ある学校の伝説の事件①
主人公 大 俺、バスケ部
夏美 彼女、幼なじみ
脇役 男５人 元バスケ部とヤンキー
あずさ 汚い女、モデル、裏番長
これはとある学校の男と女のバトル…
高２の頃の、梅雨の時期に入って間もない頃。
駅前で遊んでいたとき女の子に声をかけられた。夏美だった。
同じ学校なのに会うのは二年ぶりくらいだった。当時は少々丸くていつもジャージの普通の女の子。
そんな女の子が大変身を遂げていた。綺麗でスレンダー美女、笑顔が可愛くて、おまけにお洒落なワンピース。
二年でこんなに変わるのかと感心した。女性って凄いなと思った。
二日後くらいに夏美からメールがきた。「明日時間があるなら、家に来てくれないかな？」
まさかの向こうからのお誘い。その日の夜は興奮で眠れず、なぜか映画を見ていた。
えらく感動したのか何回も見直しては泣いていた。チョイスミスだった。
翌日、腫れぼったい目のまま、早朝から夏美の家に向かった。
運良く向こうが起きていたからよかったが、まだ時計の針は８を回っていなかった。
少々驚くような目をしていたが、夏美は自分の部屋に俺を招き入れた。
朝食をとるため、夏美は俺に少し待つよう言った。
夏美は父親と母親を見送った後、部屋に来た。
そして座るなり、深刻な顔をして話をはじめた。
どうやら最近いじめを受けているらしい。
内容は…
・クラスで夏美がヤリマンだと噂が流れている。
・学校に夏美の顔が合成されたＡＶが流失した。←体の色と声が違うため、合成とわかったらしい。
・最近、スリッパに画鋲が大量に入っている。
・体育の時の男子の野次が侮辱的かつ性的。
少々Ｈな気分で来た俺は、話を聞いて面食らった。
とても反省した。そして彼女の問題の解決に全力で協力すると誓った。
つづく…
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