す・・す・・好きなんです・・・3
二人きり、なんて。
今まで、二人きりの空間なんて、いたことないし…。
…でも、今は、二人きり…
大ちゃんと私、二人きり…
「今は、恋人どうしっ。」
気持ちを奮い起こして…っ
最初は、かなり、恥ずかしい…
そして、照れてしまう。
手を繋ぎながら、大ちゃんの横に、座っています。
なんだか今は、二人で、テレビ、見ています。
…なんとなく、場を和らげるように、一緒に見ています。
何気ないシチュエーションですが、手を、繋いでるのもあって、
…ずっと、ドキドキしています。
手も、かなり、汗、かいてきてるし…。
もう、ドキドキしすぎて苦しいので…もったいないけど…今日はもう、帰ることに。
「また明日、お店にも行くね。…ミカンもそろそろなくなるし。」
「うん。」
「じゃあ…」
と、後ろを振り返ります。
何歩か歩くと、後ろから、彼の気配を間近に感じて
「好きだよ。」
耳元で、彼の声…。
大介さんの声は、優しくて、穏やかで、囁くような、声です。
…私の大好きな、声です。
目眩のような感覚に陥ります。
「え…」
ゆっくり、振り向くと、、なんてなかった。
…キス…
彼の舌が…唇が…私の唇に、触れる…。
柔らかい…温かい…彼の…味…
舌と舌を、撫で合って、絡めて…吸い合って…また撫で合って…絡めて…
何度も…何度も…何度も…
…キス…って、エッチ…。
ベットでも…キス。
何度も…何度も…何度も…キス…。
ギュゥゥゥゥって、抱かれる。
大ちゃんっ、大ちゃん、大好き…。
愛おしい。
…何度も、何度も、何度も、キス…。
だんだん、愛おしさが堪え切れない状態に…私だって…なるっ。
…いつもは、大ちゃんに、いぢわるに、されたり、するの…。
好きなの…。私、大ちゃんの、いぢわる…、大好き…なの。
…だけど、今日は、私に、させて…。
もっと、知りたいの。…もっと、知りたいの…。
もう、硬いね…。
…おおきいね。
…これが、貴方の…なんだ…。
私で、こう、なってくれるなんて。…嬉しい…。
続き、また、書きますね。
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