祖母は現役
実家のうどん屋は繁盛していてこの4月大学に入ったばかりの長男の俺はいきなり店頭でお客さんと向き合わされていた。
といっても実際の立ち回りは祖母の由貴が仕切ってくれていた。
祖母は亡くなった祖父の後妻で自分の母とそれほど歳は変わらなかった。
「何してるんだい。生煮えじゃないか。お客さんすみません。もう少し時間をいただいていいですか」
テーブルについて待っていた客は見かねて席を立ち店を出て行ってしまった。
それでもまだ並んで待つ客が引きも切らない。
そんな祖母も三角巾をとると人が変わったようにやさしかった。
「どうだい。最近、女のほうは」
「ぼちぼち、かな」
それは嘘だった。ぼちぼちどころか毛も生えていないよ。
「そういや、あの娘はどうした」
それはもうトラウマ級の出来事でその娘のことには触れたくなかった。
そんな俺の様子を察して
「なんだ。やってないのか。泣きながら出て行ったのを見ててっきりやったのかとばかり思っていたんだ。なぜやらなかったんだ。下着だってそんなときは真っ白の真新しいものに変えてくるんだぞ」
祖母が言葉を継いだのは昔付き合っていた女のことだった。
「やらせてくれと言ったらみぞおちのあたりにパンチ入れられたんだ」
「馬鹿だね、この子は。嫌い嫌いも好きのうちというんだよ」
そのとき不意に昔祖母と一緒に入った風呂の様子が思い浮かんだ。
大きい胸のふくらみと大きなお尻。すでに祖父は他界していて見ようによってはそれは未亡人の熟れた肢体そのものだったのだ。
「暑いねえ」
祖母が部屋の窓を開けようと立ち上がった。
「やらせてくれ」
夢中で祖母の背後に襲い掛かった。
「わかった。わかったからもうおよし。今夜してあげるから」
「中に出してもいいんだよ。父さんには仏壇で手を合わせてきたからね」
着ていた浴衣を脱ぎ捨てると布団にあおむけになり股を開いた。
「もしかして童貞だったのかい」
返事はせずに覆いかぶさると祖母は手で亀の頭を自らの入口へと導いた。
おおう。
獣のように太い声を上げた。続いてくるけいれんにたちまち膣内で射精してしまった。
「ばあちゃん。痛くなかったかい」
まだけいれんが収まっていなかった。