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帰宅途中2

普通に転倒フラグ立ちまくり。
「とりあえずしっかり掴まっててね」
「はい」そうして俺のお腹に手を回してきた。俺は荷台に掴まっててねという意味で言ったわけで、少しドキッとしながらも自転車を走らせる。
しかし首に吐息がダイレクトに当たり、体が凄い近いのがなんとなく伝わってくる。
そして足に響くのか、道路のちょっとした段差で回している手に力が入る。同時に体も密着され、半ば抱きつかれているような状態。
もちろん胸が背中にあたり、おっぱいの柔らかさがダイレクトに伝わってくる。息子が反応しそうになるが、寺の修行僧のように煩悩を振り払う。
なんとか半状態に抑えながら小学校につく。

しかしいざ着いてフェンスから校舎を見ると保健室に明かりはついていない。しかも門も閉まってる。
いくら夏でまだ少し明るいとは言え、もう7時半を過ぎている。
職員室に少し明かりがあるくらいで、どうやら保健室の先生は帰ったようだった。
「もう保健室の先生帰っちゃったみたい。とりあえず×公園(これもすぐ近い)で傷口洗っちゃおうか」
「はい・・・なんかすみません」と申し訳なさそうにいう。
「いやそんな気にしないで」むしろこっちが感謝したいわけで。

残念ながら公園には1分もしないうちに着いてしまった。
水飲み場は何故か雑木林の奥の方にポツンとあるのだが、そこまで行くには50mくらい砂利道かそのまま土の上を行かなければならない。
「ちょっとあそこに自転車で行くのはキツいから、あそこまで歩こうか」
「そうですね」
女の子を自転車から降ろし、鍵をかける。
「肩貸してあげるよ?」と手を伸ばす
「いや、・・・うんお願いします、本当すみません」一瞬迷ったようだが、まだ痛いのだろう。
ちょっと屈んでその子の身長に合わせ、俺は右手を女の子の脇の下に入れる。
そして反射的に胴を支えようとすると、凄く柔らかい物に触れてしまった。俺は「あっ」と声を漏らした。
とっさに「ごめん」と謝ると、
「だ、、、だいじょぶです」と、呟いた。凄く赤くなっていた。
しばし沈黙が流れたが、そのまま歩きだした。

水飲み場に着き、「と、とりあえず洗うから靴下とか靴脱いじゃって」テンパりながらもなんとか喋れた。
「・・・はい」と小さく呟き、見ず飲み台に手をついて脱ごうとする。が、痛いのか屈めないため、
「俺がやるよ」とちょっとだけ足をあげさせて、運動靴と踝しかない靴下を脱がす。
歩いてる時に思っていたことだが、結構ほっそりしていて、足もそこまで筋肉がついているというわけではなく、細い。

噴水式の方ではなく普通に下向きの方の蛇口を捻り水を出す。
「ちょっとしみるけど我慢してね」と足を出させる。ちなみに体勢は上から見ると
○__
┤ ・|←
◎??

◎=俺 ○=女の子 ┤=蛇口 ・=噴水みたいなアレ

俺はしゃがんでまず女の子の片膝を水で流す。とても気まずい。
「さっきは本当にごめんね、」
「いや、大丈夫です。こっちこそなんかすみません。ちょっとビックリして」
「ありがとう、安心した。ところで名前はなんていうの?」
「S(仮名)です。えっと・・・」
「あ、俺?俺は俺(仮名)だよ。ちなみにSちゃんと同じ中学校だよ」
「え?じゃあ先輩なんですか。だから帰り道よく会うんですね」
「そうだね。てか今日はどうしたの?あんなとこで転んで」
「いや~部活で、あテニスなんですけど、まだ4月に始めたばっかなんで、ヘマして怒鳴られちゃいまして」
「もしかして顧問てまだM(仮)なの?」
「そうです。知ってるんですか」
「もちろん、アイツスゲーうっさいよな。声が異常にデカいし」
「ですよねw」

「あ、ちょい膝濡れちゃうからハーパン捲るね」
「はい」
とちょっと太股の方までまくると、膝下とは正反対に真っ白な肌が現れた。
「うわ凄い肌白いね。」
「やっぱテニスやるとやけちゃうんですよね」
と、打ち解け会うことができた。少し割愛。

そうして右膝も左膝も洗い終わり、ハンカチで水を拭き取って「じゃあこんなもんかな」と
立とうとした瞬間、頭が何かにぶつかった。柔らかかった。それがおっぱいだという事に気づくのに時間はかからなかった。
瞬発的にえっ、と顔を見つめ合う。

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先生・生徒・禁断 | 【2020-10-20(Tue) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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