最後の砦
遠い日の思い出の記憶の一コマにその画像は記録されていた。
上半身の幼さとは対照的な下半身の安定感。
デニムのパンツ越しに恥丘の盛が確認できた。
水着の写真では太い縦筋があらわだった。
「ぼーっとしちゃって。何を考えていたの」
「お、おおう」
目の前の女は遠い日のあこがれの女その人だった。
「暑いわね」
女は丹前を脱ぐと浴衣姿に。覗いた足首から上のふくらはぎが男の劣情に火を点けた。
「最近立たないんだ」
男がそういうと女はすかさず手で男の股間をまさぐり
「でも、硬くなっているわ」
慰めの言葉をかけた。
「上になってもいいかしら」
女は意外にも尻を男の顔に向け、自らは男の股間で縮んだ突起物を舌で攻めた。
男はじっと目を閉じていたが両手の指で女の会陰を開いた。
開いたり閉じたりを繰り返すうち女の口からはあの声が。
いつの間にか着けられたゴムの中にドックン、ドクドクと日頃からたまっていたものを吐き出した。
「いっぱい出たよ」
女はそういったが、男は相変わらず目を閉じたままだった。
今度の同級会にはぜひ出てくれと級友からの便り。
恩師が亡くなりその妻だった同級生の女が出席の予定という。
奮って参加した。
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