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少年実話 14

俺は何故か、付き合う女の子(風俗嬢)に、よく身内を紹介されます・・・。
物凄く困る・・・。何も言えないし、対処方法が判らない。
「今度の生休に、実家に帰ろうと思うんだけど。」彼女は夕食を作りながら
テレビを観ている俺に言いました。聞こえていない振りをしていると、
目の前まで来て、「一緒に長野まで来てよ!」と言うので、
「面倒くさいよ。一人で帰れよ・・・。」と言いました。彼女は
「結婚してくれ!とかじゃあーないから。遊びに行くだけ。」と言いました。
「電車(あずさ)は酔うから、嫌なの。車で一緒に行ってよ。」と頼まれました。
当日、起きない俺を無理やり起こし、スーツに着替える様に言いました。
「オイオイ!何でスーツやねん!!もっと、ラフなカッコが・・・。」
彼女は顎と目で”早く!!”と合図して、シャツを俺に着せました。
「こんなん、いつ買ったんや。ダサダサや~。」そのスーツは全く、
俺の趣味に合わない、3つボタンのシングルで、鏡に映る自分は
”七五三”の”とっちゃん坊ーや”でした。ハメられた・・・。内心、思いました。
首都高4号新宿線から中央道に入り、新緑が綺麗で彼女は少し
ハシャいでいました。途中のSAで休憩した時に彼女から、
「アンタは実業家で、お店を何店舗も経営してる人。」
「私は秘書で、アンタのお店を切り盛りしてるの。」
はぁ~???・・・もうちょっと、マシな嘘は無いのか?と思いました。

その後の車中は徹底的に彼女から役柄の演技指導があり、
その他、注意事項として
○極力、大阪弁は使わない。
○彼女を苗字の”さん”付けで呼ぶ。
○メシが不味くても、全部食べてくれ。
途中、何度も東京へ引き返そうか?と考えましたが、彼女が必死なので
諦めました。約3時間の後、彼女の実家周辺に到着しました。
長野と言っても、カナリ奥の方で近くには”養●酒”の工場がありました。
実家では妹とお母さんが出迎えてくれました。本当にイイ家族でした。
親父さんが農協から戻ってきて宴会が始まりました。
何故か、隣の家の家族?も参加して11人で食事しました。疲れました。
彼女の演出通りにエは最後まで演じきり、達成感さえ感じました。
ただ、全員が”社長さん”と呼ぶので恥かしかったです。
「社長さん。お風呂、一緒にどうですか?」親父さんは腕の肘から下と
首から上は陽に焼けて真っ黒で、歳の割にはイイ体をしていました。
「背中、流しますよ。」親父さんは、断る俺を無理やり座らせ、
背中を流しだし、「娘はチャンとやってますか?」と聞いてきました。
「あ、彼女のお陰で大変、助かっています。」と答えました。
今度はシミだらけの親父さんの背中を俺が流しました。
「至らない娘ですが、今後とも宜しくお願いします。」と言われました。

風呂から上がると、洗い物を終えた彼女が寄ってきて、
「ゴメンね。本当にありがと。」と言いました。
次の日、○○高原まで彼女と2人で出かけました。
季節外れの平日のスキー場は閑散として修学旅行?の
団体が1組、バスで乗り付けているだけでした。
ロッジらしき建物に差しかかった時、彼女は急に静かになりました。
どうしたのか?と聞くと「そこで4年前に3人にマワされた・・・。」と
ロッジの影を指差しました。彼女は当時、ここでアルバイトをしていたらしく
その時、被害にあったと言いました。言葉が出ませんでした。
誰にも言えずに今日まで黙っていたと泣いていました。
彼女はその時、妊娠して子供を身ごもった事、そこから自分の人生が
大きく変わってしまった事、今やっと、立ち直れてここに来た事を
教えてくれました。帰りがけ、彼女の道案内で小さな墓地に寄りました。
彼女の子供のお墓でした。彼女は中絶費用の借金と墓地への埋葬金を
稼ぐ為に風俗で働きだし、もう、どうにでもなれと言う気分で上京したと
自分の過去を話しました。その日、彼女は実家に戻ると明るく振る舞い、
それが、逆に痛々しく感じました。
東京へ帰る日に「アンタから渡して。」と現金の入った封筒を彼女から
受取り、お母さんに「お世話になりました。」と手渡すと「そんな、そんな。」と
恐縮され、彼女が「お気持ちだから、頂いて。」と両手で押さえました。
バックミラーに写っている両親は深深とオジギをしていました。

数ヶ月後のある日、声の上ずった彼女から、電話がありました。
「お・お・お父さんが・・・、お店に・・・来ちゃて・・・。」!!!
「それで、どうなった!?大丈夫か!?」と言う頃には電話が切れていました。
心配して店長に電話を入れてみると、親父さんが連れて帰ったとの事でした。
「まずいよ。逃げた方がイイよ、○○ちゃん。」と言われましたが、
時既に遅し、お店から近所のマンションに2人が戻るまで、そう時間は要りません。
ガチャ!鍵の音がしました。ドアが開くと鬼の形相の親父さんが
彼女を引っ張って立っていました。
「よくも、よくもウチの娘を食い物にしてくれたなぁー!!」と殴られました。
「ウチの家族までバカにしよってー!!」と殴られました。何発、殴られたのか
記憶にありません。「違うよ、違うってば、この人は関係ないの!!!」と言う
彼女の声だけが聞こえていました。気付いたら、親父さんはハァハァと殴り疲れ、
座り込んでいました。大好きな巨人戦を農協の青年団とドームまで観戦しに来て、
若い連中を吉原まで連れて行き、そこで偶然、娘の写真に遭遇したと
説明されました。彼女に手渡されたタオルで顔を拭いながら、土下座をしました。
「何で、何でそんな事するの?アンタは関係ないじゃない!」と
彼女にも殴られました。彼女が風俗に入った”本当の理由”をここで言って、
自分の正当性を訴えても仕方ない、親父さんをこれ以上傷つけたく
ありませんでした。彼女は親父さんの宿泊先のホテルに連れて行かれました。
2時間後、彼女から電話で「何でお父さんに本当の事を言ってくれなかったの。」
と言われました。自分の気持ちを伝え、言うべきではない!と彼女を諭し、
電話を切りました。その夜、一人になり、何年か振りに泣きました。



純愛・恋愛 | 【2017-07-29(Sat) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 13

もう、彼女には2度も裏切られていました。でも、
裏切られる事には馴れています。だから、大して気にも留めていませんでした。
約束を守れない本当の理由など、俺にとっては重要ではありません。
が、さすがに苛立ちは隠せず、ブッキラボウに「ナンや!」と携帯にでました。
彼女は例の如く「ごめんね。連絡しないで、お金借りっぱなしで、…。」
「別にエエよ。所で何の用?」と冷たい対応を続けると、彼女は
「今週中にお金、全額返すから…。もう一回貸して!!!」と
凄まじい図々しさで、もう、笑うしかありませんでした。
俺が笑った途端に、「まだ、前の所に住んでんの?今から行くね。」と
有無を言わさず、先手必勝とばかりに、たたみかけて来ました。
「誰から?」一緒にいた姉さんが聞くので「貧乏神。」と答えると、
笑って「アンタ、そういう子と関るのやめなよぉー。」と忠告してくれました。
1時間後、マンションにやって来た彼女は、姉さんが居る事に驚き
「マズかった?出直すよ。」と言うので、「イイよ。上がれよ。」と彼女を
招きいれました。「こんにちわ。」姉さんの挨拶には既に脅しが入っていました。
「私、やっぱ、悪いから、帰るね。」彼女はスゴスゴと帰ろうとしました。
お茶を出しながら姉さんが「あたしの事は気にしないで。」と威嚇する様に
俺の横に座りました。「2人で話したいんです。」と彼女は反撃しました。
「あっそ、じゃ、ごゆっくり~。」と姉さんは犬を連れて散歩に出かけました。

「怖いね、あの人。付き合ってるの?」と聞かれたので、頷いて
意思表示しました。早速とばかりに、「何も言わずに、60万貸して!」と
彼女の必殺技”お願いポーズ”で近寄ってきました。
「来週のいつ返すんだ?」と事務的に聞くと、「火曜日に絶対返すから!!」
と言うので、60万を渡しました。
受け取ると彼女は「サンキュウ。サンキュウ。大助かり。」と急に軽いノリになり
とっとと帰っていきました。40分後、買い物袋を下げた姉さんが帰って来て、
「アンタ、お人好しな所、治しなよ!!」とトマトをぶつけられました。
翌週の火曜日になりました。日付が水曜日に変わるまで待ちましたが
彼女からの連絡はありませんでした。携帯もご丁寧に着信拒否でした。
予想できた結末なので別に、特別な感情は沸いてきませんでした。
しかし、再会は予想外に早く、その週の金曜日に訪れました。
「見つけたよ、アンタの貧乏神。」と姉さんから明け方4時に電話があり
眠い目をこすりながら、指定されたホストクラブに行きました。
「放せよ!ババア!別に逃げね~よ!!」と彼女は暴れていました。
姉さんはその横でどっしりと座り、凄い貫禄で店長もホストもタジタジでした。
「お疲れさん。」俺が声を掛けると、彼女は直ぐに近寄ってきて
「違うの!違うの!」と「聞いて!聞いて!」を連発し、
大袈裟な身振り、手振りで必死に訴えてきました。

「早く、お金をこの人に返しなよ!」と姉さんが少しキレ気味に言うと
「来週、全額お返しします。ゴメンナサイ。」と居直った彼女が答えました。
すると彼氏らしき男が「借用書あんのかよ!!」と割り込んできました。
姉さんは「僕チャン。この子は今、金銭借用の事実を自分で認めたよ。」と
一蹴しました。「ナニ、この状況、楽しんでのよ!」と半笑いの俺に
姉さんは言いました。店の注目を浴びながら、仕方なく俺は
「別にエエよ。自分の非を認めるなら。でも、恍けるなら話は別や。」
彼女は知らん顔で子供のような”膨れ面”をしていました。
「しかも、約束を反故にした君の”来週”って期限を誰が聞くねん?」
「今、お金持ってないもん!お店に迷惑かかるから、止めてよココで!」と
彼女の一言で、俺は本性を取り戻しました。
「そうか・・・、この後に及んで、お店の心配するんか・・・」と言い、
ホストを捕まえ「僕チャン!この女のケツ持つ気あるんか?」と聞きました。
「この子に手は出させない!」ホストは、みんなと彼女の手前、大見得を
切ってしまいました。彼女は「コウちゃん!!」と目をウルウルさせ
安モンの昼のメロドラマ状態でした。「よっしゃ!男に二言はないな?」と
聞き直し、電話をかけました。勿論、街金です。
「もしもし?すぐに新宿の○○○ってトコに来てくれる?」
暫くすると「毎度!○○さん!」と趣味の悪いシャツを着て街金が来ました。

「お幾ら?用立てましょう?」と聞かれ「3本、彼女に貸してやって。」と
彼女の前に現金が積み上げられ、借用書が出されました。
「私、そんな借りてないじゃない!」と彼女は青ざめ、叫びました。
「ナニ言ってんの?今日の飲み代分も借りてあげたんだよ。」と
店長にお会計させて、伝票を持ってこさせました。
ホストのコウちゃんに「君、連帯保証人になってやれ。」と言うと
「え、ちょっと、待ってくださいよ!」と言うので、「男に二言はないよねぇ。」と
煽りました。借貸の説明を受け、2人は渋々サインしました。
その時、先輩ホスト連中が3人ほど、「許してやってくれ。」と来ましたが、
悪人モードに切り替わった俺は「ほんなら、君等が保証人になってくれる?」と
彼等に言いました。全員、ひいていました。しかし、後輩思いの
その内の一人が「調子に乗るなよ!知合い、呼んだからよ!」と息巻いて
突っかかって来ました。893が登場しましたが、街金とお友達なので
「そら、借りた金は返さないと、君達!」と5分で帰っていきました。
更に、2人にトドメを刺す為に、終始、知らん顔だった店長に
「店長、こんな、ややこしい従業員は、いらんやろ?」と言うと店長は、
「お前はクビ!今日のお客さんの分も、お前に払ってもらう。」と
3本では足りずに6本になりました。帰りがけ姉さんから、
「アンタ、マジ、怖いよ。アソコまで追い込まなくても…。」と
お褒めの言葉を頂戴して、戻ってこない筈のお金だったので、姉さんに
「旅行にでも行く?」と聞くと「遠慮しときます。」と嫌そうな顔で断られました。
その後、2人が未だに完済できていないのは予測できます。



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 12

新宿歌舞伎町前で深夜1時にタクシーでもない、俺の車に
彼女は両手を上げて飛び出してきました。「危ないやろ!!」と
窓を開け、怒鳴りました。彼女は「幡ヶ谷まで乗せてよ。」と
俺の怒りなど全然、気にもしていない様子なので、
頭に来て、「おちょくってんのかぁー!!」もう一度、怒鳴りました。
すると「ゴメンなさい。ゴメンなさい。」と言いながら、助手席に乗り込んできました。
「お前、アホか!!人の…」彼女を押し出そうとした時、後方から
Bi−!!Bi−!!Bi−!!とクラクションの一斉射撃を食らい、
仕方なく車を走らせました。一つ目の信号で路肩に寄せ、
車を降り、助手席のドアを開けて彼女を引きずりだしました。
「いーやだぁ、嫌だ。」とゴネる彼女を無理やり降ろし、
財布から3千円を彼女に投げつけ「これで勝手に帰れ!!」と
彼女を見たとき、乱れた衣服から、所々に擦過傷がみえました。
「何じゃ?お前、怪我してんのか?」と言うと彼女はイキナリ!
俺の右肩に噛みついて来ました。ガブッ・・・・・・痛たたぁー!
このボケ!!と咄嗟に彼女を殴りました。彼女はその場に倒れました。
買ったばかりのTシャツが肩口が破れて血が滲んでました。
トンでもないヤツに関った…。そのまま車に戻り、走りだしました。
正当防衛とは言え、女性を殴るのは後味が悪い…。
暫く走ってから、どうなったのか心配になり、Uターンをしました。

元の場所に行ってみると彼女の姿はなく、帰ったのか?と思い
安心して再度Uターンをしてみると、歩道の影にしゃがんでいました。
彼女に近寄り、声を掛けました。彼女は俺を見て、
「顔殴るなよ!明日、店に行けないよ・・・。」と言うので
「お前が噛みつくからやないか!見てみろ!」と歯型の入った右肩を
彼女に見せました。すると彼女は俺の腕を引っ張り、傷口を舐め、
「ツバ付けときゃあ、治るよ。」と笑いながら言いました。
不覚にも、この一連の行動が、妙にカワイく感じて車に彼女を乗せました。
「幡ヶ谷までやぞ。」と言うと彼女は頷き、助手席のサンバイザーに
付いてる鏡で何度も自分の顔の傷を確認していました。
幡ヶ谷には直ぐに到着しました。
「ありがと。」降り際に初めて彼女がマトモな言葉を言うので、
「悪かったな。殴って。」と3万手渡すと彼女は再び助手席に乗り込み
「こんなに悪いよ。」と付き返してきました。いいから。と押し返すと彼女は
「タダでは悪いから、今からどっか行アうよ。」と言いました。
普段なら、笑ってかわせるのですが、傷口を舐められて、
俺は何故かその時、欲情していました。
そのまま、2人でホテルに行きました。彼女はユーと名乗りました。

ユーとしてみて、ビックリしました。風俗の女の子とも付き合ってきたので
あっちの自信はあったのですが、俺は完全に手玉に取られました。
誰に仕込まれたのか?完璧でした。ただ、体の擦過傷だけが気になり、
「どないしてん?」と聞くと「秘密・・・。」とだけ答えました。
翌朝、ユーに朝食を食べさせ、携帯番号を自ら聞いてしまいました。
「お兄さんイイ人だから、ヤリたくなったら電話してね。タダでいいよ。」と
言われて、柄にもなく赤面しました。
4日後、ユーの方から電話があり、「行くところが無くなったので来て欲しい。」
実は当時、某姉さんと一緒に暮らしていたので、何処に行くか考えましたが、
仕方ないので、姉さんに事情を言いました。「いいよ。連れて来なよ。」と
アッサリ、OKがでました。こういう状況は普通の恋愛ではありえませんが、
姉さん方の懐は男女間の話になると深いんです。(藁)
「お邪魔します。」緊張したユーが、玄関で姉さんに挨拶すると
「気を使わず、適当に暮らしな。」と笑って受入れてくれました。
「アンタ、この子とやったのか?」と聞かれたので、
「はい。」と答えると姉さんは「じゃ、部屋はココを使いな。」とユーを
俺達の寝室から一番遠い玄関前の部屋に入れました。
彼女達2人はあっと言う間に、本当の姉妹のように仲良くなりました。
姉さんはユーを凄く可愛がりました。

姉さんが居ない時はユーと関係し、ユーが居ない時は姉さんと…。
俺は楽しい生活をしていましたが、やはり、天罰が下りました。
ある日、姉さんから「ユーを連れて行こうとするヤツが家に来てる。」と
連絡があり、慌てて帰るとそこには、女が3人???あれ???
姉さんは「ユーどっちで暮らしたいの?」とユーに言いました。
ユーは泣きながら、謎の女に「帰って!もう、別れたじゃない!」と
言いました。謎の女は「嫌!お願い!戻ってきて!」と・・・ん???
俺は一人、女3人のやり取りを立ったまま聞いていました。
ユーは「ここで暮らしたいの。姉さん達と一緒にいたいの。」と言いました。
「女々しいんだよ!お前!!」と若干、筋違いの姉さんの一言に
謎の女は退散していきました。
掛ける言葉が見つからず、コーヒーでも入れようと台所に立った時
姉さんが「もう、誰にもユーは渡さない!」と言うので
俺は「そうやな。」と相槌を打ちました。すると、姉さんは俺に
「出ていって!!」・・・・・え???なんで???
「アンタにもユーを触らせない!この子は私のもの!!」と言い、
ユーを抱きしめました。おいおい・・・。その場で俺は追い出されました。
ユーは男だけでなく、百戦錬磨の姉さんまでも手玉に取る怖い女でした。



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 11

明日で12月ですが、12月が来ると彼女を思いだします。
彼女が今、どこで?何を?しているのか・・・見当がつきません。
彼女は指名1・2を争う人気者でした。加えて、出勤率も高く、
勤務態度も良好な風俗優等生でした。
忘年会シーズンもあり、朝から予約の電話が鳴りっぱなしでした。
街中が大騒ぎのこの頃は、風俗業界は一番のかき入れ時です。
「外国の方なんですが、接待で利用したいので…。」
東京で仕事する上でこういう依頼が年に数回あります。
既に特別会員の方から頼まれ、彼女に連絡をとりました。
彼女は帰国子女なので英語も堪能で、外人さんは、いつも担当でした。
「事務所で、どんな人か確認するけど、問題なければ受けてイイか?」
彼女は「○○さんの紹介なら、大丈夫でしょー。」とOKをくれました。
夕刻、電話してきた会員さんと180cmくらいの米国人が来ました。
彼は片言の日本語で「こんにちヘ」と挨拶をしてきました。
スリーピースのスーツを着込み、シガーを嗜むジェントルマンでした。

付き添いの会員さんが彼の名刺を見せました。そこには
”○○○証券 アジア部門 日本支社 ゼネラルマネージャー”と、
ごタイソウな肩書きが書いてあり、笑えました。
「入会金と本日分の料金、及び特別手数料です。」と270万を出すので、
「多過ぎるので、受け取れません。定額で結構です。」と断りました。
初めからチップを奮発する客にはロクなヤツはいません。
「それから、アップをご希望ですが、初回は1チャージしか無理です。」と
断ると米国人の男は「Why!!」と首を傾げました。
ここは、お金ではなく、信用だと説明しました。
「PLAY前に食事に付き合ってもらう位、イイだろ?」米国人が言うので、
「それは彼女に聞け。」と答えました。
「OK、俺の誘いを断るレディーはいないよ。」と自身満々にいいました。
彼女の紹介写真を見せると米国人は一気にノリノリになり、
「WOH!!本当か?本当に、この子が来るのか?」と何度も聞きました。
翌日、指定時刻の20分前に「おはようございます。」と彼女が着ました。
「ヤバイ時は、直ぐに電話!」と言うと「相変わらず心配性なんですね。」と
彼女は屈託のない笑顔で微笑みました。彼の宿泊先である品川駅前の
某ホテル駐車場で彼女を降ろし、暫く停車して様子待ちをした。
彼女から、「全然、OKでーす。」と連絡が入って安心して
事務所に戻りました。4時間後、精算をしに彼女が戻って来ました。
明日から2日間アップで、前金で支払うと米国人からの伝言があり、
彼女は全額と同額のチップまで貰っていました。

それでも、何か嫌な感じがする…。
彼女は思い過ごしだと俺に言い、自分はOKだから受けて欲しいと頼まれた。
その場で彼に電話を入れた。「アナタは素晴らしいスタッフをお持ちだ。」と
意味のない誉め言葉で感謝の意を表し、その後、彼女と何分か話していた。
無事に2日間過ぎてくれと思いながら、恐れていた事は最終日の夜に、
最悪の形で起こりました。彼女から唸り声で電話が入りました。
「・・・ぅう・・・ぬぅ・ぬぅ・抜け・・な・い・・いっ・いたいよ・・・。」!!!
喋れない程、危険な状況はありません。急いでホテルまで行きました。
前もって、勘でヤバイと感じる客には部屋のスペアキーをいつも
預けてもらう様にしていました。押し入った部屋の中では、
自分の想像を遥かに超える光景が待っていました。
彼女の股に米国人の右コブシがメリ込み、シーツに血が滲んでいました。
米国人は、いわゆるフィストマニアだったのです・・・。
そのまま米国人の股間を思いきり蹴り上げ、動けない彼女に落ちていた
バスローブを着せ、写真を撮り、闇医者に電話しました。
俺の到着後、彼女は”ひきつけ”を起こし出し、大変危険な状態でした。
彼女の口にフェイスタオルを入れ、舌を傷つけない様にして
体を摩りながら闇医者の到着を待ちました。30分後に到着した
闇医者は驚きながら処置をしました。麻酔を打ってチカラが抜けたところを
一気に引抜きました。「ぐぅーーーーーう。。」彼女が唸りました。
そのまま、闇医者が彼女を抱きかかえ病院に行くと言うので任せました。

部屋に残された米国人は
「アイム・ベリー・ソリ−。彼女とフィストしたのが…。」
言い終わる前にスタンドライトで殴っていました。泣きながら、
米国人は謝るだけでした。
2時間後、彼女は無事で、生殖器の機能も2ヶ月で完治すると
連絡があったので、紹介者と米国人をホテルのロビーに集めて、
彼女の怪我の保証をさせました。この時、怒りがおさまらずに
交渉した金額が生涯で一番大きな額でした。
その後、彼女の病室に行き、闇医者に様子を聞いて金を払い、
保証契約書を手に麻酔で眠っている彼女に一晩付き添いました。
「病人じゃない人はココで寝ないでよ。」と寝てしっまった俺に声を掛けて、
「ご迷惑掛けてスミマセン。○○さんの言う事聞いとけば…。」と言うので
「受けたのは俺の判断ミスやった。申し訳ない。」と保証契約書を渡しました。
内容を読むと彼女は「こんなに貰えるんですか?」と聞くので、
「当然や。全額、君の物や。」と伝えて帰りました。
それから、退院までの2ヶ月間、毎日見舞いに行きました。
お正月だけは外出許可を取り、ウチに招待して豪華な仕出し弁当を
2人でたべました。抜糸も済み、いよいよ退院の前日、彼女は一通の
手紙をくれました。後で読んで下さい。とお願されたので従いました。
自宅に戻り、彼女の手紙を読んで笑いました。文面には、
「色々、お世話になりました。勝手ですが、明日は一人で退院します。
 ガバガバ女になってしまったので、お仕事は辞めさせて頂きます。
 保証を取りつけて頂いたので、不自由なく暮らして行けそうです。
 お金に困ったら、無利息で貸してあげますよ。」
退院の日に”さよなら”と電話があり、そのまま彼女は姿を消しました。



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年裏実話

(悪事●その1)
彼女と知合ったのは飲み屋(パブ)に勤めている時でした。
俺はかなりの借金苦でした。彼女が「稼ぎを全部上げるから。」と
付き合いが始まりました。それでも、全然足りず、2人とも
丸3日何も食べない日がザラにありました。
ある日、彼女に別れを告げました。すると彼女は、
「もっと、稼ぐから別れるのは嫌だ!」と言いました。
次の日から彼女はヘルスで働きだしました。
2ヶ月後には彼女はその店でNO,1になりました。
少し2人の生活が楽になりました。それでも、まだ足りず、
袋のインスタントラーメンをのびるまで待って食べてました。
半年ほど、そんな生活を続けた後に彼女がポツリと言いました。
「借金がなくなったら、絶対、私と結婚してくれる?」
「うん、するよ。」と答えると彼女は笑顔で自分のサインをした
婚姻届を手渡し、「今日、ソープの面接に行って来た・・・。」と言いました。
彼女はソープ嬢でもNO,1になり、瞬く間に借金は減っていきました。
広いマンションに移り、2人の生活もドンドン派手になりました。
そんなある日、彼女が店で倒れたと連絡があり、病院に行った時
医者に「入院して治療が必要。」と言われ、俺は途方にくれました。

数日後、妹らしき人物が見舞いにきました。3人で病室で話した後、
妹がウチに泊まることになったので、一緒に連れて帰りました。
その夜、妹と話し込んでいる内に、欲情して嫌がる彼女を押し倒しました。
日中は姉の見舞いに行き、帰ってきて妹と関係を持ち、1週間後には
どっちが彼女か判らなくなっていました。所持金も少なり、
「姉ちゃんの治療に400万掛かる。」と妹に嘘を言いまいした。
すると妹は「どうすれば…。」と聞くので「稼ぐしかない。」と答えました。
姉には言わないと言う条件で翌日からヘルスで働きだしました。
しかし、数日でヘルスを辞めさせ、姉の行っていたソープの店長に
電話して妹を紹介しました。店長は大喜びで紹介料までくれました。
妹も姉に負けずカナリの人気になり、姉の退院が決まった頃には
NO,1になっていました。
2ヶ月間の入院中、姉は俺に「お金は大丈夫なの?」と聞くので
いつも、「大丈夫だよ。今は病気を治そう。」と答えました。
そして、姉が退院して来ました。夏の暑い日でした。
「1ヶ月、通院と自宅療養したら直ぐに復帰するから。」と
何も知らない彼女は言いました。

ソープの店長から呼び出され、姉妹で働いてくれるように
両方を説得して欲しいと30万渡されました。
それは無理だと断り、彼女達とどうするか帰り道に1人で考えました。
でも、事実は意外な所から、姉に知らされました。
姉の退院を聞きつけた常連客からお見舞いの連絡が入り、
店からの口止めを忘れ、妹が同じ店に居ると口を滑らせたのでした。
俺が帰宅した時、彼女はショックで震えていました。
彼女は何も言わずに妹を直ぐに呼び出しました。
暫くすると、妹は深刻な顔でマンションにやって来ました。
姉は妹に「どうして?お店で働いているの?」と聞きました。
妹は「お金が…、お姉ちゃんの入院費が…。」と答えると、
姉は俺に「お金は大丈夫って言ったのは、こう言うことだったの!」と
泣き崩れました。妹は「彼を責めないで、私がやった事だから。」と
俺にしがみついて来ました。姉は「アンタ!妹と…。」と俺に言うと
逆上して台所に行き包丁を持ってきて振り回しました。
こういう状況は馴れていたので手首をつかみ包丁を取り上げました。
隣の住人から苦情が来て3人とも一旦、冷静さを取り戻しました。
姉は「妹と2人で話をさせて欲しい。」と言うので寝室に行きました。
2人のやり取りが終わり、2時間後、再度リビングへ行き3人で
話ましたが結論は出ず、妹は自分のウチに帰って行きました。
姉は「妹は故郷に返す。もう、会わないで。」と泣きながら言いました。



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 16:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 10

お店へ送迎は滅多にしない俺でしたが、その日は台風でお店が
余りにも暇なので「早上がりするから。」と彼女から連絡がありました。
店の近くに車を止め待っていると、彼女が傘をさし手を振りながら
やってきました。ところが彼女の前に、マンガのような中年男性が現れ
雨の中で土下座を始めました。彼女は男性を抱えて起こし、困惑の表情で
5分程話すとその人に傘を渡して車に掛け込んできました。
どう言う事情であれ、客との関係に一切、感知しない主義の俺は無言で
車を走らせました。1つ目の赤信号で彼女の方から切りだしました。
「あの人、長崎から毎週来る人なんだけど…」と言葉を詰まらせ泣きました。
お客のことでこの子が泣くなんて!とビックリしました。
彼女は「来週、長崎に行って来る…。」と予想外の発言をして、
そのまま黙り込んで、俺から顔をそむけ、窓の外ばかり見ていました。
3日後の朝、彼女は大きなカバンを持って長崎へ向いました。
彼女が玄関先で何秒か立ちすくんでるのが、寝ている俺にも分りました。
2日後、帰ってきた彼女は「どうして、何も聞かないの!」と激怒しました。
「君の考えで行動した事に意見する事は何も無い。」と答えました。
この日から彼女は俺に対し冷たくなりました。

翌週、彼女と買い物から一緒に戻り、駐車場に車を入れようとしたら、
目の前に男が立ち塞がりました。「車入れたいんで、そこを…!」
立っていたのは長崎の土下座男でした。
「●●●さん!どうしたのよ!何やってんのよ!止めてよ!」と
彼女が土下座男の袖口を揺すりながら言いました。
男は「彼女と別れて下さい。」と得意技?の土下座を始めました。
「あんた、何考えてんの?邪魔やから、どいてくれや!」と言うと
土下座男は「キサンのせいで!この子は!」と大声で叫ぶと、
彼女の制止を振りきり、何故かマイナスドライバー?を片手に、
迫力の無い腹の出た体で、涙目になり足をガタガタと震わせながら
必死で襲いかかってきました。取っ組み合いになり、急所を蹴り上げると、
土下座男はその場で蹲って大声で泣き出しました。余りにも不憫に感じて、
「あんた、何がしたいんや?」”情けなさの塊”になった男に声を掛けました。
男は、「彼女はアンタば好いとる。けど、結婚でけんちゅイイよる。」と
言うので「あんたに関係ないやろ!女の話を何でも鵜呑みにするな!」と
カッとなって切り返しました。彼女を呼び寄せ、男にもう一度声をかけ
「あんたの惚れたこの子の名前を言うてみぃよ?」と言うと
男は「バカにしとんのね!●●ちゃんやね!」と自信満々に答えました。

俺は彼女に「君の本名は?」と問いかけました。彼女は戸惑いながら、
「○○谷 ○○代」と答えました。
「あんたが惚れたのは”●●ちゃん”でココにいるのは”○○代”」
「俺が付き合っている、この子は○○代。」と伝えると男は暫く絶句して、
「そんなのヘリクツや。同じ子やなかね。」と俺を睨みつけました。
「お店の子に苗字があるか?この子にはちゃんとあるよ。」
「源氏名をいくらココで言うても、その名前はお店の中だけの話や!」
こう言う思い込みの激しい人がストーカーなんだと、始めて分りました。
「長崎にも来てくれたし、なぁ、●●ちゃん!言うてやって。」と言うので
仕方なく「おっさん、長崎に来てくれって、幾ら払ったんや!」と言いました。
彼女が驚いた顔して、こっちを見ながら「50万・・・。」と答えました。
男はそのまま立ち去りました。その後、彼女は俺に
「知ってたの?お金の事?」と聞くので、「知らんかった。」と言いました。
「おごれよ!お前!」と機嫌の直った彼女に冗談を言いながら、
正直、本気で会いに行ってたら・・・どうしよーと思いました。(藁
後日、彼女から、土下座男は”大好きなお父さん”に似ていたので、
どうしてもと頼まれて、断りきれなかった、可愛そうで。と告白されました。
風俗嬢の大半が、割り切って仕事する事に努めていると思いますが、
人間ですからタマに魔がさし、心が動く時があるみたいです。
でも・・・お父さんと普通、体の関係は無いよなぁ~(藁



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 12:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 9

「ゴメンね。恨まないでね。」彼女は小走りに手を振りながら、
人ゴミに消えてしまいました。必死に冷静さを保ち、
この状況を判断してみて、「あ~、やってもうたぁー」と気付いた時には、
怖いお兄さん2人組がダイムラーで目の前に横付されておられました。
「ちょっと、ドライブしよかぁ!」とケツを蹴られながら車に押し込められました。
知合いのクラブに顔出した時、マスターに紹介された彼女から
「高級DCの仕事がしたい」と頼まれ、顔見知りの紹介だったので、
確認を怠り、その場で連絡先を教えました。
数日後、彼女から「実はカレシにバレちゃって相当、怒ってるの。」と
連絡が入った時点でも、まだ気付かずに、相談したいと言う彼女の指定する
待合せ場所までアホ面さげて出向いたお馬鹿な俺でした…。
「やってしもた事を責めるつもりは、無いんやぁ~」とご丁寧な対応でした。
「儲けとるらしーいのぉ~、ケツモチなしでぇ~、え~」と
太腿に少し強めのマッサージをしながら、話し掛けてくれました。
強引に車から降ろされた場所は、意外にも彼女を紹介されたクラブでした。
マスターは右の目尻が腫れていました。連れてこられた俺を見ると
申し訳なさそうに、こちらを気にしているので、手を上げて挨拶しました。
「なにぃ、余裕コイとんじゃあ!」と背中にキツイの一発、頂きました。

いつもいつも、上手くやってこれた訳ではありません。
過去、トチリも確かにありましたが、こんなイージーミスで
絶体絶命になるとは、我ながら情けない思いで一杯でした。
(どーやって切り抜けよーかな…。)とそればかり考えましたが、
名案が浮かぶ訳でもなく、知合いの本業の方に連絡するのも
事情が事情だけに恥かしく、困り果てていました。
「月、幾らぐらいかな?」こういう、ご職業の方に主語は存在しません。
要はケツモチ(守代)として毎月幾ら入金するのか?という質問です。
フロアに正座させられたまま、返答に困り果てていた時、
その人はもの凄い勢いで登場しました。
「おーい!●●ちゃん!まだ、開けとらんのかぁ??」と入って来たのは、
女の子2人連れのスキンヘッドで和装に金縁眼鏡のオッサンでした。
そのオッサンは俺等を見るなり、大笑いしながら
「ココは説教する所と、ちゃいませぇー。」と近寄ってきました。
「お疲れさんっす。」と本職の2人がオッサンに挨拶した瞬間!
俺は固まりました。最悪や、親分が来てもうたぁ!
もう、アカンなコリャ。と諦めモードに入って俯きました。
しかし、親分の口から出てきた言葉は意外なものでした。
「ほお~ぉ?お前、面白いな。一緒に飲もかぁ!」と
俺を立たせてソファーに座らせてくれました。

「和尚さーん。簡便して下さいよ。」と本職2人が擦り寄って来ました。
(ん?・・・おしょう?????)全然、状況が把握できない俺の横で
「君ら、ワシのツレに何か用?」と言いながら、ハゲは大声で笑いました。
「何道行くが、慈悲の心を忘れる否。」と更にハゲが履き捨て言うと
まるで魔法にかかった様に本職さん2人は会釈して帰って行きました。
呆気に取られた俺は取りあえず「親分さん。ありがとうございました。」と
ソファーに頭をつけてお礼を言い逃げる様に席を立ちました。
「だ・だれが、親分やねん!!まぁ、座りーなぁ。」と言うと名刺を出しました。
ん?ん??ぬん・・・???”住職  ●● 頌栄”ハゲは本当に坊主でした。
続けて繁々と俺を見ると涼しい顔で俺の左肩に手を置きながら
「お前、何故、そこまで人様の邪念を背負っとる?苦しかろぉ?」
この言葉を聞いた途端に不覚ながら、本気で涙が出てきました。
「字は読めるな?名刺に住所が書いてるやろ、明日、来なさい。」と
俺の肩をポンポンと2回叩き、暇そうにしていた女の子とジャレ合い始めました。
翌日、散々悩んだ挙句、和尚に電話しました。
無信仰で冒涜の人生を歩んできた俺は正直、神懸り的な話が嫌いでした。
それでも、昨日の和尚の言葉が忘れられずに訪ねて行きました。

「お前、どうせ長い話は聞かんのやろ?結論から言うぞ。」と
説法が始まりました。その時、言われた内容は以下のとおりです。

一、永きにわたる悪行により、人としては死ねぬ、覚悟せよ。
一、よって、今更の清身改心は不可能と思え。
一、ならば、責めて、その生く道を貫け。
一、但し、今後、自ら他人様とは関るな。
一、糾うがお前の臭気を嗅ぎつけ、囚われし者がいつも現れる。
一、現れたが邪気に囚われし者を一人でも多く、お前のヤリ方で救え。
一、この先、志無くとも、償いの業として優心を秘め生きてゆけ。
一、子は諦めろ。お前の貯め込んだ邪念を継承し行く末、不幸なるは明白。

当時は難解過ぎて、ただ頷いて聞き入るしかありませんでした。
人としては死ねない。子供は諦めろ…無茶苦茶言うなよハゲ!と思いました。
その日から”豪傑、頌栄和尚”が他界されるまでの約3年半、
事ある毎に連絡が来て夜間説法という名の乱痴気騒ぎに連れ出されました。
会う度に「イイ顔になって来とるな。まだまだ、やけどなぁ。」と
心から気に掛けてくれた和尚の教えは今も全て守っています。
和尚は、俺には勿体無いと決して御仏の心などは説法に出さず、
かつ、俺の生き方も否定せずに、”存在価値”を分り易く説いてくれた人です。
これが、”人を傷つける”から”人を傷つけない”生き方の方向転換をした話です。
因みに、今も無信仰ですが。



純愛・恋愛 | 【2017-07-28(Fri) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年実話 8

知り合いのモデルエージェンシーに彼女はいました。
所属モデルと言っても大半の子は全く稼げずに、レッスン料を払う
生徒のようなものです。仕事はギャラの安い地方の会社・観光・チラシが
殆どで写真を撮ってもらえるだけでも、あり難いレベルでした。
その日も大袈裟に”打合せ”と証して、何人かの女の子達が狭い
事務所内に集められていました。
確かに、全員が街中を歩いていれば振り返るようなイイ女でした。
そこの社長に「一応、全員OKな子なんで、よろしく。」と言われ
服装の小奇麗な子を3人車に乗せました。
「この仕事をすれば、モデルとして使ってもらえるんですよね?」
「何系の業界の人が一番よく来るんですか?」
東京には様々な夢を追い求め地方から若者達がやってきます。
彼女達も同じでした。しかし、あまりにも無知な為に大人に利pされている
自分に気付きません。この時、俺はいわゆる会員制の高級DC
(デートクラブ)の手配師をしていました。
ただ、1人だけ彼女が「いくらになりますか?」と聞くので、
その質問にだけ「2時間で君の取り分は10です。」と答えました。
普段、事務所に連れていき、ポラロイドを数枚撮るのですが、
タマに写真の趣旨を勘違いしている子がポージングなどをします。
さっきの彼女だけ、終始暗い表情のままでした。
写真の下にプロフィールとサイズを書きこみ、仕事の内容を簡単に説明し
そのままお客の待機場所まで直ぐに彼女達を連れて行きました。

この日は新人希望の客が多かったので1日中”同行”でした。
現地に到着すると彼女達にラウンジでコーヒーを飲ませておいて
俺はお客の部屋へ入りポラロイドを見せて選択を待ちます。
遊び馴れている客ばかりなので、直ぐに決まります。
そのまま選ばれた子だけに部屋番号を伝え残りの2人を連れて
次に向いました。道すがら彼女が後部座席から身を乗り出し、
「次の客に私はなんでもOKと言って。」と素人らしからぬ事を
言うので「そんな変態の客はいないよ。一応伝えるけど。」と
流して答えました。次のお客には彼女の言った通りに伝えました。
そう言われて断る男はいないので、即決で彼女に決まりました。
最後の子を無理やりセッティングして車に戻りタバコを吹かした時に
携帯がなりました。2番目の彼女の客からでした。
「イイ子だからアップに変更するよ。」と上機嫌で電話を切りました。
アップとは朝までで、金額にして60です。
翌朝、事務所に戻ってきた彼女が笑顔だったのでビックリしました。
「お疲れ様。」と彼女の取り分40を渡すと彼女は現金をカバンに押し込め
次に中から包を取りだし、「もらったの。やりますか?」と”S”らしき物を
俺に手渡してきたので、ただ、ラリってただけなのか…。と思い、
「今後、仕事の時は使用するな!」と怒鳴ると部屋を出て行きました。

その後、彼女には出勤の度にアップが付きました。
愛想の無い彼女がここまで稼ぐとは正直予想していませんでした。
ある日、携帯に彼女から「狙われている。助けて。」と連絡がありました。
自宅に呼び寄せると、シドロモドロの彼女には中毒症状が表れていました。
暴れる彼女を風呂場に連れていき、水をたらふく飲ませました。
数時間後、素面に戻った彼女に事情を聞くと、初めての客に薬を教わり
そのまま止められず、もう、どうしようもない。と告白されました。
直ぐに、その客に電話を入れペナルティーとして200振込む様に伝えました。
”S”の中毒は病院で手当てを受けないと完全に克服するのは不可能。
彼女がパクられるとこちらも危ないので、闇医者を呼びました。
適当な治療の後、闇医者は「もう、無理だよ。諦めろ。」と言いました。
寝ている彼女のカバンから、免許証を取りだし本名・住所を確認して
彼女の携帯から、自分の番号のメモリー&リダイヤルを消去して
翌日、けだるそうな彼女を起こし、銀行に行きお金を200全額引出し、
「どう、使うかは、君の自由や。」と付け加え彼女に渡しました。
赤坂見附の駅で「見捨てないで!」と狂った様に懇願する彼女の声を
聞きながら、TAXに乗りました。



先生・生徒・禁断 | 【2017-07-28(Fri) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

ロリ系の元カノが…。


僕が居酒屋でバイトをしてた頃の話です。

当時、僕は20歳・大学生、彼女は17歳・高校生(151cm・Cカップのロリ系)で、彼女が入ってきた時に僕が一目惚れをして付き合ってました。

彼女は僕が初めての相手ということもあり、キスからエッチまでの全てを教え、最初はつたなかった口のテクニックも徐々に上手くなってきてエッチの方も充実し始めてました。

しかし1年付き合った頃、「バイト以外の時間は受験勉強にあてたい。大好きだけど会えなくなるし別れた方がいいかも…」と突如言われ、相当悩んだ挙句、彼女が勉強に専念したいというなら仕方ない…と苦渋の決断で別れました。

しかし、彼女の話はデタラメでした…。

というのも、別れてから約2ヶ月経った頃、バイトで一番仲の良かった先輩と飲んでいる時に、「お前のタメに言うけど、理沙(彼女)と別れて正解だったと思うよ」と話を振られ、「え、どういうことですか?」と聞き返すと、「あいつ、今○○(バイト先の先輩)と付き合ってて、ブログで赤裸々なこと書いてるんだよ」と言いました。

それを聞いて僕は愕然としました…。 

なぜなら、その先輩はウルフ金髪のいかにもチャラ男という風貌で、実際に彼女がしょっちゅう入れ替わってるような人だったからです。

同じバイト先の人だから自分に隠したいのはまだ分かるとしても、よりによってチャラ男丸出しの先輩と付き合っていることに驚きを隠せず、「それほんとですか?それに、ブログって何ですか?」と聞くと、「ほんとだよ。ブログは○○から聞いたんだけど、内容がひどいんだよ…」と言い辛そうに言いました。

といっても気にならない訳がなく、「ブログ書いてたなんて全然知らなかったですよ。ひどいって何が書いてあるんですか?」と恐る恐る聞くと、「○○との(エッチの)事ばっかりなんだよ…」と話してくれました。

それを聞いて言いようのない気持ちを覚えましたが、もはや僕らは別れてる訳で、新彼のことは快く思っていないものの仕方ない気もしてました。

しかし、そう思えてたのはブログを見る前まででした…。

「先輩から聞いたことは言いませんし、(今後も)何も知らない体でいくので、ブログ教えて下さい」と何度か頼むと、先輩は「本当にいいのか?」と心配しつつも教えてくれました。

そして、帰宅後すぐにパソコンを開いてブログを見ると、そこには○○先輩とのエロい行為が赤裸々に書いてありました…。

6月11日 ○○に攻められ過ぎてヘロヘロ。けど、すっごい気持ち良かった♪またして欲しいかも…(笑)

6月13日 バイト後、給湯室で隠れてお口で抜いてあげた。○○の変態っぷりにはまいる。けど、そこが好きだったりもする(笑)

6月17日 今日はほぼ一日中、エッチしてた気がする。ハマり過ぎてやばいかも…。

6月20日 彼に言われて、■■(デパート)のトイレでお口で抜いてあげた♪意外とスリルがあって楽しいかも♪

6月24日 中出しされた…。アフターピル飲んだから大丈夫だとは思うけど…大丈夫かなぁ…。

6月26日 今日も中出し。凄い気持ちいいけど、ピル効かなかったらどうしよう…。

6月29日 最近中出しばっかだなぁ…。今赤ちゃんできたら困るなぁ…。

7月1日 今日はバイト後、いつもの所で抜いてあげた♪△△(僕)に申し訳ない気もするけど(笑)

7月3日 今日は念願の上位でイカせてあげれた♪凄く気持ち良さそうだったなぁ(笑)

7月5日 近所の公園のベンチで抜いてあげた♪知り合いに見られてたらどうしよう(笑)

など、1週間に最低3日は書いてあり、内容は抜いたか・攻められたか・エッチをしたかのどれかで、一昔の彼女では考えられないような内容でした…。

アフターピルを飲ませているとはいえ、まだ高校生の彼女に中出しをしてる先輩に無性に憤りを感じるのと同時に、エロ丸出しの彼女のブログ内容にかなりの嫉妬を覚えているのも事実でした…。

それだけではなく、先輩とのエロ行為が書かれ始めたのはまだ僕と付き合っている頃で、それが約3ヶ月近く続いていたこともわかり愕然としました…。

よくよく思い返すと、確かにその頃の彼女のフェラやエッチの動き方はエロくなっていたような気もし、言いようのない気持ちを感じてました…。

ブログを見るようになってからのバイトは気が気でなく、仕事をしながらも先輩と彼女が常に気になるような状態が続き、彼女と何気ない話をしてる時には「この後、フェラで抜くのか…?」「先輩に中出しされるのか…?」とどうでもいいはずの疑念を抱かずにはいられなくなってました。

もちろん、そういう日は少なからずあった訳で、終業後にフェラで抜いていたり、先輩の部屋で抱かれたりしていたようです…。

そんな状況がしばらく続き、精神的に限界を感じた僕はバイトを辞めたのですが、恐いもの見たさというか、ブログを見る習慣はなくならず、その日に行われた先輩とのエロ行為を想像しては抜いてしまったりしてる自分がいました…。



純愛・恋愛 | 【2017-07-27(Thu) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

エロいとこ

中学二年の時に一個下のいとことした初体験の話です。
昔から仲良かったけど異性としては見ていなかったのですが下ネタ話してるといとこが擦り寄ってきて変な雰囲気になってしちゃいました。

いとこ
『まだしたことないんだー?したくなーい?』

おれ
『そりゃしたいけど相手居ないし!』笑

いとこ
『あたしとか?』笑

おれ
『ふつーにしたい!』笑

冗談のつもりで言ったのに

いとこ
『ほんと?いいよ?』

おれ
『またまたー!』笑

いとこ
『いいよ…』

ディープキスされてそのまま押し倒されて服の上から下半身触られた。

いとこのオッパイ触ったらいとこは俺のを生で触りながら耳元で

いとこ
『ちんちんすごくおっきー…』

おれ
『あ、ありがと…』

かなり恥ずかしくて仕方がなかった。

服脱がされて手でされた。

いとこ
『本当おっきーね、いっぱい1人エッチしたの?』

おれ
『かなりした…かも…』

いとこ
『あたしオカズにしたことある?』

おれ
『言えない…』

まったくしたことなかったけどこの状況でまったくないとは言えない。

いとこ
『あたしはしてたよ。こんなにチンチン大きいと思ってなかったけど…』

おれ
『小さいと思ってた?』笑

いとこ
『うん』苦笑

おれ
『なんでー?』笑

いとこ
『エッチした人、翔(俺)よりも体大きかったけど翔よりチンチン小さかったから』笑

おれ
『へー、どのくらい?』

いとこ
『ここくらいかな…』

カリの下を指差した。

他の男よりもチンコがでかいと言われて嬉しくてフル勃起した。

いとこ
『また大きくなったし』笑

恥ずかしさもなくなりすごくムラムラしてきた。

フェラしてもらったらアゴ限界って言われてすぐ終わった。

すぐ上に乗られて挿入がはじまった。

なかなかはいらなくててこずった。いとこは痛そうに顔をしかめて

いとこ
『太くてはいらない』苦笑

今思うと手マンもしてないしはいるわけない!

いとこ
『チンチンちっちゃくしてよ』笑

おれ
『ばか!』笑

スルッとはいった。

いとこ
『あ、痛気持ちかも…』

激しく動かれて出そうなった。

おれ
『で、でる!』

いとこ
『ァンァン、ピッ、ピル、飲んでるから中で、ァンァン』

そのまま抜かないで三回くらいイかされた。いとこがイって抜いた。

いとこ
『つ、次、翔が上!』

おれ
『無理無理!』

いとこ
『元気じゃん』笑

確かにチンコはカチカチ

結局やった。

気づいたら血と精液がすごいことになってた(笑

セフレみたいな関係になり今もそんな関係…



セックスフレンド | 【2017-07-27(Thu) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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