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性夢

 悶々としたまま寝てしまったのは確かだった。

 明け方、目を覚ますころ、見てしまった。

 それは紛れもなくあの娘だった。

 座ってエム字に足を広げ、ピンクの肉襞の奥にぽっかりあいた空洞を見せてくれていた。

 ちひっ。

 筒の先から何かがこぼれそうな感じがした。

 
 人外者。

 その目はそう語っていた。

 「こんにちは」

 コンビニでパンを買おうとしたとき、僕が声をかけたのは、年の離れた若い女性社員だった。

 同じ職場ではなかったが、面識はあった。

 しかし返ってきたのは、無言のあいさつ。

 
 それから数年が経っていた。

 自販機でコーヒーを買っていると、

 「こんにちは」

 声がしたので、振り返ると、彼女だった。

 その日はかなりカジュアルで着古したジーンズを穿いていた。

 目は伏せていたので視線が合うことはなかった。

 
 こんにちはをゲットしただけマシだろう。

 
 僕はそう思うしかなかった。

 

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純愛・恋愛 | 【2023-11-21(Tue) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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