肉体関係が無くても不倫賠償判決
「プラトニック不倫」でも賠償命令…肉体関係「回避の努力」認めず“一蹴”の判決理由
2014.4.907:00(1/4ページ)[関西の議論]
妻子持ちの男性から肉体関係を求められてもかたくなに拒否した女性。しかし、手をつないだり、自転車に2人乗りしたりの逢瀬は続いていた。そんな“プラトニック”な関係を裁判所は「相当な男女の関係を超えたもの」と指摘。男性の妻が起こした損害賠償訴訟で女性側に賠償を命じた。女性側は控訴している
妻子持ちの男性から肉体関係を求められてもかたくなに拒否した女性。しかし、手をつないだり、自転車に2人乗りしたりの逢瀬は続いていた。そんな“プラトニック”な関係を裁判所は「相当な男女の関係を超えたもの」と指摘。男性の妻が起こした損害賠償訴訟で女性側に賠償を命じた。女性側は控訴している
一線を越えない“プラトニック”な関係を貫いても、やはり「不倫」に代償は必要だった。夫と親密な関係になり精神的苦痛を受けたとして、大阪府内の女性が、夫の同僚女性に220万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は3月、44万円の支払いを命じた。判決は、同僚女性が夫に何度も肉体関係を迫られながら、巧みにかわして「貞操」を守ったと認定。それでも、同僚女性が夫のアプローチをはっきりと拒絶せず、逢瀬を重ねて二人きりの時間を過ごしたことから、地裁は「同僚女性の態度と夫の(原告女性への)冷たい態度には因果関係がある」と判断した。
夫婦問題の相談から…
判決によると、原告女性は夫と平成18年に結婚し、20年に長男を出産。結婚当初から精神的に不安定な面があり、精神科に通院していたという。夫は医療機器販売会社に勤務し、大阪を拠点に営業を担当していた。
夫婦は21年6月ごろからけんかを繰り返すようになった。原告女性が自宅の壁を蹴って穴を開けたり、マラソン大会に出場しようとした夫のマラソンシューズの靴紐をはさみで切ったりするなど、激しさを増していったという。
一方、夫が東京に勤務する同僚女性と知り合ったのは21年4月ごろ。最初は電話やメールで仕事上のやり取りをするだけの関係だったが、22年秋以降、「夫婦間の交渉がない」「妻が大声を出して暴れる」などと、夫婦関係について夫が同僚女性に相談するようになった。
ただ、同僚女性側の主張によると、同僚女性は当初、夫からの相談にも「人として真摯(しんし)に耳を傾ける」だけだった。
「やらせて」頑と応じず
転機が訪れたのは23年6月。出張で関西を訪れた同僚女性を夫が食事に誘った。7月には神戸市内で食事をしたのに続き、東京都内の女性の自宅近くでも食事を楽しんだ。
「好きになった」
食事を重ねる中、夫は女性にストレートに思いを告白した。これに対し、女性は「奥さんがいる人は、そういう対象として見ることができない」といなし、「好きというなら、最低限、独身でないと嫌」と伝えたという。しかし、その後も夫からのアプローチが止むことはなかった。
翌8月中旬、女性は出張でJR新大阪駅に到着すると、夫が駅まで車で迎えに来た。一緒に仕事先へ向かう途中、夫は助手席にいた女性の手を握ったり、足を触ったりした。女性は「触るなよ」「足あんまり触らないこと」などと言って制止した。すると、夫は駐車場に車を止め、いきなりキスをしてきた。
女性は「何でチューするの」「付き合っていない人とチューするのはおかしいですから」「付き合ったらチューすればいいじゃん」と抵抗。さらに、夫は「やらせて」と肉体関係を迫ったが、女性は「えっ!えっ!えっー!」と声を上げ、頑として応じなかったという。
抱きしめられ抵抗せず
だが、2人はその後も一線を越えないまま、親密な関係を続けた。
8月下旬、都内の同僚女性の自宅近くの公園で夫が待っていると、同僚女性が夫のリクエストに応じて浴衣姿で現れた。2人は手をつないで買い物などを楽しみ、さらに自転車に2人乗りして花火大会の会場に向かった。
2人だけの時間は花火の観覧後も続いたが、寝床は別だったようだ。女性の自宅近くのビジネスホテルには、夫が午前1時48分に到着した記録が残っていた。
翌朝、ホテルを出た夫は女性の自宅マンションまで行ったが、ここでも女性の部屋には入らず、出てくるのを待った。自転車に2人乗りして近くの体育館に行くとバドミントンで汗を流し、買い物や食事を楽しんだ。夫が大阪へ帰る際、2人は駅まで再び手をつないで歩いた。夫は別れ際にキスしようとしたが、女性は体を退けて逃れた。
次の逢瀬は9月下旬。出張で滋賀県内のホテルに滞在していた同僚女性のもとに、夫が車で駆けつけた。近くの居酒屋で飲食した後、歩いて宿泊先のホテルの前までやってくると、夫が女性をいきなり抱きしめた。女性は今度はなぜか抵抗しなかった。
ただ、2人で一緒にホテルのロビーまで入ったが、夫は女性とは別の部屋にチェックイン。別々のエレベーターで居室に向かった。翌朝も夫は午前7時半ごろ、女性は午前10時ごろ、それぞれ別々にチェックアウトしていた。
この直後、2人の関係に突然終止符が打たれた。夫の行動を怪しんだ原告女性が、2人の「親密」さを示す証拠を集め、翌10月に慰謝料などを求める内容証明郵便を同僚女性に送付したからだ。夫は同年末、原告女性との離婚調停を求めたが、成立しなかった。
「無謀な期待抱かせた」
判決では、2人の遠距離ゆえの数少ない逢瀬の場面を取り上げ、肉体関係があったかどうかを検証した。
新大阪駅からの車中で夫が行為に及ぼうとした状況について、同僚女性が声を上げて抵抗したことなどを事実と認め、肉体関係の可能性を否定。花火大会を観覧した前後についても、夫がビジネスホテルに到着した記録が残っていることや、別れ際に女性がキスを避けたことから、肉体関係を「認めるに足る証拠はない」と判断した。
さらに、滋賀県内のホテルでの出来事についても、別々のエレベーターで居室に向かったことや、2人のチェックアウトに2時間以上の差があることなどを列挙。「同僚女性が夫と肉体関係にならないよう警戒しており、2人が肉体関係を有するに至ったとは認められない」と結論づけた。
一方で、同僚女性が肉体関係を求められて拒否したにもかかわらず、その後も逢瀬を重ねたことを「社会通念上、相当な男女の関係を超えたものと言わざるを得ない」と指摘。同僚女性の言動が「家庭内で問題を抱える夫に無謀な期待を抱かせた」とも言及した。
結局、肉体関係がなかったとはいえ、夫の家庭での冷たい態度と同僚女性の対応には因果関係があるとして、判決は同僚女性側に44万円の支払いを命じた。これに対し、一線を越えない“努力”が認められなかった同僚女性側は、判決を不服として控訴した。
2014.4.907:00(1/4ページ)[関西の議論]
妻子持ちの男性から肉体関係を求められてもかたくなに拒否した女性。しかし、手をつないだり、自転車に2人乗りしたりの逢瀬は続いていた。そんな“プラトニック”な関係を裁判所は「相当な男女の関係を超えたもの」と指摘。男性の妻が起こした損害賠償訴訟で女性側に賠償を命じた。女性側は控訴している
妻子持ちの男性から肉体関係を求められてもかたくなに拒否した女性。しかし、手をつないだり、自転車に2人乗りしたりの逢瀬は続いていた。そんな“プラトニック”な関係を裁判所は「相当な男女の関係を超えたもの」と指摘。男性の妻が起こした損害賠償訴訟で女性側に賠償を命じた。女性側は控訴している
一線を越えない“プラトニック”な関係を貫いても、やはり「不倫」に代償は必要だった。夫と親密な関係になり精神的苦痛を受けたとして、大阪府内の女性が、夫の同僚女性に220万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は3月、44万円の支払いを命じた。判決は、同僚女性が夫に何度も肉体関係を迫られながら、巧みにかわして「貞操」を守ったと認定。それでも、同僚女性が夫のアプローチをはっきりと拒絶せず、逢瀬を重ねて二人きりの時間を過ごしたことから、地裁は「同僚女性の態度と夫の(原告女性への)冷たい態度には因果関係がある」と判断した。
夫婦問題の相談から…
判決によると、原告女性は夫と平成18年に結婚し、20年に長男を出産。結婚当初から精神的に不安定な面があり、精神科に通院していたという。夫は医療機器販売会社に勤務し、大阪を拠点に営業を担当していた。
夫婦は21年6月ごろからけんかを繰り返すようになった。原告女性が自宅の壁を蹴って穴を開けたり、マラソン大会に出場しようとした夫のマラソンシューズの靴紐をはさみで切ったりするなど、激しさを増していったという。
一方、夫が東京に勤務する同僚女性と知り合ったのは21年4月ごろ。最初は電話やメールで仕事上のやり取りをするだけの関係だったが、22年秋以降、「夫婦間の交渉がない」「妻が大声を出して暴れる」などと、夫婦関係について夫が同僚女性に相談するようになった。
ただ、同僚女性側の主張によると、同僚女性は当初、夫からの相談にも「人として真摯(しんし)に耳を傾ける」だけだった。
「やらせて」頑と応じず
転機が訪れたのは23年6月。出張で関西を訪れた同僚女性を夫が食事に誘った。7月には神戸市内で食事をしたのに続き、東京都内の女性の自宅近くでも食事を楽しんだ。
「好きになった」
食事を重ねる中、夫は女性にストレートに思いを告白した。これに対し、女性は「奥さんがいる人は、そういう対象として見ることができない」といなし、「好きというなら、最低限、独身でないと嫌」と伝えたという。しかし、その後も夫からのアプローチが止むことはなかった。
翌8月中旬、女性は出張でJR新大阪駅に到着すると、夫が駅まで車で迎えに来た。一緒に仕事先へ向かう途中、夫は助手席にいた女性の手を握ったり、足を触ったりした。女性は「触るなよ」「足あんまり触らないこと」などと言って制止した。すると、夫は駐車場に車を止め、いきなりキスをしてきた。
女性は「何でチューするの」「付き合っていない人とチューするのはおかしいですから」「付き合ったらチューすればいいじゃん」と抵抗。さらに、夫は「やらせて」と肉体関係を迫ったが、女性は「えっ!えっ!えっー!」と声を上げ、頑として応じなかったという。
抱きしめられ抵抗せず
だが、2人はその後も一線を越えないまま、親密な関係を続けた。
8月下旬、都内の同僚女性の自宅近くの公園で夫が待っていると、同僚女性が夫のリクエストに応じて浴衣姿で現れた。2人は手をつないで買い物などを楽しみ、さらに自転車に2人乗りして花火大会の会場に向かった。
2人だけの時間は花火の観覧後も続いたが、寝床は別だったようだ。女性の自宅近くのビジネスホテルには、夫が午前1時48分に到着した記録が残っていた。
翌朝、ホテルを出た夫は女性の自宅マンションまで行ったが、ここでも女性の部屋には入らず、出てくるのを待った。自転車に2人乗りして近くの体育館に行くとバドミントンで汗を流し、買い物や食事を楽しんだ。夫が大阪へ帰る際、2人は駅まで再び手をつないで歩いた。夫は別れ際にキスしようとしたが、女性は体を退けて逃れた。
次の逢瀬は9月下旬。出張で滋賀県内のホテルに滞在していた同僚女性のもとに、夫が車で駆けつけた。近くの居酒屋で飲食した後、歩いて宿泊先のホテルの前までやってくると、夫が女性をいきなり抱きしめた。女性は今度はなぜか抵抗しなかった。
ただ、2人で一緒にホテルのロビーまで入ったが、夫は女性とは別の部屋にチェックイン。別々のエレベーターで居室に向かった。翌朝も夫は午前7時半ごろ、女性は午前10時ごろ、それぞれ別々にチェックアウトしていた。
この直後、2人の関係に突然終止符が打たれた。夫の行動を怪しんだ原告女性が、2人の「親密」さを示す証拠を集め、翌10月に慰謝料などを求める内容証明郵便を同僚女性に送付したからだ。夫は同年末、原告女性との離婚調停を求めたが、成立しなかった。
「無謀な期待抱かせた」
判決では、2人の遠距離ゆえの数少ない逢瀬の場面を取り上げ、肉体関係があったかどうかを検証した。
新大阪駅からの車中で夫が行為に及ぼうとした状況について、同僚女性が声を上げて抵抗したことなどを事実と認め、肉体関係の可能性を否定。花火大会を観覧した前後についても、夫がビジネスホテルに到着した記録が残っていることや、別れ際に女性がキスを避けたことから、肉体関係を「認めるに足る証拠はない」と判断した。
さらに、滋賀県内のホテルでの出来事についても、別々のエレベーターで居室に向かったことや、2人のチェックアウトに2時間以上の差があることなどを列挙。「同僚女性が夫と肉体関係にならないよう警戒しており、2人が肉体関係を有するに至ったとは認められない」と結論づけた。
一方で、同僚女性が肉体関係を求められて拒否したにもかかわらず、その後も逢瀬を重ねたことを「社会通念上、相当な男女の関係を超えたものと言わざるを得ない」と指摘。同僚女性の言動が「家庭内で問題を抱える夫に無謀な期待を抱かせた」とも言及した。
結局、肉体関係がなかったとはいえ、夫の家庭での冷たい態度と同僚女性の対応には因果関係があるとして、判決は同僚女性側に44万円の支払いを命じた。これに対し、一線を越えない“努力”が認められなかった同僚女性側は、判決を不服として控訴した。
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- た果歩。裸になった姿のままお風呂場に入っていった。スポンジで泡立てたボディソープで身体を洗っていく。透き通るように白い果歩の身体に纏(まと)わりついた泡を、ザーっと熱いシャワーで流していく。「・・・アンッ・・・」果歩の身体がまるで電気が走ったようにビクンっと反応したのは、果歩の秘部についた泡をシャワーで流そうとした時のことだった。昨日からずっと我慢していた、ずっと身体の奥で燻っていた小さな炎が、今の刺激で一気に大きなものになってしまった。目を瞑りもう一度ゆっくりとシャワーを股間に向けてみる。「ハゥ・・・アァ・・・ァ・・・・」・・・はァ・・・ダメ・・・気持ちいい・・・泡はもうとっくに流れているにも関わらず、股間にシャワーを当て続ける果歩。快感で脚が痺れてくる・・・。片方の手を壁につく。どこかで身体を支えていないと快感で立っていられないような気がした。脚を少し広げ、さらにシャワーを自分の秘部に当てやすい格好になる。「ン・・・ハァ・・・ァ・・・・ァ・・・」軽く汗を流すつもりがいつの間にかオナニーを始めてしまった果歩。シャワーのレバーに手をもっていき、さらにその勢いを強くする。ジャーーーー!「ンハァ!ァァ・・・・アア・・・ァ・・・」お風呂場にシャワーの音と果歩の控えめな喘ぎ声が響き渡る。シャワーのお湯が陰核に当たるたびに果歩の身体はビクンっと反応する。・・・ハァ・・・ハァ・・・シャワーでこんなになっちゃうなんて・・・ふと顔をあげる果歩。お風呂場にかかっていた時計が目に入った。・・・いけない・・・もうこんな時間・・・こんなことしてたら遅刻しちゃうよぉ・・・果歩はキュっとレバーを下げシャワーを止めた。ハァ・・・ハァ・・・股間からはシャワーのお湯とは別のトロ?っとした粘液が糸をひきながら滴り落ちていた。「・・・ハァ・・・・行かないと・・・大学・・・」お風呂場を出てバスタオルで身体を拭いていく。しかし一箇所だけ、股の濡れた部分だけ何度拭いても粘液が溢れてきてしまう。・・・ァ・・・もう・・・やだよぉ・・・少し時間は掛かったがなんとか心と身体を落ち着かせた果歩は、新たにクローゼットから持ってきた服に着替えた。鏡の前で髪型や身なりを整える果歩。ふと時計を見ると、もうアパートをでないといけない時間をとっくに過ぎていた。「やだぁ!ほんとに遅刻しちゃうよぉ!」授業に必要な用具とトミタスポーツのアルバイトで着る着替えが入ったカバンをもって慌てた様子で果歩はアパートをでた。大学の講義室になんとか時間ギリギリで着いた果歩は、座った生徒の中に知子の姿を見つけると、その隣の席に座った。「知子ちゃんおはよ?」「おそよ?果歩。てゆうかもう午後の授業だし。果歩午前中の講義休んだでしょ??」「フフ・・・いいの、たまにはね。昨日秋絵先輩の部屋にお泊りしちゃったんだぁ」「えぇ!?あんたまた秋絵先輩のマンションに泊まったのぉ?」「うん、バイト帰りにたまたま会っちゃって・・・フフ・・秋絵先輩の料理もお酒もおいしかったなぁ。」「え?うそぉ!なんで私を呼んでくれなかったのよぉ!?」悪戯っぽい笑顔で自慢する果歩に対し、お酒と料理と聞いて思わず大きな声をあげた知子。「そこ!もう講義始めるから静かにしなさい!」「は?い」「は?い」「もう・・・次そういう事あったら絶対呼んでよね。」「わかった、わかったよぉ・・・知子ちゃんったら・・・」今日は大学が終ればトミタスポーツでアルバイトだ。昨日は特別、あんまりダラダラしてちゃダメだよね、友哉・・・。そう自分の気持ちを引き締めて授業に集中していく果歩であった・・・。
- 」果歩は少し不安そうな表情だ。それは経験も知識も少ないため仕方ないのかもしれない、どういった男女の性生活が普通なのかまったくわからないのだから。「果歩ぉ、それってすごい少なくない?あ?ぁ、てゆうか友哉君エッチ下手だったんだぁ。」知子はかなり酔っているのか、なりふり構わず思ったことを言っていた。「もぉ・・・あんまり言わないでよぉ知子ちゃん・・・」果歩は恥かしいやら、なんだか友哉をバカにされているような気がして、今にも泣き出しそうな表情だ。「フフ・・・知子ちゃん、あんまり果歩ちゃんをいじめちゃダメよ。」「エヘヘ、は?い。でもそっかぁ、友哉君まじめだもんねぇ・・・フフ」「でも・・・それじゃ果歩ちゃんはイッた事とかもないんだ?」秋絵の質問は大胆だったが、実に自然に聞いてくるため、変な意味でのいやらしさは果歩は感じなかった。「イッた事・・・ですか・・・あの・・・よくわからないです・・・。みんな普通そうなったりするんですか?」女性が性交渉のときに、エクスタシーに達することもあるということは、果歩も知識では知っていた。しかし、実際に友哉とのセックスで自分がそれに達しているのかどうかはよくわからなかった。「ううん、そうなる子もいれば、そうならない子もいるんだけどね。フフ・・・でもね、イクと気持ちいいわよ。」「そ、そうなんですか・・・。」秋絵のかなり大胆ともいえるその発言に果歩は顔を真っ赤にし、同時にさっき寝室で見つけた大量のコンドームのことも思い出してしまった。(やっぱり秋絵先輩そういう経験あるんだぁ・・・じゃあさっきのもやっぱり・・・)ふと、果歩は自分の胸の辺りに気配を感じることに気づいた。「え?・・・あ、キャッ!!ヤダ!アンっ・・・ァ・・・やめてよ知子ちゃん!もう酔っ払ってるぅ!」静かに果歩の背後に周っていた知子が急に両手で果歩の胸の膨らみを服の上から鷲づかみにしたのだ。「わぁ、果歩のオッパイ柔らか?い!フフ・・・てゆうか果歩意外に胸あるね、もっとぺチャパイだと思ってたぁ。」知子はそう言って大胆に果歩の胸を揉むことをやめようとしない。果歩は顔をこれまで以上に顔を赤くして知子に抵抗する。「ちょ・・・ちょっとぉ・・・アンッ・・・ぁ・・・知子ちゃん・・・ぁ・・・やめてよ・・・えっちぃ・・・」「あれぇ、果歩って敏感なんだねぇ、これでイッたことないなんて・・・フフ・・・」知子は冗談ぶった感じで言って、果歩の胸を揉む手をまだ休めようとはしない。「フフ、ホント2人は仲がいいのねぇ・・・フフ・・・。」秋絵はそんな二人を見て楽しそうに笑っていた。「秋絵先輩ぃ・・・ぁ・・・知子ちゃんを止めてください・・・ぁ・・・もう知子ちゃん酔っ払いすぎぃ?!」こうして少しエッチな果歩の誕生日会の時間は過ぎていった・・・。10「フゥ・・・サッパリしたぁ・・・」お風呂場から出た果歩は湿った髪の毛にタオルを当てながらベッドに座った。「・・・・はぁ・・・・・・・・」あれから秋絵宅での誕生日会は、女の子だけの集まりとは思えないほど、話は下のネタばかりであった。特に、かなり酔っ払っていた知子からはエッチな質問攻めをされて、果歩もアルコールがまわっていて大胆になっていたのか、恥ずかしがりながらも正直に答えてしまった。「・・・もぅ・・・知子ちゃんエッチな事ばっか・・・」そんな事をを呟きながら、ふと果歩は机の上に置いておいた紙袋に目をやった。(あ、そうだ・・・)紙袋を手にして中を覗きこむ果歩、今日の誕生日会の終わり際、秋絵が誕生日プレゼントとして渡してくれたのだ。『わぁいいんですか?ありがとうございます。』『フフ・・・中身は帰ってから見てみて。遠距離恋愛中で寂しい思いしてる果歩ちゃんにはぴったりの物よ。』『そうなんですかぁ、わぁ?なんだろう・・・楽しみだなぁ』『フフ・・・きっと気に入るわ果歩ちゃん・・・』果歩は紙袋から綺麗にかわいくラッピングされた箱を取り出す。なんだろうなぁ・・・フフ・・・果歩はワクワクしながら包装紙を破かないように丁寧に剥がしていく。「・・・え・・・なんだろ・・・?」出てきたのは真っ白でなにも書いていないDVDケース。そしてもうひとつ、透明の箱に入っていたのは、何やら紫色をした棒状の物。それを見て、口に手をあてて驚いた様子の果歩。それが何なのか・・・果歩には大体予想がついた。こういった事に疎い果歩でも、この棒の形が何を模っているのかはわかった。これって・・・・・やだ・・・秋絵先輩・・・どういうつもりで・・・そう思いながらも、箱から紫色をしたそれを取り出し、手に取る果歩。「・・・やだ・・・いやらしい・・・」それは明らかに男性の性器を模った物、下の方にはなにやらスイッチのようなものと、電池を入れるスペースがあった。それは実にリアルに造られていた。全体に反り返っている棒、陰茎はボコボコと血管が浮き出ているところまで再現されている。先端の亀頭部分は陰茎部分よりも太く、カリのエラが張り出していた。しばらくその男根を模ったおもちゃをボーっと眺める果歩、心臓がドキドキしているのが自分でわかる。そしてもうひとつ・・・果歩はDVDケースに目を移した。エッチなプレゼント・・・秋絵先輩ってやっぱりエッチなのかなぁ・・・はぁ・・・なんだろう・・・パソコンの電源を入れる果歩。好奇心にも似た感情が果歩の身体を動かしていた。パソコンが起ちあがる間に、DVDケースを開ける。中にはケース同様、何も書いていない白いDVDが入っていた。何も書いていなくても男根の形をしたおもちゃといっしょに入っていたのだ、それがとてもエッチでイヤらしいDVDであることを果歩は予想していた。・・・いや、果歩は心のどこかでそれを期待していたのかもしれない・・・。パソコンにDVDを挿入する。ブ?ンというディスクを読み取る音が部屋に響く・・・。・・・・・・ゴク・・・・・・自分でも意識してないうちに生唾を飲み込んでしまう果歩。パっとピンク色の画面がディスプレイに映る。そこに大きな文字で出てきたのは《バイブレーターを使ったオナニーの仕方講座》バイブレーター・・・オナニー・・・心臓の鼓動が速くなる・・・ドキドキドキドキ・・・・少ししてから切り替わった画面には【本編再生】の文字。果歩はマウスをそこに合わせクリックした。切り替わった画面に出てきたのは下着姿の美しい女性だった。歳は果歩と同じくらいか、少し上に見えた。しかもこの女性が身に着けている下着、隠す部分が小さく、なんだか少し、中の乳首やヘアが透けて見えているようだった。・・・すごいイヤらしい下着・・・・『これからここでは、女の子のマスターベーション・・・オナニーですね・・・』突然音が出たことにビックリした果歩は慌てて、停止ボタンをクリックした。はぁ・・・イヤホン・・・どこにあったっけ・・・机の引き出しを上から順番に開けてイヤホンを探す果歩。ここの部屋は壁が薄い・・・よく果歩の部屋にも隣の部屋のテレビの音が聞こえてくることがあった。こんな内容のDVDを見ていることが隣人にバレでもしたら大変だ・・・。イヤホンを見つけた果歩、パソコンに挿し込んで両耳にそれをつける・・・・ひとつ深呼吸をして、再生ボタンをクリックした。『これからここでは、女の子のマスターベーション・・・オナニーですね。ここにあるバイブレーターを使ってするオナニーの仕方を説明したいと思います。』『女性の中にはオーガズム・・・つまり恋人とのセックスでも絶頂を経験したことがない、イッたことがないという方はいると思います。』・・・私のこと・・・かな・・・『ここでは、今あなたが持っている紫色のバイブレーター・・・そう、その男の人のオチ○チンの形をした大人のおもちゃ・・・これを使ってあなたに生まれて初めてのオーガズムを経験してもらう。そのためのお手伝いを今日はさせてもらいます。』『さぁ、まずはソファ、またはベッドの上で楽な体勢になってください・・・』DVDの映像をじっと見つめる果歩、頬っぺたをピンク色に染め、口は少し開いている。時折ピッタリ閉じている足の太ももを擦り合わせるような仕草をする果歩。その動きは時間が経つに連れ、回数が増えていっていた。グチュグチュグチュグチュ・・・『あッ!あ!アン!・・・ぁ・・・はぁあああ!あ・・・ぁ・・・はぁ・・・あッ!イク!あっあっあっあっ!イクイクイク!あぁあああン!』パソコンの画面の中では、さっきまで大人びた表情で説明をしていた女性がソファの上で全裸になって、まるでオーガズムの手本を見せつけるかの様に身体を仰け反らせ、絶頂の言葉をに叫んでいた。このDVDは無修正、つまり女性の局部はモザイク加工がされていなかった。そのためバイブレーターを咥え込んでいる女性の性器は丸見えの状態。性器とバイブには女性のワレメからあふれ出てくるネバネバしている液体がベットリ付いていて、テカテカと光っている。果歩は画面の中で股間にあるバイブを激しくグチュグチュと抜き差しをしながら絶頂に達する女性を呆然と眺めていた。・・・すごい・・・ハア・・・こんなになっちゃうの・・・?女性が絶頂すると時はこんなにも乱れてしまうものなのかと果歩は思った。自分も絶頂に導きられたらこんな風になってしまうのだろうか・・・男性の前でこんな姿を曝け出してしまうのだろうか・・・身体が熱い・・・心臓のドキドキが止まらない・・ドキドキが下半身の中心に移動して集まってきているような気がする・・・アソコがジンジンする・・・果歩は自分の性器が濡れてきてしまっている事に気づいていた。・・・私・・・はぁ・・・興奮してる・・・じっと机の上に置いてある紫色のバイブレーターを見つめる果歩。ゆっくりと椅子から立ち上がった果歩は、少し汗ばんだ手を、そのバイブレーターに伸ばしていった・・・。
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