思春期2
「シクスティーン初めてのキス、セブンティーン初めての朝、少しずつため息覚えたエイティーン・・・」
中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」より
旦那がいる時でも淳史君が来るようになった。
彼が寝たきりであることをいいことに、若干十六の少年は大胆にキッチンで求めてきたり、トイレでつながったり、あたしにありとあらゆる痴態を演じさせた。
あたしの人生でこれほど、いやらしい経験はかつてなかった。
声を殺して、彼の突きをバックから受け入れるあたしが、洗面所の鏡に映っている。
「はっ、はっ・・」
「いい?なおぼん」
「い、いい・・」
そう答えるしかないではないか。
あまりにも、硬く鋭いペニスで老化した膣を広げられ、これまた一度も使っていない子宮口をえぐられそうになる。
まだ、女であることを失っていない証拠に、恥ずかしいほど濡れている。
音がすさまじい。
ニッチャ、ヌッチャ、ニッチャ・・・・
「おれ、おれ、もう」
オレオレ詐欺みたいに、淳史君がかすれた声で訴える。
まくり上げられたスカート、ジャージ越しに痛いほど乳房をつかまれ、淳史の腰の動きが止まった。
びゅくびゅくびゅく・・・
長く続いた痙攣と放出。
「はふう」
大きな息が吐かれた。
あたしは、寒いのに汗だくだった。
ずるりと、内臓が引き出されるように長いペニスが抜かれた。
後から、堰を切ったように糸を曳く白濁液が床にこぼれ落ちる。
あたしはぺたりと冷たいフローリングに尻をついた。
そして、目の前のだらんとした、淳史のペニスを舐めてきれいにしてやった。
特有の栗の花の香りのする粘液でぬらぬらと光っている一物を口に含んでやると、くすぐったそうに腰をねじる。
苦いとも、しょっぱいともつかない曖昧な味。
やさしくあたしの髪が、彼の手で撫でられた。
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