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真夏の夜の夢[22]

 マサルのそれの先端は小さな宝石を乗せたかのようにきらきらと輝く。かなり濡れてきているようだった。
それは私が指を動かすたびに微かにクチュ、クチュと官能的な音をたてる。ミサキも私も身を乗り出しその先
端に見入っていた。ミサキの手はタマから離れ、太ももの内側へと滑り込んでいく。マサルは少し腰を宙に浮
かすように反り返ったり、そうすると思うと引いたりした。頭をしばし左右に動かすこともある。よく起きな
いな……、そう思ってもしかたがなかった。マサルの快感は体全体で表されていたのだから。
「マサル動きまくり……」、ミサキは呟いた。
 それを小刻みに動かす指にも湿り気を感じる。細くそり立つ棒の裏側から先端に蓄えられた汁が流れだして
いた。クチュ、クチュ……。私はもう一方の手の平でタマを包み込み、中身を確かめるようにそっとなでる。
クチュ、クチュ……。額から流れる汗が眼に入り視界が霞む。それでも私は両の手を休めることはしなかった。
もう少し……、もう少し……。
 もう私の二、三本の指はベトベトに濡れていた。マサルの汁……、私はマサルの顔を眺めた。前髪は汗でぐっ
しょりし額に張り付いている。その隙間から少し薄すぎる眉毛がへの字を描いている。八重歯の覗く口からはも
う絶えず「はぁ、はぁ」という息の音が聞こえる。鼻の上にはわずかに水滴が見える。こんなに幼い子もここま
で感じるものなのか……。
 クチュ、クチュ……。マサルのそれはもうツルツルとして手から滑り落ちてしまいそうなまでに濡れていた。
滑らないように掴む指に力を込める。それと同時にタマをなでる手もそれを強く揉んでいた。クチュ、クチュ…
…。その時だった、タマがわずかに上に持ち上がる感じがし、棒がビクンと振動した……。そして、先端からは
トロリと白い液体が垂れ出てきたのである。



その他 | 【2022-08-29(Mon) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[21]

 ずっと気が付かずにいたのだが、今になってマサルの寝息が少し荒くなっている気がする。
「ねえ、お姉ちゃん、何か手が濡れてきたんだけど……」
 まさか……、まさかこんなに小さい子が、いや小さいちんちんが射精するなんてありえるのかしら……。
私は思わず「いいから、もう少し続けてみて」と催促した。
「うん……、こんな感じかな」、ミサキは手を上下させているというよりも、ただ小さく振動させているよ
うにしか見えなかった。それもこの大きさじゃしょうがない。よく先端部を見つめていると確かに湿り気が
見られる。
「うぅ……、うぅ……」、マサルは鼻から抜けるような声を微かに上げる。感じているんだ
……。膝をわずかに曲げ、腰が少し引けた形になる。かわいい……。私はマサルが起きるかもしれないとい
うリスクを背負う覚悟で、もういい、とばかりに「代わって」とささやいた。
「おっけー」、そう小さく言うとミサキは私からカメラを受け取った。いやはや……、いざ眼の前でこうも
きれいな曲線を描かれると、興奮のあまり頭がくらくらしてくる。あらためて私はそれに手を伸ばす。今度
は私の小指くらいになっているようだった。ピンッと人差し指で弾くと、それはバネでも入っているかのよ
うにプランと揺れる。親指と人差し指のあいだにそれをチョンと摘まむと、確かに手ごたえがあった。わた
しは皮を剥くようにそれを下の方にずらし、先端を見つめてみる。しかし、やはりそこには亀頭らしきもの
は少しも見当たらず、いかにも子供らしく先端にちょこんと皮が残っている。マサルの態度と同じでそれも
どこか強がっているように見えた。私がしばらくその状態を保っていると、マサルの腰が左右に動く。無意
識にこの快感から逃れようとしているのか、くねくねと腰を動かす。「んー……」再びマサルの息遣いが激
しくなる。それを見て私は指を上下に動かした。
 ミサキは左手を伸ばし、人差し指でタマをプニプニといじり始める。姉妹のダブル攻撃にマサルは体をモ
ジモジと動かし逃れようとする。逃がしはしないわよ……、私はもう一方の手で太ももをなでる。マサルの
眉間には薄らとしわがよっていた。もう少しかしら……。
 



近親相姦 | 【2022-08-28(Sun) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[20]

「さて」、ミサキはまた彼女のベストポディションに座り、それをいじり始めた。私はずるい、とも思ったが、
ふとデジタルカメラの存在を思い出した。ああ、この姿をカメラに収めなければ……。私がカメラの設定を夜
行モードにしている間も、ミサキは執拗にマサルの棒の部分だけをいじり続けていた。
「ねえ、お姉ちゃん。……なんかちょっと形変わったよ」
ミサキの台詞に私は驚いた。まさかこんな小さいのに勃起しちゃうなんてこと……。一旦カメラを横に置き、
それをよく眺める。勃起している……、のよね……。確実にそれも見るからに大きくなっているのだ。それは
普通の印鑑程度の太さで長さだろう。もちろん勃起してこのサイズなんてあまりに小さすぎると思うけど、確
かにさっきよりは大きくなっているし、何より上をむいているのだ。私が唖然としているとミサキはまたプニ
プニといじり始めた。
「これ勃起してるのよ」
「ふーん、これが勃起かー。じゃあオナニーできるかもね」、ミサキはそう言いながら上へ向けたり下へ向け
たりを繰り返す。まるで小さなシフトノブのようだ。確かに……、でもさすがに精子はでないわよね。こんな
小さいところから出るなんて想像もできない。
「オナニーってどうやるの?」ミサキがささやく。
「えー、私もよく分からないけど……、たぶんこう、こんな感じで上下に動かす感じだと思うけど……」
「こう?」、ミサキは真剣な眼差しでそれを見つめ、上下に動かし始める。ほとんど掴んでいるというよりも
摘まんで上下に動かしていると言った様子だった。私が頷くと、ミサキは手を少し早めた。それを一刻も早く
カメラに収めたく拾い上げて構えるも、暗くて何も映らない。しょうがない、そう思いカメラのライト機能を
使う。するとちょうどマサルのあれの部分が光に照らされる。「まぶしい」とミサキは言ったが、私の頭はそ
こに映るマサルのそれで一杯だった。目に慣れてくるとよりいっそうマサルのそれがきれいな曲線を描き勃起
しているのだということが分かる。ミサキが手を動かすと影も一緒に動く。私は動画の録画ボタンを静かに押
した。



純愛・恋愛 | 【2022-08-28(Sun) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[2]

 私とミサキが今回の計画を立てたのは昨日の夜、私たちがお風呂に入っている時だった。私が
鏡の前でシャンプーを流していると、湯船につかるミサキは手をだらんと浴槽から出し、タオル
を退屈そうに絞りながら話し始めた。
「ねえ、お姉ちゃんってマサルのちんちん見たことあるの?」
この質問が唐突すぎて、開いた右目にシャンプーが入った。
「なによ突然。まあ、あるにはあるけど。それよりも、あーもう、痛い」
「え、ほんと! いついつ? どんなだった?」
ミサキが湯船でバシャバシャと水を立てる音が聞こえる。
「かなり昔のことよ。たぶんマサルが小学二年生くらいの頃じゃないかしら。ほら、あんたも一
緒にお風呂とか入っていたでしょ」
「えー、全然覚えてないよ。どんなだった?」
「どんなって」、私は思わず振り向き、親指と人差し指をわずかに離して見せ、「こんなだっ
た。マメよマメ」、と言った。
「えー、見たい見たい!」、ミサキはまたお湯をバシャバシャさせ言った。
「あんた、学校の男の子のちんちんとか見れるんじゃないの?」
「えー、そんなの見れないよ」
「まあ、そうか。中二にもなればそうプラプラ出すわけにもいかないものね」、そう言いなが
らしばらく笑っていたが、私にふとある考えが浮かんだ。そういえばマサルはいつからちんち
んを隠すようになったんだろう?――確か小二くらいまでは……。ある時期突然、風呂に「一
人で入る」と言いだし、私がタオルを取りに脱衣室に入るのも嫌がっていた。あいつはそうい
うことに恥ずかしさを覚えるのが人より早かったのかもしれないし、そうじゃないかもしれな
いけど、今となってはもう分からない。もう大人のちんちんになったのかな、そう考えると私
の頭には彼氏のそれが浮かんだ。いや、そこまではさすがにね。まだ中学一年生だもの。でも
ちょっとは大きくなっていると思う。毛とかも少し生やしたりしてね。



近親相姦 | 【2022-08-28(Sun) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[19]

「ねー、なんか中でプニプニするよ」
 きっとミサキは包茎という知識もそんなにないのだろう。皮の上から中身を滑らせるようにして
遊んでいる。ときたま上に少し皮をひっぱり上げては引き戻したりもする。それでもマサルの寝息の
リズムは乱れもしないから、これはもうかなりの熟睡といったものだ。薄闇の中のこの光景はあまり
に現実離れしたものである。額に大粒の汗が流れ落ちるのを感じた。
「ねえ、せっかくだし、パンツ全部下ろしちゃおう」、パンツを押さえる手が疲れたという理由もあ
るが、それより私も触りたいのでそうささやいた。
「いいね」、そう言うミサキの顔はニスでも塗ったように照っている。
「じゃあ、ミサキはマサルの足を持ち上げて。そっとよ」、私はそう言い、念を押した。ここまでき
てマサルに目覚められるわけにはいかないのだ。ミサキは手をマサルのそれから離し、私の後ろに回
る。私はパンツのゴムを押さえたままマサルの右手に膝で立つ。このポジションチェンジはコンマの
速さで行われたようにも思える。そして私がコクリと頷くとミサキはマサルの足を片足ずつ軽々と持
ち上げた。その間に私がパンツを太ももの位置まで引き下げる。すると、マサルの真っ白なお尻が露
わになるのだ。それも片足を上げられ、お尻の隙間から丸まったタマ袋がちらりと見える。すべてが
ツルンと丸みを帯び、マシュマロのような臀部は小麦粉を塗りたてたばかりのように真っ白だ。そん
なことをされてもマサルの寝息は乱れない。そしてもう一方の足も終えると、マサルはパンツを膝の
ところまで下ろされ、足を揃えて寝ているというひどく恥かしい姿になった。おへそから太ももまで
の滑らかなラインはまさに芸術と言っても過言ではない。私たちはさらにそれを足首のところまでず
り下ろし、最終的に取っ払ってしまった。その見事なまでに繊細できめの細かい体は思わず抱きしめ
たくなるようなものだった。



社内恋愛・上司部下 | 【2022-08-28(Sun) 16:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[18]

 ぺた……、再び私の指はそこに不時着した。今度はしばらくの間である。なんとなくその小さな膨ら
みをなでるように指を動かす。あまりの滑らかな感触に、その時私は我を忘れてなでていた。まるでそ
うすることで御利益か何かがあったりするとか、あるいはそれが愛くるしいペットであるかのように執
拗になでたのである。きっと私の口からよだれとかが垂れていてもおかしくないほどの至極の感触だっ
た。「どうどう?」と言う声でいくらか我にかえったが、その指と視線は止まらない。「ねえ、どうな
の?」
「やばいよ、ミサキ」
「えー、どうやばいの? ねえ」
「触る?」、私がそう聞くとミサキは照れ臭そうに頷いた。結局ミサキも触りたかったのである。
 ミサキは私よりももっと大胆だった。私がパンツを押さえる役にまわると、ミサキはマサルの隣に座
り、おもむろにそれを摘まみだしたのだ。その時、鼻から抜けるような「うっ」という声が微かに聞こ
え、マサルの腰のあたりがほんのわずかではあるが横に動いたのである。ダメだ……、ばれた。その晩
最高の心臓の高鳴りである。一瞬ミサキをおいてでも部屋から飛び出そうと、本気でそう思った。しか
し、すぐにまたさっきより強い寝息を立て眠り始めたのである。あの睡眠安定剤はかなり効いているぞ
……、だってさすがに今のだったら普通は起きるはずだよ。私はなんだか自身が湧いてきた。
「そっとだよ、ミサキ」
「うん」、ミサキも今のにはさすがにびっくりしたのか、もう一度手を下ろす時はかなり慎重だった。
しかし、再びマサルのそれを摘まむと上へ向けたりし始めた。「やはっ、おもしろい」、チラッとこち
らを振り向きそう言うとまた視線を落とす。ミサキは結局のところ大胆なのだ。それは逆に考えれば純
粋ゆえに大胆になれるのかもしれない。どれだけ男の子のそこが敏感なのかをまだ理解していないだろ
うし、マサルのそれがどんなにかわいいのかも、私ほどには分からないだろう。あれを飲ませたのは正
解だった。



その他 | 【2022-08-28(Sun) 12:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[17]

 これじゃ、いくらなんでもかわいすぎるでしょ……。私はハッと我にかえりミサキを見つめる。ミサキは
まだ頭の整理がついていない様子で、瞬きもせずにそれをじっと見つめていた。私はマサルの顔とその小さ
なものを照らし合わせるように見つめ、そしてその照合が一致するとそこにあるあまりのかわいさに失神寸
前だった。初めて自分のあれが濡れるのを感じる。ああ、これならマサルが人に見せられない理由がよく分
かる……、だって太さはペンのキャップくらいはあるかもしれないけど、長さといったらその半分もないん
じゃないかしら……。
「お姉ちゃん」、その声に私はまたドキッとした。ミサキは私の方を向き、新しい生命体を発見した研究員
のような顔から、あのいたずらな満面の笑みを浮かびあがらせた。「私の勝ちね」
「え?」、私は咄嗟のことに理解できなかった。
「賭けよ、賭け。お姉ちゃんが触るのよ」、そう言うとミサキは両手がふさがれているので顎を動かし、
「早く」と合図した。
「賭け」、私はそのことをすっかり忘れていたのである。そうか、マサルは毛が生えていなかったから……、
いや、それどころかこのサイズじゃ話にならないでしょ……。「早く」とミサキがまた顎をしゃくる。どうし
よう、本当にさわっていいのかしら……。そんなことを考えながら私はそれに顔を近づける。わずかに石鹸の
匂いがする。ああ……、これはやばい……。……、よし……、触ってやるぞ……。右の掌を包むようにその上
へかざす。何というか、そこの温かさが手に伝わる気がした。少しずつ目的の場所へ下ろしてゆく。その白い
やわらかそうな物体は私の手から5センチもないところにある。そこまで下ろすと私は手を人差し指だけ出し、
さらに降下させた。2センチ、1センチ……、私の指は震えていた。
 ペタ……。一瞬だったが私の指はそれの少し膨らんだ部分に触れたのだ。咄嗟に手を引きマサルの顔を見る。
マサルは相も変わらず愛くるしい寝顔を見せていた。ミサキの「どうだった? どうだった?」というささやき
に、ちょっと待って、と答え、もう一度指を下ろす。私は触った瞬間にマサルが起きやしないか心配で、咄嗟に
離してしまったのだ。今度はさらに慎重にその上へ指をかざす。



近親相姦 | 【2022-08-28(Sun) 07:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(136)

真夏の夜の夢[16]

 再びミサキはパンツを引き始めた。パンツのお尻側はしっかり固定され、ミサキは前だけをめくっているという具合だ。どこまで引いても真っ白、本当にこの子にはちんちんが付いているのか
とさえ疑問に思うほどだった。私は思わず身を乗り出し顕微鏡をのぞく子供のようにその一帯、特にパンツの末端に視線を落とす。腕やスネどころではないほどにそこは滑々しているようで、毛
なんてこれっぽっちも見当たりはしなかった。私は大きく唾を飲み込む。きっとその音はミサキにも聞こえただろう。それでも二人は何も話さず、音もたてず、ただその一点を見つめていたので
ある。
 そのパンツの淵源からはただただ白い世界が延々と広がって行く。そろそろか……、そろそろか……。ついにその付け根と思えるものが私たちの視界に入ってきた。幅で言うと本当に小指の付
け根と見間違えるほどだった。ついにきた……、ついに辿り着く。私はゴール直前の長距離ランナーの気分だった。それでも私たちは一言も発せずにその作業を続けていく。さらにパンツが引か
れていく。少しずつ、少しずつ、その全貌が露わになっていく。さて、これからだ、と思ったとたん、突然それは途切れた。私たちはおそらく数分の間それを見つめていただろう。それは……、
だってそれはあまりに小さすぎたのだから……。もっと長さのあるものだとばかり思っていたので、突然の終結に私たちは呆然としたのだ。いくらなんだって中学生だよ……、だって、ねえ、そ
れじゃあ私の小指何かよりも全然短いじゃない……。私たちは無言でそれを見つめ、部屋には沈黙とマサルの寝息だけが漂っていた。



アナル・SM・アブノーマル | 【2022-08-28(Sun) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[15]

ありきたりな表現だけど、このかわいさは犯罪であろう。最近はマサルの態度ばかり気に
なってよく顔を見ていなかったので、そのことをそれほど意識はしていなかったのだ。確
かに俗に言う美男子ではあったけど、そうゆう類とも少し違い、とにかく絶妙なかわいさ
なのである。私はマサルのおでこに汗で張り付くくせ毛をそっとどかした。
 ミサキはマサルの足首とふくらはぎを両手で支えまっすぐに整える。もう一方の足も整
え終えると私たちの作戦の第一段階は終了した。股はわずかに開かれていたが、「大の字」
というよりも「小の字」になっていた。やはりマサルには「大」は似合わないわ、そんなこ
とを思いながら滑々の腕をなでてみる。少し湿り気はあるけど、そこには産毛すら感じられ
ない。ミサキも負けじと太ももをなで、私の方を振り向き笑う。
「やっちゃいますか」、私は静かにささやいた。
「ますか」
そう言うとミサキはベッドに上がり股の間と左足の横にそれぞれ膝をつき、両手をパンツの
ゴムに添えた。それは女子中学生が小学生を今にも犯そうとする瞬間に思え、私はズドンと
いう衝撃を体に受けた。やばい、この光景はやばすぎる……。私はまだ彼氏とのセックスに
も快感を覚えたことはないのだけれど、この光景にはさすがに下半身が緩むのを感じた。ミ
サキは親指以外の指をしっかりそこに潜り込ませると、「では」、と声にならないくらいに
言った。
私は体中汗で風呂上がりのようにぐっしょりだった。眼の前でマサルのパンツが下ろされて
いく。少しずつマサルの肌の色が薄くなるのが分かる。股の付け根ほどのところまで下ろさ
れると、それはオレンジの電球のもとでも真っ白に見えた。すると、そこでマサルは胸を掻
き始めたのだ。私の心臓は爆発寸前のである。マサルの様子を窺いながら、わずかにミサキ
はパンツを戻す。ミサキの心臓の音が私にも聞こえてきそうだった。どれくらいそうしてい
たのだろ、マサルは何事もなかったかのように口をポカンとし寝息を立てた。



JD・JK・JC・JS | 【2022-08-27(Sat) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

真夏の夜の夢[14]

 私たちはまず布団を抱くマサルの腕を解くところから始めた。ベッドに片膝をつき、静かに指を一本ず
つ広げていく。マサルの手は汗ばんでいた。一本、また一本。その様子をミサキはマサルの足の方から興
味深そうに眺めている。手が布団から離れると、手首をそっと両手で掴み横へずらしていく。一瞬、マサ
ルの寝息が大きくなった気がして、二人ともその状態で制止した。その時のミサキの顔ったら、眼をまん
丸にして、子供のシーサーみたいなんで、そのせいで思わずマサルの腕を落としてしまいそうになった。
それからしばらく待ってその腕をベッドのわきにそっと置いた。
 マサルは見事に仰向けになり、両手はだらんと横に広げられている。だだ、あとは丸まった布団がマサ
ルを縦に二分するように乗せられているだけだった。ようし、そう心に呟き、私は上半身にかかる布団を、
まるで宝を覆う布を取り払うかのように、そっと慎重に持ちあげた。その間にミサキはマサルの右足に引っ
かかる布団を取り外す。私はミサキの手際の良さに感心した。そして、私たちは細長い布団の両端をそれぞ
れが持ち、それを床の上に危険物でも取り扱う業者のようにそっと置いた。私たちは一瞬見つめ合い、そし
て再びマサルに視線を戻す。
 マサルは文字通りパンツ一枚の姿でそこにいた。無防備にも片膝を曲げ、口をぽかんとあけて寝息をたて
ている。いたずらじみた八重歯がわずかに見える。それは先ほどよりもいくらか深い眠りに入っているよう
だった。あらためてマサルの体を眺めていると、やはりとても中学生の体格とは思えるものではなかった。
あどけなさが残るのではなく、まさに今この時にしてあどけない顔をしているのである。「かわいい……」、
今度は本当に小さく呟いてしまった。ミサキは私を見て満面の笑みで頷く。



その他 | 【2022-08-27(Sat) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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