す・・す・・好きなんです・・・4
ベットの上で、二人。
大ちゃんと、私。
並んで、腰掛ています。
…キスの余韻で、あんまりチカラの入らない私は、大ちゃんの肩に、頭をのせています。
大ちゃんは、そんな私の左肩を、抱いてくれています。
「・・・・・・」
つん…、つんつん…。
「あっ…」
「…硬い…」
「…まぁ…ね。好きなコとキスしたら、こう、なるよ。」
好きなコ…
好きなコ。
私…の、事、だよね?
大ちゃん、照れてる。
こういう顔も、持っている、いつも、いぢわるな、大ちゃん。
いつも、素敵なのに。
いぢわるなのに。
…可愛い。
「ふふふ…。」
つん…、つつ、、、。
「苦しくない…?ズボン…。」
「まぁ…ね。開けてもらおうかな、ジッパー。」
つつ…、つつつつ、、、、、。
「・・・・・。」
目と、目があって…。
「・・・・・。」
はぁ…。大ちゃん。
その目、大好き。
格好いいよ、大ちゃん。
どんなに見てても、全然たりないよ…。
いつも、いつも、思ってたんだよ。
また、逢えて、嬉しいって…。
…だいちゃん…。
「・・・・・・。」
あれ?
息って、どうやって、してたっけ?
息苦しい…。
「・・・・・・。」
…ジッパーは、まだ、駄目…。
今日は、私が…。
いいでしょう?
「駄目だよ。」
って、いぢわるな大ちゃんは、言いそう…
…だけど。
「ねぇ、させて…?」
って、お願いする。
「…したいの?」
「・・・・・・うん・・・・・・・。」
ほら。いぢわる…。
「…いいよ。」
お許しが、出ました…。
もう。いぢわる。
「よいしょっ…と。」
「お、重い…?」
「大丈夫だよ…っ。」
「おぉっ…、大胆だな…っ。」
私は、大ちゃんのヒザの上に、向かい合って、座りました。
「恥ずかしい?」
「・・・うん・・・。」
「恥ずかしがらないで、ちゃんと、やらなきゃ駄目だよ。」
「・・・・・うん・・・・・。」
耳元で、囁かれる…。
あぁ…。また、くらっと来る…。
…あれぇ?…なんで…?
「私にさせて。」って、言ったのに、
私から、座ったのに…、
…どうして、・・・どうして、私の方が、…変に、なってるの・・・?
変だよ・・・、変、だよね…、変、だよ…。
大ちゃんの、肩に、また、頭を、のせる…。
駄目だなぁ…。
もう、全然、平常心を、保てないよ…。
そんな事を、考えながら、そのまま、大ちゃんの、首筋を、見る。
ノド仏、も、みる。
オトコ…だ。
大ちゃんって、セクシーでも、あるんです。
グッと来ちゃった女のコも、多いだろうな…。
ぼんやりきてる頭で、考える・・・。
「ん…?どうしたの…?何かするんじゃ、なかったの?」
いぢわる…。・・・いぢわるぅ・・・。
「ん…?」
大ちゃんが、顔を私に、向ける。
ちゅ、、、。
あ、音が、鳴っちゃった。
…私が、どんな顔をしてるかなんて、見ちゃ駄目…。
抵抗の・・・キス・・・。
さっき、あんなに、した…のに…、
もっと。
こんなにも・・・したいよ・・・。
舌を、大ちゃんの、唇に、這わす。
下唇をゆっくり、なぞって・・・。
かぷ。
ちゅ、、、。
あ、また、音が…。
・・・あ・・・。
大ちゃんの舌と、また、出会う…。
んぅ・・・・。
気持ちいいよ・・・、
・・・だいちゃん・・・。
・・・大ちゃんも、感じて、くれてる・・・?
続き、また、書きますね。
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