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けっして略奪ではないです

私、今の主人と幸せで、まだまだ新婚気分です。式は挙げず、入籍手続だけ
でした。私の友人には、本当に申訳ないことだったと思ってます。

仲のいい昔の友人三人で、久しぶりに集まって、温泉旅行に行く約束をしま
した。三人のうち一人だけ、彼がいたんです。直前になって、その彼も誘っ
て4人で行く事になりました。変なことではなく、3人はそういう信頼関係
だったということです。

その人かっこいいなとか思って、つい、ちらちら見てしまいました。車の中
で何気なく、私はある「呪文」を小声で何回か唱えました。次のパーキング
で、彼がそっと、深夜に二人で混浴の露天風呂に行きませんかと、私を誘い
ました。

わたしびっくり、だって彼女に悪いし、状況がつかめませんでした。迷いに
迷いましたが、勇気を出して行きました。混浴露天風呂は、深夜なのに人が
いっぱいで、異様な雰囲気でした。

二人で並んで温泉につかりました。私は、ほかの男性客のたくさんの視線を
感じて、めまいがしました。気がつくと、彼がやさしく肩を支えてました。 
私、ドキドキ期待しちゃいましたが、「心配だから、部屋に戻ろう」と彼が
言い出して、その日は、彼とは何も無しでした。

私が彼に声をかけられたのは、「呪文」の効果だったのかもしれないと、翌
朝、やっと思いあたりました。東京に昼頃に帰って、みんな別れて、すぐに
私だけあの人に呼出されて、ラブホに。シャワーして、いきなり濃厚にキス
されて、「好きだ、好きだ」と何回も言われながら、乳房をもまれたり、私
の恥ずかしいところに、あの人が顔をうずめたり‥‥。

わたし、あの人にされるままになってて、たくさん愛してもらって、あんな
満足感は初めてでした。

でもびっくり。あの呪文、そんなに効果あるの?って感じでした。 
 
私の友人には、あの人が別れ話を持ちかけたようでした。彼女に「ごめんね」
と電話したら、一言、「いいの。彼から誘ったんでしょ。幸せにね」って言
われました。ほんとにごめんなさい。

その呪文のことですけど。私には以前から、「和歌」という高尚な趣味があり
まして、ヘヘ‥‥。和歌のカルチャースクールにも通ってました。 そこで知
り合った、OLさんと、おしゃれな年配のご婦人と、三人でお茶したとき、そ
の年配のご婦人に、万葉集よりも古い和歌なのよと、教えてもらいました。 
 「お目当ての男性を、自分に惚れさせることができる」
 「男性の場合も、目当ての女性を、自分に惚れさせる」
そういう、効果抜群の呪文だから、乱用しちゃだめよと言われて、ケータイに、
メモ入力しておきました。
 
私は呪文の効果を信じてて、使うタイミングもよかったみたいで、想定外の効
果に、逆に唖然としました。OLさんは、呪文とかあまり信じてなくて、チャ
ラ男くんにいたずらに呪文使ったら、付きまとわれて、いまだに大変そうです。

ケータイメモに残ってる、その呪文(和歌)を紹介します。
 
 「紀州こそ(きしいこそ)妻を身際に(つまをみぎわに)
  琴の音の(ことのねの)床に我君を(とこにわぎみを)
  待つぞ恋しき(まつぞこいしき)」

これだけです。これを何回も何回も、小声で唱えるんです。前から読んでも後ろ
から読んでも、同じです。

和歌の意味も教えてもらったので、記憶で書きますが、すごい内容ですよ。
 「私の住まいは紀州です(紀州の私たち一族の屋敷を訪ねて下さい、という誘い) 
  性交の手伝いをする妻(身分の高い女召使い)は準備させてます(一緒に乱交) 
  琴の名手たちの妖しい曲の演奏で(その気分を盛り上げます)
  それ専用の特注ベッドを(しつらえます)
  いとしいあなたとの、その時を待ってると、恋しさで胸が苦しいほどです。」 

「ほつまつかい」という名前の呪文で、男性が女性相手に使っても、同じ効果があ
るそうです。くれぐれも乱用しないで。合コンなんかで、相手構わずもてようとし
て使ったりしちゃ、絶対だめです。わたしが言うのも変ですが、お互いの幸せのた
めだけに使いましょう。

ここで、補足説明に、エッチな蘊蓄(うんちく)をひとつ。昔の豪族や名家などで
は、世継ぎの男児の確保が一大事でした。そこで、閨房でのおこないには、身分の
高い女召使いも加わって、乱交のようなことをするしきたりがありました。仰向け
に寝ているだけの若主人様に対し、自分の口や女性器などをもちいて、性欲を盛り
上げるまでが、その女召使いたちのお役目でした。主役であるご正室や側室がたは、
前戯などに労力を使うことはなく、ただ、若主人様からほとばしる精液を女性器で
受取るだけでした。

お世継ぎをもうけるために、そこまでやるのです。なんか、今の時代の、競争馬の
種付けみたいな話ですけど(笑)。当然ながら、女召使いたちはそのお役目のとき
に、若主人様の愛の液体を、自分に頂戴することなど許されません。ご身分が違い
すぎます。でも、お役目に熱心なあまり、失敗はあったようです。いわゆる、ご落
胤とは大体そういうことなそうです。

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純愛・恋愛 | 【2019-12-06(Fri) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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