆にくれながらも
お尻の穴の感覚がぴくぴくと
鋭敏になっていくのを感じていました。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:0
齋藤麻紀 初詣の帰り路2010-01-05 Tue 02:46:44
新年の歓び
”あ・・
また降ってきちゃった・・・。”
今年の冬は雪が多いですね。
お日様は出ているのですが、
また雪がちらつき始めました。
本降りになる前に
このままお家に帰ったほうが
よさそうです。
”振袖姿・・・
お母さんに見せたいなぁ・・”
けれど
よその方から頂いたことで
きっと怒られてしまいます。
”お家に帰って
お母さんが仕事に帰るまでに脱いでしまっておこう・・・”
ほんとは
お母さんに見てもらいたかったのですが、
それを私は諦めました。
”うん、いつか、
見て貰って喜んでもらえるように
がんばろうっね、麻紀”
きっと、
いつかまた仲良くなれる日が
来るはずです。
私は自分で自分を応援しました。
私は初詣で祈ったそのお願いを
また心で繰り返しお祈りしました。
「あっ・・・齋藤っ?」
「え・・・。」
悩んで歩いている内に
クラスメートのお一人が
私の目の前に立ってらっしゃいました。
「あ・・はい、
そ・・そうです。
あけましておめでとうございます。
こ・・今年もお願いします。」
「ふぅん、あんた、振袖着るんだ。」
「は・・はい・・・。」
「最近、あんたの裸の姿しか見たことなかったから、
ふうん・・・まぁまぁ似合うじゃん。」
「あ・・ありがとうございます。」
「これからクラスの友達と
新年パーティ会で逢うんだけど、
あんたも来る?」
「え・・はいっ・・・・
私行ってもいいんですか?」
新年早々、
ステキなサプライズが待っていました。
きっと、振り袖でいるからです。
きっと、そうです。
ありがとうございました、
ふぃがろさま。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:2
・・・あ、鳴ってる。。。2009-08-22 Sat 03:29:20
ぬちゃんが電話をするちょっと前、
「ううぅぅぅん・・・。」
「ね・・・ねぇ・・タ・・ターミさん。
血、血が出てます。
あ~ん、どうしましょう。。」
自虐磔にターミさんに麻紀ちゃんは
困惑してしまっていました。
♪~♪~♪~♪~
♪~♪~♪~♪~
「・・え・・何、電話??
あ、電話です。。
ターミさん。。。
あのバックから電話が。。。」
「くぅぅぅぅ・・・・」
「あぁ・・ど・・どうしよう・・・あ・・・あの、電話・・・。
ど・・・どうしよう。。。
でも・・・でも・・
い・・いいなぁ・・・。」
麻紀ちゃんは
学校では虐められるだけの存在です。
だから、当然携帯電話を持っていても
滅多に掛かってきません。
かわいそうな麻紀ちゃん。
♪~♪~♪~♪~
♪~♪~♪~♪~
「あぁ・・もう10回以上も鳴ってます。。。
きっと、大事な用件ですよ、
ターミさん・・・。」
「う・・・ううぅ・・
で・・・出て・・・。」
「え・・・わ・・私・・・?
私がですか・・・?」
電話に不慣れな麻紀ちゃんは
どぎまぎしています。
「じゃ・・バック・・バック開けますよ。」
カチャ・・・。
ハンドバックを開けて
携帯電話を取り出しました。
「あ・・・きゃっ、
あの・・
奴(ぬ)・・奴さんからです。
で・・出ますね・・・。」
携帯電話の相手表示の名前を見て
ちょっとうれしい麻紀ちゃんなのでした。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:4
ふぃがろのばか2009-06-07 Sun 01:28:19
「だいじょうぶ?
麻紀ちゃん・・・!」
「あ・・・
ターミさん・・・!
あ・・あの・・あの・・・」
「うん、大丈夫、
わかってる。。。
ふぃがちんが出てこないのね・・・?」
「いえ・・・
あの、私が・・・私がちゃんと
謝れれば・・・。」
「ちがう、
ふぃがちんがばかなの!
出てこないんだから・・・!」
「で・・でも・・・。」
「いいの、
私も一緒に謝ってあげる。
・・・ていうか、出てきなさいっ
ふぃがちん!!」
あ、あの、
こんにちわ。。。
斎藤麻紀です。。。
ご、ごめんなさい。。。
わたし、
がんばります。。。
だから。。。
許してください。。。
もう。。。
ふぃがろさまぁ。。。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:3
ごめんなさい。。。2009-05-25 Mon 00:43:31
こんにちわ
齋藤麻紀です。。。
あの・・・
また・・・ふぃがろさま、
お仕事が忙しいって・・・
あの・・
だから・・・
私・・・
代わりに怒られに来ました。
どんなことでもしてください
だからふぃがろさまを
許して下さい・・・
どうぞ、宜しくお願いします。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:1| コメント:3
お呼び出し。。。2009-04-05 Sun 02:00:21
「は・・早く来過ぎちゃったかな・・・?」
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:3
斉藤麻紀ちゃん外伝『放置プレイ』2009-02-26 Thu 23:40:12
『放置プレイな麻紀ちゃん』
こんばんわ。。。
マゾ奴隷の斉藤麻紀です。
最近、
ふぃがろ様は私のWeb絵本を
作成されている為、
私をブログに掲載して頂けません。。。
少し寂しいですが、
お詫びに私も放置責めをして頂きました。
どうぞ、応援してくださいね。
放置全裸少女
それと、
相互リンクのお知らせです。。。
艶女責図とモノローグさん
とっても妖艶なイラストと小説が掲載されています。
素敵なブログです。。。
どうぞお訪ね下さい。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:11
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀#6 『手紙』2008-09-27 Sat 02:39:38
『手紙』
校庭に立ち尽くして
既に2時間が過ぎようとしていました。
その間、私はどなたの姿も見ることはありませんでした。
”も・・もういいかな・・・”』
私は自宅に戻ることにしました。
鞭で痺れるお尻が痛かったので下着はつけず
スカートだけを下半身に付けました。
けれど、それでも歩くだけでも痛みがあるので
数歩歩いては立ち止まり、
息をつき自宅の前に辿り着くのに
いつもの倍以上の時間を費やしました。
既に9時近くにもなっているはずなのですが
思った通り、家の窓から明かりは漏れておらず、
母の不在を告げていました。
夜勤が多い母が不在の時も多いのですが、
今日の家の暗さは
私の心をより暗く沈んだものにしました。
私は何とか謝りたくて
家に入ってからも玄関で
遅くまで起きて待っていました。
その間、
どうやって謝ろう、
そればかりを一生懸命に考えました。
けれど中学校の時と同様に
普通の学校生活が送れなくなったことが悲しいはずなのですが
それが心をよぎると、
その悲運に酔いしれている自分を覚えてしまうのです。
今日、確かに、
始業式でたくさんの生徒さんの視線が
全裸以上に恥ずかしい私の変態姿に集中したことに感じていました。
校舎裏での200回以上もの鞭を受けたこと・・・、
今もじんじんと火照るお尻を触ると
また胸の奥からキュンとしたものがこみ上げてくるのです。
もっと辱めて、
もっと虐めて、
という甘苦しい気持ちが甦ります。
自分が真性マゾであることは否めません。
自分自身が否定できないことを、
お母さんにどうにも釈明できるはずもありません。
「と・・・とにかく、謝らなきゃ・・・謝らなきゃ・・。」
それでも私は一生懸命にそれを考えました。
けれど、
深夜3時を過ぎまでの記憶はあるのですが、
いつの間にか私は玄関でそのまま
うたた寝をしていました。
結局その日のお母さん帰宅がなかったことを
翌朝、玄関で目覚めた私は知りました。
”・・6時半・・・お母さん・・・”
恐らく、帰宅せぬまま出勤することを私は感じました。
最近はなかったのですが、
同居し始めた頃、
同じ屋根の下で寝たくないといわれ
昨夜と同じ様なことがあったのです。
「ふぅぅ・・・。」
深い溜息をつき私はよろよろと立ち上がりました。
そしてシャワーを浴びることにしました。
自分の汗やおしっこのにおいが
自分でもわかったからです。
シャー・・・
赤く腫れ上がったお尻に水を掛けて冷やしてみました。
痛みは多少癒えたのですが、やはり触れると響きました。
シャワーから上がるとわたしはパジャマを着ました。
停学1日目でもあり、
昨日の始業式に心身ともに疲れた自分を
休めたかったのです。
お尻の痛さに私はパジャマの上だけを着て寝ることにしました。
ただその前にキッチンにいき、
古い新聞紙の置き場から裏が白い広告を取り出し、
黒いサインペンで手紙を書きました。
「おかあさん、
こんなことになってしまってごめんなさい。
・・・本当にごめんなさい。
・・・反省しています。
・・・ごめんなさい。
こんな私ですみません。
・・・ごめんなさい。
・・・でも、お母さんのこと大好きです。
・・・頑張って直します。
・・・どうか、許してください。」
釈明できるはずも無い言い訳は書かずに
謝罪だけを書きおきました。
そして2階の自分の部屋に行き、
ベッドに潜り込みました。
入学早々、1週間の停学となった私・・・
お尻の痛みに横向きになったまま
しくしくと泣いているうちに、
いつの間にかまた泣き疲れて
寝入ってしまっていました。
目が覚めると既に時刻はお昼近くになっていました。
私は相変わらず
パジャマの上だけを羽織ったままの姿で
キッチンに降りました。
”・・・あっ・・・!”
テーブルの上の広告メモはなく、
お母さんがそれを読んだことを感じとりました。
「お・・・お母さんっ。」
お母さんの部屋やお風呂などを見に行きましたが
その気配はなく、
玄関まで来て、
また勤務に出掛けたことを靴の様子で窺い知りました。
私は再びキッチンに戻りました。
広告メモの行方が気になったからです。
不安に駆られ目をゴミ箱に移しました。
案の定、
びりびりに破られて丸められたそれは、
私が初めて作ったお母さんへのマフラーと
同じ様に捨てられていました。
「うぐ・・・うぅうぅ・・・。」
私の瞳に大粒の涙がとめどなく溢れました。
私は涙をパジャマの裾で拭い、
とぼとぼとゴミ箱に近寄りました。
そして千切れて丸められた
広告メモを悲嘆にくれながら見下ろしました。
”・・・?・・・”
千切れた広告メモに赤いマジックの跡を見つけました。
今思えばそれに気付かなければ
どんなに良かっただろうと思います。
そのままにして置けばよかったのです。
私はその広告の一切れ一切れを
ジグソーパズルのように並べていきました。
完成するにつれて私は嗚咽を漏らさずに入られませんでした。
「うぐぐぅぅぅっ・・・んぐ・・・かはっ、ああぁぁっ・・・。」
孤独マゾ
私を慟哭させるのに
充分すぎる文字は
私のお詫びの文章の上に
大きく赤い文字で書かれていました。
”産まなきゃよかった!”
「わあぁぁぁっ・・・・!
えぐっ・・・くくぅぅぅっ!あうぅぅ・・・。」
私は誰も居ない家のキッチンで
残酷なジグソーパズルを前に泣き崩れていました。
真性マゾ女子高生斉藤麻紀
真性マゾ
『校庭独りきり』
最後のご主人様の鞭で逝ってしまった後、
「あ・・・ありがとうございました・・・。」
の言葉と共に私はその場に崩れ落ちていました。
私が気が付いたとき、既に陽は沈み、
僅かに西の空が明るいだけです。
振り返れば真っ暗になった校舎は私を見下ろしていました。
4月初旬、校舎の窓ガラスを叩く風は真冬のそれとは比較にはなりませんが、
身を縮ませるには十分な冷たさがあります。
けれども、
私は中学の時のご主人様方、
新しくご主人様になられた方々と
鞭で打たれながら様々なマゾ奴隷のお約束をしました。
その中に、
皆様方の前では必ずマゾ奴隷として裸でいること、
皆様方よりも早くには下校してはならないこと、
がありました。
私は裸のまま校舎を背にして立ち上がりました。
目の前に広がる校庭の向こうには
既に夕陽は沈みきり、オレンジ色の残照を僅かに残し、
街並みを照らしています。
ヒュルルルルルル・・・・・。
無人の校舎を吹き抜けた風が今また校庭を駆け巡り、
私の孤独を嘲笑うように冷たく身体を掠めます。
唯一、赤く腫れ上がったお尻だけがその風を歓迎するように
その冷たさにひくひくと疼きます。
『誰か・・・いませんか・・・?』
声に出して叫びたい気持ちに時折り駆られました。
けれど普通の女子高生に憧れた私がそれを戸惑わせます。
『今更、無駄なのに・・・。』
心の奥で密かに私に語りかけるもう一人の私がいます。
始業式の行為を思い返せば普通の女子高生の夢など、
既にどこにも無いはずなのです。
けれども、まだ、その諦めが尽ききれません。
「うぅぅぅ・・・・。」
誰もいない校庭で、私は独り啜り泣き始めました。
生まれ落ちた境遇・・・、
自分の性癖・・・、
そして今また自分はここで一人きりであること、
無性に悲しくなってきたのでした。
「うぅぅぇぇぇ・・・・ん・・・・。
ひぐっ・・・うぅぅぅ・・・・。」
次第に大きくなる泣き声を”それは何の意味も持たない”と
また、冷たい風が私を諭すようにかき消していました。
やがて残照は地平線に白い線を僅かに残すまでとなり、
宵の明星は幾多の星に紛れて判らなくなりました。
けれども15歳の私はマゾ奴隷のお約束を果たす為、
涙が溢れる双眸を手の甲で拭いつつ、
暗く広がる校庭と冷たくそびえ立つ校舎が、
すっかり夜の帳(とばり)に包まれたあとも、
星空の下、ご主人様方の気配をまだ伺い続けてました。
私はいつこのご命令の見極めを付けたらいいのか迷いつつ、
泣きじゃくりながらその判断を付けられない自分のマゾに
子宮の奥底で甘い疼きを感じていました。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:1
真性マゾ女子高生#4 「もっと、ぶって下さい・・・。」2008-07-08 Tue 00:27:34
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀
真性マゾ
『もっと、ぶって下さい・・・』
始業式の後、私は服を着せられて生徒指導室に連れて行かれました。
質問を生活指導の先生からされました。
けれど、私は自分が露出を好んでする変態性癖であり、
真性マゾなのだと告白しました。
そして今回のことは全て自主的な行動であると報告しました。
学校としてもイジメがあることは認めたくなく、
その主張はすんなり通りました。
実際、私の感覚も今回の事件が
この街に越してからの数ヶ月ならばいざ知らず、
高校の入学式の頃には自分の中でも、
所謂、一般的ないじめを受けているという感覚は
とても希薄なものとなっていました。
もっとなんというのか、
私なりの人間関係の有り方であって、
相手をして頂けるならマゾ奴隷であることに
全く異存は無くなって来ていた頃でした。
むしろ、恥かしいことや苦しいことをして
嘲笑を浴びながらも自分を見てもらえることに
快感を感じ始めていました。
ただ、それでも高校入学に当たって普通の女子高生としての
お友達付き合いにも少し憧れていたというものでした。
生徒指導の先生の一応の聴取が終わり、
お母さんが呼び出されました。
今日は昨日の入学式で休んだ分、
働かなければならないはずです。
それが連日、休まざるを得ない状況になったのです。
迷惑を掛けてしまいました。
「お・・お母さんっ!」
生徒指導室の扉がガラッと開かれた時、
会社の作業服のまま現れたお母さんの姿を見て
私はお母さんに申し訳ないと思う気持ちでいっぱいになりました。
「ご・・・ごめんなさい・・・。」
お母さんは私のほうも見ず、
部屋に入り先生に一礼して私の隣に立ちました。
「変質者の血のせいね・・・。」
お母さんはぼそりとその一言だけを
私にだけ聞こえるように言い放ちました。
「あぁ・・・うぅぅぅ・・」
私はすぐ隣に立つお母さんが、
私が到底行き着くことの出来ない遠い所に
行ってしまうのを感じました。
「お・・・お母さん・・・ご、ごめんなさい・・・うぅう。」
またお母さんと心が離れていく
その哀しさに思わず、私は涙を溢れました。
私は、先生の声や姿など全く見聞きできずに
唯、お母さんの横顔を見つめて、
「お母さん・・・、お母さん・・・
ごめんなさい、ごめんなさい・・・。」
呻く様に繰り返しました。
けれども、お母さんは私の方は全く見ず、
先生方に平謝りに謝るだけでした。
指導の結果、私は1週間の停学になりました。
学校全体に及ぼした影響を考えると本当ならば、
退学処置を受けても良いくらいの内容ですが、
新入生でも有り、一種の病気であるとの判断が下されて
この処置となったのです。
処置が言い渡された後、
お母さんと私は校舎を出ました。
「あ・・・あの、お、お母さん・・・。」
母は相変わらず私の方も見ず、
仕事場に戻るべく歩き始めました。
「あ・・・あの・・・。」
お母さんは全く振り返ってくれません。
その後姿を見て、もう2度と昨日のような話すことが
出来なくなったことを感じました。
身体が小刻みに震え、寂しさでまたがくがくと口を震わせました。
「うぅぅっ、うぐぅぅぅっ!」
お母さんの姿を追いかけたいのですが、
怖くて、そして哀しくて、足が前に進まないです。
私はその場で泣きじゃくり始めました。
ちょうど、その時です。
「おいっ!」
校舎の方から声が聞こえました。
振り返ると例の校舎裏につながる通路脇で
中学の時の同級生の男子が
手招いています。
私は再びお母さんの方を見ました、
お母さんは既に校門を過ぎ去ろうとしていました。
『ご・・ごめんなさい、お母さん・・・。』
私は頭を深く下げて詫びてから、
同級生の男子の方に歩き始めました。
お母さんの後は追いかけれらないのに
今はこうして歩ける自分の足を心を、
私は呪いました。
校舎裏、朝に居た中学の時の同級生と他に、
知らない顔の生徒さん達も数人加わっていらっしゃいました。
全員が私を見つめています。
「あ・・・あの・・・。」
私は二十名近くもいる生徒さん達の沈黙の視線に
居た溜まれず、声を掛けました。
「・・・ふん。」
校舎裏に連れて来て頂いた男子生徒さんが顎をしゃくりました。
「は・・・はい。」
その合図は私に対し、
中学の時から繰り返されてきたもので
私はその合図を見ると胸がきゅんとうずきます。
私は皆さんが見つめる中、
また一枚一枚服を脱ぎ始めました。
「ごくん・・・。」
知らない男子生徒さんの息を呑む声が聞こえました。
顔を知らない生徒さんたちは痛いほどの視線で私を見つめます。
私を見知っている中学生の時の生徒さんたちは
顔に微笑を浮かべて私を見下げています。
『あぁぁ・・・、見られてる。』
そう思うと、また胸の奥がキュンとなり、
恥ずかしい所から液が湧き出るのを感じました。
私は靴下と靴を残し、服を脱ぎ終わると、
また朝と同じく頭の後ろで両腕を組んで
皆さんの前に立ちました。
「変態真性マゾ斉藤麻紀です。
どうぞ思う存分虐めてくださいませ。」
「ほ・・本当に真性マゾなのかよ・・・?
こんな可愛い顔してんのに・・・?」
「何言ってんの、見て見なさいよ、ほらっ、またあそこ濡らしてる。」
私の太ももには既に愛液が滴っています。
「見られて感じてんのよね、麻紀ちゃん・・・いえ、うんこ豚麻紀。」
「は・・・はい、うんこ豚麻紀は裸を見られて悦ぶ変質者です。」
うんこ豚と呼ばれ自分でもそれを呼称し、
自身を蔑むことで更に私の心は淫らに歪んでいきます。
「笑ってるよ、この変態・・・。」
「病気じゃない・・・この馬鹿女。」
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・はい・・・私はマゾ症候群の変態馬鹿女です。」
「気持ちわりぃっ・・・。」
初めて逢う生徒さんたちから罵倒の言葉を浴び、
私は陶酔していきます。
『ああ、みんなが私を見てる、相手をしてくれる・・・うれしい。』
もっと虐めてもらって自分の存在を更に皆さんに楽しんでもらい
さらにその存在を認めてもらいたくなります。
「ふふっ・・・、言ったとおりだろ?」
「ああ・・・。」
まだ信じられないといった表情で見る
新しく知る生徒さんを見ながら、
中学の時の同級生は少し自慢げな表情で語りました。
「さて、うんこ豚麻紀、始業式のあれは何だ・・・?」
「は・・・はい、あの、ご、ご命令の私の恥ずかしい姿を見て頂き・・・。」
パシィンっ!
私の左の頬に平手打ちが飛んできました。
「あうぅっ・・・も、申し訳ありませんっ!」
平手を頬に打たれるとその刺激が子宮にジンと響き、
『もっと・・・、もっと、ぶってください・・・。』
思わず口走りそうになります。
ぶって貰って今日の哀しい出来事を忘れさせて欲しくなるのです。
しかし、必死にそれを堪え、私は頭を下げて詫びて
ご主人様方の次の言葉を待ちます。
「あれで、俺達が満足すると思ってんのかよ、馬鹿女!。」
「そうよ、せめて校長のチンチンしゃぶるとかさ・・・。」
「マイクでオナニーするとかさぁっ・・・麻紀ぐそ!」
次々と私の不備が責められます。
私はその一つ一つに詫びていきます。
「も、申し訳ありません、
うんこ豚麻紀ぐその脳みそはうんこで出来てるので、
考えることが出来ません・・・。
馬鹿で・・ごめんなさい・・・。」
私は普段は全く声を掛けて頂けないのに、
マゾ奴隷になると自分が中心になって
注目を浴びる快感に酔いしれました。
もう、私の恥ずかしい所は洪水状態です。
「じゃ、罰を受けるよな・・・?」
「はい・・・、
罰せられて当然です・・。
お、お願いします。」
私の気持ちはマゾの期待に震えています。
「よし、じゃ、柵に手を付いて尻をこっちに向けろ!」
「は、はい・・・。」
「よし、ここにいる全員に10回づつ鞭打ちの刑だ、
どうだ・・?嬉しいか?」
「はい、マゾ豚の尻へのお仕置き、
喜んでお受けします。お願いしますっ・・・!」
「よしっ・・・しっかり数を数えろよ!」
「は、はいっ」
バシッ、
「あぁっ・・・一回っ」
バシッ・・・バシッ・・・!
「あうぅt 2回っ・・・3回っ!」
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「あうぅっ!ひぃっ!あぅぅっ!ああぁぁ・・・」
連続で打たれる痛みに腰が思わず沈みますが、
私はまた、お尻を持ち上げながら数を数えます。
「ああ、ご、ごめんなさい・・、
5回、6回、7回、8回、きゅ・・9回・・・。」
余りの痛打に低くしてしまったお尻を
また叩いてもらいたくて
やっとの思いでぐっと持ち上げました。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・
お、お願いしま・・・。」
言い終わらないうちに見据えたように、
お尻を真縦にお尻の穴、女の子の穴、クリトリスと
打ち抜く様に鞭を据えられました。
バッシィィン!!
「あひぃぃっっん!」
今まで一番強烈な鞭打ちが私の腫れあがったお尻に
見舞われました。
その痛みは私の脳髄に雷撃を走らせ、
その瞬間に絶頂に達し、その場に倒れこみました。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・、
んはぁ・・はぁ・・・んはぁ・・・はぁ・・・、
あ、ありがとうございました。」
私は崩れ落ちた地面の上でお礼の言葉を述べました。
そしてよろよろと立ち上がり、
また生徒の皆さまの方にまたお尻を捧げました。
「つ・・次のご主人様、
ど・・・どうぞ、馬鹿なうんこ豚奴隷麻紀ぐそに、
罰を・・・罰をお与え下さい。」
「よ・・・よし、次は俺だ・・・。」
初めてお逢いした新しいご主人様が名乗られました。
「は・・はい、お願いします。ど・・どうぞ・・・。」
私はその方に向かってお尻を捧げました。
ビシ・・・
「あん・・・。」
それはさっきまでのご主人様とは違う少し遠慮がちの鞭でした。
ビシ・・・・
「あん・・・あ、あのもっと・・・
もっと強く・・・ぶってください。」
私はもどかしくなり、
あろうことか鞭の強さを要求してしまいました。
「なにをぉ・・・!」
新しいご主人様は声を荒げ鞭を高く掲げ振りぬきました。
バシッ!バシッ!バシッ!・・・
「ああぁっ!あぁっ!あうぅっ!・・・
ああっいいっ・・も、もっと・あうぅっ!
ああっ、ありがとうござい・・あうっ!」
鞭を受けている最中、私は、
お母さんのことや、
普通の女子高生を諦めたこと、
それがどうでもいいことに思えてきます。
もう微塵の価値意識すらありません。
ただお尻を叩いて貰えさえすればどうでも良くなってきます。
10回最後まで、連続での遠慮なしの激しい鞭に
私はまた、絶頂を迎え崩れ落ちてしまいました。
私は崩れ落ちた身体をまた起き上がらせ、
お尻を同級生の皆様方に捧げ続けました。
「お・・思う存分、ぶって下さい・・・。」
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:1
真性マゾ奴隷#4 マゾ宣言2008-07-04 Fri 00:24:06
真性マゾ奴隷 斉藤麻紀
真性マゾ
『マゾ宣言』
私はやっぱり浅ましい真性マゾ奴隷です。
恥ずかしいことをするその惨めさで
女の子の部分を濡らしてしまうのです。
ご主人様に期待されたとおりに尽くしたくなるのです。
私は一人、裸で校舎裏に残っていました。
ご主人様方のご命令を果たす為には
ご満足を頂く為にはどうしたらいいのかを、
マゾ奴隷として必死に考えました。
ピン・・・ポロ~ン・・・パラン・・・ポローン♪
チャイムが鳴りました。
既にホームルームが始まる時刻です。
私は登校2日目から無断遅刻していることになります。
ホームルームが終われば始業式が始まります。
『ああ・・・どうしようかな・・・。』
とりあえず私は鞄の中を探りました。
すると、高校からは入りたいと思っていた手芸部の道具が見つかりました。
私は鞄から手芸用の毛糸とマジックを取り出しました。
「これを使って・・・。」
毛糸を見つめながら私は手芸を始めた頃のことを思い返しました。
この街に来て、そのままお友達が一人もできなくて、
一人で出来る手芸が私の唯一の趣味になりました。
そして私はお母さんのためにマフラーを作りました。
初めて作ったマフラーをプレゼントしたら、
お母さんはきっと喜んでくれる、そう思って編みました。
『これで、お母さんと仲良くなれるかな・・・?』
そう思いながら時間を見ては編み続けました。
お母さんと上手くお話を交わすことができない私は、
編みあがったマフラーを、
『お母さんへ
マフラー編みました。
初めて作ったのであまりいい出来ではありませんが、
どうぞよかったら使って下さい。 麻紀』
と書いたメモを添えて朝食の後、
食器を片付けたテーブルの上に置いて登校しました。
『・・・お母さん、驚いてるかな・・・?』
学校から帰った後、テーブルの上を見ると
マフラーとメモはそのままの状態で置かれていました。
『・・・お母さん、・・・忙しいもんね。』
もしかすると出勤前の忙しいお母さんが見落としたのだと思い込み、
私はマフラーとメモをそのままにしておきました。
けれど、2日目の朝も、学校から帰ってきてからも
それらはそのままに置かれていました。
そして3日目の朝、テーブルにそれは有りませんでした。
『お母さん、気が付いたんだ!』
私は心の中が喜びに包まれました。
これでお母さんと普通にお話できるようになるかもしれない。
そう思い、朝食の支度をしようと台所に立つと、
生ゴミと一緒にマフラーとメモは捨てられていました。
私は知らず知らずの内に涙が溢れてきてポトポトと床に涙を落としました。
私はマフラーをゴミ箱から拾い上げて自分の部屋に持ち帰りました。
お母さんすら貰ってもらえない私の編み物。
中学でも学校の家畜マゾ奴隷の編んだ物など
誰も貰ってくれるはずはありません。
今、形として残っているのは自分の為に編んだ
マフラーとセーターが1着あるだけです。
あとは同じ毛糸をただ、
織りあげては解いて、織りあげては解いてを
繰り返す手芸をしていました。
『毛糸代もこれなら省けて、
何度も好きな手芸が出来るからいいよね・・・。
頭いいねぇ!、麻紀!』
私は私の中で仮想の友達を作り、
そう励ましました。
こうして手芸はある程度、上達しましたが、
いくら、うまくなっても私は一人、手芸部にも入ることが出来ません。
だから、高校に入ったら手芸部に入りたいと思っていたのです。
誰かに自分の作ったものを貰って貰いたいと思う気持ちを秘めていました。
私は手芸道具を見ながら、それを静かにあきらめました。
私は毛糸玉から糸を引き出しながらマゾ支度を始めました。
『これでまた一人で編むことになるんだね、麻紀。
でもいいよね、マゾ奴隷だね・・・。
いいよね、麻紀、真性マゾだもんね・・・
虐めてもらえれば幸せだよね・・・。』
私はまた自分に言い聞かせていました。
涙がまた浮かんできました。
やがて始業式の始まりを告げる放送がグラウンドから響いてきました。
『・・・い、急がなきゃ・・・!』
校長先生の挨拶が始まりました。
私は毛糸で手早く、手馴れた菱縛りで自縛しました。
そして、マジックで淫乱奴隷の落書きをして、
余った毛糸で左の乳首を結び、
クリトリスを引っ張り出してキュッとし縛り、
また右の乳首に結び付けました。
そして、はいていた下着を頭に被りました。
『ああ・・終わっちゃう・・・。』
私はほぼ裸ともいえる格好で学校内を走りました。
校舎の裏側を大周りして朝礼台の裏側に出ました。
校舎の影から始業式の様子を伺うと、
校長先生のお話を聞こうとしている新入生、
聞かずにあくびをしたり、
隣の子とおしゃべりをしている人たちも
ちらほらと見える上級生、
先生方は校長先生と全校生徒の皆さんの様子を伺おうとしていました。
当然、私のほうを見ている人はどこにもいません。
「では、皆さん、今学期も身体に気をつけて、頑張りましょう。」
始業式での校長先生のお話が終わり、
朝礼台の階段を降り始めた校長先生を見て
校舎裏から朝礼台に向かって私は駆け出しました。
「な、何かね、君は・・・。」
先生方、全校生徒の皆さんがどよめきました。
突然、全裸に恥ずかしい装飾をした新入生が現れたのです。
驚かないはずはありません。
私は先生方の手を振り切って朝礼台に駆け上りました。
そして大きな声で叫んだのす。
「い、1年C組の斎藤麻紀です・・
わ、わたし、真性マゾです。
これから3年間、皆さんのおしっこやうんちを食べる便器豚になります。
ど・・どうか、宜しくお願いします。
あの・・・変態の証拠に、マ、マゾ小便するので見てください!」
私は突き出した股間からおしっこを迸らせました。
「きゃーっ!」
「な、なんだ!」
「や、やめなさいっ!」
瞬く間の出来事に唖然としていた先生方が
台から降ろそうと私の手を引きます。
新入生が並ぶ列の後ろ側で中学の時の皆さんが
げらげらとお腹を抱えて大笑いしているのが見えました。
桜の花びら散る校庭で、
知らず知らず私の涙も舞い散っていました。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:2
マゾ学生#3 始業式の前に2008-06-29 Sun 00:39:43
真性変態マゾ 斉藤麻紀
ストリップ
『始業式』
「行ってきま~す。」
翌日、私は家から出るときに大きな声で家の中に向かって叫びました。
夜遅くまで働いてくるお母さんとは朝の一瞬だけ逢う事ができます。
少しでも睡眠時間をとってもらうために朝食のしたくは私がしています。
私が出かける頃にお母さんは起きてくるのですが、会話は殆ど有りません。
けれど、私は昨日のお母さんの笑顔を思い出し、
洗面台に向かうお母さんの背中に向かって声を掛けたのです。
お母さんはこちらを振り返り、
「・・いってらっしゃい・・・、気をつけてね・・・。」
微笑みながら、返事を返してくれました。
「は・・はいっ!」
昨日の事が夢でなかったことを私は感じ大きく返事をしていました。
浮き立つ思いで高校生活の二日目を迎えるべく、学校に向かいました。
登校すると校門脇で同じクラスの昔の中学の皆さんに囲まれました。
「ちょっと、来なよ・・・。」
「・え・・・・は、はい。」
私は言われるがままに校舎裏に連れて行かれました。
校舎裏には他のクラスに配属になった皆さんもいました。
校舎の壁側に立つように十数人の方達が私の身体を追いやりました。
「聞いたわよ、あんた、何、調子に乗ってんのよっ!マゾ豚の癖して!」
「生意気に私達に話しかけてきたりして・・・許されると思ってんの?」
「・・おまえ、”普通の女子高生”デビューするってぇのか?!」
「・・・え・・・あ・・・あの・・・。」
私は昔のしどろもどろの状態に戻りました。
「そんなこと無いよなぁ、麻紀、お前変態豚だもんな・・・?」
「・・・・・・。」
「どうなんだよっ!!俺達裏切ってマゾ豚やめるのかよっ?!」
「ふ~ん、俺達の楽しみをお前、やめんのか?」
「い・・・いえ・・・、そ、そんなことは・・・・。」
「じゃあ、脱げよっ、ここで・・・」
「え・・・こ・・・ここで・・・?」
「嫌なのかよ・・・!」
十数人の人達が私を睨んでいます。
『あぁ・・・、見つめて頂いてる・・・、
私で楽しんで頂かなくちゃ・・・。』
私はこの2年半で身体に沁み込んだ辛いのに変態マゾとして
尽くさなければならない焦燥感に駆られました。
「い、いえ・・・い、嫌じゃありません。」
「そうだよなぁ・・・、麻紀ちゃん、マゾだもんなぁ・・・。」
「は・・・はい・・・、ま、麻紀は変態マゾ豚です。」
私は自分がマゾだと自分自身で宣言することで
胸の奥が再びキュンとなるのを感じました。
私はお母さんが買ってくれた制服を脱ぎはじめました。
スカーフを取り、上着を脱ぎました。
スカートを下ろすと後は下着だけです。
「ふーん、可愛いのつけてるじゃない・・・?生意気に。」
「ご、ごめんなさい・・・、い、今、取ります。」
ブラを取りました。
抑え付けられていた乳房が弾けました。
「あれ、胸、大きくなったんじゃない・・・?」
「生意気、ついこの間までぺったんこだったくせに!」
「おお、どんどん大きくなるよな・・・?」
「お前らがいつももんでたからじゃねぇの?」
ギャハハハ・・・笑い声が響きます。
「パ・・・パンツ、脱ぎます。」
私はそう呟き、パンツに手をかけました。
ツルりとパンツをおろして足から抜きました。
手で握り締め、頭の後ろで両手を組みました。
私は中○生の時からのご命令を聞く時、皆さんの前で全裸になりました。
「ふふん、それで良いんだよ・・・。」
私は次のご命令に震えながらもマゾの期待を下半身が疼いていました。
「じゃ、命令だ。
このままお前は始業式が終わる寸前までここにいるんだ。
そして始業式の最後に全校生徒の前で朝礼台に上って
マゾ宣言をするんだ・・・。」
「いや、普通の裸じゃ、つまんないから一目で変態だと分かるように・・・
俺達が満足できる恥ずかしくみっともない姿で・・・宣言するんだ!」
今日の登校時まで垣間見ていた夢が砕け散ったのが悲しいのに
私はまた愛想笑いを浮かべて返事をしました。
「ご、ご命令ありがとうございます・・・、
よ、喜んで・・・恥ずかしいマゾ豚宣言をさせて頂きます。」
私はやっぱりマゾ奴隷です、
恥ずかしいことをするその惨めさで女の場所を濡らしてしまうのです。
ご主人様に期待されたとおりに尽くしたくなるのです。
やがてご主人様方は教室に戻っていきました。
私は一人、裸で校舎裏に残り、
ご主人様方にご満足戴ける、
みっともないマゾ姿に思いを馳せていました。
真性マゾ女子高生 斉藤麻紀| トラックバック:0| コメント:0
マゾ奴隷#2 入学式2008-06-21 Sat 20:53:29
マゾ奴隷 斉藤麻紀
真性マゾ
「入学式」
1年半前の高○の入学式、それは桜が舞い散る美しい日でした。
15歳になる寸前の私はささやかな変化を期待していました。
前章でもお伝えしたとおり、
中○校での学校生活は性に目覚めたばかりの
男子生徒さんや女子生徒さんたちのマゾ家畜として生きてきました。
普通の女の子としての学校生活は無く、
お話をしてくれる人もいませんでした。
『お友達なんて贅沢・・・
マゾとして相手して貰えてるだけでも幸せじゃない・・・』
マゾに目覚めた私は常にそう思い、学校に通っていました。
夜遅くまで仕事をしてくるお母さんと逢える時間はごく僅かでした。
睡眠時間を少しでもとって貰おうと食事のしたくは私がします。
昨夜のお母さんの食器を片付け、朝食の支度をします。
そして私が玄関を出る頃にお母さんが起きてきます。
私は「行ってきます・・・。」と小さな声で呟いて登校するのです。
お母さんからの言葉は無く、普段会話らしい会話は全くありませんでした。
一緒に暮らし始めた頃、
お母さんは私を見ると暗い過去や男性恐怖症にも陥ったために
結婚も出来なくなった自分の境遇を想い、
私の仕草一つ一つに反応して怒られ、叩かれました。
その時必ずお母さんはいつも
「お前には淫乱な変態な血が流れてるから・・・。」
目に憎しみの色を浮かべて捨て台詞を私に言い放ちながら
何度も何度も叩くのです。
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・。
ま・・麻紀はいけない子です・・・。
もっとぶって下さい・・・ごめんなさい。」
私はお母さんの気持ちがそれで少しでも救えるのならと、
いつも必死に謝りました。
けれどそれと同時にお母さんの目を見ることが辛くて
私はお母さんの顔をまともに見ることができなくなりました。
心配や負担を掛けさせたくなくて学校のことは一切話しませんでした。
これ以上お母さんの苦しめたくない私は
できるだけ透明な存在になろうと思って生きてきました。
学校でも家でも普通の女の子としての存在はありませんでした。
私にとってマゾ奴隷の時だけが唯一生きていることを実感できました。
それ以外、私はこの世に必要が無い存在なのです。
虐められて喜ばれること、
それを幸せと感じるように心掛けるようにしました。
また、それを幸せと感じることが出来る自分のマゾの資質が
私の中に秘められていたことに感謝しました。
その生活にも慣れてきたはずだったのですが、
いつも心の中にささやかな願いがありました。
”普通の女の子としてお話できるお友達が欲しい・・・。”
高校の入学式を迎えて、それがふと甦ったのです。
”新しい環境、新しく知り合う人達となら・・・
それが出来るのは今しかないよ・・・麻紀。”
心の中で私が私に語りかけました。
入学式に向かう桜の並木道、
勇気を出して、初めて逢う新入生さんに声を掛けてみました。
「おっ・・・おはようございます・・・。」
「え・・・、あ、おはよう・・・。」
突然の私の挨拶にきょとんした顔でその新入生さんは返事を下さいました。
『やったぁ・・・!返事が返ってきたよぉっ!』
それだけで私はとても嬉しかったのです。
入学式ではもっと思い掛けないこともおきました。
入学式の列席に私を嫌っているはずのお母さんの姿を見つけたのです。
迷惑を掛けることはできないと思っていた私は日程の連絡はしていましたが、
中学の卒業式、高校の入学式共に
保護者列席のお願いはしていませんでした。
その頃怒鳴られることは無くなってきていましたが、
相変わらず会話の無い関係は続いており、
時々垣間見るお母さんの顔はいつも悲しい憂いを帯びていました。
『・・・私のせいですね、お母さん・・・ごめんなさい・・・。』
そんな時、いつも私のせいだと思い心の中で謝っていました。
それが今日の突然の列席です、
当然、来て貰える事を諦めていた私は本当に驚きました。
『あぁ・・、お母さん・・・。』
どうしていいか分からずに私は新入生の席からぺこりと頭を下げました。
そんな私にお母さんは微笑んで頷いてくれました。
式が終わり、お母さんは一言、
「中○の卒業式はごめんね、・・・がんばってね・・・。」
と生まれて初めて暖かい言葉を掛けてくれたのでした。
「は・・・はい!」
そのまま、お母さんは仕事に向かいました。
考えてみれば高校進学するにも
「バイトして・・・足りない分は就職してから返しますから・・・。」
とお願いと同時に言ってみたものの、その返事は無く、
黙って入学資金も制服も買ってくれたのです。
本当に嫌っていればきっと怒鳴り返されています。
2年余りの生活でお母さんの気持ちに変化があったのでしょうか。
お母さんもきっかけが欲しかったのだということが私にも判りました。
『あぁ・・・、嬉しい!』
私は浮き立つ喜びを胸に教室に入ってからも、積極的に挨拶をしました。
「お、・・おはよう!わ、私、斉藤麻紀、宜しくね!」
普通の女子高生として大きな声と笑顔で振舞いました。
新生活を迎えようとする周りの生徒さん達も
明るく振舞う私に笑顔で語りかけてくれました。
目に入る景色全てが私には輝いて見えました。
けれど、そんな中、教室の片隅から投げかけられる
3~4人の冷ややかな視線に気づきました。
同じ中学から入学してきた女子生徒さん達でした。
私は勇気を出して同じように明るく声を掛けました。
「・・・・ぉ、おはようっ・・・ま、また、いっしょだね!」
多少、上ずりながら、精一杯の声をあげて笑顔を作って挨拶をしました。
「・・・・ふん・・・・。」
けれど同じ中○校の方たちからは
返事をしていただくことは出来ませんでした。
明らかに不機嫌な形相を浮かべ、私を睨んでいます。
私はその場に立ちすくんでしまいました。
「斎藤さ~ん。こっち、こっち・・・、
これも欲しいんだって・・・・。」
「は・・・はいっ!」
新しく知り合ったクラスメートが
新入生に配られる部活の申請書類を見ながら私を呼んでくれました。
「ご、ごめんなさい・・・!」
私は頭を深く下げてお詫びをしてその場を後にしました。
一瞬、中学の時の頃の虐められる生活を思い返しました。
『・・・だいじょうぶ、きっと・・・。
変わるんだから、ね、麻紀・・・!』
いっしょに部活ガイダンスをうける新しいクラスメートの笑顔を見ながら、
きっと変われることを思い、私自身を励ましました。
けれども不安と共に冷たい目で見つめられたとき、
女の部分の奥底に痺れるような甘苦しい気持ちが甦り、
そこを湿らせたのも私は感じていました。
学校からの帰り道、新しく知り合ったクラスメートと別れ、
物心ついてから初めて、大きな声を出して喋った為に
咽喉の軽い痛みを感じました。
桜の花びらの散る路を一人歩きながら私は思いました。
『お友達が出来るかな、うふ・美香さん、まゆみちゃん、
・・・・一人でも良いから・・・親友って呼べる人、作るんだ・・・。』
私はささやかな夢を描き、今日あった幸せなことを思い返しました。
けれど、それは本当は心の奥底にある淫靡な想いを
覆い隠そうとしている自分に
必死で気付かない様にしているそぶりであることを
私は感じていたのでした。
マゾ奴隷 斉藤麻紀
真性マゾ
こんにちは、私、斉藤麻紀といいます。
いま、高校2年生です。
私、真性マゾ奴隷なんです。
私のお母さんは高校1年生の時、
大勢の見知らぬ男の人たちに犯されて私を身篭りました。
だから、私は自分のお父さんが誰かは知りません。
妊娠が分かった時、
祖父母とお母さんは堕胎することにしたかったのですが、
クリスチャンだった曽祖父母の猛反対で
私はこの世に産まれることができました。
当然ながら心に傷を負い、
高校生だったお母さんに私を育てることは無理でしたので
私は曽祖父母に引き取られ、
お母さんはそのまま祖父母のもとで暮らすことになりました。
それから2年後、
お母さんが高校を卒業する寸前に祖父母は事故で亡くなりました。
お母さんは大学進学をあきらめ就職をしました。
祖父母の葬儀の時に私はお母さんに逢っていたらしいのですが、
幼かった私にその記憶はありません。
その時、私達と一緒に暮らすことも提案されたそうなのですが、
職がある都会で一人暮らしのほうが生活が成り立つとのことで
母と私は、やはり、離れて暮らすことになったのです。
そして私が中学1年生になったばかりのこと曾祖父が亡くなり、
気落ちした曾祖母の世話を私が見るようになりました。
生活費は曾祖母の年金、
曽祖父の貯金で何とかしのぐことができました。
けれど、半年後、曾祖母も追いかけるように亡くなりました。
私の身内はお母さんと遠い親戚だけとなりました。
親族会議が開かれ、結局、私はお母さんに押し付けられたのでした。
お互い10年以上もあったことも無く、
お母さんにとっては暗い過去を思い出させる私を押し付けられたのであって
愛情を感じてくれるはずは有りません。
それでも、お母さんは私を中学、高校へと通わせてくれています。
写真でしか知らなかったお母さんに
私は深い慕情と感謝の気持ちがあるのですが、
引っ込み思案の私はうまくそれを表すことができなくて、
会話の無い母娘関係となりました。
中学1年の2学期の終わりから、
新しい学校に通い始めました。
少人数の田舎の分校に通っていた私は、
大勢の人達とのお話にとまどい、
都会の話題にもついていけず、
なかなかクラスに溶け込むことができませんでした。
だから、私は嫌われないように何を聞かれても、
どんなことでも頼まれれば、
嫌がるそぶりをせず微笑んでそれに応えました。
人に尽くすことは私にとって
それほど嫌なことでは有りませんでした。
相手が誰であれ、喜んでもらえれば嬉しかったのです。
喜んでさえくれれば、私は孤独にならないと思っていました。
しかし、そんな私は知らず知らずの内に虐めの対象になっていました。
裸にされたり、ベルトで叩かれたり、
そんな恥ずかしいことや痛いことをされました。
何故か、私はそういうことをされると
胸の奥からきゅんと甘苦しい気持ちが湧き出てきて、
もっと恥ずかしいことや辛いことをして欲しくなりました。
もともとマゾの資質が私にあったのだと思います。
お友達が欲しかったはずなのですが、
いつの間にか、私は学校のマゾ奴隷となっていました。
今では心や身体にどんな酷いことや涙が枯れるほどに辛いことをされても、
それで皆さまに喜んで貰える事ができるなら、
相手にして貰えることが出来るなら、
それが私の悦び、生きがいと感じることができるようになりました。
こんな私のお話を聞いてくださいますか?
(おわり)
]]>そんな女性は沢山居て、それなりに折り合いをつけて結婚し、子供が居れば少年との接点も生まれ、セックスに結びつかなくても、満たされる事もあるのでしょうが、私みたいに拗らせるだけ拗らせて40歳目前で未だ独身だと接点もなく、妄想の中だけで自分で鎮めるしかありませんでした。
ある日、行きつけの色んな趣味の方々が集まる私が唯一自分を開放出来るバーで
『少年の男娼、『娼年』がお相手してくれる温泉旅館がある』
と私の趣味を知るマスターが教えてくれました。
「マスター、またまたぁ~!そんなのあるわけないでしょ~!」
と言ったら
「ま~、噂の域は出ないけどね、予約サイトで特別室を予約して備考欄に自分が娼年から呼ばれたい呼称を入力すればいいらしいわよ。書かなきゃ普通の宿泊客。そ~ね~、私なら【お姉様】かしら?」
「マスターなら【オネェさま】でしょ?」
と笑いながら飲んでその話題はそこで終わりました。
(またいつものホラだろう)
と思ってましたが、後日気になって検索をしたらその旅館は実在してました。
温泉郷から少し離れた一軒宿で、私の住む街から新幹線と特急を乗り継いで駅からさらにバスかタクシーで20分もかかるような場所でした。
【特別室平日プラン一日1組1~2名様限定】
と銘打ってあるところをクリックすると、
『一泊二食付きお一人様御利用45000円二名様御利用80000円』
の強気な価格設定でした。
(ホラでもいいや、たまには温泉もいいかも)
有給も貯まってましたので、2週間後の金曜日に予約し、備考欄には【お姉さん】と入力しました。
10分もしないうちに返信メールが来ました。
予約の御礼と
『勝手ながら、当日ご案内出来るボーイの紹介と手配が御座いますのでチェックインは15時30分までにお願い致します。料金は御一人様御利用 ボーイ1人につき2時間20000円で御座います』
(ホントにあったんだ!!)
と小躍りしてしまいましたが、
『なお、お好みのボーイが居ない場合でも宿泊料金の返金は致しかねます』
の文字には少し不安になりましたが、
『御了承頂けましたら下記のURLをクリックください。チェックイン前のキャンセル料は一般のお客様と同様ですので宜しくお願い致します』
とあったので了承のクリックをしました。
正直、交通費も合せると総額80000円を超える国内旅行はOLの私の身には高いです。けども、『お金がらみの娼年でも何でもいいから少年の身体を触りたい』この欲求には敵いませんでした。
当日、新幹線と特急を乗り継いで昼過ぎに最寄りの駅に着きました。海岸線が近く、磯の香りがしてきます。
『歓迎 〇〇温泉』
の大きな看板が旅情をかきたてます。
宿からの送迎もあったのですが、私は路線バスに乗り、終点の山腹にある温泉郷まで向かいました。途中に『〇〇村立〇〇小中学校』の看板があり、校庭では体育の授業中なのか男の子たちが元気に走り回ってました。
終点で降りて坂道を登ると5分程度で目的の旅館に到着しました。
和服姿で初老の女将さん直々の出迎えを受け、本館を抜けて、渡り廊下の先にある特別室に案内されました。
数寄屋造りの離れは純和風で居間と大き目の内風呂と露天風呂、どちらも源泉かけ流しです。トイレと洗面室、寝室は二部屋と、あとは何に使うのかわからないキッチンのある建物でした。
女将さんからお茶を淹れてもらい、それを頂きながらタブレットを見せてもらいました。
「本日の登録ボーイ8名で御座います。下は11歳、上は17歳で全員地元の子で御座います」
タブレットの中の娼年達はほぼ全裸。中には勃起させてるコまでいました。
みんな田舎の子らしく、日焼けをして海パンの部分だけ白く残り自慢気におチンチンを見せる娼年が多い中、一人だけ色白で恥しそうに股間を抑えてる子がいました。
『タケル 13歳中1 150#42#p12 全て可』
「この子でお願いします」
「はい、タケルで御座いますね。承知いたしました」
女将さんはタブレットでラインを送るとすぐに返答があり、確認するとラインを閉じました。
「お時間は4時からの2時間で御座います。延長は御座いません。初めてのお客様ですので、これから『注意事項』をお伝えさせて戴きます」
女将さんからは『自己責任においてコンドームの着用』『写真動画等の撮影は一切厳禁』等々あり最後に『ボーイは男女兼用である事を御承知ください』との事でした。
女将さんに20000円を支払い、『出来ればなるべく早く』と伝え、
「それではタケルが参りますまでごゆっくりお過ごしください。失礼存じます」
と部屋の襖を閉じた。
まだ3時半を少し回ったあたり。私は緊張してきたのか喉がカラカラになり、冷蔵庫から瓶ビールを出して飲みました。
ビールを飲みながら窓から見える風に揺れる竹林を眺めてたら呼び鈴が鳴りました。
玄関のドアを開けると詰襟姿の娼年が立ってました。
「はじめまして『お姉さん』。タケルと言います。よろしくお願いします」
はにかむ様な笑顔のかわいいコでした。
「タケル君ね。さ、中に入って」
タケル君を招いてドアをロックしました。
座卓に座らせるとタケル君も緊張してるのか俯き加減でした。
「タケル君も何か飲む?」
「いえ、ボクは…」
「遠慮しないで。コーラでいいよね」
とコーラを差し出すとタケル君はやはり緊張していたのか喉を鳴らして飲みました。
「タケル君はこの仕事長いの?」
「タケルと呼び捨てにしてください。まだ1ヶ月でお姉さんを含めまして4組ぐらいしかありません」
「組?」
「はい、最初は『パパとママ』、次は『お姉ちゃん二人組』、その次は『オジサマ』でした」
「なかなかハードね」
それを聞いただけで子宮が疼いて濡れてるのが自分でわかりました。軽く酔いも手伝ったのでしょう。自分でも驚く程の行動に出ます。
「タケルの体験談、お風呂で聞きたいな。ね、一緒にお風呂入ろ?」
とまだ脱衣場でもないのに、タケルの前で服を脱ぎ始めたのです。
タケルが少し困惑してる中、私はブラとパンティだけになり
「ほら、タケル立ちなさい。お姉さんが脱がせてあげる」
とタケルの学生服に手をかけました。
学生服を脱がす時に感じた『少年の匂い』に理性が完全に吹き飛んでしまいました。
ワイシャツ、ズボン、Tシャツを剥いでパンイチになったタケルは前を必死に抑えてます。
「あら、お姉さんで勃起しちゃった?うれし。恥ずかしがることないのよ。『姉と弟』なんだから」
と手をどかしてボクサーブリーフの上から感触を味わい
「タケルのパンツにシミが出来てる。エッチなコ…。汚すと怒られるから脱いじゃおうね」
一気に手をかけて降ろしました。
ペチン
と勃起したおチンチンはお腹を叩いて露わになりました。
ムワッとする『少年臭』。明らかに大人のオスなんかとは違います。
陰毛とは言えないような柔かそうな毛が根本に少しだけ、そそり勃ったまだ白いおチンチンの先は半分だけ露出した薄いピンク色の亀頭。尿道口からはテラテラと光るものがありました。
タケルを立たせたまま、私は彼の身体に舌を這わせました。おチンチンは握ったままで。
「6時間目が体育で。ホントはいけないんだけど、汗臭いまま来てごめんなさい!!」
「いいのよ。タケルの体、ちょっとしょっぱくていい匂いがして美味しい。お姉さんもっとナメナメしていい?」
首筋、かわいい乳首、まだ無毛の脇の下、脇腹、おへそ・・・とにかく無我夢中で彼の身体を貪ってしまいました。
「タケルのおチンチンは自分でムケないのかな?」
「いえ、手を使えば…」
タケルの手を制して私はタケルのおチンチンを舌で迎えてくわえこみます。
「あああっ!お姉さん!まだボクお風呂にも入ってないのに!」
亀頭と包皮の間に舌をこじいれてゆっくり包皮を下に下げました。まだツルツルとした亀頭の舌触りは格別でした。
私の執拗な舌攻めでタケルは
「お姉さん、もう出る!!」
私の口に大量発射してきました。
何の躊躇もなく喉を鳴らして彼の精液を受け入れました。こんな事するのは初めてです。
口の中と鼻孔が少年臭で満たされ頭がボ~ッとしてしまいました。
「タケルの精液美味しい。今度はお姉さんの脱ぐのを手伝って」
タケルは案の定、フロントホックに手間取り、手をとって教えてあげました。パチッと音をさせると私の胸も露わになりました。
「お姉さんのおっぱいどう?一応Dカップあるんだから」
下乳を手で支えるように持って見せると
「お姉さん、失礼します!!」
と顔を押し付け乳首をしゃぶってきました。
「もう、タケルったら赤ちゃんみたい」
数回の経験でもそれなりにテクニックを習得させられたのでしょう。一見無造作にしゃぶりついてるようで強弱をつけて弱いポイントを確実についてきます。もう膝がガクガクです。
「ねぇ、タケル。パンティも脱がせて」
口から離さずタケルは器用に足首まで降ろします。
「お姉さんのアソコ触ってみて?」
タケルは右手を差し入れます。
「お姉さんのもうグチョグチョです。凄く熱い。ボクで感じてくれるんですね」
嬉しい事を言ってくれます。本当はアラフォーの『オバサン』なのに。
「ねぇ、キスしよ?」
と言い終わるかどうかでタケルが先にキスしてきました。お互いの舌と舌を絡めていらやしい音を立てながら。
もう立っていられないほどタケルにメロメロにされてしまいました。
「お風呂で『洗いっこ』しよ?」
内風呂の洗い場で泡を立てたスポンジで背中からタケルに洗ってもらいます。肩から脇の下や指先まで一生懸命奉仕してくれます。
シャワーで泡を流され
「前を失礼します」
「お願いね」
私は、はしたなく足を少し開き加減にしてタケルに身体を委ねます。
「お姉さんの身体とても綺麗です…。」
「やぁねぇ。お世辞言っちゃって」
「いえ、本当に」
経験した人数も片手、回数は正確に何回だったかなのでさほど身体は崩れていない自信はありますが、面と向かって言われると流石に照れます。
座った彼の太ももに足を乗せて私の足の付け根から爪先まで丁寧に洗ってくれます。
「ねぇ、一番最初の『パパとママ』って?」
「えっとですね、御夫婦でいらっしゃった方でボクがママのに挿れてパパがボクのに挿れるって…ちょうどボクが真ん中で挟まれる形になって…」
「初めてのお仕事でそんなのしちゃったんだ」
「はい。パパのはおっきかったです…パパもママも優しくしてくれました」
洗い終わってシャワーを手にしたタケルに
「そのままでいいよ。今度はお姉さんが洗ってあげる」
とイスに座ったタケルの後ろから泡だらけの身体を押し付けました。
「アッお姉さん!!」
「タケル、気持ちいい?何が当ってるかわかる?」
「はい、お姉さんのおっぱいが当ってます。乳首がコリコリしてて気持ちいい…」
まるで『ソープ嬢』です。年端も行かない娼年相手にこんな事するなんて…。
手のひらで愛撫をするように洗ってあげます。そのたびにタケルは小さく声を上げました。
後ろから手を回し乳首を愛撫します。
「アッ!お姉さんの手、気持ちいい」
手を徐々に下げておチンチンを洗ってあげます。
「そんな風にこねられると出ちゃいそうです」
「ダメよ。男の子なんだからガマンして」
私もタケルもそろそろガマンの限界なので、泡を全部流してから私はタイルの床に寝転び足を開き
「タケル、来て」
「でもここにはコンドームは無いし」
「私の自己責任で両方の同意があったらいいんじゃない?何があってもタケルには迷惑かけないから」
「・・・それじゃ失礼します」
タケルのおチンチンが入ってきた。約8年ぶりのセックス。凄く硬い…。こんな硬いおチンチンは初めてかも。
「タケルのおチンチン、硬い…」
「あッ、ありがとうございます。お姉さんの為にもっとがんばります!!お姉さんの中、キツキツでヌルヌルで気持ちいいです!!」
パンパンパンパンパン・・・
浴室に身体をぶつけ合う音が響いてます。
(スゴい。これ、これなんだ。私が欲しかったものは!!)
大人のオス達からしたらタケルのおチンチンは笑ってしまうサイズでしょうが、私にはこれ以上のない『ご馳走』で、それを全身で受け止め味わってました。
「お姉さん、気持ち良すぎてボクもう、」
「いいよ。タケル。一緒にいこ?」
あああっ~!!
私はアクメの瞬間、無意識に彼の腰を足でがっちりとホールドしてました。
私の中にタケルの暖かいモノ感じました。
二人息を整えてゆっくり引き抜き、私はタケルの前で、はしたなくM字開脚して
「ほら、見て。タケルの精液が出てきちゃってる」
と指で精液を軽く掻き出してました。
私の愛液とタケルの精液にまみれてるおチンチンはギンギンのままで
「綺麗にしてあげるね」
と舐め取ってました。
お互いにタオルで身体を拭き合って、
「寝室でもっと食べさせてね」
とおチンチンを握ってエスコートしました。
「タケルはそのままでじっとしててね」
と仰向けに寝かせたタケルの両足を持ち上げ、『ちんぐり返し』の姿勢にしました。
アナルもかわいいまだツルツルでシワも少ない玉袋も丸見えです。
玉袋をナメたり、口の中に入れて舌で転がしたりすると身体をよじるように感じてくれます。凄く可愛かったです。
「これが『パパ』や『オジサマ』を迎えたタケルのアナルなのね」
と私はアナルにキスを始めました。もちろんこんな事したことありません。舌でなぞったりしてる内にさらに興奮して舌をアナルに差し込みました。
「今日はお尻の準備してなかったから…ああッ!!」
少し生々しい味がしましたがそんな事、もう関係ありません。
タケルのおチンチンをシゴきながら、アナルに舌を出し入れします。
「お姉さん、またイッちゃいます!!」
「もう?タケルはアナルで感じる悪いコなのね(笑)」
シゴく手が早くなります。
「お姉さん!!イく!!」
タケルはちんぐり返しの状態で自分の精液を『顔面シャワー』してしまいました。
私はタケルの顔を綺麗にナメて
「まだ元気だからもう一度いい?」
とタケルに跨りおチンチンを握って亀頭を私のにこすり付けました。
「お姉さんの熱くてグニュグニュしててヌルヌルで…。とてもいやらしくて素敵です!!」
「そんな『食レポ』みたいなコメント言える余裕なんてもうないわよ」
と一気に腰を沈めました。
グチャッ、グチャッ、グチャッといやらしい『咀嚼音』を立てて私のアソコはおチンチンを食べます。身体をくねらせながらあえぐタケルを見下ろすだけで私もさらに感じます。
腰を前後になすりつけるようにすると
「お姉さんの陰毛がゾリゾリして気持ちいい」
と腰を突き上げて私の腰を掴むとさらに押し付ける仕草をします。
「こら、『じっとしててね』って言ったらじゃない!!(笑)」
「だって、あんまり気持ちいいから…もうボクいきそう」
「じゃ、二人同時にせ~の!!イクッ!!」
「お姉さ~ん!!」
またタケルの熱いものが私の中に注ぎ込れました。
内線が鳴り、タケルが電話を取ると
『女将さんからです。あと15分だそうです。御食事は七時半からでよろしいですか?と言ってますが」
私は精も根も尽き果てて寝たままで指でOKサインを作りました。
のろのろと起き上がると、
「二人で洗い流そうっか」
と誘い、二人で湯船のお湯で『色々』を流し、服を着ました。私はこの時点で初めて浴衣を着たらタケルが
「浴衣のお姉さん、色っぽいです」
とはにかんだ笑顔でお世辞を言ってくれました。
二人の『宴』は間もなく終わろうとしています。渡り廊下に続く玄関で学生服を着てスニーカーに履き替え
「今日は優しくしてくれて本当にありがとうございます。お礼ったら変だけど…」
タケルはモジモジしています。
「どうしたの?タケ…あっ!」
私の唇に軽くキスしてきたのです。
「それじゃ、お姉さんさようなら」
と渡り廊下を外れて庭園に出て最後に振り返り大きく手を振って去っていきました。
今日、色んなプレイをしてきた中でそれが一番だったと思います。
7時半になり、女将さんが板前さんと仲居さんを引き連れて三人は正座し、
「本日の『宴』を致したいと存じます。お客様には当館自慢の『焼きたて』『揚げたて』『炊きたて』の『三たて』を御賞味いただきたいと存じます」
ああ、なるほどキッチンはそのためにあるんだ。と思いました。
そこからが『怒涛』でした。
板前さんが手際よく作る仲居さん素早く運ぶこの連携プレーに次々と箸を運ばざるを得なかったです。
普通は泊まる予定の旅館の料理やお風呂はチェックするのが当たり前なのに、『あっち』に意識が全フリされてた事が少し恥ずかしくなりました。
次々と追い立てられるようにお料理を平らげ、仲居さんは片付けを済ませると部屋を出ていきました。
一人ぼっちになり残ったお銚子を空けながら『タケルと一緒に食べたら楽しかったろうな…』
と思ったら涙が溢れました。
『私はタケルに恋してしまった』
親子ほどの年齢差、それどころか彼は『娼年』です。時間で身体を預け抱いたり抱かれたりで報酬を得る仕事。私はそんな彼を好きになってしまったのです。
どうする事も出来ないのはわかってます。そんな自分の分別の無さにただ涙が溢れました。
私は浴衣を脱ぎ捨て、身体を重ねた寝室にタケルの残り香を求めてそのまま寝てしまいました。
翌朝、旅館の駅までの見送りを断って路線バスに乗りました。
『次は〇〇小中学校前』
のアナウンスでチャイムが鳴り、バスは停車しました。
お婆さんが支払いに時間がかかって私はぼんやりと車窓を見てると前の方から大きな画板を肩に掛けたジャージ姿のタケルが歩いてきました。
私は咄嗟に声が出て
「タ…」
でもそこでやめました。
すると歩道のタケルは私に気付いたのか
あの、はにかむ笑顔で微笑して会釈をしてくれました。
と同時にバスは走り出し、タケルと私の距離はみるみる離れたのです。
「これでいいんだ。これで」
ちょっと気持ちが晴れました。
『まだ土曜日の朝、休みは今日を入れて2日もある』
と駅で帰りの指定席は全てキャンセルして旅を続ける事にしたのでした。(終)
拙い長文を最後までお読みいただき感謝します。
]]>『じゃあ、見てていいよ。私がしてあげるから、自分でしごかなくていいからね』
ミクはそんなことを言うと、私のペニスをしごき始めた。私は、柔らかいミクの手の平の感触につい声が漏れてしまう。
『ほら、ちゃんと見てないと。もう、指入れられちゃいましたよ』
ミクは、丁寧な言葉とため口が混じる。ミク自身も、まだどういう風にすればいいのか、キャラが定まっていないのかもしれない。
私は、ミクの言葉に慌てて画面に目を戻した。すると、相変わらず失神して動かないミクのアナルに、チンピラが指を突っ込んでかき混ぜるような動きを始めていた。失神してしまっているせいかもしれないが、ミクは身動き一つしない。ピンクのメイド服に、ツインテールの髪型のミクがうつぶせでこんな事をされていると、未成年の女の子が酷い目にあっているように見えてしまう。
『あんな風にほぐされてたんだ……』
ミクは、そうつぶやいた。失神している時のことは、当然だけどミクも初めて見るのだと思う。
画面の中では、チンピラがミクのアナルを指でほぐし続ける。一本だった指が二本に増える。
「柔らかいアナルだな。姉さんはこっちも素質ありそうだなw」
チンピラは感心したように言う。
「おでのも入るがなぁ?」
マサオも、足りないしゃべり方でそんなことを言う。
「バカヤロウ。また壊す気かよw 一生オムツになるぞ」
チンピラはあきれたように言う。過去に何度か壊してしまったことがあるようだ。肛門の括約筋は、一度切れてしまったら治らないと聞く。私は不安になり、思わずミクの方を見た。ミクは私のモノを手でもてあそびながら、
『大丈夫。壊れてませんから』
と、少し笑いながら言った。
画面に目を戻すと、チンピラの指は三本に増えていた。
『三本も入っちゃうんだ……』
ミクは自分の事ながら驚いたようだ。
「寝てると力まないからほぐしやすいなw」
チンピラが説明的なセリフを言った。私はなるほどと思いながらも、そんなに簡単に三本も入るのかと驚いていた。
チンピラは指を引き抜くと、そのまま自分の指を顔に近づけて観察した。そして臭いまでかぐ。
『やだぁ……』
私のペニスをしごきながら、ミクが恥ずかしそうに言う。
「全然汚れてねーのな。臭いもないし、綺麗なもんだw」
チンピラは感心したように言う。そして次は、自分のペニスにローションを塗りたくり、寝たままのミクに覆い被さるようにする。そしてその立派なペニスを、たっぷりと時間をかけて拡張したミクのアナルに押し当てた。
「じゃあ、初物いただくかw」
チンピラはそんな風に言うと、腰をゆっくり押し込んでいく。ミクはそんな風に後ろの処女を奪われているのに、微動だにしない。
「おぉ、これはなかなかw 後ろも名器だなw」
チンピラは、嬉しそうな感じだ。
私は、愛する妻の初めてを奪われる瞬間を目の当たりにして、ショックを受けるよりも激しい興奮に包まれた。
『イッちゃうの? 私があんな風にされてるのに、興奮してるの?』
ミクは私のモノをしごきながら、少し軽蔑しているような感じで言った。私はミクのその態度にも興奮してしまったようで、自分でもコントロール出来ずに射精してしまった……。
『ふふふ……。本当に興奮してるんですね。まだ始まったばかりですよ』
ミクは、私のモノをしごきながらそんなことを言う。尿道の中に残ったモノも全部絞り出すように、ぎゅぅっと絞るミク。私は思わずうめき声を漏らしていた。
私は、放心状態で画面に目を戻した。画面の中では、いわゆる寝バックでミクが犯され続けている。
「これは凄いわw もうイッちまいそうだ」
腰をガシガシ動かしながら、チンピラが言う。
『こんな風にされてたんだ……。目が覚めたらいきなりイカされて、パニックだったの』
ミクが、自分の手の平についた私の精液を舌で舐め取りながら言う。ミクは、まるっきり淫乱になってしまった感じだ。
『う、うぅ……な、何? うぅああぁアァッ! イ、イッちゃうぅっ! イクっ! イクぅーっ!!』
画面の中で、ミクがパニックになったように叫ぶ。目が覚めて、いきなりイカされたという事のようだ。ミクはさっき、アナルでされた時に体が裂けそうで痛かったと言った。アレはウソだったのだろうか?
「スゲぇなw いきなり尻でイクとかw オラ、もっとイッとけw」
チンピラはそう言うと、さらに力強いストロークを始めた。
『イヤぁっ! こんなっ! ダメぇぇっ! あぁぁっ! あぁーっ! 凄いのぉっ! お尻気持ち良いですぅっ!』
ミクは、痛がるどころか本当に気持ちよさそうに叫ぶ。ツインテールでメイドコスチュームのミクがアナルでイク姿は、酷く現実離れしていてエッチなアニメのようだ。
「どうだ。尻から子宮ド突くと、たまんねーだろw」
『凄いぃぃっ! 本当に凄いのぉっ! 奥が気持ち良いですぅっ! んおぉおっっ! んおぉ(ハート) ひぃっ! ひぃーっ!』
ミクは、我を忘れているような感じであえぎ続ける。
「オラ! カメラに、私はケツでもイク淫乱ですって言えよw」
チンピラが、杭を打ち込むように激しくピストンをしながら言う。
『ミクはケツでもイク淫乱女ですっっ! ゴメンなさいぃっ! あなたぁ、ゴメンなさいぃっ! イッちゃうぅ! 気持ちいいのぉ! あなた、ゴメンなさいぃっ!』
ミクはカメラを見ながら叫ぶ。その顔は、私では絶対に見ることの出来ない顔だ。快感で、こんなにもとろけた顔を見せるミク……。私では、ミクをここまで狂わせることは道具を使っても無理だと想う。
すると、ミクがいきなり再生を停止して、
『ねぇ、あなた……。ベッド行きましょ?』
と言いながら、私の手を引いて寝室に向かう。私は嬉しさに胸が躍り、下半身剥き出しのままで寝室に向かった。
ミクは寝室に入ると、全裸になってベッドにうつぶせで寝転がる。そして、お尻を左右に広げるようにしながら、
『あなたもこっちに入れて下さい……』
と、興奮した様子で言った。私は、チンピラに負けてたまるかというような気持ちでミクに覆いかぶさった。さっきの動画のように、寝バックでミクの後ろの穴にペニスを押し当てる私。コンドームも何もつけていない状態だ。
ローションもなにもなしで大丈夫かな? と、一瞬よぎったが、ミクのアナルは少し開いた感じで、なおかつヌルヌルに濡れていた。私は、もしかしたらこれはローションではなく、あいつの精液なのかなと思いながら、嫉妬と興奮の中、腰を突き入れていった。
ミクのアナルは、ほぼ抵抗感無くすんなりと私のペニスを受け入れていく。そのまま一気に根元まで入ってしまった。挿入の時の肛門辺りこそきつめの締めつけを感じたが、そこを越えてしまうとほぼ無感触になってしまった。
『入った? あなたの全部入りましたか?』
ミクは、丁寧な言葉とそうではない口調が混じった変なしゃべり方になっている。ミクの中でも、まだ迷いのようなモノがあるのだと思う。
「入ったよ……。痛くないかい?」
私は、自分で聞いておきながらバカな事を聞いたなと思った。あのチンピラのものを受け入れた穴が、私のものごときで痛みを感じるはずもない。
『大丈夫です。それよりも、もう少し押し込んで平気です。遠慮しないで下さい』
ミクは焦れたような口調で言う。私は、わかったと言いながら、なんとか少しでも押し込もうともがいた。でも、ただでさえ奥まで入れづらい寝バックの体位で、これ以上はまったく無理な感じだ。
「ゴメン……。これが精一杯だよ……」
私は、情けない気持ちで言った。
『……仕方ないですよね。でも、本当でした。届かないと、全然感覚が無いんですね。あなたはどうですか? 気持ち良いですか?』
ミクは不思議そうな感じで言う。
私は、正直にほとんど感触がないことと、気持ちよくないことを告白した。
『どうしますか? 前の方で続けますか? それとも、ビデオの続きを見ますか?』
私にアナルに挿入されたまま、まったく普通な感じで言うミク。チンピラのモノを入れられたミクは、半狂乱のような感じであえぎ続けていた。私のものなど、入れても感触すらないのかもしれない。
私は、本当は前で続けたいと思っていたが、前に入れても無感触だったらと思うと怖くて言えなかった。チンピラとマサオの巨根で広げられてしまったら、きっとそうなるはずだ……。そんな思いを振り払えなかった。
私は、ビデオの続きを見ると言った。するとミクは、
『じゃあ、ここのテレビにつなげて見ましょうか?』
と言った。私は、もうすっかりとミクにコントロールされている感じになってしまい、ただうなずいた。
そしてセッティングして再生が再開されると、寝室の大きな画面にミクの痴態が映る。ミクは寝バックでアナルをガンガン突かれ、何度も何度もイカされている。初めてのアナルで、膣と同じくらい……いや、下手したらそれ以上に感じてしまっているミク。
『やっぱり、あれくらいの長さがないとダメなのよね……』
と、ささやくように言うミク。悪気はないのかもしれないが、私はその言葉で泣きそうになってしまった。
「よし、このままじゃイッちまいそうだから、姉さん上になれよ」
チンピラはそんなことを言うと、雑にペニスを引き抜いた。
『ううぅふぅおぉっ!』
ペニスをアナルから引き抜かれ、そんな声を漏らしてしまうミク。身体もガクガクと震えている。
私の隣のミクが、
『抜かれた時、すっごく深いイキ方しちゃったの。頭が真っ白になって、まぶたの裏がチカチカしたのよ(ハート)』
ミクは、うっとりとした顔で言う。たぶん、その快感を思いだしているのだと思う。私は返事をすることも出来ず、ただ画面を見続けた。ペニスが引き抜かれると、カメラがミクのアナルをアップにする。
マサオは足りない感じだが、こういう気は回るようだ。ミクのアナルは、ポッカリと穴が空いた感じになっていて、ヒクヒクとうごめいている。こうやって、ミクの身体が変わっていってしまうのかと思うと、私は絶望感を感じながらも動悸がするほどの興奮を覚えた。
『どちらに入れればいいですか?』
画面の中のミクは、そんなことを言いながらベッドに寝転がったチンピラの上にまたがる。
「好きな方にしなw」
チンピラがにやけながら言うと、ミクは待ちきれなかったように腰を降ろしていく。
そして、自分のアナルにチンピラの巨根をあてがうと、そのまま腰を降ろしていく。
「やっぱりケツかよw」
チンピラがからかうように言う。私も、まさかミクが自らアナルに入れるとは思っていなかったので、言葉も出ないほど驚いた。
『うぅ、おぉおぉふぅ、あぁっ(ハート)』
ミクは自らアナルに入れながらうめく。その様子を、カメラは上手に撮している。ズブズブと入ってくペニスや、とろけた顔のミクの顔……。それを、上手く切り替えながら撮し続けるマサオ。足りないしゃべり方をしているが、思っているほどバカではないのかもしれない。
「姉さん、気持ちいいのかい?」
チンピラは頭の後ろで手を組んだ、リラックスした姿勢でミクに聞く。
『気持ちいいです。さっきより奥に入って、子宮がギュッと押されてますぅ(ハート)』
ミクは、とろけた顔で声を震わせながら答えた。そしてミクは、腰の上下に動かし始めた。
『すっごくカチカチになってるね』
ミクは私のモノを握りながら、イタズラっぽく言う。
『私がアナルセックスしてるの見て、どうして興奮するの?』
ミクはさらに私のペニスをしごきながら言う。
「ゴメン……。ミクが狂わされてるの見て、興奮しちゃうんだ……」
私は、質問の答えになっていない答えを口にする。
『私のこと嫌いになってない? お尻でイッちゃう女だけど、軽蔑してない?』
ミクは少しだけ不安そうな顔で言う。でも、イヤらしい手こきは続けたままだ。
私は、嫌いになってもいなければ、軽蔑なんかもしていないと答えた。
『この後もっと凄いけど、まだ見る?』
ミクはそんなことを言う。画面の中では、ミクが必死で腰を上下に動かしている。そして、気持ちよさそうなあえぎ声が聞こえてくる。
私は、ほとんどノータイムでまだ見ると答えた。
『そう言うと思った。もっと興奮させてあげるから』
ミクは私に挑発的に言う。
「おぉ、姉さんのヤバいな。もうイッちまう。オラ、今度は前に入れろ」
チンピラはミクにそんな命令をする。
『え? 前ですか? このまま続けちゃダメですか?』
画面の中のミクは、少し不満そうに言う。
「安心しろってw ちゃんとケツに入れてやるからw 俺じゃなくてマサオがなw」
チンピラは意地悪な感じで言う。
『そ、そんな……。無理です……。あんなに大きなの、壊れちゃいます!』
画面の中のミクが、怯えたように言う。
「安心しろって。姉さんのなら、ちょっと頑張れば入るからw」
『でも……』
「とか言いながら、スゲぇ締め付けてるぞw 興奮してるんだろ? 想像してみろよ。あの太いのがケツに入って子宮をド突くところw」
『そんな……。あぁ、ダメぇ……』
ミクは想像して興奮してしまったような感じだ。
「まぁいいやw ダメならこのままイカせてくれや」
チンピラはにやけながら言う。
『うぅ……。わ、わかりました……』
ミクはそう言うと、そのままチンピラのペニスをアナルから引き抜いた。さっきと同じように、抜く時にうめくような声を出すミク。
そしてそのまま立ち上がり、ミクはまた腰を降ろしていく。今度は前の方に入れていくミク。さっきまでアナルに入っていたことなど、気にもしていないようだ。汚れてしまう……。大腸菌が……。そんなことを気にしてしまう私は、本当に小さな人間なんだなと思った。
『うぅ、ふぅ(ハート) アァッ! 奥、凄いぃ……』
ミクは生でペニスを膣に収め、気持ちよさそうな声であえぐ。
「やっぱり緩くなってやがるなw マサオのマジでデカすぎだろw」
チンピラが笑いながら言うと、
「おで、ケツに入れでいいのが?」
と、マサオが聞く。
「おぉ、いいぞ。カメラ適当においてこっち来いよ」
チンピラがすぐにそう言うと、
「わがっだ!!」
と、無邪気に喜ぶマサオ。そしてカメラが置かれて固定アングルになる。
とある会場に集まった千人を超える観客。
その舞台に、今カリスマ美人催眠術師として活躍する引田天子がショーを繰り広げていた。
「ピーピー! ピーピー!」
「はい!」 (パチン)
「はっ、あたし、今」
「あなたは今、鳥になっていたのよ」
天子の見事な催眠術に会場から拍手が送られる。
「キャー! 天子さん素敵~!」
「彼女に掛かれば、誰でも操り人形にされちゃうわね」
会場は、ほぼ九割が天子に憧れる女性客たちで占められていた。
そんな中、
「へっ、どうせ芝居でもさせてんだろ!」
「とんだイカサマ催眠術師だぜ!」
と、いちゃもんを付ける声が上がった。
声の主は中学生の男の子二人。
「フッ、必ずいるのよね、そういうこと言う人。 そう、じゃあ自分自身で確かめてみたら?」
「俺たちが?」
「そうよ、舞台へどーぞ」
「よーし、俺たちで化けの皮を剥がしてやろうぜ」
「おう!」
舞台に上がった男の子二人に、会場からブーイングが上がる。
「二人とも掛からない自信があるみたいだけど、今まで催眠術を掛けられたことはあるの?」
「ないけど」
「やっぱりね、そんな根拠のない自信振りかざしてると痛い目見るわよ」
「さっさと掛けてもらおうか」
「それじゃ二人とも目を瞑って」
天子は、目を瞑った二人の頭を軽く揺さ振った。
「はい! 目を開けていいわよ」
二人が目を開けると、
「ほら、もう掛かっちゃったわ。 目を見れば分かるのよ」
天子の言葉に、会場から歓声が沸く。
「じゃあ先ずは、私に暴言を吐いた罰として、二人には豚にでもなってもらおうかしら。 さあ、君たちは豚よ!」
「ブヒ! ブヒ! ブヒ!」
男の子二人が豚の鳴き真似を始めると、会場から大歓声が上がる。
「はい、次は猿よ!」
「ウッキー! ウッキッキー!」
「お次は犬!」
「ワン! ワンワン!」
「はい、お手!」
「キャハハハ!!」
天子の言うとおり、次から次へと動物の鳴き声や仕草を真似する男の子二人に、会場は大爆笑。
「じゃあ最後に、この会場は女性が多いみたいなので、フフッ、とっておきのショーをご覧にいれるわ」
天子の言葉に、会場が一瞬静まり返る。
「じゃあ君たちは5才児で、私はお母さん。 さあ二人ともお風呂に入りなさい!」
すると二人は、おもむろに衣服を脱ぎ始めた。
その行動に、会場は大盛り上がり。
男の子二人は、何の躊躇もなく衣服を脱いでいった。 本当に5才児のように。
そして二人がパンツを脱いだ瞬間、会場から今日一番の歓声が上がる。
「あら~、二人とも、おチンチンの方は本当に5才児みたいね」
天子がそう言って、男の子たちのおチンチンを携帯カメラで撮った。
一部の男性客から、やり過ぎだという声が上がったが、九割を占める女性客たちの歓声に掻き消された。
そして暫くの間、男の子二人は、大勢の女性たちの前に全裸フルチン姿を晒したのだ。
「じゃそろそろ催眠術を解いてあげるわ。 どんな顔するか楽しみね~」
(パチン)
天子が指を鳴らすと、男の子二人が我に返る。
「はっ、えっ、わあああああ!!」
二人は、自分たちが素っ裸なのに気付くと、慌てて股間を両手で隠した。
その仕草が面白かったのか、会場は大爆笑。
「どう? 私の催眠術、これで信じてもらえたかしら。 これが芝居なら君たち露出狂ね」
天子の言葉にまたまた会場は大爆笑。
男の子二人は、脱いだ衣服を掻き集め、逃げるように会場を出て行った。
ショーは最高潮に盛り上がり、会場からは天子に拍手喝采が送られた。
夫の智から連絡が入ったのはついさっき。
ちょうど買い物を終えたところだった。
(もう、夕飯用に色々買っちゃったのに…。)
ぶつぶつ独り言をいいながら夫にメールを返した。
23時をまわったころ夫が帰宅した。
私「おかえりー。浩二さん元気してた?」
智「ただいま、うん、元気そうだった。店もようやく軌道に乗ってきてるみたいだよ。」
浩二さんは私と夫の元上司。
結構年上だけど大人の魅力があって仕事も出来たから女子社員からは結構人気があって私も少し憧れていたことがある。
今は退職して自分の店を開いているらしく夫もオープンの手伝いに駆り出されていた。
もう少し浩二さんの話でも聞こうかなと思ったとき夫が話し出した。
智「そういえばさ、うちの会社の三井さんって覚えてる?」
(三井さん…。よく知っている名前…。)
私「三井さん?うん分かるよ。デザイン部の人だよね。辞めたんじゃなかったっけ?それがどうしたの?」
智「浩二さんが前に飲んだことあるらしいんだけどその時麻琴の話題が出たんだって。」
私「へぇそうなんだ。」
智「三井さんがあの子可愛いくていい子だって褒めてたらしいよ。結構話したことあるの?」
……何故急にその人の名前を出してきたのか私は内心気が気じゃなかった。
つい何時間か前にもその人からメールがきていて返信するべきかどうか頭を悩ませていた所だ。
三井『久しぶり~!元気?夫婦生活うまくいってんの?会えなくなっちゃって淋しいよ~。今度飲みにでも誘っていい?あっそういえばこの間転職した会社が人手不足だから良かったら働いてみない?』
友達からなら返信するのも簡単な内容だけどこの人はそうじゃない。結婚前まで働いていた職場の人で、かつて私が浮気して身体を許した相手。
夫は私が浮気したことは知らない。
でもメールの相手をあまりよく思ってないから下手に相談もできなかった。
その人の話題を出されて私は動揺を隠すのに必死だった。
(もしかして何か知ってるの?)
私「まああの人って誰にでも話しかけるからね。そんなことより今日お義母さんから電話きてね。………」
適当な話題ではぐらかせようとしたけどうまく誤魔化せたかな?
そのあとは三井さんの話をしてこなかった。
今日急に夫が三井さんの話をしてきたのを聞いたら
下手にメールを無視して怒らせれば誰かに言いふらしたりするかもしれないと思って当たり障りなく返信しておくことにした。
今日は夫と元上司のお宅に招待されている。
あちらのご夫婦と私たちでお酒でもって誘われたらしい。
私は浩二さんの奥さんとは面識がないので少し緊張していた。
浩二「麻琴ちゃん久しぶりだね。」
ご夫婦が出迎えてくれた。
私「ご無沙汰してます!すみません夫婦でお邪魔しちゃって。」
浩二「全然だよ。結子も久しぶりにお客さんきて喜んでるよ。なあ結子。」
結子「はじめまして、聞いてた通り可愛い奥様ねぇ。じゃあキッチンで盛り付け手伝ってもらおうかな?」
私「はい、お邪魔します!」
結子さんは女の私から見ても綺麗でスタイルも良くて羨ましいくらいだ。
料理を手伝うと言ったものの結子さんはとても手際がよくてほとんど役に立てなかった。
出来た料理をリビングに運ぶと男性2人はもう飲み始めている。
結子「じゃあ私たちも頂きましょうか?」
私「はい、いただきます。」
席に着いて部屋を見渡すと改めて大きな家だなぁと思った。
私「すっごく素敵なお家ですよねー。私もこんな家に住みたいなぁ。」
結子「古い家をリノベーションしただけだからあちこち傷んでるし不便なところもあるのよ。夏なんかエアコン無しじゃ暮らせないしね。」
智「でも流石ですよね。内装かなり凝ってますよね。
浩二「まあな、そこには1番金かけてるよ。」
私「うちも早く家買おーよ。アパートだと好きに出来ないもん。」
智「じゃあ頑張って貯金しないとな。節約は任せた。」
私「いっぱい稼いでくれれば話は早いんだけど。」
嫌味っぽく言ったからか夫は黙ってしまった。
夫も仕事はできる方だった。
だから浩二さんにも信頼されて可愛がってもらっている。あとで謝っておかないとなぁ。
お酒もだいぶすすんで私も結子さんとの気まずさはもうなくなっていた。
浩二さんも結子さんもリードがうまいからだろう。
ふと結子さんを見ると少し顔が赤くなっててエロチックな雰囲気たっぷりで子供っぽい自分がなんか恥ずかしいくらいの魅力だ。
夫が目線を結子さんに送ってるのがちょっと悔しかった。
そんなことを考えていると浩二さんが、
「今日泊まっていったら?」
と言ってくれた。
たしかにこれから帰るのは面倒だったけと夫は明日珍しく日時出勤だと言ってたのでお断りしなくては。
浩二「明日日曜日だしいいだろ?」
結子「そうだね。結構飲んでるから心配だし、部屋はあるから遠慮しないで大丈夫よ。」
私「でも主人ご明日仕事なんですよ。」
智「そうなんですよー。まあ午前中だけなんですけどここからだと遠いんで。」
浩二「じゃあ麻琴ちゃんだけ泊まれば?1人で寝るの怖かったら一緒に寝てあげるよ~笑」
結子「おじさんは1人で寝てもらって私と女子トークしようよ。」
さすがに初対面の人と一緒に寝るのは気が引ける…。
私は智に助け舟を出してもらおうと視線を送った。
智「じゃあそうさせてもらえば?明日仕事終わったら迎えにくるよ。」
浩二「うん決まり~。」
(もう、なんで勝手に決めちゃうのよ!)
いつもなら一緒に帰ろうと言ってくれるのに…。
少し腹が立ったけど仕方ない。
麻琴「じゃあそうさせてもらおっかな?ホントにいいんですか?」
結子「もちろん!お風呂も一緒入っちゃう?笑」
結子さんが嬉しそうでよかった。
「じゃあ明日迎えに来るから」
そういって夫は帰っていった。
なんとなく親戚の家にひとりで泊まった時のことを思い出して少し寂しい気持ちになってしまった。
夫が帰ったあと結子さんと2人でお風呂に入ることになった。さすがにお断りしたけどどうしてもって言われたしお風呂を見たらすごく広くてこれならいいかって思って一緒に入った。
私「こんだけ大きいともう外のお風呂行かなくてもいいですねー。」
結子「でも洗う大変だよ。ひとりだと寂しーく感じるし。普通のお風呂でいいのになぁ。」
私「じゃあ浩二さんがお風呂好きなんですか?」
結子「うーん、何人かで入るの想定して作ったからね。」
何人か?
あぁ、もしかしてお子さんの事かなぁ…。
悪いことを聞いてしまったと反省…。
ガチャッ
「俺も入れてーー笑!」
扉が急に開いて浩二さんが乱入したので私はびっくりし過ぎて心臓が飛び出るかと思った。
結子「ちょっと!なにやってんのよーー!」
私「きゃー」
浩二「いいだろー別に。ねぇ麻琴ちゃん?」
結子「ばかじゃないの?もう…。はい出てって!」
そう言われて浩二さんは寂しそうに出ていってしまった…。
私「あーびっくりした笑。」
結子「ホントごめんねぇ、若い後輩が来てくれたもんで嬉しかったんだと思う笑。」
浴槽の縁に腰掛けてた私は思いっきり見られちゃったし、思いっきり見てしまった…。
お風呂から出ると夫からメールがきている。
智『家に着いたよ。飲み過ぎて迷惑掛けないように!明日すぐ迎えに行くからね。おやすみ。』
夫は明日仕事なのにお風呂ではしゃいでしまって少し罪悪感…。
いつもメールは素っ気ないと言われてしまうので少し甘えたメールを送っておくことにした。
智『おかえり!さっきお風呂出たところだよ。素敵なお風呂だったー。明日お仕事がんばってね(ハート)』
髪を乾かしてリビングに戻ると結子さんがまた軽いおつまみを作っていてくれて浩二さんはウイスキーを飲んでいる。
浩二「おっ、さっきはごめん!結子に怒られちゃったよ笑。」
私「もうびっくりしましたよ笑。あっ結子さん!パジャマありがとうございます!」
結子「そんなのしか無くてごめんねー。若い時のならブカブカじゃないかなって思ったから。」
結子さんが貸してくれたのは人気ブランドのパジャマで胸元の緩い少しセクシーなやつで家では着ないタイブだ。
私「いいえ、すごく可愛いです!」
浩二「それ俺が選んであげたんだよ。そういうの結構好きでね。」
私「趣味いいんですねー。うちパジャマなんてなんでもいいと思ってると思いますよ。」
浩二「若いからすぐ脱がしちゃうし興味ないんだろ」
結子「またそんなこと言っておじさんぽい。」
浩二さんは会社では渋いイメージだったけど家だと結構ひょうきんなんだなぁ。
浩二「じゃあ寝る前に少しゲームでもやるか。飲み会とかでたまにやるやつがあるんだよ。」
私「おっ、いいですね。どんなゲームですか?」
浩二「カードを順番に引いていってJOKERを出した人が罰ゲームをする。」
ゲーム自体は単純なもので、あらかじめ決めておいた
お題をJOKERを引いてしまった人が言わなくちゃいけない。
ゲームが始まって順々にカードを引いていくと私がJOKERを出してしまった。
浩二「はい、じゃあ麻琴ちゃん罰ゲームね」
最初お題は始める前に浩二さんが決めた、
【子供の頃にやった人に言えない悪いこと】
簡単な内容だけど意外と思いつかないものだ。
私「んーと、じゃあ…、友達の漫画に落書きをしました。」
浩二「OK!じゃあ次のお題は負けた麻琴ちゃんが決めていいよ。」
大したこと無さすぎてダメって言われるかと思ったけどこんな感じでいいらしい。
私「それじゃ次のお題は………
しばらくゲームを重ねるうちに3人ともなるべく答えにくい質問を出すようになっていく。
【異性と付き合ったのは?】
【初恋の人の名前は?】
【あそこに毛が生えたのはいつ?】
中学生がやりそうなゲームだけどお酒が入っているからか意外と盛り上がって質問もだいぶエスカレートしてきた。
結子「じゃあ次はね、【経験人数は何人?】!」
浩二「おっ、ついにきましたねー。」
こういうイヤな質問に限って当たってしまうもので
私がJOKERだ。
結子「ごめーん、麻琴ちゃんになっちゃった笑。
私「引いちゃう気がしたんだよなぁ…。」
浩二「はーい正直に答えて!どうぞ!」
私「…4人です。」
浩二「ほんとぉ?意外と少ないんじゃない?」
結子「ね。麻琴ちゃんならもっといるかと思った。」
私「そう言われるとなんか恥ずかしい…。」
浩二「よーしじゃあ最後の質問にしようか。さっきが経験人数だったから次は……
【パートナー以外とセックスしちゃった人数】
その質問に思わずドキッとした。
たしか夫は浩二さんが三井さんと飲んだことがあるって言っていた。
浩二さんは実は何か知っていてこの質問にしたんじゃないだろうか。
私を試しているならどう答えるのが正解なのか…。
浩二「最後だからJOKERを引けなかった2人が罰ゲームってことにしよう。」
負けなければいい。
JOKERを引けば…。
浩二「よっしゃー!結子と麻琴ちゃんねー。」
案の定負けてしまった…。
しかもまさかと思ったが目の前に旦那さんがいるのに結子さんが先に浮気した人数を話しだした。
しかも3人も…。
浩二さんが笑いながら聞いていたので嘘なんじゃないかと思ったけどどうやら本当みたいで私はもうパニック寸前になっている。
結子「じゃ次麻琴ちゃんどうぞ!」
麻琴『どうぞって言われても私ないですよぉ。』
浩二「そんなことないだろー?1回くらい誰でもあるもんだよ。なぁ?」
結子「そうだね、麻琴ちゃん可愛いんだからあっても全然驚かないよ。私も恥ずかしいの教えちゃったんだし麻琴ちゃんのも聞きたいなぁ。」
結子さんにそう言われると言わないのは悪い感じがして弱い。
私「……ちょっとだけ…。」
結局2人に押し切られてそう答えてしまった。
浩二さんは誰といつ?って追及してきたけどそこは結子さんが助けてくれて逃れることができた。
さすがに三井さんと浮気したとは言えない…。
その後結子さんと私は寝室に、浩二さんはソファで寝ることになった。
結子さんは女子トークができるのが嬉しいみたいではしゃいでいて年上なのに可愛い。
寝室では結子さんと横になりながら話をしていた。
女同士の秘密ってことで、思わずなんでも話したくなっちゃう。
やっぱり結子さんの浮気のことは本当みたいで、それを許した浩二さんも凄いと思う。
たぶん智だったら大変なことになるだろう。
それからは私のしてしまった浮気の話をした。
姉のように優しく聞いてくれるからか私は聞かれたことに素直に答えていく。
私は話をしながら三井さんの強引なキスや夫とは違う荒々しくて激しいセックスを思い出して下半身が熱くなってしまっていた。
今この場に三井さんがいたら拒む自信はない。
むしろ私から誘ってしまうかもしれないと思った。
結子さんに「エッチな顔になってるよ」って言われて見透かされてるようですごく恥ずかしくて初対面の人なのにぶっちゃけ過ぎたことをちょっと後悔した。
結子「でもさ、ちゃんとお別れできたなら偉いよ。それだけ智君がいい旦那さんってことだね。明日いっぱいエッチしてもらうんでしょー?」
私「…どうですかねぇ笑」
結子「あーなんかムラムラしてきちゃったなぁ。麻琴ちゃんに襲いかかっちゃうかもよ笑。」
私「きゃー笑。もう寝ちゃおー。」
そんな感じで女子会は終わった。
眠りについてどれくらい経ったのか。
私は尿意を感じて目を覚ました。
(さすがに飲みすぎちゃったかな。)
トイレに行こうと身体を起こして気がついたのだけど
横に一緒に寝たはずの結子さんがいなかった。
(あれ?もしかして結子さんもトイレかな?)
1階にあるトイレへ向かおうと廊下に出てみると階段の下から灯りがさしている。
(やっぱり結子さんもトイレなんだ。)
ソファで寝ている浩二さんを起こさないように静かに階段をおりていく。
すると微かに何か声が聞こえた。
(アッ アン アッ …)
(え?)
私は硬直してしまった。
(浩二さんたちエッチしてる…?)
階段の途中で聞き耳をたてる。
(アッアッ アッ アン)パンパンパン
女性の喘ぎ声と何か打ち付けるような音…。
間違いない。
2人がセックスしていたのだ。
(気まずいところに出くわしちゃったなぁ…。)
寝室に戻らなきゃ。
…でも結子さんのエッチな声…。
もう少し近くで聞いてみよう…。
階段をゆっくりと降りてリビングに向かった。
(あっ! )
リビングのドアが10cmくらい開いている。
(さすがにまずいよなぁ…。でも少しだけ…。)
ドアの隙間から覗くと浩二さんが結子さんに覆い被さるようにして腰を打ち付けている。
「あっあっ 気持ちいいよ あっあん」
「あぁ俺も気持ちいい…。」
「あん あっあっあっ奥すごい!」
…初めて見る他人同士のセックス…。
気持ちよさそうな結子さんの表情はさっきまでとは別人のようだ。
それに…その結子さんに出し入れさせているアレは少し離れたところから見ているのに凄いと思った。
お風呂で見てしまったときも(おっきい)と思ったけど今はまた別物のよう。
…私は釘付けになっていた。
気がつくと下腹部は痛いくらいジンジンしている。
気持ちよさそうに喘ぐ結子さんが恨めしく思えるくらいだ。
その時、ふたりが体勢を変えるためか起き上がったのを見て我に帰り慌てて階段を登り寝室に戻った。
(すごいの見ちゃった…。)
ベッドに横たわって布団を被り目を閉じても今見た光景がはっきりと蘇ってくる。
下着の中は触らなくても分かるくらいビショビショになっている。
そういえば何日もしてないから欲求不満なのかもしれない。
(今から帰って智にしてもらいたいなぁ。)
その夜は結局朝方まで寝付けなかった。
「おはよう。」
「あっ、おはようございます。」
ほとんど眠れなくてボロボロな状態の私とは反対に結子さんは爽やかだった。
(あなたたちのせいで眠れなかったんですけど!)
心の中でボヤきながら体を起こし身なりを整えリビングに入るのと朝食が並んでいてさっきまで淫らなことが起こっていたソファには浩二さんがいて新聞を読んでいる。
まあふたりにとっては自宅でのいつものことなんだろうけど見せつけられたこっちの身にもなって欲しいものだ。
「お客様なのに見送ってあげられなくてごめんなさい。また絶対遊びに来てね!それじゃ行ってきます。」
朝食を食べたあと結子さんはそう言って出ていった。
昨日は聞かされてなかったけど用事があったらしい。
私に気を遣わせないようにしてくれたんだろう。
浩二「智が来るまでは勝手に好きなように過ごしてもらって構わないからな。」
智が迎えに来るまでは3時間くらいある。
何もしないのは悪いと思ってお風呂掃除とかリビングの掃除機でもと浩二さんに申し出たのだが断られてしまった。
浩二「そんなこといいからこっち座りなよ。」
私「ホントにいいんですか?なんかすみません。」
浩二「いいのいいの!麻琴ちゃんにやらせたのバレたら結子に怒られちゃうから。それより昨日は結子と仲良くしてくれてありがとね。」
私「いえいえ!私の方こそ!」
浩二「結子すごく嬉しそうにしてたなぁ。あの後も遅くまで話してたんだって?」
私「はい、色々話聞いてもらって。ホントのお姉ちゃんみたいな感じで結子さん大好きになりました。」
浩二「そうか、ならよかった。でも寝不足でしょ?」
私「まあちょっとだけ笑。」
浩二「そうだろうね。で、どうだった?」
私「え?何がですか?」
浩二「俺たちのセックス」
私「えっ!??!?」
浩二「見てたよね?どうだった?」
(見てたのバレてたの?それともからかわれてる?)
私「いや、あのぅ、私は…
浩二「あはは笑。いいんだよ、怒ってるわけじゃないんだから。感想を聞きたいなと思って。」
私「…いや、それは…、すみません。」
浩二「可愛いなぁ麻琴ちゃんは。もしかして人の見るの初めて?」
私「……当たり前です。」
浩二「そっか初めてがこんなおじさんとおばさんじゃキツかったよなー。」
私「いいえ!そんなこと…ないですけど…。」
浩二「そりゃよかった。でどうだったの?感想としては。
私「えぇっと…おふたりとも激しかったというか…。」
浩二「少しは興奮してくれた?」
私「………それはどうなんですかねぇ笑」
本当は興奮していたけどそんなこと言えるわけもなくて誤魔化そうとしていた。
浩二「本当は一緒にしたかったんじゃないの?」
私「いやいや笑。何言ってるんですか!朝からお酒飲んでるんじゃないですかぁ?笑。」
そこまで言ったとき浩二さんが抱きついてきた。
私「えっ、ちょっと待ってください…!どうしたんですか笑?」
浩二「いいだろ?」
私はソファに倒されて浩二さんは無言で胸をまさぐってくる。
私「ちょっ、待って…ください!ダメですって…。」
ワンピースを捲し上げられ脚の間に膝を入れられ股を開かれると下着の中に手を入れようとしてくる。
私「あっ、そんな…ホントにダメです!手入れないでください!」
浩二「ほら、もうこんなに濡れてるよ。」
私「それは違うんです!」
濡れていたのはわかっていた。
夜からずっとエッチな気分にさせられていたし、今もふたりのセックスを思い出してしまっていたからだ。
浩二「我慢してたんだろ?風呂でも俺のチンポ見てたの気づいてたよ。」
クリトリスを激しく撫でられてピチャピチャと卑猥な音が聞こえる。
私「ホントに…あっ…だめ…なのにぃ…あっ」
浩二「ほら見てごらん。これが欲しかったんじゃない?」
いつのまにか浩二さんはパンツを下ろしていて昨日見た大きなモノが見えた。
私「それだけはダメです!結子さんを裏切りたくない!」
その時私は夫よりも結子さんのことが頭をよぎっていた。
浩二「結子は大丈夫。ほら入れるよ。」
腰を押し付けてくる。
入れられないように身を捩って抵抗したけど私の入り口に浩二さんの先が付いたかと思った瞬間…
私「あ゛あっ!」
一気に深く入ってくるモノに全身が震えた。
こんなにキツくて深い挿入感は今までになかった…。
浩二「すごいヌルヌルだよ。」
私「お願い…抜いて…んっ…ください…。」
浩二「もう無理だよ。それに麻琴ちゃん、もう抵抗してないよね」
そういってゆっくりと出し入れを繰り返される。
私「んんっ、もうやめましょ?…んっ…。」
浩二「無理しなくていい。麻琴ちゃんのマンコ、すごく締め付けてる…。感じてるのわかるよ。」
卑猥な言葉を耳元で囁かれて私の中がきゅんっとなってしまう。
でも感じているのを認めたくなかった。
結子さんに申し訳ない。
口をぎゅっと閉じて快感に流されないように堪えた。
私「……んっ……やめて…おねがい…ん…」
浩二「麻琴ちゃんのマンコにいつか入れたいって思ってたんだ。嬉しいよ。」
私「…うっ…んっ…私はうれしく…ない…」
そんな私の言葉が気に障ったのかどんどん力強く深い挿入になってきた。
私「…はっ…うっ……そんな…深いの…うんっ!」
浩二「ここがいいんだ?」
私「……ち、ちが…あん!…いや……あっあっ」
浩二「いい声になってきたね。麻琴ちゃん可愛いよ」
私「…ああっ…んっ…あっあっあっ…」
(だめだ…もう我慢できないかもしれない。)
そう思ったのを察したのか今までよりも奥深く力強く入ってくる。
私「…あん…あっ…ああん…奥…だめなのにぃ…!」
浩二「逝っていいぞ。ほら!」
私「あっ!あっ(ハート)あっ!…もう…だめ…!あああっ!」
逝かされてしまった…。久しぶりのセックスだからだろうか…こんなに早く逝ったのは初めてかもしれない。
浩二「ふぅ…。逝くなら言ってくれないとダメじゃないか。」
再び腰を動かし始める。
私「ちょ、ちょっと待ってください…私…もう…うんっ!
唇を塞がれて長い舌が伸びてくる。
それを受け入れ長い長いキスをした。
それからはされるがまま。
私「あんっ…あっあっ(ハート) またイク…!あっあん(ハート)」
浩二「あー最高だ、麻琴ちゃん。最高に気持ちいいよ。」
私「あっあっあっ…わたしも…きもちいい…あん(ハート)
あっダメ、いっちゃう(ハート)…あああっ」
…いったい何回したんだろう?
何度目かもわからない絶頂を迎えたときふと時計をみると夫が迎えに来る時間が迫っていた。
シャワーも浴びずに慌てて服を着替えて夫の到着を待っていると浩二さんが唇を近づけてくる。
私はそれを無言で受け入れ舌を絡ませた。
玄関で『ピンポーン』と呼び鈴がなったけど私たちは唾液を絡ませ続ける。
私が玄関に向かったのは5回目の呼び鈴が鳴ったときだった。
自宅に入るとなんだかしばらく帰ってきてなかったような感覚がして少し後ろめたかった。
感傷に浸る私を夫が急に後ろから抱きしめてくる。
腰のあたりに固いものがあたっていた。
(昨日私がいない間に何かあったのだろうか?)
後ろめたさから夫に優しくしてあげようと
「どうしたの?昨日寂しかった?」
と問いかけた時夫に押し倒されそうになってさっきの浩二さんとの行為がフラッシュバックしてしまう。
夫への申し訳ない気持ちとさっきまでの快楽が交錯してそのまま身を預けようとした時、浩二さんとの行為のあとシャワーも浴びてないことに気がついて夫から離れた。
「昨日お風呂入ってないからまた後でね」
と言うと夫は渋々納得してくれた。
私はホッとした。
シャワーを浴びてないこともそうだけど、今日は夫を受け入れる自信がなかったから。
結局その日はお互い疲れていて何もせずに寝てしまった。
お泊まりの後も私は浩二さんとセックスをしている。
おふたりがスワッピングをしたり結子さんには浩二さんとは別のパートナーがいるというのも知っている。
夫には結子さんにお料理を習っているということになっていて週に1、2回くらい抱かれるための訪問をしていた。
浩二さんとふたりでするときが多いけど、結子さんにフェラチオとか男の人を悦ばせることを教えてもらったり、パートナーの人とも何回かセックスした。
子供を作る行為はNGという約束だったけどそれ以外はなんでも受け入れた。
もうしばらく夫とはしていない。
そんなことが何週間か続いたころ夫とふたりで浩二さんの家にお邪魔していた。
浩二さんが夫と食事の約束をしていたからだ。
4人で食事をしながら初めてこの家に来た時のことを思い出した。
あの時は私が1番緊張していたと思う。
元上司の家でその奥様とも初対面だったから当然だろう。その私も今では夫婦のセックスパートナー。夫がここにいることに違和感があるくらい馴染んでいる。
飲み始めてどれくらいたったろう。
ふと夫を見ると眠ってしまっていた。
今日はなんだか緊張していたように見えたから疲れてしまったんだろう、私は結子さんからタオルケットを借りて夫に掛けてあげた。
それを見ていた浩二さんが私の横にきてキスをしてくる。
隣に夫がいるからかいつも以上に官能的なキス。
唾液を交換する音がクチュクチュとリビングに響く。
それでも私たちは唇を離さずより激しく舌を絡める。
後ろから結子さんに乳首を摘まれて呼吸が苦しくなってくると頭がぼぉーとしてもう何も考えられない。
「はぁはぁ…チュ…ンッ……チュ…ン はぁ チュ…チュ…」
その音に反応して夫が「う、う~ん」と寝返りをうったのを見て私たちは寝室に移動する。
部屋に入ると浩二さんのカチカチになったモノを結子さんとふたりで膝立ちフェラをした。
「チュチュ…チロチロ…はぁ…チュッチュ…」
結子さんと舌を絡ませたりしながら充血した先っぽを舌でちろちろすると浩二さんが気持ちよさそうな顔で頭を撫でてくれる。
先から出ている透明な液を吸い上げて根元まで咥えると喉の奥が悦んでいるのがわかる。
咥えるのを交代して私は結子さんの乳首を舐めながらすでに濡れている部分を手で撫でてあげた。
結子「…うんっ…はぁはぁ…んっ…ぷはっ」
その後は交代で浩二さんのモノを挿入してもらう。
私「…あっ…あっあっすごい(ハート) 浩二さん…あっ」
結子「あーあなた!気持ちいい!」
浩二「よし出すぞ!」
そう言うと浩二さんは結子さんの顔にめがけてこの夜1回目の射精をした。
気がつくと結子さんは部屋からいなくなっていたけど私たちはずっと愛しあっている。
「あんっ!浩二さん…奥…すごいっ…あっあっ!
ああっ やばい あっ(ハート)あっ あっ…」
「麻琴、気持ちいいか?」
「はい、あっ あっ あんっ」
「ほら、ちゃんと言ってみろ。」
「はい…、き、きもちいいです! あっだめっ」
「麻琴、誰の何がきもちいいんだっ?」
「あんっ 浩二さんの あっあっ! おちんちん ああっ! きもちいい っ です あんっ やっ」
「旦那のセックスとどっちがいいんだっ?」
「…あっ(ハート)あっ…旦那よりも…あっあっ…こ、浩二さんのセックスが…あっ…きもちいいです…(ハート)」
「よし今日も逝かせてやるからな」
「はいっ(ハート) いかせてほし アッ ほしい…あっ ああー」
(カチャ)
ドアが閉まった音がした。
「旦那が覗いてたぞ。」
「はいっ…あっ知ってます あんっ」
「いいんだな?」
「いいですっ…あっあっ、浩二さんが あっ…好きだから(ハート)」
「いい子だな。俺も麻琴が好きだよ。もうイクぞ!」
「…うれしいです …あっあっわたしもイクっあああっ!中に…いつもみたいに …あっあっ オマンコにだしてくださいっ…ああっ!!」
浩二「よし麻琴のマンコに出すぞっ!うぅ!」
私「……あああっ!…あっ…いっぱい…でましたね(ハート)」
そのまま朝まで何回も中出しの快感に酔いしれた。
浩二さんのその日最後の射精を私のナカで受け止めて
惜しむようにキスをした。
簡単に身なりを整えてリビングへと降りていく。
私のセックスを見ていた夫はどんな顔をするだろうか。私はなぜか落ち着いていて顔を合わせるのも怖くなかった。
リビングに入るとちょうど夫が起きたところだった。
私「おはよう、昨日ここで寝ちゃったの?」
智「うん、気がついたら寝ちゃってたみたいなんだ。麻琴はどこで寝てた?」
私「私は2階でさっきまでいっぱい寝てたよ。」
私は少しいじわるにそう答えたけど夫はその意味に気が付くことはなかった。
その後も私は浩二さん夫婦との関係を続けながら
夫とも変わらず良好に暮らしている。
ひとつ変化があるとすればパートを始めたことだ。
パートに出たいと夫に相談したら喜んで賛成してくれた。
すぐに仕事を紹介してくれた人にメールを打つ。
『お久しぶりです。以前ご紹介して頂いた仕事の件ですが是非お願いしたいと思います。ご相談したいこともあるので一度お会いしてお話させて欲しいです。 場所はおまかせします。 麻琴』
返信はすぐにきた。
『メールありがとう!連絡もらえるとは思ってなかったから嬉しいなぁ。麻琴ちゃんが来てくれるならすぐに上司に話しておくよ。じゃあ〇〇ホテルのロビーで待ち合わせよう。楽しみに待ってるよ 三井』
(あっそうだ、浩二さんにも返信しておかなくちゃ。)
『明日楽しみにしています。旦那といてもこないだのこと思い出しちゃいます。早く会いたいなぁ…(ハート)またいっぱい中出しセックスしてください。 麻琴』
end
]]>その人妻からは月に2回ほど電話で誘いが来ました。
『新しいのが出たんでそれを試してみたいです。』
彼女はチャック式のビニールに入ったタバコを取り出して見せます。
『これって口コミでの評価が高いんですよ~!楽しみ!』
二回目に会ったとき『いつから始めたの?』と聞いてみたんですが、
『1年前に出会い系で会った方からスゴくいいから試してみない?
って誘われて・・・一度でハマっちゃいました。』
その男性と密会しては使っていたそうですが、
男性はしばらくすると転勤してしまったそうです。
『どうしてもしたくてしたくて・・・
相手を探したんですが誰かれ構わずってわけじゃなくて・・・
何人かの人と会ったんですけどピンと来なかったんです。』
『これやると自分が自分じゃなくなるじゃないですか~、
だから信用できそうな人じゃないと不安で・・・』
『始めましょ!』
美しいか彼女から蠱惑的な目でそういわれると逆らえません。
初めて彼女と経験した時の凄まじい彼女の反応と
自分もイッた時の強烈な快感。
特に彼女のイキ方と回数の多さにびっくり!
手にカウンターを持ってカチャカチャしないと数えきれないほどでした。
一度スマホで撮った彼女の動画を見せましたが『スゴ~い!
よく死なないな~』と自分で言うくらいです。
彼女は実に手慣れていてコンビニで買ってきたペットボトルの水、
灰皿やローター、バイブやローションを枕元に並べていきます。
キマると動くのが億劫になるし足元がフラ付いて危ないからでした。
水は必需品でメチャクチャ喉が渇き、一人で5,6本は飲みますね。
あまりにも汗だくになるので途中で何度もシャワーを浴びます。
そのくらい激しいSEXなんですよ。私はいつも膝頭が擦りはけていました。
シーツの上にはバスタオルを二枚重ねて引くんです。
そうしないとベッドがグチャグチャになる位に彼女が潮を噴いてイクからです。
それでもフロントに電話して2回はバスタオルを交換して貰いましたね。
彼女と一緒に夢の世界へ・・・何もかも忘れて快楽だけの世界。
キマった彼女は汚い言葉で嬲られるとますます狂いました。
自分で『Hが好きな淫乱なの~』とかリアルな淫語を叫び、
イキ狂います。
私も言いますよ。
『淫乱!変態!チンポ狂い!全身オマンコ!』等々。
『そう・・・私はチンポ狂いの淫乱なんです。
チンポで頭の中はいっぱいなんです。
もっと言って!罵って~』
私の上で自らも卑猥な淫語に酔いしれ、汗まみれになって腰を振る彼女・・・
『私はどうしようもない女なんです。
チンポ好きの淫乱オマンコなんです。
我慢出来ないんです。
だからもっとお仕置きして下さい!』
素面の彼女はハッとするくらいの美人です。
スリムな体を包む服のセンスも洗練されていて
輝くようなオーラに包まれています。
胸も大きくて形も申し分のない美乳。
『やっぱりきれいだな~』
しげしげと見ていると『そんなに見詰められると恥かしいです・・・』
と言いながら顔を赤らめるんですよ。
スゴいギャップです。
効果が薄れ醒めてくると二人で抱き合いながら色んな話しをしたりします。
それも楽しいひと時。
気持ちよい気怠さに包まれ二人で寝落ちします。
まるで信頼し合う恋人みたいですよ。
禁断の時間と快楽を共有すると特別な関係になるんですね。
二時間ほど眠るとすっかり元に戻っていました。
『さ~現実の世界に戻りましょう!』
まるで何事も無かったかのようにシャワーを浴び服を着る彼女。
化粧も丁寧にし直します。
『どちらの君が本当の君なの?』
『どちらの私も本当の私です。
だけど知っているのは貴方ともう一人だけ。』
『もう一人って旦那さんじゃないよね?』
『まさか~!もう一人はこれを私に教えてくれた悪い人です。』
『いつからパイパンに?』
『主人が好きでいつも剃ってたんですが、痒くなるし剃り跡が綺麗じゃないんで脱毛しました。』
『今度はローションをたくさん買ってきて下さい。
ん~、5,6本は要るかな~』
彼女は持ってきた介護用シーツをベッドに敷き、
お湯で温めたローションを全身に滴れさせ『〇〇さんも~!』
もう二人とも首から下はヌルヌルぐちゃぐちゃ。
キメてのローションsexは全身性器状態ですね。
お互いにヌルヌルする身体を擦り合わせるだけでイキそうなくらいに気持ちいいんですよ。
彼女は私をうつ伏せにさせると乳首で背中を・・・
『あ~いいん!乳首が溶けちゃうよ~ヌルっヌルっ!もうイキそう・・・』
実際そのままイクんです。
私を仰向けに変えさせるとビンビンになったカリ先を乳首で・・・
『見て見て!△○子の乳首がビンビンに感じてるの・・・舐めて!乳首をチンポで舐めて~!』
二人とも溶けて一つに融合するような錯覚・・・
ローションって渇いて滑りが悪くなるんですが、滴る二人の汗とイク時に噴く彼女の潮でずっとヌルヌルです。
『〇〇さんも剃って!その方がもっと気持ちがいいから!』
お互いパイパンになるとヌルヌル感と密着度が増しもっと気持ちがよくなります。
不倫+キメ〇クの背徳感と罪悪感がグチャグチャになって余計に昂りますね。
究極の快楽ではないでしょうか?
私もネットで調べて買うようになりましたが、
どれを選べばいいのか迷うほどに沢山の商品とお店がありました。
そのうちに繁華街の少し入り組んだ場所や歓楽街にも売ってるお店が・・・
彼女のお気に入りは液体の物で、より長く強く効きました。
始めのころは飲んでいたんですが、空腹にしておかないと効きが遅いし吐いてしまう事も・・・
とにかく不味いんです。
口コミでアナルから入れると空腹にする必要もないし、回るのも早いと書いているのを見つけました。
小さなプラスチック製の注射器に吸わせて針を外し、アナルの奥まで入れ一気に注入します。
それでもきいてくるまでには30分ほど掛かるので、ハーブタイプの物を吸います。
10分も経たずに回ってきて、sexを始めて暫くすると液体タイプが効いてきました。
これすごかったですよ~!今でも名前を覚えています。
『MAX500』
効果は4,5時間でした。
彼女との関係は旦那さんの転勤が決まるまでの2年間ほど。
どうしているかな~彼女。
あんなスゴいイキ方を覚えて止められるのかな?
違法なものにまで手を伸ばしてないといいけど・・・
彼女と切れてからも色んな女性と遊びました。
以外に多いんですよ。
『私も一時期ハマってました。良いのが手に入れば今でもしたいんです。』って子や人妻が・・・。
貴方の奥様や彼女は大丈夫?(笑)
]]>「興味あるの?」
俺は、動揺を隠しながら聞く。
『え? う~ん。少しね。パパは?』
優理子はそんな風に答える。俺は、まさかの返答に慌ててしまう。優理子が、他の男とのセックスを望んでいる? 今まで、考えたこともない状況だ。俺は、質問には答えずに優理子に再度質問をした。
『興味があるって言っても、どんな場所かなって言う好奇心だけだよ』
優理子は、少し慌てた感じだ。言い訳をしているような口調にも聞こえる。俺は、優理子が他人とセックスをしている姿を想像して、強い嫉妬を感じてしまった。
『ねぇ、パパは? 興味あるの? その話聞いて、どう思ったの?』
優理子は、グイグイと質問を続ける。俺は、優理子がこの話にここまで食いついてくるとは思ってもいなかった。嫌悪感を持ったりするのではないか? そんな心配すらしていた。それなのに、今は優理子の方が話をリードしているような状況だ。
俺は、そんな世界があることに驚いたと告げる。
『でも、実際にあるんだよね? その同僚の人は、奥さんと行ったの?』
優理子は、興味深そうな顔だ。
「うん。嫁さんと二人で行ったって」
俺は、同僚から聞いたことをそのまま伝える。
『それって、見に行っただけなのかな?』
優理子は、好奇心に目が輝いている。俺は、同僚がそこにいたお客に嫁の身体を触らせたことを話した。
『触らせたの? どんな風に? 服は?』
優理子は、目を輝かせながら言う。本当にかなり興味を持っているようだ。俺は、聞いた話を詳しく説明した。上半身裸になって、2人の男に胸を触られた……。同僚は、そんな話をしていた。そして、他のカップルのセックスを見学して、帰りにラブホテルで久しぶりに燃え上がったとも言っていた。
『そうなんだ……。それって、嫉妬で燃え上がったって事なのかな?』
優理子に俺は、意見を求めてくる。俺は、寝取られ性癖ってヤツなのではないかと言ってみた。
『最近、多いんだってね。女性週刊誌で書いてあった』
優理子はそう言う。俺は、そう言う気持ちを理解出来るのかと聞いた。
『う~ん。女の気持ちからしたら、よくわかんないかな? でも、焼き餅焼いてくれるのは嬉しいかも』
そんな風に言う優理子。俺は、優理子の胸を見ていた。昔よりも太ったせいで大きくなった胸。多分、Eカップとかあると思う。この胸を、他人に揉まれている状況……。それを想像すると、強い嫉妬を感じてしまう。同時に、なぜかわからないほど、興奮も感じてしまう。
『パパ、なに想像してたの? なんか、私のおっぱい見てたでしょ?』
優理子は、小悪魔っぽい顔になっている。優理子のこんな表情は、もう長いこと見た記憶がない。俺は、ドキドキし始めていた。そう言えば、もう何年も優理子とセックスをしていない。子供が大きくなってきたこともあって、気がついたらそうなっていた。
俺は、正直に想像して興奮したと告げた。
『へぇ、そうなんだ……。そう言う性癖あるんだね……』
優理子は、急に真顔になった。俺は、自分でもよくわからないと告げた。すると、優理子は急に俺の股間を見ながら、
『パパ、本当に興奮してるね。なんか、恥ずかしくなってきちゃった』
と、言う。頬をほんのり赤くして、恥ずかしそうに言う優理子に、俺はドキドキしてしまった。昔の、恋しているときに戻ったような気持ちだ。
『じゃあ、正直に言っちゃおっかな……』
優理子は、少し緊張した顔で言う。俺は、何を言い始めたのかと思ってドキドキした。
『怒らない?』
優理子が子供みたいなことを言う。俺は、約束出来ないと思いながらも、怒らないと言った。
『さっきの話……行ったことあるんだ。本当は。昔の彼氏と……』
優理子は、緊張した顔で言う。俺は、声も出せずに固まってしまった。
『あっ! でも、変なことはしてないよ。ただ見ただけだよ!』
慌てて言う優理子。俺は、本当かと聞いた。
『本当だよ。でも、すごく興奮した……』
優理子は、そんな風に言う。そして、色々と説明をし始めた。
『奥さんが他の人にエッチされてて、旦那さんが悲しそうな顔してたの。でも、泣きそうな顔なのに、オナニーしてて……。奥さんも、旦那さんに謝りながらすごく気持ちよさそうにしてた……』
優理子は、話しながらも少し興奮しているようだ。俺は、本当に何もなかったのかと聞いた。
『う、うん……。あのね……おっぱい出して見られた』
そんな風に言う優理子。モジモジしているが、興奮しているようにも見える。俺は、驚きながらもそれだけなのかと聞いた。
『私のおっぱい見ながら、オナニーしている人がいた……。それでね……手で手伝ってあげたの』
優理子は、迷っているような感じで告白する。俺は、予想外の告白に激しく動揺してしまった。そして、動揺したせいかわからないが、ついイカせたのかと聞いてしまった。
『えっ? フフ。そんなことが気になるんだね。うん。イカせちゃった。すっごく飛んだから、手だけじゃなくておっぱいや服にもかかっちゃった』
優理子は、イタズラっぽく言う。俺は、言葉も出なかった。
その夜、久しぶりにセックスをした。優理子の方から誘ってきたような感じだった。
『フフ。すごく固いね。そんなに興奮してる? 私が、他の人のおちんちん握ったの想像しちゃってる?』
優理子は、そんな風に言いながら俺のペニスを握る。俺は、カップル喫茶に行ったのはその一回だけだったのかと聞いた。
『うん。一回だけだよ。だって、その彼とはすぐ別れちゃったし』
優理子は、そんな説明をする。でも、優理子はさっきも最初はカップル喫茶になんて行っていないと言った。なので、本当に一回だけだったのか信じられない気持ちもある。
俺のそんな気持ちも知らず、優理子は俺のペニスをしごき始めた。久しぶりの刺激に、驚くほど簡単に射精感が高まってしまう。
『パパの、もう出ちゃう? そんなに興奮してる? 私が他の誰かのオナニーを手伝ったの、そんなに興奮しちゃう?』
優理子は、まるで言い聞かせるようにしながら俺に話しかけてくる。俺は、否定しようとしても出来ない。頭の中は、優理子が他の男のペニスをしごいている姿でいっぱいだ。
『パパも、見たいって思ってる? 実際に、自分の目で見てみたいって思ってる?』
優理子は、ニヤニヤしながら言う。本当に楽しんでいるようにしか思えない顔だ。俺は、優理子が他の男のペニスをしごいている姿をイメージしながら、あっけなく射精をしてしまった……。
『あっ、出たっ、フフ。すごい、いっぱい』
優理子は、射精を続ける俺のペニスをしつこくしごき続ける。俺は、あえぐような声を出しながら、強すぎる快感に震えていた……。
優理子は、この日を境にこんなプレイをしてくるようになった。俺も、優理子が他の男とセックスをすることまで想像するようになっていた。
必死で腰を振りながら、優理子にキスをする。優理子は、声を押し殺しながら舌を絡めてくる。子供達が起きないように、俺も腰の動きを調整し続ける。あまり音や振動を立てると、起こしてしまう……。そんな気持ちだ。
『想像してる? 他の人に抱かれてる私を……』
優理子は、同じように声を抑えながら言ってくる。俺は、想像していると答えながら腰を動かし続ける。
『パパとするよりも感じたら、怒る?』
作;黒い月
月の光の下で、私は自分の身体を抱き締める。
肌寒い外気が私の肌を撫でるように通りすぎた。
それだけのことなのに、私は思わず強い喘ぎをあげてしまう。
人々が寝静まった時刻。
静まり返った路上に響く自分の喘ぎ声に、私はさらに身体を震わせて感じてしまう。
そんな状況ではないと頭ではわかっていても、身体が快感を覚えるのが止められなくて、私は手を股間に這わせた。
外気に触れて普通なら乾く筈のあそこが、じっとりとした湿り気を持っていることを指先に感じる。
もう片方の手で胸に触れると、膨らんだ乳房の上で完全に立ってしまった乳首から、痺れるような快感が走る。
そのまま自慰に耽ってしまいたいほど興奮してしまっていたけど、片隅に残っていた理性を総動員して辛うじてその欲求を封じ込めた。
そんな状況ではない。
頭の中ではひたすら後悔の言葉が回っていた。
何故こんなことをしてしまったのか。
どうしてあそこで止められなかったのか。
後悔しながら、私は夜の街の路を歩く。
生まれたままの姿を晒して。
その身体を隠す術もなく。
どうしようもなく興奮しながら。
私の名前は、市野瀬あかね。
極普通の公立高校に通う、極普通の高校二年生だ。
特に問題らしい問題も起こしたことがなく、成績が良いとか運動神経が優れているとかそういうこともない、まさに地味で普通の生徒だった。
友達は男女両方、それなりにいるけど彼氏はおらず。
毎日友達と遊んだり、テスト勉強に追われたりと物凄く平凡な人生を送っている。
そんな私が、自分でも変だと思いつつも止められないこと。
ーーそれは、いわゆる露出という行為だった。
私が初めて『そういうこと』に興味を持ったきっかけは、実に他愛ないことだった。
暑い夏の日のことだ。
いつも通り、何の感慨もなく一日を過ごし、それでも疲労した身体を休ませるためにお風呂に入った。
そしてお風呂から上がってきたとき、わたしは脱衣所に下着や着替えの類を一切持ってきていないことに気付いたのだ。
偶然その日は親が仕事の出張とかで家におらず、わたしは仕方なく、タオルで身体をざっと拭いて裸のままで脱衣所を出た。
脱衣所から廊下に出ると、蒸し暑い空気が広がっていて思わず眉を顰めてしまうほどだった。
私はクーラーの効いた自分の部屋に逃げ込むようにして駆け込み、涼しい部屋の中で思わず息を吐く。
「すずしい……」
あまりに気持ちが良く、わたしは髪を拭く間、素裸のままでいた。
そして髪が大体乾いた頃、大分風呂上りの火照りが取れた身体に、服を身につけようと、タンスの前に移動したのだ。
そこはクーラーの送風が直接当たる場所だった。
冷たい風が全身を撫でるように通り過ぎたとき、わたしは思わず身体を震わせた。
寒かったわけじゃない。
気持ち良かった。
いまにして思えば、それは僅かに残っていた体の火照りが落とされた気持ちよさだったのかもしれないけど、その時の私はただ気持ちいい、という感覚だけを覚えた。
だから、クーラーに身体の正面を向けて、吐き出される風を受け止めた。
「ふわああ……」
その瞬間、風が乳首やアソコを撫でるようにして通り過ぎ、わたしはまた身体を震わせてしまった。
「ひゃ!」
その当時の私は、まだオナニーも数回くらいしかしたことがなく、自分で言うのも何だけど初心だったため、その電撃のように走った感覚が快感だということに気付くのが遅れた。
訳がわからないままに、わたしはもっと乳首とアソコに風が当たるように、クーラーに近付いた。
断続的に撫でる風の感触に、わたしは身体が熱くなるのを感じた。
そっと乳首を撫でると、硬くなっているのが感じられて、触れることで更に快感が増し、さらに硬く尖っていく。
気分が高ぶった私は、そのままアソコにも手を伸ばしてオナニーに没頭し、初めて『イク』ということを体験した。
以来、オナニーする時は服を全て脱ぎ捨てるのが当たり前になった。
そうして暫くは部屋の中の全裸オナニーだけだった。
それがやがて場所がベランダになり、マンションの屋上になり、公園で全裸になるようになった頃。
私は快楽に誘われるままに、思いついたとあるプレイを行うことにした。
次の日が土曜日で休日の時。
私は、そのために用意した物だけを抱えて夜遅くに家を出た。
この時点で、すでに下着は見につけていない。
薄手のブラウスとズボンだけを身に付けた姿で、私は目的の場所に向かった。
いつもはかけている伊達眼鏡もかけていない。万一人に見つかったときを想定して、髪型もいつもと違う髪型にもしてあり、私本人だとすぐにはわからないようにしてある。
勿論、知り合いに真正面から近くで見られたらすぐにばれるだろうけど、そんな近くに寄られた時点で終わりなのでそこは気にしないことにしていた。
私は期待と興奮で高鳴る鼓動を必死で抑えつつ、目的地に向かって歩く。
辿り着いた目的地は、人気の全くない公園だった。
かなりの広さがあり、すぐ近くに海があり、綺麗な砂浜もあるこの公園は、かなり市が気合を入れたのか、整えられた茂みと木で視界は悪く、露出するには絶好の場所だった。
なにより嬉しいのが、浮浪者がほとんどいないこと。
普通、ある程度の広さがあれば、何処でも公園は浮浪者のたまり場になる。
特にこの公園は、住宅地と公園の間は少し離れている。まさに浮浪者には絶好のポイント。
しかし、やはり市の何らかの対策が働いているのか、浮浪者はほとんどいない。かなり公園の奥まった場所に二、三個テントが張られている程度で、そこにさえ近付かなければ安全だった。
それでも一応その場所には決して近付かないように心に決めながら、私は早速準備を始めた。
まずはこのために買ってきた南京錠。
その鍵を公園入り口脇のベンチに置く。
昼間は子供達の遊び場になっている広さ十メートル四方の運動場を横切って、そこそこ高い木が生い茂った場所に入った。
早朝には高齢者の散歩道となっている曲がりくねった路(五十メートルくらい?)を進むと、やがて海岸が見えてくる。
少し前にはその海岸の、海に張り出した砂州の先端まで全裸で行ったこともあるけど、今回の目的はそこじゃない。
砂浜に行くには堤防から階段で一階分ほど降りる必要があるんだけれど、今回はその階段の下にある空間が目的だった。
そこにはかつては何かの機械が置かれていたんだろう空間があり、そこは頑丈そうなフェンスで覆われている。
その空間の中に入るにはフェンスで出来た扉を開ける必要があり、そこには南京錠がかかっている。
しかし、年月の経過によってか、その南京錠は壊れていて、少し力を入れて引っ張れば鍵なしでも開くようになっているのだ。
私はこの空間のことを『檻』と呼んでいる。
以前はその『檻』に入って扉を閉め、動物園の動物のように晒し者になっていることを想像しながらオナニーをしたこともあった。
その時も物凄く興奮したことを覚えている。
けれど、今回はもっと凄いことをする予定だった。
入り口の古い南京錠をいつも通りに空けて中に入り、暫くの間捕らわれの身になったような感覚に身を浸す。
それから、準備を始めた。
まずはブラウスとズボンを脱ぎ捨て、いつも通りの素裸にサンダルだけという格好になる。(本当はサンダルも脱いでしまいたかったけど、釘やガラスなどが落ちていた危ないから脱げなかった)
脱いだ服を檻の中でも比較的綺麗な場所に畳んで置き、準備は完了。
ズボンのポケットから取り出しておいた南京錠を握り締めて、これから行うプレイを思う。
膝が震えて、背筋を冷たい物が滑っていくほどの興奮を覚える。
ーーこれから私は外に出て、この檻の扉をこの南京錠で閉めてしまおうとしていた。
元々掛かっていた壊れた南京錠ではない。
ホームセンターで買ってきたばかりの、新品の南京錠。
一度閉めてしまえば、鍵がなければ決して開かない。
そしてその鍵は、公園入り口脇のベンチに置いてきていた。
つまりここから出て鍵を閉めてしまえば、私は公園の入り口まで裸で歩いていかないと服を手にすることが出来ないのだ。
自分で考えたことだが、馬鹿なことをしていると思う。
何か一つでも手違いがあれば、その瞬間私はどうにも出来なくなる。
予備の鍵も服も用意してない。裸で住宅街を抜けなければ家に帰れなくなるのだ。
私は鍵を取りにいくことだけを目的にして、檻の入り口の鍵はかけないことにしようかと思った。
けれど、その時にはすでに興奮しきって冷静な判断が出来なくなっていた。
(大丈夫……想定外の出来事なんて、そうそう起きないわ)
決意を固め、私は南京錠を片手に握り締めたまま、檻の外に出た。
途端に、海から吹く風に全身を嬲られ、その開放感だけでイってしまいそうになる。
(まだ、だめ……これからが本番なんだから……)
入り口を閉めて、金具を引っ掛けて止める。
後はこの金具を南京錠で止めてしまえば、もう後戻りは出来ない。
南京錠を引っ掛け、あとは押し込むだけ、というところでまたも手が止まった。
(やっぱり、やめようかな……ううん、でも……)
緊張と興奮で手が震える。
押し込もうとする手が滑って、中々ロックされてくれなかった。
それが逆に私の興奮を助長する。
まだ引き返せるのと、引き返せない境界線。
あまりの興奮に心臓がうるさいくらいの鼓動を伝えてきていた。
(……ええい!)
迷いを断ち切るように、一思いに力を込める。
ーーカチン。
小さな、けど確かに音が響いた。
瞬間、私はアソコから凄まじい衝撃が走ってきたように感じた。
「あ、あああああぅっ!」
思わずその場でへたり込んでしまい、私は荒い呼気を整えるのに必死になった。
(やった……やっちゃった……)
頭の中を巡るのは、激しい後悔。
そして、それ以上の興奮だった。
自分がどうしようもない変態であることを示すかのように、アソコは隠しようもないくらい濡れていた。
まだよろめく足を叱咤しつつ、立ち上がり、少し前かがみになりつつ私は公園入り口を目指す。
(大丈夫……この時間帯は、誰も来ないはず……)
堤防の上に上る階段を上がりきると、そこは鬱蒼と生い茂った林。
さっきも通った散歩路を、今度は全裸で歩く。
サンダルが歩くたびに立てる音が妙に大きく響いた。
肌を撫でる風の刺激に、益々興奮してしまう。
五十メートルほどある散歩路をどれほど歩いたかもわからない。
私は全裸を晒しているのだという感覚に浸る。
裸で歩いているだけなのに、開放感と快感に頭がとろけそうなほど感じてしまっていた。
でも、そんな幸福な気持ちも、あっと言う間に吹き飛ぶことなる。
散歩道の終点。
運動場に繋がる出口。
その数メートル手前から茂みの影に隠れるようにしていたから、気付かれては居ないはずだった。
だけど。
ーー南京錠の鍵を置いたベンチに、酔っ払いと思われる男の人が座り込んでいたのだ。
(うそ……ッ!)
いままでの幸せな興奮が吹き飛び、私は全身から血の気が引いて行くのをはっきりと感じた。
完全に泥酔しているらしく、何か訳のわからないことを口走る男の人。
こんな姿で見つかったら、犯されてしまうかもしれない。
恐怖に身体が震える。
早くその人がその場所から立ち去ってくれるよう、茂みに隠れて数十分待ったけど、その人は中々動く気配を見せない。
このままだと、全裸で家まで帰らなければならなくなる。
それ以前に、この運動場を横切らないと家にすら向かえない。
早くどこかに行って、と願うことしか出来なかった。
暫くして。
どこかにその祈りが通じたのか、一台のタクシーが公園の前で止まり、そこから若いサラリーマン風の男の人が出て来た。
その人はベンチで座り込んでいた酔っ払いに駆け寄ると、なにやら言葉を交わし、喚く酔っ払いを宥めながらベンチから立たせて、酔っ払いを担ぐようにしてまたタクシーに乗り込んでいった。
恐らく会社の部下か誰かが酔っ払ってしまった上司を迎えに来たとかだろう。
そんな関係はともかく、私はタクシーが走り去った後、思わずその男の人に対して拝んでしまったほど感謝した。
(よかった……)
そしてほっと安堵したら、今度は今まで以上に激しく身体が火照り、思わず茂みの中でアソコを弄り、クリトリスを刺激して数回イった。
全く我ながら現金なものだ、と余韻に浸りながらおかしくなって笑ってしまった。
緩んでしまった気を引き締め直して、私は周囲の様子を窺う。
これから私は、いま隠れているような茂みから遮蔽物が何もない運動場を横切っていかなければならないのだ。
間違いは許されない。
(……よし、誰もいない。誰も来ない)
半ば自分に言い聞かせるようにして、私は茂みの中から運動場に一歩を踏み出した。
もしも遠くのマンションの窓からいま見られたら、顔は判別できないにせよ、全裸であることはわかってしまうだろう。
私は隠れられない心細さに出来る限り身体を縮めながら運動場を歩く。
足は震え切って感覚がなかった。
それでも身体のほうは熱く火照り、胸とアソコを隠していたはずの手は、いつのまにかその二つの場所を弄る動きに変わっていた。
遮蔽物がないという点では浜辺の先まで行ったときと同じだったけど、あそこは誰からも見られないという安心感があった。
けれど、いまは違う。
下手をすれば見られてしまう。
いや、もしかしたらもう見られているかもしれない。
そう思っただけで一層鼓動は高くなり、アソコは湿り気を増した。全身を覆う震えは止まらない。
ようやくベンチに辿り着いた。
先程まで人が此処にいたのだと思うと、興奮が高まる。
しかし。
次の瞬間、私は今度こそ心臓が止まるかと思った。
ーー確かにおいてあった筈の鍵が無くなっていたのだ。
思わず掌でベンチに触れたけど、やはりない。
どうして、という想いが頭の中を巡った。
先程とは違う意味で、心臓の鼓動が早まる。
身体の中が凍えていくようだった。
私は大あわてでそこら中を見て回り、見つからないと見るとなりふり構っていられず、四つんばいになって地面やベンチの下を探し回った。
やはり、ない。
起こってしまった予想外の出来事に、私は今度こそ目の前が暗くなるのを感じた。
どうしてなくなってしまったのだろう。
私は考えをめぐらせ、先程の酔っ払いが持っていったのかと思った。
でもお金ならともかく、何処の鍵かも分からないものを持ち帰るだろうか?
酔っ払いの行動に意味などないのかもしれないけど……。
そこまで考えて、私はまさかという考えが浮かんだ。
先程の酔っ払いは、遠目だったが確かに私が鍵を置いた場所の上に座っていた気がする。
それなら、鍵に気付いた酔っ払いは、どうしただろうか。
単純に払い落としたのなら、いま探したときに見つかっているはず。
暗がりとはいえ、ベンチの下や近くの地面は徹底的に探した。
ならば。
鍵を見つけた酔っ払いは、その鍵をどこかに放り投げてしまったのだろうか?
咄嗟に私は周囲を見渡す。そして、絶望した。
『仮に』、鍵を『どこかに投げた』として。
『どの方向』に、『どのくらいの強さで』投げたのか。
それがわからない以上、探して見つけるのはほぼ不可能。
これが日の照る真昼間ならまだ救いはあるかもしれない。
例え全力で投げたとしても、鍵のような小さいモノが飛ぶ距離もたかが知れてる。
けれど、今は夜。
恐らく鍵が飛ぶだろうという範囲ーーベンチの後ろなどーーには低木が生い茂っている場所もある。
私は最後の望みをかけて、開けた運動場側に投げていないかどうか探したが、やはり見つからない。
全裸で運動場を這い回る自分の姿を自覚して、私はアソコが締まるような、妙な感覚を覚えた。
変な気分になる。
しかし、遠くから自動車がこちらに向かってくるのが見えて、慌てて私はベンチの影に隠れた。
公園に向かってくる車道は、公園の直前でカーブしている。そのため自動車のライトが公園の中を一瞬照らしていった。
それを見て、私は隠れるのが遅れていたらライトに存在を浮き彫りにされていただろうことを察した。
そうなっていれば、確実に運転手に見られていただろう。
考えがまた刺激となって私の体を震えさせる。
とにかくそこで蹲っていてもしょうがないと思った私は、それでもかなり長い間迷った。
迷ったけれど、意を決して、夜が遅い、人通りが一番少ないと思われる時間帯のうちに家に帰る覚悟を決めた。
幸い、ここから自分のマンションまでは閑静な住宅街が続いている。
隠れながらいけば何とか誰にも見られずに済むかもしれない。
恐怖に震える膝を何とか奮い立たせて、私は全裸のまま、公園を出た。
遠くを車が走る音が響く。
私は何も身につけていない身体を抱きすくめるようにしながら、聴覚を研ぎ澄ませて歩いていた。
たまに人の足音が聞こえてきて、慌てて建物の影に身を隠しながらだから、いつもなら直線で数分で辿り着く道なのに、もう数十分以上はかかっている。
正直、自分の愚かさ加減に泣きたい気持ちだった。
どうしてせめてシャツ一枚でも用意しておかなかったのか。
それを言うなら何故予備の鍵を持っていかなかったのか。
ただ興奮に身をまかせた結果だと思うと、誰にも文句を言うわけにもいかず、私は自分自身を責めながら暗い路を歩いていた。
たまに街灯が道路一杯を煌々と照らしている場所もあって、そこは駆け足で通り過ぎる。
でも、一瞬とはいえ、自分の全身が明るい光に照らされる感覚に、どうしようもなく興奮してしまうのだった。
本当に自分は変態なのだと改めて自覚させられる。
必死に歩いていくと、少し広い横道が広がっている場所に差し掛かって、私は角に身を潜めて左右から誰も来ないことを確認する。
(誰も来ないでよ……!)
横道の幅は約五メートル。そこを横切る間は、どこにも隠れられない。
角に背を預け、少し呼吸を整えて、一気に跳び出した。
その瞬間。
遠くの角を車が曲がってくるのが視界の端に映った。
(うそ……っ!)
まだ私は道の半ばほどにいる。ゆっくりとその車のライトがこちらを向こうとしていた。
咄嗟に顔を背けながら、私は残りの距離を一気に駆けきろうとする。
サンダルが脱げ、道の途中に転がった。
完全な全裸になってしまったが、走りにくかった一因がなくなって、私は加速することが出来た。
しかし、ギリギリで間に合わなかった。
車のライトが、はっきりと私の全身を映し出すのが全身で感じられる。
(みられた……!)
私は反対側の道に跳び込むと、そのまま一気に次の曲がり角まで走った。
角に隠れたのと同時に、先程の車が通り過ぎていくのが音でわかる。
幸い特に減速している様子もなく、あっと言う間に行ってしまった。
けれど、確実に見られた。
誰かに裸を。
そう思った瞬間、私は鼓動が急速に加速するのが感じられて、一気に身体の火照りが熱いくらいに燃え上がった。
角に座り込んで、誰かが通りかかるかもしれないということも忘れて、オナニーに没頭してしまう。
首がのげぞってしまうほどの激しい快感に、身体を震わせて何度も何度もイってしまった。
ようやく呼吸を整えた私は、再び自分の家を目指して足を進める。その膝くらいまで、あそこから出た粘液が垂れている。
もう身体は疲れ切っていて、ここが自分の部屋ならそこでそのまま倒れ込んで寝てしまいたいくらいだった。
勿論、そんなことは出来ない。
そんなことをすれば、朝になって起き出した人たちに全裸を晒すことになる。
その光景を一瞬想像して、またアソコが濡れるのがわかった。
まさか、私は誰かに見られることを期待しているのだろうか。
この情けない姿を。
この恥ずかしい姿を。
全て、余すところ無く。
見て欲しいと。
思っているのだろうか?
私の中で、理性はそれを否定したが、身体が更に熱くなるのが止められなかった。
(……どうしちゃったのかな……私)
ごく普通で、真面目だけが取り柄だったのに。
私は淫乱な人間になってしまったのだろうか。
全裸を人に晒したいと思うほど。
それが嫌でない自分を感じて、私は何故だかとても泣きたくなった。
ぺたぺた、という素足での足音を立てながら、私は路を急ぐ。
ある地点で、私は立ち止まった。
あと家まで数十メートル。
マンションがすぐそこに見えている。
けど、私は足を止めた。
止めざるを得なかった。
気付いてしまったのだ。
ここからマンションまで続いている道は二本ある。
片方は大きな道路がすぐ脇にある道。
こちらは夜中でも車の行き来が比較的多い通りで、道沿いには深夜もやっているコンビニがある。
こちらを通れば、間違いなく誰かに目撃されてしまう。コンビニの前に変な連中がたむろしているかもしれない。
方や、もう一方の道は閑静な住宅街が続いている。
けれど、こちらには学校のクラスメイトや昔ながらの知り合いの家がある。
夜中だし、起きている人も少ないと思うけど、万一見つかったらその時点で終わりだ。
翌週からは変態のレッテルを貼られ、苛められてしまうかもしれない。
私はどちらの路を通るべきか、迷った。
迷って。
悩んで。
万一でも知り合いに見られるよりは、不特定の誰かに見られる路を選ぼうと決めた。コンビニの前に変な連中がたむろしていたら引き換えすしかないけど。
決めた瞬間、遠い背後から誰かが歩いてくる足音が聞こえてきて、慌てて隠れていた角から飛び出す。
そして大きな道路が脇にある路を行こうとした。
けど、向こう側から、一つの人影がこちらに向かってくるのが見えた。
だから私は咄嗟に、知り合いの家がすぐ脇にある路の方を進んでしまった。
(やっちゃった……!)
後ろから誰かが来ている以上、立ち止まることは出来ない。
曲がりくねった道だから、影に隠れるようにしながら細心の注意を払いつつ、マンションに向かってとにかく歩く。
とにかくクラスメイトや知り合いに見つからないことを祈ることしか出来ない。
私は自分がどうしようもなく追い詰められていることを感じながら、同時にどうしようもなく興奮していることを感じていた。
とにかく後はもう、誰にも見れないことを祈りつつ、歩くしかなかった。
幸い、先程後ろから来た人は大きな通りの方に曲がっていったようで、私は再び耳を澄ませながら路を歩くことになる。
なるべく急ぎながら、けれど人には絶対に会わないように。
閑静な住宅街とはいえ、いや、住宅街だからこそ、遅くに帰ってくる人と遭遇するという羽目になるかもしれない。
私は耳を限界まで澄ましながら、その路を歩く。
その耳に、背後から車が走ってくるような微かな音が聞こえてきた。
咄嗟に私は隠れる場所を探すけど、すぐ近くに曲がり道もなく、隠れる場所がなかった。
焦るうちに、この通りに車が進入して来たらしく、曲がりくねっているからまだ見つかってはいないけど、ライトの明かりが徐々に近付いてくるのがわかった。
私はとにかくその車から逃れるために、すぐ傍の家の門柱の影にしゃがみこんで隠れる。
もしも車が近くで止まったらその瞬間にアウトだ。
私はとにかく見つからないことを祈って、身体を一層その角に押し付けるようにして隠す。
やや間があって、すぐ傍を車が通過していった。
暗がりの中でしゃがんでいたという効果もあったのだろう。
何とか気付かれずにやり過ごすことが出来た。
緊張で心臓が張り裂けそうだった。
サンダルさえ失った私は本当に全裸で。
見つかったら絶対に言い逃れなど出来ない状態なのだから。
しかし、何とかやり過ごせたと思ったのも束の間。
通り過ぎた車は、私が隠れている家から数軒離れたところで、止まったのだ。
赤いテールランプが点灯して、車がバックしてくるのが感じられた。
私は心臓が引き絞られるような痛みを感じるほど、焦った。
まさか見つかっていた?
それでバックして確認しようと?
いや、見つかっていなくても同じこと。
このままその車がバックしてくれば、今度こそ確実に見つかるだろう。
悪あがきにも近かったけど、私は隠れていた門柱の逆側に移動して、ギリギリまで見つからないように息を殺す。
車のバックは、数メートル離れたところで止まったようだった。
それから車のドアが開く音がして、誰かが路を歩く音がする。
緊張で心臓が痛いほど締め付けられる。
続いて聴こえてきた音に、私は思わず安堵の吐息を吐き出した。
ガレージのシャッターが開く音。
どうやらバックしたのは車庫入れのためで、全くこちらは関係がないことのようだった。
ここから動けない状態なのは変わっていないし、万が一いま誰かがこの道路を通りかかったら今度こそ逃げ場が無かったが、私は安心してしまった。
そして安心してしまうのと同時に緊張ばかりで消えていた興奮が湧き上がって、人の家の前でまたオナニーに興じてしまった。
やがて車が車庫に収納されてシャッターが閉まる音がして、静けさが戻ってくるまでずっとそうしていた。
慎重に立ち上がって、顔だけを覗かせて誰かが路を来ていないかどうか確認する。
誰も来ないことを見て、私は残り僅かな距離を走った。
ようやくマンションの前まで来た私は、明るい正面の入り口は避け、車を乗り入れたりする入り口(いわゆる裏口)からマンションの中に入った。
ここまで来ると内部構造を完璧に把握している分、気は楽になる。
それでも人に合わないようにエレベーターは避け、階段を登ってようやく私は自分の家に辿り着いた。
玄関を開けようとして、失敗する。
鍵がかかっているのを忘れていた。
玄関の横においてある植木鉢の下に、万が一のために合鍵はいつも用意されてある。これは別に露出のためではなく、日常生活のためだ。
この習慣がなければ南京錠の鍵をなくした時点で終わっていた。
普段の自分に言葉では言い尽くせない感謝をしつつ、私はようやく家の中に入れた。親はいない。いない日を狙っていた。
まさかここまで酷いことになるとは思っていなかったけど。
私は色々と汚れた身体をシャワーで洗い流し、肉体的にも精神的にも疲れ切った身体をようやく休めることが出来た。
次の日。
私は昼前に目が覚め、それから昨日の後始末をするために普通の格好で家を出た。
昨日裸で歩いた路を歩くと、昨日のことを思い出してしまい、それだけで恥ずかしかった。
通りで脱げてしまったサンダルは片方はまだあったけど、元々なくなってもいいように百円ショップで買ったものなので回収はせず、通り過ぎる。
その場所で車の人に裸を見られたと思うと、あそこが熱くなる。
いつものように子供達が遊んでいる公園に着くと、まずは入り口脇のベンチの傍を見て回った。
鍵が落ちていないかどうか軽く探してみたけど、やっぱり見つからなかった。
茂みの中にでも投げ込まれてしまったのだろうか。
さすがに茂みの中にまで入るのは変に思われるので、鍵は諦めて次に向かう。
昨日は全裸で通り抜けた五十メートルの散歩路を歩く。
朝はもっと多いのだろうけど、昼時だからか殆ど人はおらず、初老の男の人、一人とすれ違っただけだった。
堤防と砂浜のところは、夜であろうと昼であろうとあまり人はいない。
例の『檻』に行くため、階段を降りようとした時、下から上がってきた人とぶつかりそうになった。
「あ、ごめんなさ……って、旭くん?」
思わず誤りかけて、その人がクラスメイトの筑紫旭くんだということに気付いた。
柔和で陽気な性格をしていて、さらにルックスもまあまあで、密かに女子の間で人気は高い男の子だ。
旭くんは、いつも通りの柔らかい笑みを浮かべて私に会釈してくる。
「おや。あかねさん。こんな寂しいところに何しに来たんだい? うら若き女性が休日に来るところではないと思うけどね?」
台詞の後半は彼のいつもの冗談だ。
おどけた様子の旭くんに、私は笑みを浮かべて見せる。
「まあ、散歩よ。そういう旭くんこそ、何でこんなところに?」
「僕もまあ、散歩といえば散歩だよ。目的があったから徘徊ではないことは確かだね」
「目的?」
何のことだろう、と私がオウム返しに聞き返すと、旭くんは少し思案気な顔付きをした。
「……んー。まあ、ちょっとした目的さ。ーーところであかねさんはもう見たかい?」
誤魔化されたような気がしたけど、彼の言葉の方が気になったので追求はしないことにした。
「見たって……何を?」
私が訳がわからないまま聞き返すと、旭くんは面白げな顔付きをする。意味がわからない。
「ああ、その様子だとまだ見ていないみたいだね。なら、家に帰った後で、例の掲示板を覗いてみるといいよ? チャットの方も盛り上がってるから」
例の掲示板、というのは私のクラスの人達が集るインターネット上の『サイト』にある掲示板のことだった。
宿題の範囲や答えを尋ねたり、なんてことはない世間話や、色恋話に代表される内緒話などもしている。
今のところニュースなどでよく話題になるーー誰かのことを誹謗中傷したりするようなーー場所ではなく、あくまでも喋り場や溜まり場という感じの場所だ。
そこを覗いてみろ、という旭くんの台詞の真意はわからなかったけど、とりあえず頷いておく。
「わかった。帰ったら覗いてみるわ」
「ん。素直なのはいいね。あかねさんの魅力と言ってもいいと思うよ?」
ただ適度に真面目なだけなのに、変な風に褒める旭くんの言葉に私は照れくさくなる。
つまらないだけの個性をそんな風に言ってくれる旭くんは優しいと思った。
「ーーただ、それこそ『素直に』影響されなければいいけどね……」
続けられた言葉は、呟くような声量だったので、良く聞こえなかった。
「え? なに? 旭くん?」
聞き返す私に対して、旭くんは手を振ってみせる。
「いや、こちらの話だよ。……とりあえず、僕は目的を果たしたからもう帰るよ。また明日、学校で」
相変わらずちょっと独特なテンションを持つ旭くんは、私に向かって手を振るとさっさと去ってしまった。
私は首を傾げながらも、とりあえず服を回収するために堤防の階段を降りる。
一応誰にも見られていないことを確認しながら、予備の鍵で扉を開いた。
あまり長居してここに入っていることを人に知られてもまずいので、部屋の隅に置きっぱなしになっていた服を、持ってきた鞄の中に隠して急いで外に出た。
それから元々掛かっていた古い南京錠を元のとおりに掛け、私は『檻』を後にする。
家に戻ったわたしは、服を洗濯機の中に放り込んでから、旭くんに言われた通りに例のサイトを覗いてみることにした。
(何か面白い話題で盛り上がってるのかな……うわ、この時間なのに、チャット部屋に九人もいる……何を話してるんだろ……?)
少し気になったけど、とりあえず先に掲示板の方を覗いてみることにした。
マウスポインタを操作して、掲示板のリンクをクリックする。
ーー瞬間、心臓が止まるかと思った。
この掲示板は、画像もアップできるようになっている。
可愛らしい雑貨や面白いものを見つけた人が、その写真をアップしてそれを話題に盛り上がるための機能だ。
そして、いま現在トップに出ている写真。
それは。
不鮮明な画像だったけど、それは。
ーー間違いなく、昨日の私の写真だった。
タイトルは『露出狂が出た!』だった。
端に門柱が写っているところを見ると、最後の最後で車から逃れて門柱に隠れた時のものだろう。
門柱の影にしゃがんで、オナニーをしている現場を撮られていた。
角度から見るに、向かい側の家の二階から撮ったようだ。
投稿者は『HIKARI』。
確かクラスの男子の一人。あまり面識はない。
あまり私を知らない男子だったから、被写体が誰だかわかってはいないようだった。
さらに携帯でズームにして撮ったのだろう。手振れが酷い上に横からの撮影なので、この写真から私だと判別するのは不可能だ。
でも誰かが裸で門柱の影にしゃがみこんでいるのは、色の濃淡ではっきりわかる。
幾つかのレスが、その投稿についていた。
『HIKARI:露出狂が出た! 俺の家の前! 正直びびった』
『RYUMA:うげー!!!!! 変態っているもんだな!!!』
『朝日:これ、アップしても平気なのかい?』
『KANA:最悪!! 変態の画像なんて消しなよ!!』
『みづき:HIKARIくんの家の前ってことは、×○町の誰かってこと?』
『MASA:編隊……もとい、変態だな!!』
『渡貫:露出狂は巷ではそれなりに話題に上がるが、本当にいるとは。それもこんな近くに。この世は不思議で満ちているな』
『PO:クラスの誰かだったりしてな♪ ひゃははは』
『鈴:PO、馬鹿なこと言わないでよ!!!!』
『奈々:うちのクラスにこんな人がいるわけないじゃない! ……ところで、みづきはHIKARIくんの家が何処か知ってるんだ?』
『往時:そうだねぇ。クラスにそんな人はいないと思うよー。しかし本当に変態さんだねぇ。何を考えているのやら』
心臓が張り裂けそうなほど鼓動する。
クラスの皆に、自分のこととまではわかっていないとはいえ、このことが知られた。
私はこらえ切れない羞恥心に全身が嬲られる思いがした。
ここで私がこのレスに、
『あかね:これ、わたしです』
と加えたらどうなるのだろう。
変態だと罵られるだろうか。
冷たい目で見下されるだろうか。
苛められて、しまいにはクラスでは全裸でいるように義務付けられるかもしれない。
私はその想像に気分があっと言う間に興奮していくのが感じられた。
その場で服を全て脱いで、興奮を鎮めるために必死になってオナニーをする。
クラスの皆に全てを見られる想像をしながら、私は暫くの間、オナニーに没頭していた。
終
]]> スポーツ新聞の片隅に、芽以が所属する劇団の社長が、多額の借金を残して突然行方をくらました記事が載った。
黒河芽以は今年中学生になったばかりの十三歳。母親に勧められて幼い頃から劇団に所属して演技を磨いてきた。最近では端麗な容姿と物怖じしない性格が認められて、映画やテレビドラマに出演するまでになっていた。
そんな芽以達母娘の元へ失踪した社長の矢沢明から手紙が届いた。
事務所を潰してしまったことについては触れられていなかったが、芽以の今後の芸能活動については狭山芸能という事務所に委任しているので心配しないようにと書かれてあった。
そしてその数日後、その狭山芸能の社長と名乗る男が数日の内に黒河家を訪れて来た。
狭山が言うには、矢沢は同業の狭山興業にも多額の借金があり、その返済の代わりに芽以の営業権を譲渡したと言うことらしい。
せっかく娘がジュニアアイドルとして有名になりかけていた時に、社長の失踪とともに劇団がつぶれたと聞いて心配していた両親は、渡りに船とばかりに狭山芸能と再契約を済ませてしまった。
給料制のギャラなどは以前の事務所と同じ条件だったし、新しく設立するミュージカル劇団の主役級の団員として招きたいという条件は、魅力的なものだった。新しい条件として、しばらくの間は劇団の寮に入って、本格的な踊りや演技のレッスンを受けることになったのも、将来的にはスター女優になることを夢見る両親にとって、願ってもないことであった。
狭山興行の子会社である狭山芸能の事務所は渋谷にあり、新劇団の事務所も兼ねていた。その事務所にほど近いところに、芽以が引っ越してきた劇団の寮がある。
寮といってもビルの中にあるだけで、部屋の作りはワンルームマンションと同じである。そのビルは、一、二階が稽古場になっており、三階が事務室と食堂に物置、四階から上が寮になっていた。
寮への引っ越しには劇団の先輩達が出迎えてくれたのだが、その中に顔見知りの人物が居ることを知って、芽以は途端に暗い気持ちになった。
芽以が所属する予定になっている劇団の座長であり、芽以の演技指導を受け持つ教師でもある斉藤は、三十代半ばであろうか、がっしりした体格で精悍な顔つきの男であった。
全員、スポーツマンを思わせる立派な体つきとは反対に、芽以のことを舐めるように見詰める陰湿な目つきが気になったが、それより芽以がショックを受けたのは、一人だけの女性のだった。
「お久しぶりね、黒河さん。せっかく有名になったのに劇団自体がなくなっちゃうなんてご愁傷さま。お陰でこんな劇団に移籍させられるなんて、ご同情申しあげるわ」
皮肉たっぷりに挨拶したのは、葛城アヤという名の女優で、前の劇団では芽以の先輩であった。その後アヤは退団してしまったのだが、それまでの間、何かといえばアヤに虐められていた芽以にとって、彼女は最も嫌な存在であった。
そのアヤが今度は教師役として目の前に現われようとは、芽以にとって不運な偶然としかいいようがなかった。
『今さらしょうがないわよ。契約書にサインしてしまったんですもの』
芽以は自分の胸に言い聞かせるように心の中で呟いた。
芽以が越してきたのは土曜の午後だったが、荷物は先に届いており、タ方までには引越しの後片づけも一段落していた。
「新しいレッスンルームを案内するから、レオタードを持ってついてらっしゃい。九時過ぎには狭山社長や理事の寺井さんが、貴女の演技を見に来られる予定だから準備をするのよ」
夕食を済ませて部屋の片付けが終わったところでアヤに声をかけられた芽以は、レオタードやバレエシューズを入れたスポーツバッグを持ってくると、アヤの後について裏階段で二階に降りた。
ドアを開けてレッスンルームに入ると、思いのほか広々とした部屋は、梁が剥き出しになった天井も高く、パイプが組まれていたり滑車や鎖が垂れていて、舞台を組んだ本格的な稽古もできるようになっていた。
レッスンルームの隅には十字架のような柱や、背が尖った台やスチール性のベッドの様な物まで置いてあったが、何も知らない芽以にとッは、舞台道具にしか見えなかった。
アヤがスイッチを押すと、天井のダウンライトや壁際の床に埋められたフットライトがいっせいに光を放って、窓のないレッスンルーム内は真昼のように明るくなった。
「他の階の邪魔にならないように、ここは防音完備になってるの。正式の入口は反対側のエレベーター寄りだけど、この裏口は寮の部屋から直接来られるし、いつでも使える様になってるから」
説明しながらレッスンルームを横切ったアヤは、更衣室やシャワー室に芽以を案内した。
「ここで着替えて、準備をしなさい。まだ一時間以上あるから、踊りの練習でもすればいいわ。私は三階に戻るけど、何かあったら連絡しなさい」
芽以に声をかけたアヤは、ステレオを自動にセットしてレッスンルームから出て行った。
「行っちゃった」
首をすくめて無邪気に舌を出した芽以は、さっそく更衣室で自前のレオタードに着替えてレッスンルームに出ていった。
前の芸能ブロダクションよりはるかに広く、設備も整ったレッスンルームは、芽以のそれまでのモヤモヤした不安を吹き飛ばした。三度の食事よりも踊りの好きな芽以は、ステレオのリズムに乗せてのびのびと跳躍し、鮮やかに回転した。
眩しいライトが、まるで華やかな舞台で観客の注目を浴びながら主役を演じているような錯覚を芽以に抱かせる。
もっとも、それは錯覚とばかりは言いきれなかった。正面の鏡の後ろでは、狭山をはじめ理事たちが、新しい生贄の瑞々しい肢体に熱っぽい視線を注いでいたのだ。
三十分ほどしてステレオがとまると、芽以は更衣室で着ているものを脱ぎすてて隣りのシャワー室に入った。
『素晴らしいレッスンルームね、寮もワンルームマンション並だし、前の劇団より待遇がいいわ……葛城さんが先生だなんてやだけど、これもスターになるためだから、がんはらなっちゃ……』
汗を流した芽以は、タオルで身体を拭きながら更衣室に入ってきたが、そこに脱いだはずのレオタードやタイツはもちろん、着替えの衣類やスポーツバッグまで姿を消しているのに気づいて愕然となった。
『困ったわ。誰かが持ってったのかしら。まさか葛城先生?』
蒼ざめた芽以は、電話があったのを思いだした。
『そうだわ。あの電話で三階の事務室に連絡するしかないわ……とにかく、何か着るものを持ってきてもらわないと……』
小さなタオルを腰に巻きつけた芽以は、更衣室のドアをそっと開けて、人気がないのを確かめてからレッスンルームに出た。
小走りにレッスンルームを横切ろうとする芽以の背後から、不意に声がした。
「どこに行の、芽以ちゃん。服ならここにあるわよ」
ギョッとして振り向く芽以の前に、衣類やバッグをかかえたアヤが、ドアの陰からのっそり現われた。
「あ、アヤさん……そのバッグ……着替えも……」
スポーツバッグが見つかってほっとした芽以は、両手を胸に交差させたままアヤにそう言って、返してもらおうと近づいた。
「だから……」
「えッ……」
嘲笑するようなアヤの冷たい声に、以前の劇団でアヤに虐められていた記憶を蘇らせた。
「ああ……アヤさん……」
「アヤさんじゃなくて、今は貴女の先生よ……」
名前を呼ばれたアヤは、強い口調で言い正した。
「ごめんなさい、先生……ああ、服を……服を返してください……」
芽以はまたアヤが悪ふざけをしているものだと思って、丁寧に頼んだ。
「服?……ああ、これね……ふーん、ジュニアアイドルとか呼ばれて、一人前にアイドルしてると思ったのに、子供みたいなパンティを履いているのね……」
アヤは憎々しげに言いながら、白い綿のパンティを広げながら言った。
「ヒィ……嫌ッ……見ないで……パンツを返して……」
汗に汚れた下着を見られて、芽以は顔を真っ赤にしながら叫んだ。小さなタオルを腰に巻いただけの姿でなければ、アヤに飛びかかっていただろう。しかし下手に走ればタオルが落ちてしまいそうで、立たずんだまま哀願する。
「あら、これは何のシミかしら……」
アヤは芽以が動けないことをいいことに、パンティの股間に当たる部分を裏返しては、拡げて見せた。
「やだぁ……やめて……かえしてよぅ……」
芽以は左手で胸を隠して、アヤから下着を奪い返そうと右手を伸ばした。しかし、アヤはスルリと身をかわす。腰のタオルを気にしながら、ヨタヨタとついていくと、突然、その前でエレベーター側のドアが開き、二人の男が出てきて立ち寒がった。
「キャアアーッ……い、いやあッ……」
芽以はほとんど裸の姿を男達に見られて、悲鳴を上げるとその場にしゃがみ込んでしまった。異性に対しての羞恥心が一番強い年頃の芽以にとって、同姓のアヤにならともかく、腰にタオルを巻いただけの裸を男の人に見られるのは、死ぬよりも恥ずかしいことなのだ。
「なんだもう裸にしてるのか。準備がいいなぁ……」
男の一人が言った。縄の束を一肩から担いでいるその男は、座長で教師役であるはずの斉藤だった。もうひとりは知らない男で、ビデオ用の三脚を肩からさげ、デジタルビデオカメラと普通のカメラを手にしていた。
「な、なんなの……ああ、見ないで……お願い、出ていって……」
芽以は恥ずかしさのあまり泣きだしそうになりながら、悲痛な声で叫んだ。
「そうはいかないわ……二人とも可愛い芽以ちゃんを虐めたくって仕方ないって言うから、私が呼んだのよ……貴女にはたっぷり泣いてもらいますからね……」
うずくまったまま、できるだけ恥ずかしい処を隠そうとしている芽以に、残忍な笑みを浮かべたアヤが言うと、
「へへへ、まずは素っ裸になってもらおうか……早くそのタオルをとるんだ……」
縄を手にした男が芽以を鏡張りの壁際に追いたてながら言うと、もう一人の男が、その光景をビデオカメラで撮影しはじめる。
「ど、どうして裸にならなきゃいけないのよう……これ以上近寄らないで……ああ、こんな姿……ビデオに撮らないで……」
両手で幼い乳房を隠して震えだした芽以は、それでも気丈に叫んだ。
「フフフ、貴女も中学生になったんだから、これからは女の子として虐めてあげるわ、死にたくなるような恥ずかし想いをさせてやるから……」
「ヒイイーッ……ど、どうして……どうして、こんな酷いことをするの……私が何をしたって言うのよ……」
前の劇団にいた頃から、アヤには虐められてきた芽以だったが、これほど酷い仕打ちを受けるとは、想像にすらしなかった。
「何をしたって……惚けるのもいい加減におし……貴女に私がどれほど煮え湯を飲まされたか、忘れたと言わせないわ……」
突然、アヤが怒りを露わに大声で怒鳴ると、
「ああ……そ、そんな……わたし……」
と、芽以はアヤの恐ろしいまでの形相に、震え上がりながら言葉を詰まらせる。そんな幼気な少女を見下ろしながら、アヤが殺気だった声で続けた。
「フン、白を切るなら言ってあげるわ……」
そうして、幼い美少女によって狂わされた自分の青春を、語り始めたのだった。
*
アヤは劇団の中でも一、二を争う演技派の女優であった。そしていつか主役に成ることを夢見て、努力を重ねていたのである。
そんなときに、まだ小学生の芽以が入団してきたのであった。
人見知りしない性格と、その可憐な愛嬌で、芽以は劇団のみんなから愛されるようになった。
そしてそれは、座長や事務所の社長を始め、劇団の経営者達も同じであり、芽以は、たちまち劇団のアイドルになっていった。
しかし、アイドルになったと言っても所詮小学生の演技力は、実力こそが全てと演技を磨いてきたアヤの眼には、学芸会のお遊戯程度にしか映らなかった。
そんな芽以が、次の公演の主役に決まったのである。
しかも、次の公演と言えば、アヤが主役となったミュージカルを公演する予定だったものが、急遽変更されたのだ。
やっと主役になれると思っていたアヤにしてみれば、青天の霹靂である。
しかも、密かに恋心を抱いていた若き演出家の三宅まで、芽以にぞっこんになり、完成間近だった脚本を全て書き直して芽以のために新作を起こしたのであった。
『好きだと云う事を告白すれば、三宅の心を自分に向けられる……』
そう思い、意を決した愛の告白も、ロリコン趣味だった三宅に、にべもなく断られたアヤは、主役への夢と共に恋まで失ったのだ。
それが芽以に対するいびりとなっていった。アヤは幼い芽以をいわれもないことで、何度も泣かしたのである。
そして決定的な事件が起きた。アヤとプロデューサーとの不倫事件であった。
十人並みの容姿しかないアヤにとって、主役の座を手に入れるためには、人並み外れた努力をしなくてはならない。それでも容姿が優先される世界では、制作者側の人間に気に入られないと駄目なの事が解った。
若く男前の演出家への恋は、計算高いアヤにとって一石二鳥をねらったものだったが、それを芽以に邪魔されて、アヤはプロデューサーを誘惑するという、安易な方法を選んだのだった。
しかし、それさえも芽以に邪魔されてしまったのだ。
家族で食事に訪れたホテルで、芽以はアヤの不倫の現場を目撃してしまい、不倫とはいかなるものかも知らない芽以は、楽屋で無邪気にしゃべってしまったのだ。
すでに噂になりつつあった不倫疑惑は、芽以のおしゃべりで火がついてしまった。
スキャンダルを恐れる劇団側は慌ててアヤを追放した。有名な劇団を追われたアヤは役者への道も閉ざされ他も同然であった。
芽以としては悪気があってしゃべったわけではないのだが、一度ならずも二度までも芽以に邪魔され、挙げ句の果てには演劇界から追放されたアヤにとっては、幼い芽以は憎んでも憎みきれない存在になった。
*
「どう、自分がいかに罪深い女だって事を思い出したかい……」
恨みの全てを言い切ったアヤが、全裸のまま震えている芽以に怒鳴った。
「そ、そんな……知らなかったんです……それに……私が、悪い訳じゃ……」
アヤの不幸を聞かされて同情こそするものの、それを全て自分のせいだとされるいわれは無かった。これでは逆恨みもいいところである。
「フン、まだ解ってないようだね……この劇団に移籍してきたのが運の尽きよ……女の子に生まれてきたことを後悔するぐらい、いびり抜いてあげるから、覚悟をおし……」
アヤは、芽以に向かって言い放つと、今度は縄を手にした男に向かって、
「早くこの生意気な小娘を縛り上げてしまいな……うんと恥ずかしい格好にね……」
と、哀れな少女を縄で縛るように命じた。
「へへへ、まってました……さあ、おとなしく裸になりな……おじさんが、うんと恥ずかしい姿に縛ってあげるよ……」
「ヒーッ……嫌よッ……縛られるのなんて……ヒイイーッ……来ないで……恥ずかしいッ……見ないで……」
じわじわと男達に詰め寄られて芽以は悲鳴をあげると、男たちの間をすり抜けて裏口のドアのほうへ逃げた。
「ほお、意外と威勢がいいじゃないか。やっぱり縛りあげないと観念できないらしい」
男達は芽以がドアのところまで逃げても、余裕の口調でふざけている。それもそのはずだ、芽以がドアを開けようとしても鍵がかけられていて開かなかった。
逃げ場を失った芽以に、再びアヤ達が近寄ってくると、芽以は悲鳴をあげて正面の鏡のほうに逃げだした。
タオルを腰に巻いただけの裸で逃げ惑う芽以を、アヤと縄を手にした男が追いまわし、もう一人の男が、逃げ惑う芽以をビデオカメラで撮影している。
露わな胸を手で隠し、腰のタオルを押さえながら逃げまわる芽以を追いつめるのは容易なはずであった。だが、撮影効果を考えてのことか、男たちは、猫が鼠を嬲るように余裕をもってネチネチと追いまわした。
「腰にタオルなんか巻いてるから、早く走れないのよ。ほら、素っ裸で逃げてみな……」
アヤが追いすがってタオルを荒々しくむしりとり、
「もっと早く走らんと、捕まえちまうぞ」
全裸にされた少女のプリプリ弾むお尻を、斉藤が後ろから縄の束でピシャッと叩く。
「ヒィッ……た、助けて……」
「だ、誰か来て……ヒィッ!」
突然の悲劇に、芽以は哀切な悲鳴をあげて、空しく救いを求めつづけるしかなかった。
※※ 怨恨 ※※
全裸で逃げ惑う美少女を撮影している覆面男は、狭山興行の裏方をつとめる山崎である。縄を持って追い立てているのが斉藤といって、過激な狭山興行のアングラ劇団『スレイブマスター』の座長であった。
アングラ劇団がSMプレーを取り入れた演劇を公演することは珍しくないが、裏の社会で会員制のSMクラブを経営したり、無修正のビデオや写真集を作っている狭山興行だけに、その劇団が演じる内容はさらに過激であった。
タレントのたまごを騙したり、素人娘を誘拐してきては劇中で責め嬲り、観客たちまで壇上にあげて、本当に集団レイプすることで有名であった。
もちろんその公演はすべて秘密で、限られた会員だけを観客としていた。
黒河芽以が主役として活躍を約束された劇団とは、まさにこの『スレーブマスター』であった。
やっと中学生になったばかりという幼い芽以を、その女の子の一番恥ずかしい処まで露わにして責め嬲り、泣き叫びながら悶える姿を鑑賞したり、可愛らしい唇や幼いオ○ンコ、そしてお尻の穴までも、その可憐なジュニアアイドルの体のすべてを観客となった会員達に提供することが、本来の目的であった。
すべては劇団の演目内容まで確認しなかった芽以側の落ち度であった。芽以の両親にしてみても、お世話になった元劇団の矢沢の紹介だっただけに、よもやそんな恐ろしい内容の劇団だとは思ってもいなかったのだ。
もちろん、中学生になったばかりのジュニアアイドルを、観客まで一緒になって凌辱しようとする劇団が、この世に存在することすら知らなかっただろう。
だが、移籍の契約まで済ませてしまった芽以にとって、その悲惨な運命は動かざるものとなっていた。
*
腰のタオルまで奪われてしまった芽以は、閉ざされた稽古場の中を片手で股間を隠し、もう片方の手で幼い胸を隠しては、男達の間を逃げまどっていた。
二本の手だけでは股間と胸を隠すのが精いっぱいで、初々しいお尻を隠すこともできない。
その丸く小さなお尻を平手で叩きながらアヤと斉藤が追いまわし、ビデオのカメラは確実に瑞々し裸体を録画していた。
稽古場の正面の鏡がマジックミラーで、その後ろから理事たちが覗いていることを承知している彼等は、必死に逃げ惑う芽以をわざと鏡の前で背後から抱きつき、
「ほら、可愛いオッパイをたっぷり撮ってもらいな」
と言って、必死に胸を隠す芽以の腕を払いのけ、ビデオカメラにはもちろんのこと、鏡の後ろで息をのんで見つめている観客達に、その幼い乳房を見せつけるのであった。
「ヒーッ……や、やだー……」
初々しい乳房をカメラの前に丸出しにされて悲鳴を上げる芽以を、アヤが痛々しいまでに細い脚を払って仰向けにひっくり返ってしまう。
思わず両手を床についてしまった芽以は、心ならずも丸出しになった股間を鏡に映し、ビデオカメラにまで撮られてしまう。
「へへへ、お毛々はまだ生え揃ってないようだな」
慌て股間と胸を手で隠し、立ち上がって逃げる芽以を二人がかりで追いすがり、鏡の前に戻しては両手を捩じり上げ、やっと膨らみ始めたばかりの小さな乳房を鷲掴み、陽炎のように萌えでた恥毛を摘んで毟り取る。
そのたびに、こわれた笛のような悲鳴をあげていた芽以は、まもなく、疲労と恐怖のあまり逃げる気力も失って後ろ手に縛りあげられてしまった。
縄は幼い乳房の上下にも巻かれ、まだ膨らみ始めたばかりの小さな乳房の根元を締め上げるようにしてきつく固定された。
レッスンルームの正面の鏡から一メートルほど手前には、腰の高さにレッスン用のバールが設けられ、その後ろに、二メートル間隔に柱が立っている。
アヤの指示を受けた斉藤と山崎は、後ろ手に縛った全裸の少女を、柱に背中を預ける形で尻餅をつかせ、すんなり伸びた両脚を逆八の字形に吊りあげて足首をバールに縛りつけた。
上半身を後ろに倒し加滅にしているので、淡い恥毛から透けて見える薄桃色の切れこみはもとより、その下にひっそりすぼまったアヌスまで、女の子の一番恥ずかしい処をあますところなく鏡に映していた。
少女から女への過渡期にある瑞々しい肢体は、有名なジュニアアイドルだけに一片の贅肉もなく引き締まり、やっと中学生になったばかりの少女とは思えないほどすばらしいスタイルをしていた。
「可愛いお尻の穴まで丸見えだぜ。お目々を開けて、鏡を見てみろよ」
芽以の後ろにしやがみこんだ斉藤が胸に手をまわし、縄に挟まれいびつにへしゃげた幼い乳房を揉みしだきながら囁くと、鏡から顔を背けている芽以の傍らに寄り添ったアヤが、バールに吊りあげられている形のいい太腿を撫でさすりながら、
「せっかくの綺麗な顔を隠すことはないでしょ。正面を向いてオメメを開きなさい」
と黒髪を掴んで正面を向かせる。
だが、それまで男の目に裸身をさらしたこともない純情な少女が、男の手で好きなように弄ばれている自分のあられもない全裸を直視することなど、できるはずもなかった。
「い、いやッ……さ、さわらないで!……お願いだから、許して……」
「鏡を見ろと言ってるのがわからねえのか。オッパイを握りつぶすぜ」
固く瞼を閉じたまま哀願する芽以の、まだ膨らみきらない乳房を斉藤が鷲づかみ、惨めに勃起した乳首を捻る。
「ヒィッ……み、見ます。見ますから、お乳を許して……」
激しく首を振りながら哀訴に喉をしぼる芽以の、その股間に手を伸ばしたアヤが、少ない恥毛をまとめて掴み、
「早く見るんだよ……目をつぶってると、せっかく生えたばかりのお毛々を毟っちまうよ……」
言いつつグイグイ引っぱる。
「ヒッ、ヒィッ……言う通りにしますから、毟らないで……ヒィッ!」
苦痛に耐えかねて目を開けた芽以は、涙に霞む視線を鏡に向けた。そして、背後に位置した山崎が、鏡に映る自分のあさましい姿にカメラを向けているのに気づいて狼狽した。
「い、いやッ! こんなところを写真に撮らないで!」
吊りあげられた両脚を振りたてながら、ひきつったような声をあげる芽以に、
「写真じゃないわ、ビデオよ」
とアヤが注釈を加えた。
だが、撮られる芽以にしてみれば、写真であろうとビデオであろうと、恥ずかしさに変わりはない。
「やめて……お願いですから、それだけはやめて……」
夢中で哀願する芽以に、大井が因果を含めた。
「また貴女に劇団を追い出されないための保険よ……これさえあれば、貴女は私に逆らえないでしょ……」
「そ、そんな……逆らったりしません、誰にも言いませんから……」
「これからは俺達も芽以ちゃんのことを女の子として虐めてやるよ……ワレメちゃんをビデオで撮られるぐらいでガタガタ言うんじゃねえ。ほれ、オープンしたところをバッチリ写してもらうんだ」
床に尻をつけて支柱に寄りかかった少女の背後から手を伸ばした斉藤は、まだ子供のままのようなワレメを大きく左右にくつろげた。
「い、いやあッ……や、やめてッ……こんな……恥ずかしいッ……お願いだから、許して……」
色づきも薄いピンク色の柔襞のたたずまいまで鏡に映された芽以は、真っ赤に染まった顔を左右に振りたてて叫んだ。しかし、後ろ手に縛られ、両脚を逆八の字の大股開きでバールに吊りあげられていては、抗うすベもない。
「綺麗な色だぜ。まだ使いこんでいないようだが、彼氏はいるのかね?」
芽以の秘奥をくつろげていた斉藤は、指を内部に沈めながら尋ねた。
最悪の事態が近づいたのを予感した芽以は、夢中で首を振りながら答えた。
「そ、そんな人、いません。男の人とは、キスもしたことがないんです。お願いですから、それだけは許して……」
「フム、どうやら、本当にバージンらしいな」
芽以の狭小な切れこみの内部をまさぐっていた斉藤は、残念そうに言った。
「処女膜を破ると、万一の場合、強姦致傷でやばいわよ……」
アヤは斉藤を諌めるように言うと、
「いいこと、これから私の言うとおりにすると約束するなら、処女を犯るのは見合わせてあげてもいいわよ」
誘いの水を向けられた芽以は、すがりつくように答えた。
「は、はい……な、なんでも言う通りにします。言うことを聞きますから、犯すのだけは……処女だけは、許してください……」
「じゃあ、まず自己紹介だ。名前と年齢、身分などを、鏡を見ながら言うんだ」
斉藤は、芽以の処女膣に沈めた手の指で柔襞を淫靡にまさぐり、右手で縄に絞り出された痛々しい乳房を揉みまわしながら命じた。
「は、はい……」
男の巧みな指弄で否応もなく妖しい感覚をめざめさせられた芽以は、鏡に映る自分のあさましい姿を羞恥に霞む目で見つめながら、かすれた声で申告した。
「く、黒河芽以……十三歳の中学一年生です」
「中一にしては、顔も身体もいいよ。次は芽以ちゃんの身長、体重に、スリーサイズを言うんだ」
未熟な乳房の頂点にすくんでいる薄桃色の乳首を斉藤がシコシコ揉みたてると、芽以は、おぞましさに交錯する淫らな感覚から逃れるようにあわてて答えた。
「し、身長は百四十二センチ、体重は三十七キロです。サイズは、測ったことがないから、わかりません」
「ジュニアアイドルなら、サイズぐらい測っとけ! ウエストのくびれは申し分ないが、バストとヒップが貧弱だな。上から七十五、五十四、七十七といったところだろう。もっとも、まだ十三歳なら悲観することはないよ。毎日こうやってモミモミしてるうちには、オッパイも大きくなるさ」
斉藤の指の腹で転がされているうちに、可憐な乳首は次第にしこって頭をもたげてくる。
「ああ……も、もう許して……」
「許してと言う割りにはけっこう濡らしてるじゃないの……これでバージンとは信じられないわね……」
剥き拡げられたオ○ンコにキラキラと滲み出た愛液を指先で拭い取ったアヤが、その濡れそぼった指を芽以の眼前に突きつけると、哀れな美少女はうなじまで朱に染めてうなだれた。
アヤ達は後ろに隠した小瓶から媚薬をすくい取り、芽以の敏感な部分に擦りつけていた。経験を重ねた年増女でさえ悶え狂う秘薬は、性に対して経験など無い少女にとっては、強力すぎる媚薬なのだ。
だがそれを知らない芽以は、女の子の一番恥ずかしい部分を鏡に写され、ビデオにまで撮られている状況で、感じてしまう自分に、更なる羞恥を覚えた。
まだ男を知らない芽以であったが、自慰の経験がないわけではない。罪の意識におののきながら自分の指で秘奥をまさぐり、妖しい感覚に身を委ねたことはあるが、この恥辱の中で弄ばれる刺激は、自慰の時とは比較にならないほど強烈だったのだ。
「ああ、そんな……感じてなんかいません……ほ、本当に処女なんです。男の人とキスをしたこともありません。信じてください」
自分の身体の恥ずかしい反応を、信じたくない芽以は、必死になって否定した。
「じゃあ、これは何? 男とキスをしたこともない処女が、どうしてこんなに濡らしているの……ほらクリちゃんまで覗かせて、恥ずかしいったらありゃしない……」
そう言いながらアヤに、濡れそぽった秘奥の上端から、恥ずかしげにのぞくクリトリスを剥きあげられた芽以は、
「ヒイッ……そ、そこは、かんにんして……」
と、吊りあげられた両脚を狂ったように振りたてた。
だがアヤの指は剥き上げられたクリトリスを、指の腹で転がしては摘み上げ、二本の指で挟んでは激しく擦り上げた。女の弱点を知り尽くした同じ同姓だからこそできる、徹底したクリトリス責めだった。
「そ、そんな……ああ、ゆ、許して……変になっちゃう」
か細い声で許しを求める芽以のクリトリスをアヤが責め立てると、幼い膣の中まで斉藤が指で嬲り立て、ビデオを三脚にセットした山崎までが、膨らみ始めたばかりの乳房を揉み廻し、恥ずかしく勃起した乳首を吸い立てた。
「ヒイイーッ……許してッ……嫌よッ、こんなの……あああッ……恥ずかしいの……止めてッ、お願いッ……うあああーッ……ヒイイーッ……」
芽以の哀訴の声は次第に激しい喘ぎに変わり、悲痛な声で許しを請い続けた。
強力な媚薬を塗られただけでも女の弱点を知り尽くした三人の男女による執拗な責めに、セックスの経験など無い少女が耐えられるものではなかった。
「あああ……駄目えッ……芽以、変になるぅ……うあああ……許してッ……も、もう……」
どんなに恥ずかしいと想っていても、身体は自分の意志に反して燃え上がり、めくるめく官能の嵐に精神がヅタヅタに引き裂かれていく。
まもなく幼い芽以は、華著な裸身を激しく痙攣させて、最も恥ずかしい絶頂の瞬間を迎えてしまった。
※※ 罠 ※※
「ヒイイーッ……嫌あッ……」
バールの支柱に背をもたせて、目を閉じたまま余韻の痙攣に浸っていた芽以は、ふと、股間に異様な感触を覚えて、目を開けた途端に悲鳴をあげた。
吊りあげられた両腿の付け根に、シェイビングクリームをなすりつけた男たちが安全剃刀で恥毛を剃ろうとしているのだ。
「や、やめてッ……そんな恥ずかしいことは、やめてッ……それだけは許して!」
吊りあげられた両脚を狂ったように振りたてる芽以に、アヤがドスの利いた声で因呆を含めた。
「こんな恥ずかしいことをされても気を遣ってしまう変態に、お似合いの姿にしてやろうてんだよ……こいつらに処女を犯されたくなかったら、大人しくするんだね……ほら、動くと大事なところに傷がつくよ……」
「ああ……ひ、ひどい……」
絶望の呻きをもらして動きをとめる美少女ジュニアアイドルの恥丘から、淡い恥毛はみるみる姿を消していった。
「そら、一丁あがりだ。カワイコちゃんには、ツルツルのほうがお似合いだぜ」
「それは、もう普通の女の子でなくなった証拠さ……お前が私たちの奴隷だって証だよ……」
斉藤が剃り落した恥毛を大事そうに紙にくるんでいる間に、山崎が、顔を背けて畷り泣いている美芽以の青白い恥丘にカメラを近づける。一応ビデオカメラで撮影してから、用意したポラロイドカメラでも撮影したのは、後の調教をスムーズに運ぶための伏線であった。
『ああ、こんなところまで撮られてしまったら、もうおしまいだわ……もし世間に公表されたら、どうしよう……』
長い睫毛を伏せて絶望の涙にむせんでいた芽以は、熱い棒のようなもので頬を叩かれて顔をあげた途端、再び甲高い悲鳴をあげた。
「ヒイイーッ……」
床に膝をついてズボンをずりおろした男達が、グロテスクなものを眼前に突きつけているのだ。
「いい思いをさせてやったんだから、今度は彼等を楽しませる番よ」
「おしゃぶりで俺たちを満足させたら、今日の歓迎会は終わりにしてやるぜ」
生れて初めて目にする男のものがピタピタ頬を叩くたびに、清純な美芽以の口から、小鳥が絞め殺されるような悲鳴がもれる。
必死に顔を背ける芽以の髪の毛をつかんで正面に向けた男達は、花びらのような唇を分身でなぞりながら警告した。
「上の口で我慢してやろうというのに、人の好意を無にする気かよ」
「上がいやなら下の口でもいいんだぞ。俺たちは、そっちのほうがいいんだ。こっちで初体験をしてみるかね」
斉藤に細腰をかかえあげられた芽以は、硬直しきったものが濡れたワレメに押しあてられるのを感じると、夢中で屈服の言葉をしぼりだした。
「や、やめて! 言う通りにします。おしゃぶりしますから、それだけは許して……」
「手間をとらせるんじゃないよ。バージンを喪くしたくなかったら、一生懸命しゃぶるんだ。ソフトクリームを舐める要領でな」
芽以の腰を再び床におろした斉藤が、愛らしいおちょぼ口に分身を押しつけると、芽以はおずおずと桃色の舌を伸ばしておぞましいものに這わせはじめた。そんな光景を山崎があちこちの角度からビデオとポラロイドカメラで撮影している。
それは芽以にもわかっていたが、気にする余裕はなかった。芽以の舌の動きが少しでも鈍るたびに、斉藤の手が下方に伸びてアヌスを指で突っつくのだ。
「今度は、大きく口を開けてほおばるんだ。歯を立てたら承知しねえぞ!」
斉藤に命じられた芽以が、花びらのような唇を開いてグロテスクなものをほおばると、髪の毛をつかんだ斉藤が荒々しく前後に振りたてはじめた。
初体験の芽以に技巧を要求するのは無理であったが、まだあどけない清楚な顔を嫌悪と屈辱に歪め、つぶらな瞳からは止めどもない涙を流しながら、たどたどしく奉仕をする姿を眺めるだけで、斉藤はたちまち絶頂に追いあげられていった。
「ううッ! たまらねえ」
「いいか。おいしいミルクを御馳走してやるから、一滴もこぼさず呑みこむんだぜ」
髪の毛をつかんで激しくしごきたてた斉藤は、動物的な呻き声をもらしてのけぞるなり、欲情の白濁を美少女の喉の奥に注ぎこんだ。
汚れを知らぬ美貌をひきつらせた芽以が、嘔吐感をこらえて注がれたものを呑みこむと、すぐに山崎のものが可憐な唇を割って入った。
まるで強姦するように激しく喉を犯され、直接喉の奥に精液を注ぎ込まれた。
そして、むせ返る芽以を後目に、山崎は満足そうに言った。
「お蔭でスッキリしたぜ」
「貴重なビデオや写真もたっぷり撮らせてもらったしな。今日の処は許してやるか」
満足しきった男達に、今度はアヤが教個のイチジク浣腸を取り出した。
「フフフ、これは、私たちの奴隷になるための宿題よ……」
アヤが二人の男にイチジク浣腸を手渡すと、二人は競うようにして芽以のアヌスにイチジク浣腸のキャップをはずして嘴管をあてがうなり、グイッと握りつぶす。
「ヒィッ! な、何をするの!……」
冷たい液体を腸内に注ぎこまれた芽以は、吊りあげられた両脚を狂ったように振りたてた。それでも男たちは、委細かまわずつづけざまに、数個のイチジク浣腸を立て続けに注入した。
「トイレに行く前にもらしては気の毒だから、栓をしておいてやるよ」
斉藤はヒクヒクおののいている芽以のお尻の穴に細いアヌス棒を無理矢理押し込んだ。
「ヒイイーッ……い、嫌あッ……」
幼い芽以の口から絶叫が迸る。何の調教も受けていないお尻の穴ににアヌス棒を押し込まれた芽以は、初めて排泄器官を嬲られるおぞましさに絶叫した。
しかし、押し込まれたアヌス棒は、長さは十センチ以上もあるが、直径は一センチ足らずの細い棒である。押し込まれた途端に、ズルズルと抜け出て来た。
「あらあら、なんて締まりのないお尻なの……アヌス棒が抜けちゃわないようにしないとね……」
残忍な笑みを浮かべたアヤは、そう言うと斉藤に命じて新たな縄を用意させた。
縄二つ折りにして二重にすると、その中頃に二つのこぶを作った斉藤は、その縄尻を胸縄を結んだ背中に結び付け、お尻のワレメから股間を通し手前に出すと、縄の束を天井から垂れる滑車に通した。
後ろ手の縄をいったん解いた斉藤は、改めて芽以の手首に手錠を填めると、芽以の両手を真っ直ぐ頭上に上げて、滑車から垂れる縄に結び付けたのだ。
お尻から股間をくぐって天井に伸びた縄は、アヌス棒を押さえるだけに留まらず、幼いワレメにくい込んでいた。
しかもご丁寧に二つの大きなこぶが、お尻の穴とオ○ンコの中に埋没している。少しでも腕を動かせば、敏感な粘膜を縄が擦り上げる仕組みなのだ。
「あああ……こ、こんな……うううッ……許してッ……あああ……」
媚薬を塗り込まれた粘膜には、縄の刺激は耐えられない快感となって芽以を襲った。
「ほ~ら、これでウンチを漏らす心配はなくなったでしょ? ついでに淫乱な芽以ちゃんのために、縄でオナニーができるようにしてあげたわ……誰かに助けてもらうまで、たっぷり楽しみなさい……」
残忍な笑みを浮かべて言うアヤに、芽以は反論する言葉も出なかった。
誰もこんな恥ずかしいオナニーなどしたくはない。しかも、募るばかりの排泄感は、敏感な粘膜を擦り上げる縄の快感で忘れることなどできない。それどころか浣腸による排泄感に、そのか細い体を震わせば、縄を揺らして自ら恥ずかしい処を縄で擦り上げる結果となった。
その快感は、とてもジッとしていられるものではない。しかし、もがけばもがく程、縄が敏感な粘膜を擦り上げる。まさに地獄の無限連鎖であった。
「あううッ……お、鬼ッ……」
芽以は涙をためた瞳をアヤに向け、やっとの想いで言い放った。
「鬼だってよ……こんな変態娘ほっといて、帰ろうぜ……」
「へへへ、スケベな芽以ちゃん……いつまでもオナニーを続けときな……」
好きなことを言い捨てて、アヤ達は帰り支度をはじめた。
「あああッ……ま、待って……うううッ……な、縄を……ヒイイーッ……」
レッスンルームに降りてきてから、もう一時間近くになるだろう。もうすぐ社長の狭山や理事の人が芽以に会いに来るのだ。こんな姿を見られたら、大変なことになる。
「ああ、もうじき……ヒイイーッ……社長さんと理事の方が……ヒッ……こんなところを……見られたら……あああッ……縄を、縄を解いて……」
芽以は激しく泣き悶えながらも、必死になって哀願した。
「フフフ、貴女の本性を見てもらう、良い機会じゃない……その恥ずかしい姿を見てもらうのね……」
「うッ、ううッ……そ、そんな……」
「まあ、社長がやってきたら、自分は露出症のマゾだとでも説明するんだね……いつも人目を忍んでは、自分で自分のことを縛って自虐オナニーを楽しんでるんだとね」
「安全剃刃やイチジク浣腸のスペアをバッグに入れといてやるよ。口で説明しても信用しなかったら、それを見せてやれ。ついでにさっき撮った大股開きのヌード写真や、SMのビニ本も入れといてやる。そのビニ本を参考にしながら自縛オナニーをしてたんだと言えば、絶対に信用してくれるさ」
縄が擦れる快感に息も絶え絶えの芽以に、アヤ達は全て自分でやったことだと言えと言っているのだ。しかも事務所の社長に、虐められたり恥ずかしい姿を見られたりするのが好きな、露出狂のマゾだと告白しろとまで迫った。
「ああ、ああ……そんなこと……言ったら……へ、変態だと……もう、イヤーッ……お願いッ……縄を……うあああーッ……ヒイイーッ……」
「フフフ、ビデオや写真をたっぷり撮られたことを忘れないことね……」
「俺達のことを誰かに一言でも漏らしたら、あのビデオや写真のコピーが日本中に出まわることになるぜ……有名なジュニアアイドルの芽以ちゃんには、それがどういうことか判るよな」
因果を含ませて、アヤ達は裏階段側のドアから出ていった。
恥ずかしい写真やビデオを公表すると言われれば、もう芽以にはどうすることもできなかった。そんなことされれば、アイドルとしては当然のこと、一人の女の子としても生きていけなくなる。真実を語ることは、身の破滅であった。
この恥ずかしい姿を社長や理事の人に見つかっても、全て自分でしたと言い張るしか他にはないのだ。
「うッ、うう……そんな……うあああーッ……」
一人残された芽以は、襲いかかる苦痛と快感の洪水に飲み込まれながら、募るばかりの排泄感とも闘わねばならなかった。
*
マジックミラー越しに、あの有名なジュニアアイドルの黒河芽以が、恥辱の絶頂に達っし続けるショウを堪能している理事たちは、アヤ達が出ていった後も、一人泣き悶え続ける芽以を、興奮した面もちで見つめていた。
「あの可憐な芽以ちゃんが、こんなに悶え狂うとはね……」
「とても中学生になったばかりの女の子とは思えませんな……あれで処女だと言うんだから、実に素晴らしいショウですよ……」
「あの有名な黒河芽以のオ○ンコを、見られるだけでも幸せなのに、あの泣きながら感じる顔は最高ですよ。年甲斐もなく一物がピンピンになって困りますよ……」
「それにしても、中学生になったばかりのジュニアアイドルを、あそこまで虐め抜くとは……さすがに狭山さんの所だ。早く自分の手で嬲り廻したいですな」
「私は年のせいか、ロリコン趣味になりましてね。まだ十三歳の芽以ちゃんを、ああやって泣き叫ぶまで虐めるのが夢だったんですよ。もっとヒイヒイ啼かせてやりたいですな」
「あの小さなオッパイが可愛いじゃありませんか……あの膨らみ始めたばかりのオッパイを、メチャメチャにしてやりたくなりますよ……」
勝手な熱を吹く一同に、狭山は、
「そいつは明日までお預けにして、今日のところはこれでお開きにさせていただきます」
と、理事達に散会を宣言した。
「おいおい、それじゃ蛇の生殺しじゃないか……俺達も大金を叩いて理事になったんだぜ」
と、まだ未練がましく言う理事達に、
「まあ、そう焦りなさんな……あの映画や雑誌で有名な黒河芽以を、明日になれば好きなようにいたぶれるんだ……今日の処は理事長の佐川先生にお譲りしようじゃありませんか……憧れのジュニアアイドルを、俺達のセックス奴隷にできるのも、佐川先生のお陰なんですからね……」
狭山に代わって他の理事達を諌めたのは、芽以の元マネージャーの寺井だった。佐川の名前が出ると、他の理事達も諦めざるを得ない。
「芽以ちゃんは、まだ男のおの字も知らない清純な処女ですからね。いきなりこんなサディストたちに寄ってたかって玩具にされたら、気が狂ってしまいますよ。明日までに私と佐川さんで一応の調教をすませてから提供しますから、今日の処はお引き取りください。」
末練げな一同に、やっとのこと返した狭山は、佐川をうながして覗き部屋から出ていった。芽以の地獄の本番は、これから始まるのであった。
]]>私と姉とは幼い頃から仲がよかった。
子供の頃、近所の林で、隠れて小便しながら性器を見せ合ってた。
家でのプロレス遊びの時、私が姉の上に乗り、姉は私の性器を手でもんだ。
そんなふうに、互いの異性を少しだけ意識しながら、無邪気に遊んでた。
小学4、5年の頃だった。私は姉にいわれるまま、仰向けになって、性器を出した。
姉も下着を下ろして、性器と性器をそっとすりつけた。
「どう、いいでしょ」といって、にやっと笑った。
気持ちがよかった。次の日もしてくれた。
中学の頃からは親に隠れて、性器に性器を挿入し始めた。
私の部屋や姉の部屋で、裸で仲良く布団にもぐっては、性交した。
両親は、私たちに全く気づいてなかった。
姉は、親や先生や友人にも秘密にするようにと、何度も言った。
やってはいけない事をしてると、私もずっと思ってた。
もし、学校の友人などに知られたら、大変なことになる。
友人たちと雑談するときは、私は性行為経験がないような顔をしてた。
私が高校生のときだった。
母親の友人のSさんという30才くらいの女性が、よくうちに遊びに来た。
東京の予備校で講師をしたことがあり、私の夏休みの家庭教師を引受けた。
Sさんは家庭教師のとき、私に体をぴったり寄せた。
ときどき後ろから、胸をおしつけた。
私の男性器が興奮し、ジャージが盛上がり、Sさんに見られた。
それまで私は、姉以外の女性で、性器が興奮することはなかった。
あるとき、Sさんが「わたしのこと好き?」と聞いた。
「はい」と答えたら、ジャージに手をいれて、興奮部分をさすられた。
そのまま下半身だけ裸になって、ベットで抱き合った。
Sさんの女性器は、姉とはまったく感触が違った。
Sさんは「あなた彼女もいないのに、セックスがじょうずね」と不思議そうに言った。
何回かアパートに呼ばれて、経験豊富なSさんに、いろんな性交を教えられた。
Sさんのアパートでは、周囲に気をつかわないで、気楽に性交できた。
姉に後ろさめたさを感じて、私は姉の体を求めなくなった。
姉が、笑顔を見せなくなった。母親が「姉が部屋にひきこもってる」と心配した。
5ー6週間くらいして深夜、私の入浴中に、姉が裸ではいってきた。
姉の裸体のほうが、若くて張りがあった。
姉は恥ずかしそうな、うれしそうな顔をしながら、裸体を私に見せ続けた。
二人でゆっくり、互いの体や性器を洗いあった。
姉の部屋で、濃厚に、無言で明け方まで性交し続けた。
久しぶりだが、体が馴れた姉弟同士での、自然な性交だった。
「もうSさんと逢わないで」と姉はいった。
そして私の胸で、つらそうな声ですすり泣いた。
なにがあったのか、その後、Sさんから呼出しが来なくなった。
姉との、秘密の近親性交は続いた。
姉と私以外は、誰も知らないということに、私はだんだん不安になってきた。
近親性交を、止めるのに成功したとか、そういう体験談があったら、ききたいと思う。