衛ちゃんツー。3
「俺の部屋だから、いいよ。」って。
付き合いたてのコロ、衛ちゃんが、
よくコーヒーや紅茶淹れてくれてて。(今は私も淹れてマス。)
立ち上がる、衛ちゃん。
キッチンへ向かう、衛ちゃん。
私のためなのに。
そんな衛ちゃんの後ろ姿を、私…。
気付かれないように、
衛ちゃんの体…、見ちゃってて…。
広い背中。。
肉付きのイイ、太もも。。
靴下に包まれてる足は、
女の私より、ずっとしっかりした造り。。
お尻は、ヨクわかんない…。
どんなズボン系でも、ヨクわかんないから、
たぶん、スゴく引き締まってる…のかな。。
はぁぁ…。見ちゃうよ。。
いっぱい、見ちゃう。。
こんなの、私らしくない。。
どうして、衛ちゃんには、
こんな私になっちゃうのかな。。
「。。。」
「おまたせ。」
「!(ドキーっ!落ち着かなきゃ…。)…うん。ありがと。」
衛ちゃんが手渡してくれた温かーいコーヒー。
衛ちゃんが淹れてくれた…って思ったら、
胸の中も、暖かくなりまシタ。。
いつも、美味しい、温かい、嬉しい。
彼がくれたソレは、特別なコーヒー。
その夜。
衛ちゃんが作ってくれた、晩ご飯を食べまシタ。
エプロン姿が最高で。
「俺の手作り、食べてみたかったんだろ。」って衛ちゃん。
「手伝いはいいよ。」って言ってくれて。
キッチンのそばで、時々、
ちょこちょこと、衛ちゃんの後ろ姿を見てた私。
私のために、衛ちゃんが晩ご飯を…。ジィーン…。。
感激して…。
あぁ、だけど、背中や太ももやおしりも、見ちゃうデスよぅ。。はぁぁ。。
首筋も、、しっかりしてるんだよねぇ…。うふ…。
はぁぁ…。私ってばかぁ。。ドキドキ…。
いっしょに食べた晩ご飯。
テーブルで向かいあって、晩ご飯。
美味しくて、温かくて、嬉しくて。
お酒もいっしょに飲んで。
「食べづらいな…。」
そう言われて気付いたくらい、
衛ちゃんの食べてる姿に
フツーに見とれてたり。
楽しくて。嬉しくて。
初めての、衛ちゃんの手作り晩ご飯。
胸きゅん特別晩ご飯。
そんな小雨日和の、まったりなお部屋デート。。
衛ちゃんの笑顔も、お酒も、
心地よくて…。。
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