OLの機転の利いた復習
111 :おさかなくわえた名無しさん :2007/03/26(月) 18:10:57 ID:whqR8Ri7
見るからにDQNの男が、ジュース飲みながらパン食べながらタバコ吸ってて、その後ろを私とOL風のシャキッとした綺麗な女性が歩いてた。
まずDQNが、食べ終わったパンの袋をポイ捨て。風に吹かれてパンの袋が、女性の顔にパシッと当たった。
その瞬間、綺麗な顔が一瞬、般若になったのを私は見た。
女性はパンの袋を拾うと、DQNの後ろに近づいていって、パーカーのフードにスッと入れた。その手付きたるや、DQNがまっったく気付かない。
次にDQNは火のついたタバコをポイ捨て。女性はそれも拾って、フードの中に入れてしまった。
びっくりして女性を見たら、目が合った瞬間『ニヤッ』と口端を歪めて一瞬笑った…
しばらくそのまま歩いてて、DQNのフードから細く煙が出てきたのを見計らったように、女性は小走りでDQNに近づいていって
「ちょっと!フードから煙が出てるよ!」
と、ジュースを奪い取ったと思ったら、フードの中にジャー。
DQNはフードの焦げとパンの袋を見て、??な顔をしてたが、女性に
「大丈夫?ヤケドしなかった?」
と天使の笑顔で顔を覗き込まれると、デレデレしながら
「だいじょぶっす!あーとうござーす!」
などと言ってた。
最後にまた、女性がこちらを見て口端を歪めてニヤッと笑った。
女子大生 果歩 2
11
果歩はどうしようもなく、淫らな気持ちを抑えることができなかった。
ふと部屋の時計を見る果歩。もう0時を回って日付が変わっている。
明日は日曜だし・・・学校もバイトもないし・・・
・・・寝坊してもいいんだから・・・
いつもなら眠りにつく時間、しかし眠気はまったくなかった。それは初めてこんなにも興奮しているからなのかもしれない。
果歩はさっき見たDVDの中の女性が言っていたことを思い出す。
『まずはタオルを準備して。これはもしかしてあなたのオマ○コ汁がいっぱい溢れ出てベッドやソファにシミができてしまうかもしれないから。気になる人は準備しておいてくださいね。』
果歩はタオル入れの中から薄ピンク色のバスタオルを持ってきた。
『では始めましょうか。今日のあなたはとってもエッチな気分・・・今日はエッチな事だけを考えましょう・・・いいですか?』
『それでは・・・まずは、今、あなたが身に着けているものをすべて脱ぎましょう・・・あなたは自分の部屋で生まれたままの姿になります・・・恥ずかしいですか?うん・・・恥ずかしいよね、でも恥ずかしいのが気持ちいいでしょ?・・・ほら・・・脱いで・・・』
果歩はゆっくりと寝間着のボタンをはずしていく。
もうお風呂上りで寝る前だったのでブラジャーはしていない。
ボタンをはずし終わり、寝間着の上をスッと脱いだ。
透き通るような白い肌、そして白くてふっくらとしたDカップの胸の膨らみ、その頂には綺麗なピンク色をした小さな乳首があった。
果歩は自分の部屋とはいえ、明かりのついた部屋で裸になるのは恥ずかしいという気持ちはあった、しかし服を脱ぐ手を止めることはできない。
今はそれ以上に淫らな欲望が果歩の中で大きくなっていたのだ。
上半身裸になった果歩は間を空けずに下の寝間着にも手をかける。
下の下着だけの姿になった果歩は続いてその下着にも手をかけ、下におろしていく。
・・・ぁ・・・ヤダ・・・・やっぱり濡れてる・・・・
水色の下着の底の部分には、果歩が自分でも信じられないほどの大きな染みがじっとりとできていた。
その分泌量は、ネバァっとした濃い液体がパンツの底とアソコが離れる際には糸を引くほどであった。
・・・はァ・・・ハア・・・
下着を足から抜き去り、椅子の上に畳んだ寝間着の上にちょこんと置いた。
電気のついた明るい部屋で、一糸纏わぬ生まれたままの姿になった果歩。
シミひとつない白くてスベスベの肌、美乳と言っていいほどの形の整ったバスト、ピンクの乳首。
お尻、臀部は小ぶりではあるが、ふっくらと丸みを帯びて、その割れ目もラインも芸術品と言っていいほど美しかった。
スラッといた細い足をもつ下半身、その中心の秘部には、大事な女の部分を守るように、薄っすらと狭い範囲に陰毛が生え揃っていた。
果歩の陰毛・・・果歩のマン毛・・・大学やアルバイト先では清純なイメージを持たれている果歩。
果歩を知っている男であれば、果歩のマン毛・・・というギャップのある言葉や、果歩に陰毛が生えている事を、イメージしただけできっと勃起してしまうだろう・・・。
果歩はいわゆる、秋絵のようなモデル体系ではなかった。
しかし、まだ発展途上のまるで汚れを知らないような、ふっくらとした白い裸体は、見て興奮しない男はいないのではないだろうか・・・。
裸になったことで先ほどよりもさらに自分が興奮している事を感じる果歩。
『裸になりましたか?フフ・・・あなたはエッチな女の子。今からたっぷりオナニーするために、あなたは自分で裸になりました・・・エッチですね・・・。それでは部屋を薄暗くして、ベッドかソファに楽な姿勢で横になってください・・・タオルを準備していた人はお尻の下に敷きましょうね。』
果歩はその指示通りに部屋を小さなオレンジ色の電球だけ点けた状態で薄暗くした。
そして真っ白なお尻の下にタオルを敷いてベッドに寝る。
あとで使うであろう、紫色のバイブレーターは手の届く場所に置いておいた。
『いいですか?・・・じゃあ・・・オナニー・・・始めようか・・・。ではまず、目をゆっくりと閉じてください。』
目をゆっくり閉じる果歩。
これから始める自分の淫らな行為を想像すると、どうしようもないムラムラ感は増える一方だった。
『ゆっくり深呼吸して・・・そう・・・ゆっくり・・・深呼吸はずっと続けて・・・』
『頭の中を空っぽにしましょう・・・嫌なことも、辛いことも・・・全部忘れて・・・何も考えないで・・・』
シ~ンと静まっている部屋・・・そこはもう現実とは別世界のような感覚に果歩はなっていた。
他の事は何も考えないでエッチな事だけを考える空間・・・。
『・・・それじゃあ・・・両手を胸に持っていきましょうか。そして、ゆっくりやさしく・・・オッパイを揉み始めましょう・・・あ、まだ乳首は触っちゃダメですからね・・・フフ・・・ゆ~っくり自分のオッパイ揉んで・・・』
果歩はふっくらとした白い胸を自分の両手で揉みあげる。
とても柔らかい果歩の乳房がムニュムニュと形を変えるのが卑猥だった。
『気持ちいいですか?・・・さぁ、オッパイが段々と柔らかくなってきましたね・・・そうしたら、もっと激しくオッパイを揉んでみましょう・・・男の人の大きな手に、激しくオッパイを揉まれるところを想像して・・・そう・・・もっと激しく・・・』
・・・ハア・・・ぁ・・・はぁ・・・ん・・・
果歩は手の動きを激しくするにつれ、呼吸も無意識に荒くなってきている。
果歩の頭の中では胸を後ろから激しく揉みまくってくる友哉がいた。
・・・友哉・・・はぁ・・・激しい・・・ン・・・ぁ・・・
そのうちに段々と果歩の気持ちの中に、その胸の膨らみ・・・その頂点を弄りたくて仕方がないような気持ちが湧き上がってきた。
ジンジンする・・・乳首がジンジンする・・・
『フフ・・・乳首触りたくなってきた?・・・じゃあ・・・人差し指と親指で乳首つまんでみようか・・・』
果歩はその言葉を待ちに待っていたかのように、その可愛らしいピンク色の乳首を人差し指と親指でつまむ。
「あっ!」
自分でも驚くほど敏感になっていたその部分、つまんだだけで果歩は思わず声をあげてしまった。
『次に摘んだ乳首を引っ張ってみましょう・・・グ~っと引っ張って・・・少し痛いくらい・・・』
ん・・・ん~・・・ぁ・・・ん・・・・
果歩が眉間にしわを寄せながら、自分の乳首を引っ張る。
普段清純なイメージの果歩が自分の乳首を引っ張る姿・・・まさか誰も想像できないであろう光景だった。
『もう限界ってところで手を離して・・・どう?乳首立っちゃった?』
自分が思う限界まで乳首を引っ張ったところで、果歩は乳首を離した・・・
プルンっと離した反動で揺れる果歩の乳房。
先端のピンク色の乳首はプックリと勃起していた。
12
一人暮らしをしているアパート。
薄暗くしたその部屋のベッドで、全裸になって自分の胸の膨らみを弄る女子大生・果歩。
・・・ン・・・はぁ・・・ぁ・・・
少し荒い息遣い、小さな喘ぎ声のような声が部屋に響く。
『さぁ・・・そうしたら今度はその立っちゃった乳首を指先で転がすように刺激して・・・そう・・グリグリグリグリ・・・もっと激しくして・・・乳首をビンビンに勃起させましょう・・・。』
・・・ん・・・ン・・・あぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・・
果歩は自分の乳首、乳房を弄る手の動き次第に激しいものに変えていく。
ビンビンに乳首が勃起し、ジンジンと乳房が、特に先端が熱を帯びてくるのがわかる。
はぁ・・・ぁ・・・ん・・・ハぁ・・・熱い・・・熱くなってきたよ・・・
頭の中で再生しているDVDの女性の言葉に従い、自分の乳房を弄り続ける果歩。
しかし、果歩はゆっくりとした女性の指示に焦れったさのようなものを感じていた。
早く次のステップに進みたい・・・
だけど、頭の中でさっき見たDVDの通りにしないといけないという気持ちが、はやる気持ちを行動に移させなかった。
あの女性の言うとおりにすれば、より深い快感を得られるのではないかと思っていたからである。
しかし、その我慢が限界に近づいていることも果歩は感じていた。
激しく動く手、同時に下半身も、太ももを擦り合わせるような仕草を何回もする果歩。
気持ちよさと同時に何か切なさ、ムラムラ感が果歩の身体の奥に溜まってきている。
ムラムラ感・・・それはもしかしたら秋絵のマンションの寝室で大量のコンドームを見たときから、誕生日会で秋絵や知子にエッチな質問を受けていた時から、少しずつ溜まってきていたのかもしれない。
そして今、果歩の下半身・・・性器の辺りに溜まっていたムラムラ感が、自分自身での刺激によって急激にその量を増やし、トロトロとした液体に姿を変え、許容オーバーでその熱い液体が性器から溢れ出し始めている事を果歩は感じ始めていた。
乳首を刺激することで発生した熱が、次々と下腹部に下降して果歩の股間をジンジンと熱くする。
はぁ・・・ぁ・・・はぁ・・・・ん・・・
『フフ・・・どうしたの?・・・フフ・・・なんだかアソコがムズムズしてきたでしょ?』
『・・・触りたい?自分のオマ○コ触りたい?グチュグチュグチュグチュ弄りたい?・・・フフ・・・まだダメよ・・・まだオッパイで我慢しなさい。』
頭の中でDVDの女性が果歩を焦らす。
・・・はぁ・・・ぁ・・・はぁ~・・・ん・・・触りたい・・・はぁ・・・
早送りをしてしまいたい気持ちが抑えられなくなってくる。
『フフ・・・もう限界?・・・それじゃあね・・・オマ○コ、触ってみようか。』
『自分の利き手で股間を触ってみましょう・・・オマ○コ、どうなってるかな・・・?』
ようやく女性から許可が出て、果歩はゆっくりと手を股間にもっていく。
クチュ・・・
ン・・・ぁ・・・濡れてる・・・・すごい濡れてる・・・
ネットリと自分の指に絡みつく粘液。
それはドロドロと果歩の性器から溢れ出し、すでにお尻の下に敷いていたバスタオルに染みをつくっていた。
『どう?・・・濡れてる?・・・グッチョリでしょ?すごいね、イヤらしいね・・・。』
『うん、それじゃまずは・・・クリトリス、刺激してみましょう・・・指にたっぷりエッチなお汁を絡めて・・・そう・・・それをクリトリスに塗し着けるようにして・・・』
果歩は多すぎるほど分泌されている愛液を指ですくって自身の小さなお豆にやさしく触れてみた。
「アンっ!」
思わず声を出した果歩。
想像よりも敏感になっていたその部分。
果歩の陰核、果歩のクリトリスは触る前から勃起していた。
少し触っただけで身体に電気が走ったかのような快感を感じた果歩。
今まで経験したことのないほどの刺激・・・そう・・・友哉とのセックスでこれほど身体が興奮状態になったことがあっただろうか・・・。
友哉との性交渉の経験では、友人などから聞いていた、絶頂・エクスタシーを感じたことがなかった果歩は、自分はもしかして感じにくい体質なのかもしれないと勝手に思い込んでいた。
《友哉君、エッチ下手なんじゃない?フフ・・・友哉君まじめだもんねぇ・・・》
一瞬、誕生日会で知子に言われた言葉が頭をよぎる。
でも・・・私に不満はなかったよ・・・友哉は愛してくれたし、私も幸せを感じてた・・・
チョンチョン・・・と自分のクリトリスを刺激する果歩。
そのたびに身体がびビクンビクンと反応し、快感が身体を通って脳に到達する感覚がたまらなく気持ちよかった。
あ・・・ァ・・・あっあっあっ・・・・ン・・・
さっきよりも大きな喘ぎ声が口から自然と漏れ出す。
『クリ気持ちいい?フフ・・・もう止まらないでしょう?・・・でも・・・一旦その手を止めて。・・・ほら・・・止めて。』
はァ・・・はァ・・・
言われた通り陰核を刺激する手の動きを止めた果歩。
しかしその指は陰核にピッタリくっついたままだ。
すぐにでもその指の動きを再開したかった・・・
『じゃあね、次はその手をもう少し下に移動させましょう・・・そこには・・・穴があるよね?・・・そう・・・男の人のアレを受け入れるための場所。』
『男の人の固くなったオチ○チンをズボズボズボズボ・・・出し入れして刺激してもらう場所。』
DVDの女性が発するイヤらしい言葉が果歩の頭の中に響き、身体をさらに熱くさせる。
『フフ・・・それじゃ、膝を立てて・・・足を開いて・・・そう・・・イヤらしい格好だね。・・・うん・・・それじゃ・・・中指一本だけをその穴に・・・オマ○コに入れてみましょう・・・フフ・・・入れたかったでしょ?』
『大丈夫・・・もう十分濡れてるイヤらしいあなたオマ○コ、痛くないから大丈夫だよ・・・そう・・・ゆっくりね・・・』
ベッドに寝た体勢で膝を立てて股を開く、いわゆるM字開脚という格好になった果歩。
中指をだけを入り口に当てる。
果歩にとって自分で自分の性器の穴に指を入れるのは初めての事だった。
その指を、ゆっくりと、恐る恐る沈ませていく。
・・・ニュル・・・
たっぷりと濡れていた果歩の秘部の割れ目は、果歩自身が思っていたよりも簡単にその細くて白い指を呑み込んでいった。
はぁ・・・入る・・・ぁ・・・
果歩の性器はいとも簡単に中指を根元まで飲み込んでしまった。
濡れた膣の壁がヒクヒクと果歩自身の細い指を締め付けているがわかる。
『入ったかしら?・・・それじゃ・・・その指を動かして・・・抜き差ししてみましょう。』
『そう・・・男の人がセックスの時オチ○チンでするみたいに・・・』
言われたとおり、果歩は自分の秘部に挿入してある指を動かして、抜き差し運動を開始する。
クチュ・・・クチュ・・・クチュ・・・・
あ・・・はぁ・・ぁ・・・ァ・・・ふゥ・・・ァ・・・
イヤらしい湿った音とあえぎ声が果歩の部屋に響き始めた・・。
13
クチュ・・・クチュ・・・クチュ・・・クチュクチュクチュクチュ・・・
ぁ・・・ハ・・・ぁ・・・ぁ・・・あっあっあっ・・・ん・・・
自分の秘部に入れた中指を抜き差しを続ける果歩。
その動きを徐々に速く、そして激しくしていく。
指を出し入れする度にトロトロと次々に溢れ出してくる粘液。
その粘液がお尻の穴をつたって流れていき、下に敷いたバスタオルを濡らしていくのが自分でもわかった。
私・・・こんなに・・・すごい・・・気持ちいい・・・
『フフ・・・そう・・・クチュクチュ音を鳴らすようにオナニーするともっと気持ちよくなるよ。』
クチュクチュクチュ・・・
わざと湿った音が大きくなるように指を大胆に動かす果歩。
自分の耳に届く音が果歩をさらに興奮させた。
『フフ・・・気持ちいい?・・・あなた今どんな顔してる?きっとすごくイヤらしい顔をしてるでしょうね・・・』
『口は半開きなって、気持ちよすぎて今にもそこから涎が垂れそう・・・』
『オッパイの乳首はビンビンだし・・・股を大きく開いて下のお口に自分の指を入れてグチャグチャ掻き回してオナニーしてる・・・フフ・・・すごいね・・・変態だね・・・』
変態・・・そんなこと・・・はぁ・・・ぁ・・・違うよぉ・・・
頭の中で女性にそう言われ、頭の中でそれを否定する果歩。
しかし変態という言葉を浴びせられた瞬間、果歩の膣はギュウっと指を締めつけたのだった。
『でもね・・・変態のあなたはこれでは満足できない・・・そうでしょ?・・・もっと・・・もっと太くて長いもの・・・入れたいでしょ?』
股間に指を突っ込んだまま、そっと目を開き、近くにある紫色のバイブレーターを見つめる果歩。
『入れたいよね・・・バイブ・・・フフ・・・じゃあね、バイブを手に取ってみようか・・・』
ささやく様な口調のDVDの女性、その言葉の言うとおりに紫色のバイブレーターを手に取る。
はぁ・・・大きい・・・こんなの・・・入るのかな・・・はぁ・・
果歩の男性経験は友哉ひとりだけだったが、今、自分が手に持つ男根を模っている大人のおもちゃは、薄暗い中で見たことのある友哉のそれよりも随分大きく感じられた。
『さぁ・・・バイブを見つめて・・・それが今からあなたのオマ○コに入っていきますよ・・・けど、そのまえに・・・バイブでフェラチオしてみようか・・・』
フェラチオ・・・知識としては知っていたものの、果歩はやったことがなかった。
フェラチオ程度の行為は付き合っている男女なら経験している者がほとんどだ。
友哉と果歩はそのくらい性には消極的だったのだ。
『さぁ・・・バイブに舌をのばして・・・』
果歩は口から、恐る恐るピンク色の舌をだし、バイブレーターの先端に近づけていく。
『ペロペロ舐めてね・・・唾液を口の中に溜めて、バイブに塗すように・・・』
口の中に唾液を溜める果歩。
舌にその唾液を乗せて、舌をいっぱいに伸ばしてバイブに塗っていく。
『うん・・・上手・・・じゃあ次はバイブを咥えてみようか・・・さぁ・・・口を大きく開けてぇ・・・』
果歩にバイブを咥えることへの抵抗感はなかった。
果歩の日常では経験したことのない程の興奮状態だからこそできるのかもしれない。
口の中に異物を入れたことで、唾液の分泌量が増える。
『オチ○チンにタップリ唾液をかけてね・・・そう・・・』
小さな口の中でバイブを舐めあげる果歩。
私・・・何やってるんだろう・・・
そんな風に思いながらも舌の動きは止まらない。
はん・・・ん・・・チュパ・・・ジュル・・・
『バイブ・・・あなたの唾液でヌルヌルにできたかしら?フフ・・・それじゃそのバイブ・・・オマ○コにもっていきましょう・・・フフ・・・お待ちかね、バイブでいっぱい気持ちよくなろうね。』
はぁぁ・・・はぁ・・・
口から出したバイブレーターには果歩の唾液がタップリ塗られて、薄暗い部屋の中でイヤらしくテカテカと光沢を放っていた。
股間にバイブをもっていく。
そのバイブの先端を自分の秘裂に当てる。
・・・これ・・・こんな大きいの・・・入るかな・・・
そんな不安が頭をよぎる。
でも・・・入れてみたい・・・DVDの女性がこのバイブで乱れて感じている姿を思い出す。
『さぁ・・それじゃ、ゆっくり・・・オマ○コの穴に入れてみようか。』
バイブレーターを両手で持ち、自分の穴を探る。
はぁ・・・・ぁ・・・・ここ・・・・
亀頭の先端が果歩の穴を見つけた。
軽く力をこめて挿入していく。
クチュ・・・・・・はあぁ・・・
十分に濡れていた為か、思ったよりも容易に果歩の性器はバイブレーターを呑み込んでいく・・・。
あぁ・・・すごい・・・入っちゃう・・・・
友哉との交わりでは感じたことのない圧迫感、そして今まで入ってきたことがない所まで入ってくるバイブレーター。
バイブレーターが入ると同時に膣に溜まっていた大量の粘液が行き場をなくし、トロ~っと外に溢れ出す。
・・・クチュ・・・チュプ・・・
はぁぁ・・・入っちゃった・・・すごい・・・
果歩の蜜壷は大きいと思っていたバイブレーターを難なくズッポリと根元まで咥え込んだ。
アソコがヒクヒクと勝手にバイブレーターを締め付けているのが自分でもわかった。
14
薄暗い部屋のベッドの上で全裸姿で横たわっている果歩、大きく大胆に股をM字に開き、その股間の中心にはバイブレーターがスイッチ部分だけを残しすべて挿入されていた。
はぁ・・・ん・・・・
果歩の意識は今、自分自身の秘部に集中している。
恋人である友哉とのセックスでは感じることのなかったアソコへの圧迫感、挿入の快感を今初めて、このバイブレーターで感じているのだ。
さらに果歩は次のステップに進むために、頭の中でさっき見たDVDを再生させた。
『バイブ入ったかな?・・・フフ・・・わかってる、もう動かしたくて仕方ないんでしょう?』
『フフ・・・じゃあね、バイブ・・・はぁ・・・動かしていいよ・・・。グイグイグイグイ自分の好きなように気持ち良いように動かして・・・』
ゆっくりと根元まで挿入されたバイブレーターを引いていく。
ぁ・・・ハアぁン・・・ぁ・・・
男根を模ったバイブレーターの張り出したカリの部分が果歩の蜜を掻き出すように膣壁を擦っていく。
今まで感じたことのない快感が果歩の身体を襲う。
「あ・・・んぁああ・・・はああ・・・ぁ・・・」
はぁ・・・うそ・・・こんなに・・・気持ち良いの・・・?
一度引いただけなのにこの快感、DVDの女性のように激しく出し入れなどしたらいったいどうなってしまうのか。
先端ギリギリまで引き抜いたバイブレーターをゆっくりとまた挿入していく。
クチュゥゥ・・・
「はン・・・あぁぁ・・・ぁ・・・」
再び根元まで呑み込み膣がバイブレーターを締め付ける。
そしてまたその締めている膣壁を擦るように引き抜いていく。
さっき掻き出したはずの果歩の蜜が新たに大量に分泌されバイブレーターに掻き出され蜜壷から溢れる。
クチャ・・・クチュ・・・クチャ・・・クチュ・・・・
「あ・・・あぁ・・・ぁ・・・・はぁ・・・あっ・・・あ・・・」
締りのいい果歩の性器に締め付けられながらも、多量に分泌される粘液のおかげでスムーズに出入りを繰り返すバイブレーター。
果歩はしだいにその出し入れ運動のスピードを上げていく。
と言ってもDVDの女性のように激しくはしない、いや、できなかった。
果歩の秘部は初めての快感に敏感になりすぎて、果歩自身ではその手の動きをこれ以上激しくすることなどできなかった。
これ以上激しくしたら隣の住人に聞こえてしまうほどの喘ぎ声を出してしまうかもしれない。
『はぁ・・・ぁ・・・どう?すごく気持ち良いでしょ?フフ・・・じゃあ片手でバイブを動かしながら、もう片方の手でオッパイモミモミしてごらん・・・。』
頭のなかで囁かれた声に従い、片方の手で自分の胸の膨らみを触る果歩。
そこで初めて果歩は自分が全身にジットリと汗をかいていることに気づいた。
全身で快感を感じている。胸にあてた手の指でピンク色の乳首を触ってみる。
真っ白なふくらみの先端にあるピンク色のそれは先ほど自分で愛撫していた時よりも大きく硬く勃起していた。
「・・・アンっ!ぁ・・・」
乳首をチョンっと指で刺激するだけで電気が走ったかのような快感を感じた。
乳首から発せられたその快感は、バイブレーターによって与えられる股間からくる快感と合わさり、まるで掛け算をしたかのようにその量を増やし全身に駆け巡る。
「ん・・・フゥ・・・あっ・・・ん・・・んっ・・・あぁ・・・ハン・・・」
今まで小さく出していただけの快感の声が大きくなってくる。
ダメ・・・隣の部屋の人に聞こえちゃう・・・
快感に浸りながらも残った理性で溢れ出てくる声を必死に我慢する果歩。
だがその一方で秘部と乳房を刺激する自分の手の動きを止めることはできない。
クチャクチャクチャクチャ・・・・
そこに頭の中で、快感を我慢する果歩に追い討ちをかけるように女性が囁く。
『・・・はぁ・・ぁ・・・ん・・・すっごい気持ち良いいでしょ?・・・そろそろイッちゃうかな?フフ・・・それじゃね、バイブにスイッチが付いてるの分かるよね?』
果歩は動かしていた手を止めて、指でバイブレーターのスイッチの場所を確認した。
『フフ・・・スイッチわかった?・・・これからそのスイッチを入れるんだけど、そうしたらあなたはきっと気持ちよくなりすぎて絶頂に達してしまうわ・・・だからね・・・覚悟してね・・・』
ゴクっと果歩は唾液を飲み込む。
絶頂、エクスタシー・・・・初めてのその経験を今から果歩はするのだ。
バイブレーターを出し入れしていた時から、大きな快感の波が遠くのほうから向かってくるのを果歩は感じていた。
少し怖いような気持ちもあったが、もはやバイブオナニーの快感にドップリ溺れてしまっている果歩には絶頂への期待感のほうが大きくなっていた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・」
『それじゃ、深呼吸する時みたいに息をすぅ~っと吸ってぇ・・・・』
目を閉じ、言われたように息をたっぷり吸い込む果歩。
『はい、じゃあスイッチ入れて。』
果歩はバイブレーターのスイッチボタンにかかった指に力を込めた。
ヴィーーーーン!!!!!
「キャァ!!んぁああああ!!あっあっあっあっ!」
激しく振動し始めたバイブレーター。
想像を超えた快感が果歩を襲う。
たっぷり吸い込んだ息が喘ぎ声に変わって果歩の口から吐き出される。
もはや隣人に聞こえてしまうかもしれないという心配はどこかに飛んでいってしまった。
「あぁ!ううん!ぁああ・・・アッアッアッ・・・ダメ・・・あっ!」
さっきまで遠くにいた大きな快感の波が一気に近づいてきた。
そんな果歩に頭の中の女性が最後の追い込みの言葉をかけてくる。
『さぁ・・・そのままバイブを動かしましょう・・・ほら・・・もうすぐ・・・我慢しないでね・・・いつでもイッちゃっていいんだよ・・・』
ヴィーーーーン!ヴィーーーン!
グチャグチャグチャ・・・!
果歩は今まで以上に敏感になっている蜜壷で振動するバイブレーターを、眉間にしわを寄せながら必死にこらえるような表情で抜き差しする。
グチャグチャグチャ・・・・
「アッアッアッ!んっんっん!はぁあああダメ!アンっ!はぁああ・・・すごい・・・きちゃう・・・・!あっ」
ついに絶頂寸前の果歩。
もはや喘ぎ声は我慢できなかった。
絶頂の大きな波が目の前にある。
その波に呑み込まれたい・・・・
果歩は最後にバイブレーターをグッと握り締め、多量の愛液が溢れ出ている自分の蜜壷の奥深くにグチャっと挿し込んだ。
「あっ!んぁあ!ンァアアア!!!!」
バチバチバチっと全身から脳に大きな快感が駆け巡り、果歩の頭のなかは真っ白になった。
薄暗い部屋のベッドの上で、絶頂に達したことを身体全体で表現するかのように、汗ばんだ裸体を腰を浮かせて大きく仰け反らせる果歩。
果歩は3秒ほど身体を仰け反らしたあと、グタッと腰を落とし、ビクンビクンと身体を硬直させる。
果歩がついに経験した生まれて初めての絶頂・・・その余韻に浸るように目を閉じ、ハアハアハアと浅い息をする果歩。
ヌポッっと湿った音を立ててバイブレーターを吐き出した果歩の下の口からはドロっとした今まで以上に濃い粘液が流れ出ている。
グッタリとする果歩。
ブーーーーンと振動するバイブレーターの音が果歩の部屋に響いていた・・・。
15
「え~っと・・・今日はどうしよっかなぁ・・・うどんと焼きそばパンにしようかなぁ・・・」
「知子ちゃん炭水化物ばっかり・・・太るよ?」
「あ、ほんとだ、はぁ・・・焼きそばパンは諦めるかぁ・・・」
大学の食堂でメニューを眺める果歩と知子。
いつも通りのまったりとした時間、ランチプレートを持っていつもの窓際の席に座る。
「はぁ・・・土曜はちょっと飲みすぎちゃったなぁ、昨日二日酔いで休み一日潰しちゃったもん・・・」
「当たり前だよ・・・知子ちゃんビックリするぐらいすごい飲んでたもん。」
「ん~あんまり覚えてない・・・果歩は昨日どうしてたの?日曜はバイトもなかったんでしょ?」
「え・・・う、うん・・・昨日は部屋でのんびりしてたよ・・・。」
知子の問いに、果歩は昨日自分がしていたことを思い出し顔を赤くした。
誕生日会から帰った土曜の夜、秋絵からプレゼントされた大人のおもちゃを使ってオナニーをし、生まれて初めての性的快感の絶頂を経験した果歩。
驚くほどの快感だった、自分で刺激する性感帯からの快感が全身に広がり、自分でも信じられないほど乱れてしまったのだ。
次の日、果歩は昼前にベッドで目を覚ました。
特に予定はなかったため、部屋の掃除などをしていた果歩だが、それも終わるとする事がなくなって少々退屈を感じていた。
特になにも考えることなく、ふと机の引き出しを開け、昨日使った後、洗ってしまっておいたバイブーレーターに手をのばす。
なんだか紫色のそのおもちゃを手に取り、見ているだけで身体が熱くなってくる・・・
昨日の自分は自分じゃないみたい・・・あんなになっちゃうなんて・・・
しばらくバイブレーターを眺めていた果歩・・・。
突然スッと立ち上がり、まだ昼の陽が差し込む窓に向かうと、ザザッとカーテンを閉めた。
そして昨夜と同じようにベッドにタオルを敷くと、果歩は着ていた部屋着にゆっくりと手をかけた・・・。
結局その日、果歩は昼間からバイブレーターでのオナニーに没頭してしまった。
それから果歩の自慰行為が終ったのは日が沈んで外が暗くなった頃だ。
二度の絶頂を向かえ終え、一糸纏わぬ姿でグッタリとベッドに横たわる果歩。
お尻の下に敷いたタオルにはグッショリと大きな染みをつくっていた。
濡れたタオルの上に置かれたバイブレーターはたっぷりと果歩の蜜をまとい光沢を放っている。
長時間にわたる自慰行為でバイブレーターの電池はなくなってしまっていた。
力をなくしたバイブレーター、最後の方はスイッチをMAXにしても弱い刺激しか果歩に与えてくれなくなっていた。
二度目の絶頂の後も三度目に向かい行為を続けていた果歩、その途中にバイブレーターの電池がなくなってしまい三度目の絶頂は迎えることはできなくなってしまった。
身体の中で中途半端に燻り続ける快感の炎。
なんとも言えないムラムラ感が残り、焦れったい気持ちを拭いとる事ができない。
果歩は裸のままお風呂場に向かいシャワーを浴びることにした。
バイブレーターの電池がなくならなければあのままずっとオナニーを続けていたかもしれない・・・
・・・私・・・すごくエッチになっちゃったのかな・・・
シャワーを浴び、興奮状態から大分平常心を取り戻した果歩は、昼間から夜までオナニーに没頭していた自分に少し呆れていた。
貴重な休日をこんなふうに潰してしまうなんて。
・・・もう・・・あのおもちゃ・・・気持ち良すぎちゃうだもん・・・
でも、秋絵先輩なんであんな物を・・・
秋絵先輩も彼氏がいない時はこういうおもちゃ使ってるのかなぁ・・・
大学が終わり、駅前の雑貨屋のアルバイトも終えた夜、駅近くのコンビニに果歩の姿はあった。
やっぱ長持ちするのは高いんだよね・・・
いくつかのメーカーが並ぶ乾電池のコーナーから、比較的高価なものを手に取る果歩。
少し考えた後、8個入りの物を買い物カゴに入れる。
昨日、中途半端に終った自慰行為から、ずっと燻り続けていた小さな快感の炎とムラムラ感は、この日の夜になっても消えなかった。
昨日の自慰行為後の後悔の念は、一日中続いたこのムラムラ感によって果歩の頭から消え去っていた。
今は一刻も早く自分の部屋に帰り、昨日の続きをしたいという気持ちでいっぱいだった。
「果歩ちゃん」
「え・・・?」
レジに並んでいた果歩は急に後ろから誰かに名前を呼ばれ、少し驚いたように後ろに振りかえった。
「あ、秋絵先輩!」
「フフ・・・こんばんわ、バイト帰り?」
「は、はい・・・」
顔を赤くして俯き加減で答える果歩、それはあのバイブレーターが秋絵が誕生日にプレゼントしてくれた物だったことを思い出したからだ。
なんだか秋絵の目を見て会話ができなかった。
秋絵は明らかに様子のおかしい果歩を見て少し不思議がっていたが、ふと果歩が手にしていた買い物カゴの中の乾電池を見て、ニヤッと怪しげな笑みを浮かべた。
いっしょにコンビニを出たふたり、急に何かを思いついたかのように秋絵が口を開いた。
「そうだ、果歩ちゃん、今からウチに寄っていかない?夜ご飯まだでしょ?昨日作っておいたココナッツ風味のカレーがあるんだけど、どう?」
「わぁ~ココナッツ風味のですかぁ?あ、でもいいんですか?」
「うん、結構たくさん作っちゃったし、一人で食べるより果歩ちゃんと食べたほうが楽しいし。お口に合うかわからないけど。」
「秋絵先輩が作ったカレーなら絶対おいしいですよぉ!」
料理上手の秋絵の手料理が食べられる、断る理由はなかった。
あんな物をプレゼントされて、驚きと少しの疑問はあったものの、果歩の中の秋絵に対する尊敬と憧れの気持ちは消えていなかった。
「フフ・・・ナンもあとは焼くだけにしておいたのよ。」
「え~ナンも手作りなんですかぁ?わぁ~すごい楽しみぃ!明日知子ちゃんに自慢しちゃおっと。」
秋絵の部屋に向かう間はカレーの話題で盛り上がり、さっきまでの少し気まずい雰囲気はどこかに消えていた。
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「ん~おいしい、もう秋絵先輩は料理上手すぎますぅ、今まで食べたカレーの中で一番おいしいです。」
お世辞ではなく果歩の正直な感想だった。秋絵が用意してくれたココナッツ風味のカレーは絶品で、カレー以外のサラダやスープもプロ並みと言っていいほどおいしかった。
「フフ・・・それは言い過ぎよ、でも、そんな風に言ってくれるなら作ったかいがあるわ。」
おいしい料理を食べて幸せそうな果歩の表情を秋絵は微笑みながら眺めていた。
「あ、そうだ、果歩ちゃんデザートといっしょにお酒もちょっと飲まない?おいしいのがあるの。」
「わぁ・・・あ、でも明日学校あるし、あんまり遅くなると・・・。」
もちろんきっとおいしいであろうデザートとお酒をゆっくり飲みたい、という気持ちも果歩にはあったが、バイト帰りにここに来たためもうすでに遅い時間でもあったし、明日は学校もトミタスポーツのアルバイトもある。
「あら、もうこんな時間だったのね・・・あ、ねぇ果歩ちゃん、今夜はウチに泊まっていかない?」
「え・・・泊まり・・・ですか?・・・でも・・」
と言っても普通にバイト帰りでお泊まりする用意なんて何も持ってきていない。
「服は貸してあげれるし、他にも女の子が泊まっていくのに必要なものはたぶんあるから。」
「そうなんですか・・・でも、いいんですか?こんな突然・・・」
「いいのいいの、ね?ほら、もうこんな時間だし、暗い道帰るのは危ないし。」
秋絵の言葉を聞いて携帯の時計で時間を確認する果歩。
「ん~・・・じゃあ泊まっていこうかなぁ・・・いいですか?」
「フフ・・・もちろん。じゃあ・・・そうと決まれば今夜は飲もう!」
「エヘヘ・・・はい。」
秋絵が用意していたデザートもお酒も、果歩の好みにピッタリ合っていたようでついついお酒がすすむ。
顔をほんのりピンク色に染めていた果歩、この時点で明日の午前の講義は休んでもいいかな、と思い始めていた。
「うん、ピッタリみたいね。着心地はどう?」
「すごく良いです・・・着る服まで、ありがとうございます。」
食事も済み、貸してもらったお風呂からあがった果歩は秋絵が用意してくれた薄いピンク色のネグリジェに袖を通した。
秋絵が着ている物とお揃いのシルクでできたそのネグリジェは、とても着心地が良く、サラサラとしたり肌触りから高級感も感じる。
「じゃあお茶でも入れるね。ソファにでも座って楽にしてて。」
「あ、はい、ありがとうございます。」
果歩の前で湯のみにお茶をそそぐ秋絵。
「果歩ちゃん、もう眠くなってきちゃった?」
「いえ・・・まだ大丈夫ですよ、もう明日は午前の講義は休もうかなぁって思っちゃたりしてます。」
そう悪戯っぽい笑顔をつくって果歩は言った。
「フフ、実は私も今そうしようかなって思ってたの。フフ・・・今夜は夜更かししちゃいそうね。」
微笑みながら秋絵はそう言った。果歩もたまにはいいですよね、と明日は2人で午前は大学を休むことに決めた。
それからリビングのソファに座りながら他愛のない話をしていたふたり。
そんな中、ふと秋絵があのことを果歩に聞きだした。
「・・・そういえば果歩ちゃん、私があげた誕生日プレゼント、使ってみた?」
秋絵のその言葉を聞いて一瞬固まる果歩。
「え・・・・・・あの・・・えっと・・・プレゼントですか?・・・・」
「フフ・・・ごめんね、あんなプレゼント、ビックリしちゃった?」
自分でも顔がカァっと赤くなっていくのがわかった。
「・・・あの・・・はい・・・。」
「フフ・・・でもね、意外と女の子でも持ってる子多いのよ、ああいうオモチャ。だから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ。」
「そう・・・なんですか・・・?」
「フフ・・・それで、果歩ちゃんは使ってみてくれたのかな?」
微笑みながら果歩の表情を確認する秋絵。
さらに顔を赤くする果歩は、ゆっくりと口を開いた。
「・・・あの・・・えっと・・・はい・・・・・・あ~恥ずかしいよぉ・・・でもでも・・・秋絵先輩もああいうの使ったりするんですかぁ?」
意を決して果歩は正直に秋絵に告白した。
それは信頼する秋絵だからこそ言えたのかもしれない。
「フフ・・・使う時もあるわよ・・・。それで、どうだった?気持ちよかった?」
笑みを浮かべながら質問する秋絵、その様子はまるで恥ずかしがる果歩のリアクションを楽しんで
いるかのようだ。
「・・・あの・・・はい・・・すごく・・・・・・あ~秋絵先輩!このこと誰にも言わないでくださいね!知子ちゃんにも!」
素直に質問に答えた後、慌てるように秋絵に念を押す果歩。
知子に知られたら、からかわれる事は容易に想像できる。
それにこんな事は他の人に知られるだけでも恥ずかしいのは当たり前かもしれない。
「フフ・・・わかってるわ。・・・でも、気持ちよかったんだぁ、あのオモチャ結構優れものだからね。フフ・・・もしかして友哉君とのエッチより気持ちよかったんじゃない?」
「え・・・ん~・・・・・・そうかも・・・。」
「あ、でもでも友哉との時とは気持ちいいの種類が違ったかも・・・。」
そう自分で言った瞬間、なんだか少し友哉に悪いような気がして、慌てて後の言葉を付け足した果歩。
確かに友哉に抱かれているときは幸せを感じていた。
しかし性的快感で言えば、バイブレーターでのオナニーのほうが圧倒的に気持ちよかったのは事実だ。
「ふ~ん・・・フフ・・・それじゃ友哉君との時と、あのオモチャ使った時とは具体的にどう違ったの?」
「ん~具体的に・・・ですかぁ・・・?」
秋絵のストレートな質問に顔を赤くしたまま考え込む果歩。
質問は嫌じゃなかった、むしろ経験豊富であろう秋絵にはこういった性の話を果歩は聞いてもらいたかったのかもしれない。
「ん~・・・あの・・・あのオモチャ、すごく大きくて・・・それで・・・気持ちよかったのかもしれないです・・・。」
「へぇ~・・・フフ・・・それじゃ果歩ちゃん、あのオモチャは友哉君のアソコよりも大きかったんだ?」
「・・・はい・・・たぶん・・・。」
アルコールがまだ身体を回っていたことも影響していたかもしれない。
赤裸々にカップル2人だけの秘密を告白する果歩。
ホントはそんな事言ってしまうのは友哉に悪い気がしていた。
しかし秋絵になら言ってもいいような気がしていた。
秋絵先輩だけになら・・・
「フフ・・・そっかぁ・・・でもね、果歩ちゃん。あのバイブね、日本人男性のアソコの平均サイズより少し小さめくらいのサイズなのよ。」
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「・・・そう・・・なんですか・・・?」
彼氏の、友哉の性器の大きさは今まで特に気にしてなんていなかった。
「フフ・・・大きければいいってものじゃないんだけどね。それでも随分違ったでしょう?」
確かに違った。それどころかあのバイブレーターで生まれて初めてのオルガズムを感じてしまったのだから。
「ねぇ果歩ちゃん、ちょっと果歩ちゃんに見せたいものがあるんだけど。」
「見せたいもの・・・ですか?」
微笑みながら秋絵は立ち上がり、なにやら引き出しから取り出して果歩の前に持ってきた。
「・・・果歩ちゃん、AVって見たことある?」
秋絵はそういって持ってきたDVDケースを果歩の前に見せた。
「え・・・ないですないです・・・そんな・・・」
DVDのパッケージには【素人淫乱女子大生】【連続絶頂】【大量顔射】などのイヤらしい文字が並んでいた。
「フフ・・・果歩ちゃん、これ見てみたい?」
ニヤっと笑みを浮かべて秋絵は聞いた。
「・・・え・・・それは・・・えっと・・・」
興味はないと言ったら嘘になる。しかし、なんて言葉は恥ずかしくてとても言えない。
「じゃあ・・・見てみようか?フフ・・・果歩ちゃん、顔に見てみたいって書いてあるわよ。」
果歩の顔がカァっと赤くなる。
・・・図星すぎて何も言えなかった。
果歩はなんだか秋絵に心を見透かされているような感じがした。
秋絵がテレビの横にあった機器にディスクを挿入する。
正直なところ果歩の心の中は、このアダルトDVDへの強い興味と期待にも似たような気持ちでいっぱいになっていた。
先日女性のオナニー動画を見たときに感じた興奮が再び蘇ってくるようだった。
「フフ・・・じゃあ、再生するね。」
テレビに映像が映し出される。
アダルトビデオ会社のマークが映ったりした後、画面に現れたのは果歩と同じ歳くらいの若い女性だった。
パッケージに書いてあった【素人淫乱女子大生】の文字を思い出す。
果歩はドキドキと脈打つ鼓動が速くなっていくのがわかった。
最初は目の部分にモザイクがかかった男優と思われる男と、今までの体験人数や性体験のエピソードなどの会話をしていたが、しばらくすると画面の中の男女が絡み始めた。
ネットリとした舌と舌が絡み合う濃厚なキス。
秋絵が果歩の耳元で「すごいね、イヤらしいね」と囁く。
果歩はその言葉を聞いて、顔を赤くしながら小さく頷く。
男が女の身体を愛撫し始める、首筋や鎖骨の辺りをネットリと舐め上げながら胸の膨らみを大きな手で揉みあげていく。
次々と衣服を脱がされた女性はすでに全裸になっていた。
男の愛撫は少しずつ下に降りていき、女性の秘部に到達する。
女性の股間にある男優の手はやさしいタッチで刺激するように動き始める。
果歩の目は画面に釘付けだった。
今日一日中、果歩の中で小さく燻っていたムラムラ感がこの映像を見たことによって再び大きくなり始めていた。
全然違う・・・
画面に映る男優の愛撫の仕方は、なんというかとても濃厚な愛撫で、友哉がしてくれていたそれとはまったく違うと果歩は思った。
「フフ・・・この女の子すっごい気持ち良さそうだねぇ・・・」
「・・・はい・・・なんか・・・すごいですね・・・」
小さな声でそう答える果歩。
男優から濃厚な愛撫を受ける女性は目を瞑り、ジッと快感に堪えるような表情で実に気持ち良さそうだった。
男優の手の動きが少しずつ激しいものに変化していき、女性の股間からピチャピチャと湿った音が出始める。
「あっ・・・アンッ・・・ハア・・・アッアン・・・」
しだいに耐えきれなくなってきたのか声を出し始める女性。
グチャグチャグチャグチャ・・・・・!
男優の手の動きもいっそう激しいものになっていく。
果歩は息を飲んで画面を見つめていて、果歩のその様子を秋絵は隣で微笑しながら眺めていた。
徐々に切羽詰った喘ぎ声をあげはじめる女性。
「あっアン!はア・・・ぁ・・・ハぁぁぁあ!アッアッアン!はぁぁぁぁあ!イク・・・イクイク!あぁあ・・・・はぁン
・・・ああああ!!んッ!・・・」
ビクビクっと身体を震わせる女性。
どうやらこの女性が絶頂に達したらしい事は果歩にもわかった。
昨日自分もバイブレーターのオナニーで同じように身体を仰け反らして絶頂を迎えたのだから。
グッタリとしている女性の前で、男優は服を脱ぎだす。
あっという間にボクサーパンツ一丁になった男、露わになったその身体は実に逞しい身体だった。
こんがりと日焼けしている黒い肌、太い腕、厚い胸板、ボコボコに割れた腹筋、そして果歩の眼の動きが止まったのは男性の股間部分の大きな膨らみを見た時だった。
・・・・大きい・・・・
男優が女性の耳元で何かを呟いた。
それに対し女性は頷くと、仁王立ちになった男の前に跪き、ちょうど男優の股間の前に顔がくる位置になった。
女性は男優のボクサーパンツに手を掛けると、ゆっくりとそれを下げていった。
・・・ゴク・・・
思わず生唾を飲み込んでしまう果歩。
果歩は自分の心の中で何かを期待するのようなドキドキする気持ちが増してきている事に気づいていた。
ボクサーパンツが太ももの方まで下ろされ、ついに男優の男根が姿を現した。
果歩の表情をそっと覗く秋絵。
果歩は目を丸くして驚いているようだった。
男性の股間にかかっていたのは薄いモザイクで、その男根はとても逞しく、とても大きいことは果歩の目にもわかった。
女性はまだ勃起せずに下を向いている男根に手を伸ばし、そこにゆっくり顔を近づけていき、舌を出してそれをイヤらしく舐め始めた。
映像に夢中になっている果歩に秋絵が話しかける。
「果歩ちゃん・・・果歩ちゃんは友哉君にこういう事したことないんだっけ?」
「え・・・・は、はい・・・」
消え入りそうな声で果歩は正直に答える。
果歩は友哉にフェラチオをした事もなければ、友哉にフェラチオを頼まれた事もなかった。
「フフ・・・じゃあ今度丁寧に教えてあげるね・・・。」
「え・・・・?」
「きっと友哉君のためにも果歩ちゃんも覚えた方がいいよ。」
「・・・・・・・そう・・・なんですか・・・?」
フェラチオ・・・知識としては知っていた。
でも自分がそれをやるなんて想像もしてなかった。
再び画面に目を移した果歩。
画面の中では女性のフェラチオによって刺激を受けた男根が、さらにその大きさを増して頭を上げ始めていた・・・。
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果歩はとにかく驚いていた。
よく確認するように画面をジッと見つめる、男優の股間には薄くモザイクがかかっているが、添えられている女性の手や顔の大きさを基準に考えて見ると、その男根がかなり大きい事がわかる。
ムクムクと質量を増大させていった肉棒は今、どうやら完全な勃起状態になったようだった。
モザイク越しではあるが、太く長いその男根は、男優自身のへそに付きそうなほど反り返り、色は赤黒い。
きっとその大きさは昨日のバイブレーターなど比べ物にならないほどの大きさではないか・・・。
それに男根の付け根にある玉袋の部分も異様に大きく見えた。
果歩はその男根にただただ驚き、同時にグロテスクな物体を見ているうちになぜか自分の身体の奥がカァっと熱くなってくるのを感じた。
気持ち悪い・・・怖い・・・いや、違う・・・そんな印象じゃなかった。
・・・とてもイヤらしい・・・すごくイヤらしい・・・
「果歩ちゃん、フフ・・・あの男優さんのオチ○チンすごいよね?」
画面に夢中になっていた果歩の耳元で秋絵が囁いた。
「え・・・ハイ・・・なんていうか・・・すごいですね・・・」
一瞬、秋絵の口からオチ○チンなどという言葉が出てきた事に果歩は驚く。
普段の秋絵の雰囲気からはあまりにかけ離れた言葉だった。
そんな秋絵が発したオチ○チンという淫語が、さらに果歩の身体を熱くさせる。
「どう?果歩ちゃん、ビックリでしょ?フフ・・・」
「・・・ハイ・・・・・・・でも・・・・」
「でも?」
「・・・でも・・・あの・・・あんなに大きいの・・・その・・・大丈夫なんですか・・・?」
「え?・・・フフ・・・女の子のアソコに入るのかって事?」
「・・・ハイ・・・」
果歩がそんな疑問を持ってもおかしくなかった。それくらい画面に映っている男根は大きく見えたのだ。
「フフ・・・大丈夫よ、ちゃんとあんな大きなオチ○チンでも受け入れることができるように女の子のアソコはできているのよ。フフ・・・もちろん果歩ちゃんのアソコもね。」
・・・私の・・・アソコも・・・
ジンっと自分の秘部が熱くなってくるのを感じる。
昨日のバイブレーターでもあの圧迫感、あの快感、もしこの男優がもっているような大きなもので貫かれたら・・・どうなってしまうのだろう。
十分に男優の肉棒が勃起したところで、フェラチオを中断した女性は、男優の指示でソファに手をつき、お尻を男優に向けて突き出す格好になった。
ついにあの巨根をこの女性は性器に挿入される。
果歩の胸の鼓動がドキドキと速くなる。
自分が挿入されるわけじゃないのにアソコがジンジンする。
ホントに入るの・・・?あんな大きいの・・・
男優が自らの巨根の根元をグッと握り、空いたもう片方の手で女性の腰を掴む。
女性はソファに手をついた状態で顔を下に向けてその時を待っている様だった。
男性が腰をグッと近づけ、女性の秘裂に照準をあわせ、巨大な先端の亀頭部分をそこに当てる。
男優が小さな声で「いくよ」と言い、女性は無言で頭を縦に振りそれに答えた。
そして男優がゆっくりと腰を突き出していく。
「ハァあああ・・・」
女性は深く息を吐き出すように声を発した。
先端部分が入った時点で男優は肉棒の根元を握っていた手を離し、両手で女性のお尻をグッと掴んだ。
そしてさらに腰を前に押し進めていく。
グチュゥゥ・・・・
「はァあああ・・・あああ・・・!」
女性は下を向いていた顔を上にあげ、背中を反らせて挿入されただけで感じる快感を全身で表現する。
・・・すごい・・・入っていってる・・・
ぐ~っと挿入されていった男根、ついに女性のお尻と男優の腰がピッタリとくっついてしまった。
「ね?ちゃんと入ったでしょ?」
「・・・は、ハイ・・・すごいですね・・・。」
「フフ・・・ここからはもっと凄いわよ・・・。」
「・・・もっと・・・ですか・・・?」
「うん・・・だから、よ~く見ていてね。」
「・・・・・・・・ハイ・・・」
男優はピッタリとつけた腰をゆっくりと引いていく、そして先端が抜けるギリギリのところで、再びゆっくりと奥深く挿入していく。
「ハァアア・・・ん・・・・ハアアア・・・ン・・・・」
ゆっくりとその動きを続けるだけで、女性の口から、たまらないといった感じの喘ぎ声が漏れだす。
徐々にその抜き差しのスピードをあげていく男優。
そしてその動きは果歩が目を覆いたくなるほど激しいものに変化していった。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!・・・・・!
「あッアッアッアッ!アン!アン!ハアァァァア!ァアッ!」
ステレオから生々しい肉と肉がぶつかる音と、女性の切羽詰まった喘ぎ声が響く。
「アッアッアッアッ・・・!!!ダメ・・・アッ・・・ちょっと・・・アンッアンッアンッ・・・!!!」
口に両手を当てて驚いたようにする果歩、しかし眼を画面から離すことはできなかった。
「フフ・・・どう?すごいよね?あんな激しく・・・あの女の子すっごい気持ち良さそうな表情してるでしょ?」
秋絵の言葉に無言で小さく頷く果歩。
グチョグチョグチョグチョ・・・・・!
「ぁ・・・はぁ・・・アッアッアッ!・・・」
どれだけこの男性は腰を振り続けるのだろうか・・・
男女ともに汗だくになっている、特に女性の方は明らかにすでに何度か絶頂に達していた。
しかし男優はそれに構わず次々と体位を変えて腰を振り続けていた。
刺激的な映像だった。
正上位でしか友哉と交わった事がない、しかもこんなに長い時間性交を続けた事がない果歩にとっては、画面の中の男女が繰り出すセックスはあまりにも刺激的だった。
騎上位の時には、男性の胸に手をあて、女性から積極的に激しく腰を振っていた。
・・・あんな事・・・絶対恥ずかしいよぉ・・・ハァ・・・
ついセックスをしている女性を頭の中で自分と重ねてしまう果歩。
映像を見ながら自然と息が荒くなっている事に果歩は気づいていないようだった。
正上位になった2人、男優が汗だくの身体で腰の動きをいっそう速く、激しいものにしていく。
この男性は射精の時が近づいているんだと、なんとなく果歩にもわかった。
「アッアッアッアッ!ァアアア!イク・・・・アアアア・・・ハァアアア!!!」
理性を捨てたように大きな声で喘ぐ女性。
・・・ァァ・・・スゴイ・・・
腰の動きをさらに激しくしてラストスパートをかける男優。
「ァァアアアア!イクゥ~~~!!!」
女性は大きく身体を仰け反らせて絶頂に達したことを表現する。
「あ~~!はぁ!フゥ!!」
肉棒を素早く女性の秘部から引き抜いた男優は、女性の顔を跨いで、女性の顔の目の前でその巨根を扱き始めた。
・・・え?・・・うそ・・・・
女性は目を瞑って大きく口を開け舌を出した。
「うっ!いくぞ・・・」
男優がそう言った次の瞬間
ドビュッ!!!ドビュ~!びゅっ!・・・・・!!
黄ばんだ濃厚な精液が大量に女性の顔に降りかかり、いっぱいに開けた口の中にも次々と入っていく。
・・・やだ・・・すごい・・・
しばらく射精の勢いは止まらず、やっと止まった時には女性の顔は精液まみれ、口の中にも大量の精液が溜まっていた。
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「フフ・・・どうだった?果歩ちゃんが知ってるエッチとは随分違ったんじゃない?」
DVDの再生が終ってテレビの画面が暗くなる。
果歩はハッと我に帰り、ソファの背もたれにフゥっともたれ掛かった。
「・・・ハイ・・・なんか・・・すごかったですね・・・」
彼氏との性交とはまったく違う刺激的で激しい性交を映像で目の当たりにした果歩。
男優の逞しい肉体、濃厚なキス、大きく力強く勃起した男根、豊富なテクニック、体位、激しいピストン運動・・・
そのすべてが果歩を淫らな気持ちにさせた。
特に驚いたのは最後、女性の顔に向けての大量射精だった。
勢いよく発射される濃厚な黄ばんだ精液を、上気した顔で受ける女性。
さらに果歩がビックリしたのは、女性が開けていた口に入った精液を、舌の上で遊ぶように転がした後、ゴクっと嚥下したことだった。
・・・顔射・・・精飲・・・
精液を顔に浴びたり、男の人の精子を飲むなんて果歩には到底理解できなかった。
でも、なんだろう・・・この気持ち・・・
気持ち悪い・・・違う・・・
不思議とそんな感情は沸いてこなかった。
いや、むしろ精液を気持ち良さそうに顔に受けたり、おいしそうに飲み干す女性の姿を見て、果歩の身体は熱くなったのだ。
「フフ・・・果歩ちゃん、顔赤いよ。フフ・・・もしかしてAV見て濡れちゃった?」
「え・・・・・・アッ!・・・」
秋絵に指摘されたことで、ハッとした果歩。
自分の股間のグッショリ湿っている感覚に気づいたのだ。
グシュっと音がしそうなくらい濡れている。
その粘液はパンツを通り越して秋絵に借りたネグリジェまで濡らしているかもしれない、という予感が果歩の頭をよぎる。
しかし、今、秋絵の前でそれを確認するわけにはいかないので、ただただそうなっていない事を願う果歩。
「フフ・・・だってAV夢中で見てたんだもの・・・果歩ちゃん、オナニーしたくなっちゃったでしょ?」
「え!?・・・それは・・・」
図星だった。
本当なら今すぐ下半身に着ている物を脱いで、グッチョリと濡れた自分の秘部に指を入れてかき混ぜたかった。
覚えたてのオナニーを・・・バイブオナニーをしたかった。
一日中身体の奥で燻っていたムラムラ感、今すぐそのムラムラ感を解き放ち、快感の絶頂を迎えたい・・・。
「フフ・・・冗談よ。あっ、ヤダもうこんな時間、さすがに夜更かしし過ぎるのもね・・・果歩ちゃんそろそろ寝ようか?」
ふと秋絵は部屋の時計を見ながら言った。
「え・・・あ、はい・・・。」
突然、話題をきって、寝ようと言ってきた秋絵に対し、果歩は拍子抜けのような気持ちになった。
しかし、そんな気持ちになった自分を果歩は頭の中で否定した。
ヤダ・・・私・・・何期待してたんだろ・・・
こんな事、女の子同士だとあることだよね・・・知子ちゃんも高校の時友達とエッチなビデオ見たことあるって言ってたし・・・
「ベッド一つしかないけど、結構大きいから、一緒でいいかな?」
寝室に入ったふたり、秋絵はもう一つの枕をベッドに置きながら果歩に聞いた。
「あ、はい。でも、こんな大きなベッド、羨ましいです。」
「フフ・・・寝相悪くても落ちないからね。」
そんな事を言いながら秋絵と果歩はベッドに入っていった。
「果歩ちゃん・・・もう寝ちゃった?」
暗くした寝室のベッドの上で横になっているふたり。秋絵が小さめの声で呟いた。
「起きて・・・ますよ。」
秋絵に背中を向けていた果歩はクルッと寝返りして秋絵の方を向いた。
「果歩ちゃんさ・・・さっき見たAVみたいなエッチ、してみたい?」
「・・・え・・・?」
「あの女の子みたいに気持ちよくなってみたくない?フフ・・・きっとバイブのオナニーなんか比にならないくらい気持ちいいわよ。」
「・・・秋絵先輩・・・」
バイブのオナニーとは比較にならない快感・・・
「フフ・・・ねぇ果歩ちゃん、正直に言ってみて、果歩ちゃんだってあんな風に感じてみたいんじゃない?」
「・・・でも・・・そんな・・・」
そんな大それた事、果歩にとっては現実的には無理だ。
果歩には彼氏、友哉という彼氏がいるのだから。
「フフ・・・友哉君?・・・でも話を聞く限り、友哉君とのエッチじゃあれだけの快感は与えてもらえないわよ・・・。」
「・・・でも・・・」
友哉は大好きな彼氏だ、頼りになるしっかりとした彼氏だ、不満などなかったはずだった。不満など・・・
しかし、正直バイブオナニーにハマッてしまった果歩だ、アレ以上の快感を与えてくれるセックス、興味はないと言ったら嘘になる。
「果歩ちゃん、私ね、実は彼氏はいないけどセックスフレンドはいるのよ。」
「・・・えっ!?・・・セ・・・ってあの・・・」
「フフ・・・ビックリした?でもね、私その人に教えてもらったのよ、本当のセックスを・・・。」
頭が混乱すると同時に、またあのドキドキが始まり、果歩の下腹部が疼く。
セックスフレンド・・・秋絵のイメージとはかけ離れた言葉。
同時に誕生日会の時に見た大量のコンドームを思い出す。
あのコンドームはそのセックスフレンドと使ったものなのか・・・。
それに本当のセックスって・・・
「・・・本当の・・・ですか・・・?」
「うん、女の子だけが感じることのできる快感・・・でもね、そんな快感を一生のうちに体験できる女性はほんの一握りなのよ。とってもセックスが上手な男の人に出会えた人だけが体験できる快感・・・」
・・・秋絵先輩は私にどうしてほしいんだろう・・・?
エッチなオモチャをプレゼントを渡してきたり、エッチなDVD見せてきたり・・・
「果歩ちゃんも・・・そんなセックスしてみたいんじゃない?」
「秋絵先輩・・・それってどういう・・・」
普段とは違う非日常的な会話に、果歩は困惑した様子だった。
「フフ・・・ごめんね、エッチな事ばかり聞いて。果歩ちゃんにはちゃんとした真面目な彼氏がいるんだもんね、そんな事できないわね。」
「・・・・あの・・・ハイ・・・。」
「フフ・・・じゃもう寝ましょうか。」
「…ハイ・・・そうですね・・・。」
「うん、じゃあおやすみ・・・」
「おやすみなさい・・・」
その夜、果歩はなかなか寝付けなかった。いつもと違うベッドだったり、隣で秋絵が寝ているのもあるかもしれないが
(果歩ちゃんもあんなセックスしてみたいんじゃない?本当のセックスを・・・)
秋絵の言葉が、DVDの過激な映像が、頭から離れなかった・・・。
20
果歩は夢を見ていた。
逞しい身体をした男性に抱かれる夢。
濡れたアソコをいっぱいに拡げられ挿入された男根を激しく出し入れされる。
腕と脚を男性の身体に絡ませ、激しいピストン運動の衝撃と、脳髄まで伝わってくる快感の波に、必死で耐え続ける果歩。
身体が熱くて溶けてしましそうな快感。
濃厚で激しいセックスを、果歩はしていた。
あれ・・・ここは・・・?
目を覚ました果歩は見慣れない天井をしばらくボ~っと眺めていた。
「果歩ちゃん、おはよう。」
「・・・秋絵先輩・・・。」
そっか・・・昨日は秋絵先輩の部屋に泊めてもらったんだった・・・。
「フフ・・・果歩ちゃん魘(うな)されてたよ?」
「え?ホントですか・・・?」
「うん、フフ・・・変な夢でも見てたの?」
ぼんやりとさっきまで見ていた夢を思い出す果歩。
激しいピストン運動・・・乱れる自分の姿。
果歩の顔がポッと赤くなった。
「フフ・・・もうお昼前だけど、ご飯作ったの、食べていく?」
「え・・・あ、はい。ありがとうございます。」
秋絵宅で昼食をとり、少しのんびりした後、果歩は大学の午後の講義に行く前に自分のアパートに帰ることにした。
それは早く下着を変えたかったからだ。
昨日一日続いたムラムラ感と秋絵に見せられたDVD、それに今朝見た夢のおかげで、果歩の下着は大分履き心地の悪いものになっていた。
部屋に着いた果歩はすぐに洗濯機がある洗面所に入って、服を脱ぎ始めた。
下着姿になった果歩はパンツに指をかけ下に下ろしていった。
・・・やだ・・・
パンツの底部分には大きな染みができていた。
それは昨日から今日にかけて何度も濡れては乾きを繰り返したためだろう、染みは少し黄ばんでいて生地はパリパリになっていた。
パンツを脱いで洗濯機に入れた果歩。
裸になった姿のままお風呂場に入っていった。
スポンジで泡立てたボディソープで身体を洗っていく。
透き通るように白い果歩の身体に纏(まと)わりついた泡を、ザーっと熱いシャワーで流していく。
「・・・アンッ・・・」
果歩の身体がまるで電気が走ったようにビクンっと反応したのは、果歩の秘部についた泡をシャワーで流そうとした時のことだった。
昨日からずっと我慢していた、ずっと身体の奥で燻っていた小さな炎が、今の刺激で一気に大きなものになってしまった。
目を瞑りもう一度ゆっくりとシャワーを股間に向けてみる。
「ハゥ・・・アァ・・・ァ・・・・」
・・・はァ・・・ダメ・・・気持ちいい・・・
泡はもうとっくに流れているにも関わらず、股間にシャワーを当て続ける果歩。
快感で脚が痺れてくる・・・。
片方の手を壁につく。どこかで身体を支えていないと快感で立っていられないような気がした。
脚を少し広げ、さらにシャワーを自分の秘部に当てやすい格好になる。
「ン・・・ハァ・・・ァ・・・・ァ・・・」
軽く汗を流すつもりがいつの間にかオナニーを始めてしまった果歩。
シャワーのレバーに手をもっていき、さらにその勢いを強くする。
ジャーーーー!
「ンハァ!ァァ・・・・アア・・・ァ・・・」
お風呂場にシャワーの音と果歩の控えめな喘ぎ声が響き渡る。
シャワーのお湯が陰核に当たるたびに果歩の身体はビクンっと反応する。
・・・ハァ・・・ハァ・・・シャワーでこんなになっちゃうなんて・・・
ふと顔をあげる果歩。お風呂場にかかっていた時計が目に入った。
・・・いけない・・・もうこんな時間・・・こんなことしてたら遅刻しちゃうよぉ・・・
果歩はキュっとレバーを下げシャワーを止めた。
ハァ・・・ハァ・・・
股間からはシャワーのお湯とは別のトロ~っとした粘液が糸をひきながら滴り落ちていた。
「・・・ハァ・・・・行かないと・・・大学・・・」
お風呂場を出てバスタオルで身体を拭いていく。
しかし一箇所だけ、股の濡れた部分だけ何度拭いても粘液が溢れてきてしまう。
・・・ァ・・・もう・・・やだよぉ・・・
少し時間は掛かったがなんとか心と身体を落ち着かせた果歩は、新たにクローゼットから持ってきた服に着替えた。
鏡の前で髪型や身なりを整える果歩。
ふと時計を見ると、もうアパートをでないといけない時間をとっくに過ぎていた。
「やだぁ!ほんとに遅刻しちゃうよぉ!」
授業に必要な用具とトミタスポーツのアルバイトで着る着替えが入ったカバンをもって慌てた様子で果歩はアパートをでた。
大学の講義室になんとか時間ギリギリで着いた果歩は、座った生徒の中に知子の姿を見つけると、その隣の席に座った。
「知子ちゃんおはよ~」
「おそよ~果歩。てゆうかもう午後の授業だし。果歩午前中の講義休んだでしょ~?」
「フフ・・・いいの、たまにはね。昨日秋絵先輩の部屋にお泊りしちゃったんだぁ」
「えぇ!?あんたまた秋絵先輩のマンションに泊まったのぉ?」
「うん、バイト帰りにたまたま会っちゃって・・・フフ・・秋絵先輩の料理もお酒もおいしかったなぁ。」
「え~うそぉ!なんで私を呼んでくれなかったのよぉ!?」
悪戯っぽい笑顔で自慢する果歩に対し、お酒と料理と聞いて思わず大きな声をあげた知子。
「そこ!もう講義始めるから静かにしなさい!」
「は~い」
「は~い」
「もう・・・次そういう事あったら絶対呼んでよね。」
「わかった、わかったよぉ・・・知子ちゃんったら・・・」
今日は大学が終ればトミタスポーツでアルバイトだ。
昨日は特別、あんまりダラダラしてちゃダメだよね、友哉・・・。
そう自分の気持ちを引き締めて授業に集中していく果歩であった・・・。
人妻 香苗 2
11
しかし2人からのその提案に、香苗はどうしても乗り気にはなれなかった。
香苗 「ご、ごめん私、明日朝から色々とやらないといけない事あるから……。」
恭子 「朝からって、祐二さんが帰って来るからですか?」
香苗 「う、うん、一応ね……。」
中嶋 「旦那さん想いなんですねぇ、ますます旦那さんが羨ましい。」
香苗 「そんなに大した事ではないんですけどね。」
本当の理由はそれだけではない、中嶋に対して生まれている警戒心が、早く自分の部屋に戻りたいという気持ちにさせていたは確かだった。
恭子 「そうですかぁ、でもまた何時でもできますしね。お隣同士なんだし。」
香苗 「そうね、またいつでもできるわ。」
中嶋 「次はぜひ旦那さんも。」
香苗 「そうですね。」
片付けを終えた頃には時計は0時を回っていた。
帰る香苗を玄関まで見送りに来た中嶋と恭子は仲良さげに肩を寄せ合っていて、まるで新婚の夫婦のよう。
恭子 「今日は美味しい料理ありがとうございました。」
香苗 「いえいえ、こちらこそ美味しいお酒ありがとね。」
中嶋 「奥さん、旦那さんに宜しく言っておいてくださいよ。」
香苗 「はい。今日はホントに楽しかったです、また今度やりましょう。それじゃおやすみなさい。」
恭子 「おやすみなさ~い」
軽い挨拶をして恭子の部屋を出た香苗はすぐ隣、自分達の部屋のドアを開けて中に入っていった。
香苗 「……ふぅ……」
自宅の玄関で香苗は思わず深く息をつく。
香苗はなんだか妙に疲れを感じていた。
久しぶりにお酒に酔っているからだろうか、それとも中嶋にあんな事を言われたからだろうか。
キッチンへ行き、冷蔵庫を開け、ボトルに入った冷えたミネラルウォーターを口に含む。
香苗 「……はぁ……」
アルコールで少し火照った身体がなんだかだるく感じる。
鏡に映っている火照った自分の顔を確認して、熱くなっている頬っぺたを手で触りながら、香苗は中嶋の言葉を思い出していた。
……奥さんも色々と溜まるものもあるでしょう……
……美味そうな身体してるよなぁ……
香苗 「……何言ってるのかしら……あの人……。」
今1人になって冷静に考えてみればみる程、中嶋という男が下品に思えてきた。
あのニヤけた表情。
中嶋に言われた言葉を思い出すだけで、なんだか今まで感じた事のないような変な気分になる。
不快感?嫌悪感?違う、そんなんじゃない。
……なんなのよ……
まだ今日会っただけなのだが、香苗にはどうしてあのような男性が恭子のような真面目な女性と恋仲になれたのか疑問に思えてきていた。
もちろん、ああいった男性が恭子のタイプだというだけの話なのかもしれないが。
香苗に対するセクハラ的な言葉も、もしかして中嶋にとっては日常茶飯事でごく普通の挨拶のようなものなのかもしれない。
それでもあんな事をストレートに男性に言われた事など香苗は今までなかったのだから、驚いてしまっても仕方ないだろう。
そんな事を考えると、何かちょっと、恭子と中嶋が別の世界の人間であるかのように感じてしまう香苗。
同じ男性でも祐二とは全く違う人間性を感じる中嶋、そしてその男を恋人として選んでいる恭子に距離を感じたのだ。
香苗 「恭子さんも、変ってるわよね……。」
そんな事を呟きながら、香苗はミネラルウォーターのボトルを片手に何気なくリビングから窓の外を見た。
香苗 「あらやだ!洗濯物っ!」
ランダに祐二のシャツを干したままにしていた事に気付いた香苗は、思わずそう声を上げ、慌てて窓を開けてベランダに出た。
香苗 「あ~ん、ちょっと湿気吸っちゃったかなぁ……明日もう一度陽に干さないと。」
干されていたシャツの生地を触り、残念そうにそう呟いた香苗は、洗濯物を一度部屋に取りこむために物干し竿から外そうとした。
と、その時だった。
「アッアッ……ンァ……ハァ……ダメ……ハァ……アッアッ……!」
香苗 「……!?」
何処からともなく聞こえてきた、誰かの声。
……ぇ?……
洗濯物を手で掴んだまま動きを止めた香苗は、そのままその場で耳をすましてしまう。
「ァハァ……アンッ…アッアッスゴイ……ああ……」
香苗 「これって……」
その声が女性の喘ぎ声だという事にすぐ気付いた香苗は思わず口に手を当てた。
この喘ぎ声が恐らくあの行為の最中のものである事は、大人の女性である香苗には当然簡単に予想の付く事である。
しかし香苗が驚いている原因はそれだけではない。
それは香苗がその女性の声に聞き覚えがあるという事と、その声は明らかに隣の部屋から聞こえてきていたからだった。
12
恭子さん……
この声質、それに明らかに隣の部屋から聞えてきているという事実に、この声の主が恭子のものである事は明確だった。
隣のベランダとの間にはしっかりとした壁があるので向こうの部屋からこちらの香苗の姿が見えることはないだろう。
しかし香苗はその声が隣の恭子のものだと分かると、反射的にその場に隠れるようにしゃがみ込んだ。
腕に洗濯物を抱えたまま、香苗は先程恭子の部屋で聞いた2人の会話を思い出していた。
……前までは毎日ヤリまくってたのによ、俺が一日3発は出さないと気が済まない事は知ってるだろ?……
……わかった、分かったから、後で、ね?……
中嶋と恭子は恋人同士だ。もちろん、大人の2人がこういった行為をする事は当たり前である。
それを盗み聞きするなんて常識的にやってはいけない事である事は香苗はよく分かっていた。それに恭子は香苗の大事な友達なのだから。
……ダメよ……こんなの聞いてちゃ……
そんな風に考えながらも、香苗はまるで固まってしまったかのようにベランダにしゃがみ込んだまま動けずにいた。
恭子 「ァ……ハァ……アンッ…それダメだって…イヤ…ァ…アッアッ……」
中嶋 「何がダメなんだよ……好きだろこれ?お前すっげぇ感じてんじゃん。」
いつもの落ち着いている恭子とはまるで違う切羽詰まった甘い喘ぎ声。
中嶋の恭子を責める言葉が、なんだかそれを聞いている香苗に妙に臨場感を伝えてくるようだった。
香苗 「……。」
それにしても隣とはいえ、これ程までに声がハッキリ聞こえてきてしまうなんて。
聞えているのは窓越しや壁越しに聞こえるような篭った声じゃない。まるで2人がすぐ隣にいるかのように声がクリアに聞こえるのだ。
……もしかして、窓開けてしてたり…するのかな……
恭子 「ハァ……ァ……チュパ…チュパ……」
粘着質な音と、微かに聞こえるギシギシというベッドの軋む生々しい音が聞こえてくる。
無意識の内にその音を聞く事だけに集中し始めてしまっている香苗。
集中すればする程、声や音は鮮明に聞えてくる。
グチャ…クチャ…ヌチャ…
ハァ……ハァ……
2人の息遣いまで聞えてきそう。
香苗の頭の中にはすでに裸で抱き合う中嶋と恭子の姿が思い浮かんでいた。
ドキドキドキドキドキ……
速まる鼓動。思わず飲み込んだ生唾。
初めて耳にした他人のSEX。
こんな事してたらダメ……そんな風に思いながらも香苗がそれを止める事ができないのには、明確な理由があった。
ただ今はまだ、香苗自身は自分のその気持ちに気付いていない。
無意識の内に香苗の心の奥に芽生えていた気持ち。
それは他人のSEXに対する強い好奇心だった。
香苗 「……。」
ベランダでしゃがみ込み、壁の一点に視線を向け、黙って盗み聞きを続ける香苗。
頭の中は軽いパニックを起こしていて何も考えられない。ただジッと身動きをしないで聞いている。
中嶋 「おら……早くケツこっちに向けろって。」
恭子 「ン~……」
中嶋 「早くしろよっ!」
バチーンッ!!!!!
恭子 「アアッ!!」
香苗 「えっ!?」
突然鳴り響いた何かが叩かれたような大きな音。
それにビックリした香苗は思わず小さく声を上げてしまい、慌てて両手で口を塞いだ。
中嶋 「俺を待たせるなっていつも言ってるだろ?おら、もっとこっちに突き出せって。」
恭子 「ハァハァ……はい……。」
中嶋の乱暴な物言いと、恭子の弱々しい返事。
……暴力……?
……もしかして恭子さん、中嶋さんに暴力を振るわれているの?……
なんとなく隣から伝わってくる様子で、そんな事を想像をしてしまう香苗。
そう考えた瞬間から、香苗は好奇心よりもむしろ恭子の事を心配し始めていた。
……恭子さん、大丈夫かしら……
しかしそんな香苗の恭子を心配する気持ちはすぐに打ち消される事になる。
恭子 「アッ……ハァアアア……」
中嶋 「好きなんだろ?これが。」
恭子 「アアア……ハァァ……ンァ…スゴイ……奥まで…アア……」
……恭子…さん……?
そして香苗は気付く。
恭子が上げていた声は、痛さや辛さから出ている声などではなく、悦びから出ている声だという事に。
ギシッギシッギシッギシッ……!!!
中嶋 「お前も溜まってたんだろ!?オラァ!好きなだけイケよ!」
恭子 「ハァアアア!!!アッアッアッアッンァ……!!!」
2人の行為が盛り上がり始めると、香苗は再び胸の鼓動が速くなるのを感じ、さらに自身の身体の中心がカァっと熱くなっていくのを感じた。
13
頭の中をグラグラと揺らされているような気分だった。
パンッパンッパンッ……!と柔らかな肌がぶつかる音と、激しくベッドが軋む音。
恭子 「アアアハァァン!アッアッアッンーーー……ァアッアッアッ……」
恭子の切羽詰りながらも、どこか悦楽に浸っているかのような喘ぎ声。
激しい性交音を聞く事だけに集中してしまっている香苗は、まるで自分が身体を激しく揺らされているような感覚を覚える程に、中嶋に責められる恭子にシンクロしていた。
香苗 「ハア…………ゴク…………」
半開きになった口、いつの間にか乱れている呼吸。
そんな事にも自分で気付かない程に、香苗は他人のSEXを盗み聞きする事にのめり込んでいった。
恭子 「ハァァ……アッアッアッ…ダメ…もうダメェ…ンッンッンッ!」
恭子が徐々に興奮を高めていっているのが分かる。
……こんなにも声をあげて……
香苗は結婚はしている訳だし、当然SEXは経験している。だから他の多くの人々が知っているSEXを、自身も知っていると思っていた。
新婚ではないが、まだ結婚して数年、夫婦の性生活も決してセックスレスなどではないし、夫・祐二との抱き締められながらの愛情あるSEXに、香苗は満足感を得ていたし、不満などなかった。
しかし、今耳に届いている恭子のあられもない喘ぎ声は、そんな香苗にカルチャーショックを与えていた。
なぜなら、香苗はSEXの時にそんな風に声を上げた事がなかったからだ。
我を忘れているかのような喘ぎ声。理性も何もかもを無くしているかのような喘ぎ声。
それに、このベッドの軋む音、息遣い、パンッパンッパンッ!と肌がぶつかる音。
その全てが激しいもので、今隣の部屋で行われている男女の性行為が、香苗が今まで経験してきたSEXと同じものだとはとても思えなかった。
……SEXってこんなに激しいものだったの……?
まるで未知の世界を覗き見、いや、盗み聞きしているかのようだった。
恭子 「ハァァアッアッンッンッ……!」
ギシギシギシギシッ……!!!
恭子 「アッアッ…ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!」
……
香苗 「……。」
ベッドの軋む音が止み、恭子の荒い息遣いだけが聞こえる。
恭子 「ハァ……ハァ……ン……ハァ……」
恭子の口から漏れた・イク・という声。香苗にはその・イク・という意味に心当たりがあった。
絶頂……
女性の身体が性的快感の頂に達した時にそれを経験するという事は、香苗も知識としてはもちろん知っていた。
そう、知識としてだけは。
絶頂という感覚がどういったものなのか、まだハッキリとは知らない香苗は、自分がその絶頂を経験した事があるのかないのか、それさえもよく分からなかったのだ。
しかし恭子の反応を聞いていると、恐らく自分はそれを経験した事がないのだろうと、香苗は思った。
恭子 「ハァ……もう……やっぱり英治凄いよぉ…ハァ…」
中嶋 「へへッ、また派手にイッたなぁ恭子ぉ、隣まで聞えてたんじゃないか?お前声出し過ぎなんだよ。」
恭子 「ハァ……だって……我慢できないんだもん……あっ!やだぁ窓開いてるじゃない!」
そんな恭子の慌てたような声の後に窓が閉まる音がして、恭子達の声は聞こえなくなってしまった。
香苗 「……。」
香苗は集中して耳をすましてみたが、2人の声はやはり聞こえない。
代わりに静まり返った夜の街から救急車の走る音が聞こえる。
……や、やだ…私、何やってるのかしら……
2人の声が聞こえなくなった事でやっと我に返った香苗は、1つ深呼吸をしてから、しゃがんでいた体勢からゆっくりと立ち上がった。ずっとベランダでしゃがんでいたから、脚が少し痺れている。
まだドキドキと胸の鼓動が高鳴り続けていて、身体もまだ熱を帯びたままだ。もちろんそれは今日飲んだお酒の影響だけではない。
香苗は洗濯物を抱えて、そっと足音を立てないように意識してゆっくりと自室へと入っていき、そして窓も同様に音をたてないようにそっと閉めた。
香苗 「はぁ……」
リビングのソファの上に洗濯物を置くと、香苗はため息と共にソファの空いている場所に腰を下ろした。
香苗 「はぁ……なんか疲れたぁ……」
久しぶりのお酒、そして先程の非日常的な体験。気疲れなのか、香苗はグッタリとソファの背にもたれた。
……すごいの…聞いちゃったなぁ……
恭子の喘ぎ声はまだ鮮明に香苗の頭の中に残っている。
『ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!』
香苗 「あ~ダメダメ、忘れよっ。」
香苗は頭を横に振りながらそう呟くと、ソファから立ち上がり、汗を流すためにお風呂場へと向かった。
……他人の生活を盗み聞きするなんて…何やってるのよ私ったら…忘れないと……忘れないとダメだわ……
そうもう一度自分に言い聞かせる香苗。
しかし、人間は一度頭の中に入ってしまった刺激的な体験を、そう簡単には忘れる事はできない。
そして今日のこの体験が、香苗の中の何かを狂わせ始める事になるのであった。
14
祐二 「それで?昨日はどうだったんだ?」
香苗 「……え?」
祐二 「昨日の食事会の事だよ、来たんだろ?恭子さんの彼氏も。」
翌朝、徹夜の仕事から帰ってきた祐二は、香苗が用意しておいた朝食を取りながらそう聞いてきた。
香苗 「うん……まぁ、楽しかったわよ。」
祐二 「ん?なんだよ、楽しかったって言う割には浮かない顔してるなぁ。恭子さんの彼氏はどんな人だったんだ?」
香苗 「う~ん…それがねぇ、ちょっと想像と違ったんだよねぇ。」
祐二 「へぇ、どう違ったわけ?」
香苗 「なんて言うかなぁ、こう真面目で堅そうな感じじゃなくて、どちらかと言うと活発でスポーツマンタイプ?みたいな感じだったのよ。」
祐二 「ふーん……いいじゃないか、真面目な恭子さんの相手ならそういう人の方が結構お似合いなんじゃないか?」
香苗 「ん~でもなんかねぇ……。」
活発でスポーツマンタイプというだけならそのイメージは良いはずなのだが、あのセクハラ紛い言葉やイヤらしい視線を向けてくる男性としてのイメージがある香苗は、中嶋に対する印象は決して良くない。
しかし香苗は自分が中嶋にセクハラ紛いの言葉を掛けられた事を、なぜか祐二には言えないでいた。
祐二 「仕事は?仕事は何してるって?」
香苗 「え?えーっと……確か株のトレーダーをしてるって。」
祐二 「トレーダー?企業の資産運用とかの?」
香苗 「ううん、個人でやってるんですって。」
祐二 「はぁ?個人で株のトレーダーって、株で生活してるって事か?」
香苗 「う~ん、たぶんそういう事じゃないかなぁ。」
祐二 「それは珍しいなぁ……珍しいっていうか普通じゃないよな、そんなのギャンブルみたいなモノだろ?」
香苗 「私もそう思ったけど、それで暮らしていけるのかしらねぇ。」
祐二 「なんか意外だなぁ、恭子さんがそういう生活してる人と付き合ってるなんて。」
香苗 「うん、意外だよね……。」
仕事は何かと聞かれて・株で生活してます・なんて、一般的にあまり良い印象はない。
昨日は仕事の話をそれ程深くまで聞かなかったが、その事も香苗が中嶋に対して疑念を抱く要因になっている事は確かだった。
香苗 「旦那さんに宜しくって言ってたわ。今度は4人で飲みましょうって。」
祐二 「あぁ、まぁ俺としては会って見ないとどんな人か分からないし。あ~でも俺仕事忙しくなりそうだからしばらくは無理かもなぁ。」
祐二の話では、職場で少し厄介な事が起きて、しばらく残業や出張が多くなりそうだという事だった。
近頃責任ある役職についたばかりの祐二。やっと仕事にも脂がのってきて、男としては忙しいけれども働き甲斐のある時期でもあった。
香苗 「そっかぁ…でも無理しないでね祐二。」
祐二 「ハハッ大丈夫だって、まだまだこのマンションのローンもあるしな、頑張り時さ。」
香苗 「昨日の夜ご飯はコンビニでしょ?これから残業長引きそうな時はお弁当作るから言ってね、栄養ある物食べないと。」
祐二 「あぁ、ありがとう……なんだか妙に優しいなぁ香苗、何かあった?」
香苗 「べ、別に私は主婦の仕事をちゃんとしたいだけよ、祐二にはいつも働いてもらってるんだし。」
実は香苗は普段あまり表には出さないが、仕事で頑張っている祐二に対して、自分の事で心配を掛けないように心掛けていたりした。それが夫を支える妻としての正しい姿勢だと思っていたからだ。
だから香苗は結婚してからは、少々の悩みなどは自分の中に閉じ込めて1人で消化していたり、少しばかり体調が悪くても祐二には気付かれないように笑顔を作っていたりしていた。
そのため一度だけ、香苗が風邪を患っていた時に、祐二にそれを隠して無理に家事をしていたためにダウンしてしまった事があり、その時は祐二に凄く怒られた。夫婦なんだから変な気は使わなくていいと。
そういうところは香苗の長所でもあり短所でもあるのだが、ある意味それが根は優しくて真面目な香苗らしい所でもあった。
香苗 「祐二、少し睡眠摂った方がいいんじゃない?寝てないんでしょ?」
祐二 「あぁ、そうだな、もう眠いわ。香苗はいいのか?昨日は遅かったんだろ?」
香苗 「え?わ、私は大丈夫よ!昨日は結局祐二と電話した後すぐにお開きになったし。」
正直に言えば香苗も眠かった。
実は昨日はベッドに入ってからも殆ど眠れなかった香苗。
その理由は、とても香苗の口から祐二に言えるようなものではない。
そう……昨日ベランダで隣の音を盗み聞きをした後、どうしようもなく熱くなってしまっていた身体を香苗は、ベッドの中で自分で慰めていたのだ。
香苗にとっては久しぶりの自慰行為であった。
思い出すだけで、香苗の頬はポッとピンク色に染まる。
祐二 「ん?どうしたんだ香苗?顔赤いけど。」
香苗 「……え?ううん!なんでもないよっ。」
恥ずかしい……余計な心配を掛けたくない……いや、それ以前の問題として香苗がそれを祐二に言える訳がないのだ。
なぜなら香苗は昨日の夜、祐二以外の男性の事を考えながら自分を慰めてしまったのだから。
15
香苗 「……はぁ……」
香苗はため息混じりに頭を抱えていた。
昨日の出来事がどうしても頭から離れない。それに昨夜ベッドの中で1人でした事も。
愛する夫以外の男性を想像しながらしてしまった事への罪悪感も香苗を悩ませていた。
非日常的な体験・記憶から早く脱したいと思っていても、ふと気付いた時には昨日中嶋に言われた事やベランダで盗み聞きした時の事を考えてしまっている。
それ程に昨日の体験は香苗にとって衝撃的で刺激的な出来事として記憶に刻み込まれてしまっていたのだ。
……時間が経てばきっと忘れる事ができる……でも、なるべく早く忘れたい…いいえ、早くこんな事忘れないといけないわ……
そんな事を考えながら香苗は日常通りの家事を続けていた。
しかし家事をする事で気を紛らわそうとしても、やはりあの記憶は頭から簡単には離れてくれない。
夜、祐二と2人で使っているベッドに入った香苗は、何かを求めるようにして横にいる祐二に身体を寄り添わせた。
祐二の仕事が特に忙しくなってからはめっきり少なくなっていた夫婦の夜の営み。
祐二が疲れているのは分かっていたが、今の香苗にはどうしても肌で感じる祐二の愛情が必要だったのだ。
香苗 「ねぇ祐二……」
横で寝ている祐二の肩を指先でツンツンと突く香苗。
祐二 「……ん?何?」
祐二がそれに反応して香苗の方に顔を向けると、香苗は少し甘えるようにして布団の中で祐二に抱きついた。
祐二 「珍しいな、香苗の方からなんて。」
香苗 「もぅ……恥ずかしいからそんな事言わないでよ。」
祐二 「そういえば最近してなかったもんな。」
香苗 「……ウン…。」
香苗のささやかな求めに応じるようにして祐二は香苗にキスをした。
香苗 「ン……ハァ……」
久しぶりに感じる夫・祐二の味。
キスをされた瞬間から、香苗は身体の奥から熱い興奮が込み上げてくるのを感じた。
ハァ……ハァ……ハァ……
自然と荒くなる呼吸。
香苗 「ン……ァ……祐二…ハァ……」
祐二の手が身体に優しく触れてくる。そして香苗の方からも手を祐二の肌着の中に入れてみる。
素肌から感じる祐二の温かい体温。心臓の鼓動。祐二の身体を弄るように手を動かす果苗。
祐二 「ハァ……今日はいつになく積極的だな?何かあったのか?」
香苗 「ン…ハァ……ううん…別に…ン……」
祐二の愛で忘れさせて欲しかった。
香苗の中にある、祐二以外の男を想像してしまったという記憶を。
香苗の中に入り込んできたあの男。
好きでも何でも無いはずの、いや、寧ろ警戒感さえ抱いている男に抱かれるところを想像してしまった事。
そう……まだ一度しか会っていないあの中嶋に抱かれるところを想像してしまった記憶を、香苗は祐二の愛で打ち消してもらいたかったのである。
香苗 「ァァ……祐二…ハァ…好き……愛してる…ハァ……」
布団の中で生まれたままの姿になった2人は、お互いの愛を確かめるように肌と肌を合わせた。
そして祐二の手はゆっくりと香苗の大事な部分へと流れていく。
香苗 「……ァン……」
祐二 「ハァ……香苗…凄い濡れてる……」
香苗 「イヤ……言わないで……」
祐二の言うとおり、今日の香苗の興奮はいつもより数倍大きなものであった。
こんなにも男の人を、祐二を欲しいと思ったのは初めてかもしれない。
恋人、夫婦として今まで何度も身体を重ねてきた事のある祐二、そして香苗自身でさえも、香苗はこういった性的な事には淡白な方だと思っていた。
もちろん男女の関係において大事な事だという認識はあったが、正直自分から求める程好きではなかったというか、生活の中で優先順位がそれ程高いものではなかったというのが、香苗の本心だった。
しかし今の香苗は違う。
こんなにも身体が疼くのはどうしてだろう……。
香苗 「ハァ……祐二……早く…ハァ……」
殆ど愛撫の必要がない程に濡れていた香苗の秘部は、すでに祐二のモノを欲していた。
祐二もいつもとは違う、香苗の火照った表情に興奮を掻き立てられる。
香苗の潤んだ目が自分を欲してくれている。
こんなに欲情している香苗を見るのは初めてかもしれない。
祐二 「香苗…ハァ……入れるぞ?」
香苗 「……ウン…」
ストレスの多い最近の生活の中ではなかったくらいに固く勃起した祐二のペニス、その先端が香苗の濡れた秘裂に当てられる。
そして祐二はゆっくりと腰を前に進めた。
香苗 「……ン……ァァ……」
自分の身体の中に祐二が入ってくるのを感じると同時に、香苗は祐二の愛に身体が満たされていくような幸せを感じたのであった。
16
祐二は隣でグッスリと眠りについている。やはり仕事で疲れが溜まっているのか少しイビキも掻いているようだ。
香苗 「……」
もう時計が0時を回ってから大分経っていて、すっかり夜中だ。
香苗もいつもなら疾うに寝ている時間帯である。
……どうしよう…寝れないわ……
子供の頃から大人になるまで、両親の教育のお陰か至って健康的な生活を送ってきていた香苗。
夜更かしなどはなるべくしないようにしていたし、規則正しい生活で夜眠れなくなる事なんて殆ど無かった。
それが昨日に引き続き今日もこんなに眠れなくなってしまうなんて、香苗にとっては珍しい事であった。
そうだ……香苗は昨日も同じように寝れなかったのだ。
身体の中に溜まっていたモヤモヤとしたモノがどうしても解消できなくて。
そして今香苗が眠れない原因も、実は昨日と同じであった。
香苗 「……はァ……」
隣で祐二が眠るベッドを抜け出した香苗は、リビングで温かいお茶を入れて口に含んだ。
……どうしてなの?……・
寝間着の上から自分の下腹部にそっと手を当てる香苗。
香苗は自分自身の身体に戸惑いを感じていた。
……さっき祐二としたばかりなのに……
そう、先程祐二と性的交わりを終えたばかりだというのに、未だに香苗の身体にはモヤモヤとしたモノが残っていたのだ。
いや、今やモヤモヤなんて生易しいモノではない。
それは昨日よりも、そして今日祐二と交わる前よりも酷くなっていたのだ。
身体が疼いて疼いてたまらない。
思わずテーブルの下で腿と腿をすり合わせてしまう香苗。
……イヤ…どうして……
祐二とのSEXに幸せを感じていたのに、満足感を感じていたはずなのに、香苗の身体はまだまだ足りないと言わんばかりに疼いている。
香苗 「……ハァ……」
どうして?と、心の中で自問する香苗であったが、それは決して香苗の本心ではなかった。
本当は心の奥にある気持ち、香苗の本心はその答えを何の疑いもなく知っている。
香苗は…もっと多くの性的快感を欲していたのだ。
そして香苗は今、逃れようのない現実にぶつかっている。
・自分は、いや、自分の身体は祐二とのSEXに満足していないと・
香苗は今、女性の身体に生まれて初めて感じているのであった。性的な欲求不満というものを。
香苗 「……ダメ……」
香苗は思わず首を横に振った。
認めたくなかったのだ、そんな風に夫のSEXに不満を抱き、身体を発情させている自分を。
そして香苗は今心の中で闘っていた。
どうしようもない程に自身の股間に手を伸ばしたくなっている自分と。
香苗 「……ァァ……」
自分の意思とは関係なく、頭の中に淫らな妄想が勝手に拡がっていく。
……イヤ……ダメよ…ダメ……
拒否すればする程、駄目だ駄目だと自分に言い聞かせる程、なぜかそれはエスカレートしていってしまう。
香苗の脳内に拡がっていく妄想は徐々に鮮明な映像に変わっていく。
そしてその映像の中に今ハッキリと1人の男の姿が現れたのであった。
香苗 「……ゴクッ……」
その瞬間思わず生唾を飲み込んだ香苗。
香苗の頭の中に現れた男、それはもちろん夫の祐二ではない。
祐二よりも大きく逞しい肉体、あのイヤらしい目付き、言葉……何かは分からないが、明らかに同じ男性でも祐二からは感じない何かを持っているあの男。
そう……それは中嶋だ。
中嶋が頭の中で香苗に声を掛けてくる。
中嶋 『どうしたんですか奥さん、そんな顔して……』
香苗 『ぇ……?』
中嶋 『へへっ……惚けたって俺にはすぐに分かるんですよ、奥さんが今何を考えているのか。』
香苗 『な…何を言ってるんですか……』
中嶋 『奥さん…ホントは凄くエッチなんでしょ?俺奥さんの顔を一目見た瞬間に分かりましたよ。あ~この女エロいだろうなぁ……飢えてるんだろうなぁ……てさ。』
香苗 『……イヤ……』
中嶋 『奥さん正直に言ってくださいよ、いつも我慢してたんでしょ?旦那との退屈なSEXに』
香苗 『……そんな事……』
中嶋 『ほら、今だって顔に分かりやすく書いてあるじゃないですか。・私は欲求不満な女です・ってさ。』
香苗 『……』
中嶋 『いいんですよ奥さん、俺の前では本性を剥き出しにして淫らになっても。』
香苗 『……中嶋さん……』
中嶋 『ほら…我慢しなくていいんです。』
香苗 『……ン……』
中嶋 『そう、手を奥さんの一番エッチな所へ……思う存分気持ち良くなればいいんです。』
香苗 『ハァ……ァァ……』
香苗は妄想の中にいる中嶋の指示通りに自ら手を寝間着の中、疼いて疼いて仕方ない秘部へと持っていってしまう。
……もう……ダメ……我慢できない……
クチュッ……
指先に感じた湿った感覚、香苗のアソコは自分でも信じられない程濡れていた。
その原因が今香苗の頭の中にいる男の存在にあるという事は、香苗自身も疑いようの無い事実であった。
香苗の身体は中嶋に濡らされていたのだ。
17
……ハァ……こんなに……
自分の愛液に濡れた指先を火照った表情で見つめる香苗。
そしてゆっくりと目を閉じ、再びその手を下へと移動させる。
明かりを消し薄暗くなったリビングのソファで、香苗は本格的な自慰行為を始めたのだ。
香苗 「……ン……ァ……ハァ……」
夜中のリビングに小さく響く、香苗の湿った声と息遣い。
中嶋 『そうです奥さん…ほら、空いてる方の手で胸も揉んでみたらどうです?俺に激しく揉まれるところを想像してみてくださいよ。』
妄想の中で耳元に囁いてくる中嶋の言うとおりに、香苗は片方の手を自身の胸の膨らみへと移動させる。
寝間着のボタンを外し、乳房を露出させると、先程祐二の前で裸になった時とは違う興奮を感じた。
それはここがリビングだからなのか、それとも妄想の中に中嶋が居るからなのかは分からない。
香苗 「……ンッ……」
白く柔らかな乳房をゆっくりと揉み始める香苗。
中嶋 『乳首も……勃起させるともっと気持ちよくなりますよ。』
香苗 「ン…ハァ……」
乳首を人差し指と親指で摘まんだり転がしてみたり、すると香苗の乳首はあっという間に固くなり勃起する。
胸と股間にそれぞれ手を伸ばし、淫らに性感帯を刺激する人妻。
夜中の薄暗いリビングで発情したメスの姿を露わにした人妻。
香苗 「ァ……ン……ハァ……」
愛液が付着しヌルヌルと滑りのよくなった指で特に敏感な陰核を刺激してみる。
香苗 「…アッ……」
触った瞬間、香苗の口から思わず声が漏れる。
香苗の自慰行為は主にその陰核への刺激によるものだった。
自分の身体の中で一番はっきりとした快感を感じられる場所であるクリ○リス。
香苗はそこを集中的に刺激し続ける。
香苗 「ン……ァ……ン……ン……」
中嶋 『へぇ~奥さん、クリが好きなんですかぁ、ヒクヒクしますよ?イキそうなんですか?』
イキそう……?
香苗は昨日聞いてしまった恭子の喘ぎ声を思い出した。
……アッアッ…ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!……
あんなに切羽詰った声。いや、あんなに気持ち良さそうな声を上げていた恭子。
香苗は今までの人生で性的な快感絶頂を経験した事がなかった。
それは高校時代に初めて覚えた自慰行為でも、そして今まで付き合った恋人や今の夫・祐二とのSEXでも。
……イクのってどんな感じなんだろう…そんなに気持ちイイの……?
今までの自慰行為でも身体が熱くなって、何かが近づいてくる感覚はあった。
でもなんだかそれを迎えてしまう事が、頂に達してしまう事が怖くていつもできなかった。
中嶋 『イッた事がないんですか奥さん、では今日はイクところまで刺激してみましょう。』
香苗 「ハァ……ァァ……」
中嶋 『怖くないですから大丈夫ですよ、凄く気持ちいいですから。』
香苗 「……ん……」
中嶋 『ほら、手をもっと激しく動かして、乳首も少し痛いくらいに摘んで…そうです…イクまで止めちゃいけませんよ。』
香苗は妄想の中の中嶋に煽られながら、自分の身体を刺激する手をより激しく、より淫らにしていく。
身体がどんどん熱くなっていくのが、そしてあの頂が近づいてくるのが、今まで経験した事がないにもかかわらず本能的に分かる気がする。
香苗 「ン……ァ……ハァ……アッ…ン……」
寝室に祐二がいる事も忘れて、快感に浸る香苗。
夢中になっているのだろう。ソファの上で乳房を曝け出し、股も普段の香苗では考えられない程だらしなく開いている。
今自分がどれだけ淫らな格好をしているのか、香苗は気付いていない。
中嶋 『……イヤらしいですねぇ奥さん……』
ピチャピチャピチャ……
香苗 「ハァ…ンン…ン…ンー……」
ついには大量に溢れ出した愛液が指の動きに合わせて音を立て始めた。
そんなイヤらしい粘着質な音も、今の香苗にとっては興奮の材料にしかならない。
無意識の内にわざと音が鳴るように指を動かしている自分がいる。
ピチャピチャピチャ……
香苗 「ああ……ハァッ……ハァ……ンン……」
気持ちが高ぶり、声も自然と大きくなっていく。
中嶋 『もうイキそうなんですね?指は止めないで、そのままイってしまいましょう。ほら、さらに激しくして……もっとです、もっと激しく。』
香苗 「ああ……ハァン……アッアッ…ンーー…」
絶頂はもう目の前まで来ている。
初めての経験という恐怖から、一瞬指を止めてしまいそうになった香苗だったが、なぜか頭の中の中嶋の声に従ってしまう香苗は指を止める事ができない。
……ああ……もうダメ……もうダメッ……
ソファの上で目を閉じたまま身体を仰け反らせるようにして顔を天井に向ける香苗。
気持ちよすぎる快感がもうその決壊を向かえそうだ。
中嶋 『イキそうでしょ?イキそうなんだろ奥さん?イク時はイクって言うんですよ、昨日の恭子のように……言えばさらに気持ちいいですから……さぁ、思う存分イってください。』
クチュクチュクチュチュクチュ……!
香苗 「アア……ンッンッンッ…ハァァァ!」
身体の奥から吐き出すような喘ぎ声がリビングに響く。
ジェットコースターで一番高い所へ到達し、そこからグワンッと身体が一気に真下へ向かっていくような感覚だった。
身体をさらに仰け反らせ、ソファから腰を大きく浮かせる香苗。
そしてついに、
香苗 「ハァァンッンッンッ……ああ!……イッ……イクッ……アンッ!……」
ビクビクビクビクビクン……!!!!!
真っ白になる脳内、震える身体、痺れる感覚、そして…信じられない程甘い快感が香苗の全身に広がる。
こうして香苗は、妄想の中の中嶋に誘導されるようにして、人生初の快感絶頂を迎えたのであった。
18
祐二 「じゃあ、行って来るわ。」
香苗 「うん、いってらっしゃい。」
朝、仕事に向かう祐二をいつも通りに見送った香苗。
笑顔で見送ったものの、祐二が出て行くと香苗はすぐさまその場で欠伸(あくび)をしてしまった。
完全に睡眠不足だ。2日続けての夜更かしが原因である。
香苗 「……はぁ……」
そして欠伸をしたかと思えば、今度は深いため息が口から漏れる。
キッチンに戻って朝食で使った食器を洗いながら、香苗は同じようなため息を何度も出していた。
その原因はやはり、昨日夜中に自分がしてしまった事だ。
夜中に1人でリビングでした自慰行為。
昨日はなぜか信じられない程興奮している自分がいて、女性として初めての快感絶頂も体験してしまった。しかも夫・祐二とのSEXの後にだ。
身体の中心を突き抜けるような刺激的な快感。
これがイクという事なんだと、その女性だけが経験できる快楽に悦びを感じている自分がいて、そして素直にイク事は気持ちイイのだと全身をもって感じた。
絶頂の余韻に身体を震わせながらそんな事を本能的に感じていた香苗。
しかし、その後に香苗を襲ってきたのは強烈な罪悪感と後悔だった。
香苗は真面目な女性だ。
妄想の中とはいえ、祐二を裏切ってしまった自分が許せなった。
香苗は妄想の中であの男、中嶋の声によって人生初の快感絶頂へと導かれたのだから。
夫以外の男性に性的な感情を抱いてしまった自分が情けない。
自分はそんなにだらしない女だったのかと、心の中で強く自分を責めた。
その後しばらくソファの上で泣き続けた後、香苗は祐二がいるベッドの中に戻った訳だが、仕事に疲れてグッスリ眠っている祐二の顔を見ると余計に辛かったし、今朝の祐二が仕事へ向かう姿を見るのも辛かった。
……祐二は一生懸命私のため、家族のために頑張ってくれているのに……
そんな強い罪悪感と後悔を感じる中で、香苗は強く心に決めるのであった。
もうあんな裏切り行為はしたくない、いや、絶対にしない。
心の中だけでも他の男性の事を考えるなんて、そんな事はもう二度とあってはいけない。
……私は祐二の妻で、祐二は私を愛してくれてるし、私も祐二を愛してるんだから……
祐二を愛してる……それは香苗の心に確かにある揺ぎ無い気持ち。
それを再確認した上で、罪悪感や後悔が大きかった分、香苗のその決意は固いものであった。
そう……少なくともこの時は香苗の決意は相当に固いものであったのだ……この時は……。
朝の洗濯という仕事を終えた香苗は少し仮眠を取る事にした。
昼間から寝てしまうような主婦にはなりたくないと思っていた香苗だったが、今日は別だ。
少しでも睡眠をとらないと晩御飯の仕度にも支障がでそうだし、今日は食材の買出しや祐二に頼まれている銀行の手続きにも行かないといけない。
こうやってまた家事に集中できる生活が戻ればあんな事はきっとすぐに忘れられる。香苗はそう考えて気持ちを切り替える事にした。
お隣でせっかく友達になれた恭子だったが、もし次に中嶋が来るような機会にはしばらく参加しないでおこうと思った。
中嶋という男をそんな風に変に意識する事自体間違っているような気もしたが、よくよく考えてみればみる程、やはり香苗は元々あんな風にセクハラ紛いの言葉を女性に対して平気で掛けてくる男性が好きではなかった。
祐二もしばらく仕事で忙しいと言っていたし、恭子だって同じように忙しいだろう。どうせそんな機会しばらく無いとは思うが、もし誘われてもやんわり断ればいい。
そんな風に自分の中で考えをまとめ、ある程度気持ちを落ち着かせる事に成功した香苗は、目覚まし時計をセットして仮眠のためベッドに入った。
……大丈夫、すぐに忘れられるわ…ううん、もう気にしてないんだから……元に戻ろう……
ベッドの中で目を閉じ、そう何度も自分に言い聞かせる事で安心できたのか、香苗はすぐに眠りの世界へと落ちていった。
安心という感情は良質な睡眠のために絶対に必要なもの。
大きな後悔から、なんとかある種の安心を生み出す事ができた香苗は、気持ちよく眠りの世界に浸っていた。
しかしこの後、香苗は思わぬ形で眼を覚ます事になる。
19
「え~スゴ~イ!ホントにいい部屋じゃん!」
「だろ?ここ昼間は俺の自由に使えるからよ。」
微かに聞こえる、男女の声。
せっかくよく眠っていたのに、どうしてこんなに小さな声が耳に入ってきてしまうのだろう。
「いいなぁ私もこんな部屋に住んでみた~い。」
「ハハッだったら金持ってる男でも捕まえるんだな。」
どこかで聞いた事のある声。
香苗 「……」
まだ半分眠りの中、ボンヤリとした頭で香苗はその声が誰のものかを思い出そうとしていた。
……祐二……じゃない……祐二の声はもっと安心できる声だもの……
……じゃあ誰なの?……何……この感じ……
なぜかこの微かに聞こえる声に集中してしまう香苗。
香苗 「……ん……」
そして香苗はその気に掛かる声のせいでついに目を覚ましてしまう。
そっと目を開け、ベッドから顔を上げる香苗。
時計を見るとまだ昼前、あと1時間くらいは眠っている予定だったのに。
「へぇ~その人トミタで働いてるんだぁ、じゃあエリート?よくそんな人をモノにできたね。」
「そういう女程普段から色々と我慢して溜め込んでるからな。金持ってるだけじゃなくてそいつ結構いい身体してるしよ、最近の女の中じゃ1番だな。」
「え~じゃあ私はぁ?ていうか英治って最低な男ね、フフッ……」
声は微かに窓の外の方から聞こえる。
香苗 「……中嶋さんの……声…?」
隣のベランダで話をしているのか、それとも窓を開けたまま大声で話しているのか。このマンションはそんなに壁が薄くはないのだから。
声は中嶋のものともう1人、女性の声が聞こえるが、それは声質からして明らかに恭子のものではないように思えた。
……恭子さんは仕事のはずなのに、どうして中嶋さんがいるの……
そんな事を考えながらゆっくりとベッドから起きて寝室からリビングの窓の近くまで歩いていく香苗。
無意識の内にもっとその声がハッキリと聞こえる場所へと向かってしまう。
……この女性の声……誰なの?
初めて聞く声だし、それにその言葉使いなどから考えると随分と若い女性なのではないかと香苗は思った。
香苗 「……。」
香苗は窓の鍵をゆっくりと下ろして、窓を音がしないようにそっと数cmほど開けた。
寝る前にもう中嶋の事は気にしないようにと心に決めていたはずだったのに、まだ眠りから覚めたばかりの香苗は、ボンヤリとしたままそんな事は考えいなかったのかもしれない。
ただ、なんとなくこの女性の声が気になっていたのだ。
窓を開けた事で声はよりハッキリと聞こえるようになった。
中嶋 「まぁ正直恭子にも最近飽きてきたけどなぁ、でもアイツ金持ってるからなかなか捨てれねぇんだわ。」
「フフッ…ホント悪い人。」
中嶋 「へへ……でもそんなお前も俺に夢中なんだろ?」
「自惚れないでよ、英治とはこっちだけ……」
中嶋 「そんなに俺のコレが好きか?」
「……うん……」
中嶋 「彼氏のよりもか?」
「……うん……だって、英治って凄過ぎるんだもん。」
中嶋 「今までの男達と比べてもか?」
「うん…ダントツで……だから……ねぇ…」
中嶋 「おいおい、もう我慢できねぇのかよ、仕方ねぇなぁ。」
いつの間にか先日と同じように隣から聞えてくる声を盗み聞きしてしまっている香苗。
窓の近くにしゃがみ込んで耳を少し開けた窓の外へと向けている。
胸がドキドキと高鳴って、先日の記憶が蘇ってくるようだった。
……何…してるの…恭子さんの部屋で……
「うん……我慢できないよ…だって英治とは久しぶりだし……」
中嶋 「ずっと彼氏ので我慢してたのか?」
「もぅ……彼氏の事は言わないで……」
中嶋 「俺の代わりをできる奴はそうはいないからなぁ。」
「……なんかもう別れようかぁって最近思ってるし……」
中嶋 「SEXに満足できないから別れますってか?エロい女だなぁお前も。」
「……だってぇ……」
中嶋 「フッ…でも別れるなよ、これは俺の命令だ。人の女じゃないとあんまり興奮しないんだわ俺。」
「もぅ……ホント変態だよね、英治って……」
中嶋のその言葉を聞いて香苗は胸をつかれたような思いになった。
香苗 「……」
……人の女……
自分の事を言われた訳でもないのに、香苗がその言葉に反応してしまうのは、『人の女』という条件に既婚者である自分は該当してしまっているからかもしれない。
20
少し静かになって隣の雰囲気が一気に変わった事が分かった。
「ン……ァ……ン……」
微かに聞こえる女性の吐息。
男女2人が何かを始めた事は確かであったし、何を始めたのかは容易に想像できる。
香苗 「……ゴクッ……」
思わず生唾を飲み込む。
先日と同じように、またも隣の部屋の世界へとのめり込みそうになる香苗。
しかしふとした瞬間、香苗は一瞬我に返った。
……はっ……わ、私……何やってるのよ…またこんな盗み聞きみたいな事……
自分がしている他人の生活を盗み聞くという普段では考えられない異常な行動に、香苗は今再び気付いたのだ。
……ダメ……ダメよ……
香苗は何度も頭を横に振り、心の中で自分にそう言い聞かせると、そっと立ち上がり開けていた窓をゆっくりと閉めた。
窓を閉めたら殆ど声は聞こえなくなったが、よーく耳をすますと微かに聞こえるような気もする。
……もう気にしないって決めたんだから……騒音って程うるさい訳でもないし……気にしなければ聞えないはずよ……
部屋の時計を見ると、もう買い物に出掛ける予定の時間だ。
香苗はお茶を一杯飲み落ち着きを取り戻すと、出掛ける準備を始めるのであった。
香苗 「中嶋さんってやっぱりああいう人だったのね、他の女の人を恭子さんの部屋に連れ込むなんて最低だわ。」
車を運転しながら運転席で香苗はブツブツと独り言を呟いていた。
それにその様子はどこか怒っているようにも見える。
香苗 「それに恭子さんが可哀相だわ……あんな……」
・でもアイツ金持ってるから捨てれねぇんだよなぁ・
香苗 「……さいっ低!!最低っ!女の敵よ!あんな男。」
どうやら冷静さを取り戻してからは、中嶋が言っていた言葉を思い出し、それに対して怒りが収まらないらしい。
そして同時に香苗は自分自身にも腹が立っていた。あんな男の事を考えて恥ずかしい事をしてしまった自分に……考えれば考える程腹が立つ。
香苗 「恭子さんに…教えてあげた方がいいのかしら……」
恭子さん、あなたの彼氏…中嶋さん浮気してるわよ、しかも他の女の人を連れ込んでるわよ…
香苗 「……はぁ…でもそんな事簡単には言えないわ、きっと恭子さんその事知ったら深く傷つくもの。」
先日の食事会で恭子が楽しそうに、幸せそうに中嶋と話していたのを思い出すと、心が痛む。
そしてそんな恭子を裏切っている中嶋への嫌悪感がどんどん増してくる。
香苗 「どうしたらいいのかしら……友達としてほっとけないわ。」
香苗はそんな風に頭を半分抱えたように悩みながら買い物をしていた。
せっかくできた大切な友人。恭子が隣に引っ越してきてくれてどんなに嬉しかったことか。
あんなに礼儀正しくて優しい恭子…しかし、そんな恭子の相手が中嶋のような男とは、やはりどうしても納得できない。
……同じ女性として尊敬さえしていた恭子さんがあんな男に騙されてるなんて……
人は誰にでも欠点はある。
一見完璧に見える恭子も、男性を見る目はあまり無かったという事だろうか。
なんにしても、やはりこのまま中嶋がしていた事を友人として見過ごしたくはなかった。
香苗 「今夜、祐二に相談してみようかな……」
買い物を終えた香苗はマンションの地下駐車場に車を止めて、両手に買い物用バッグを抱えながらエレベーターへと向かった。
……そういえば祐二、今日も遅くなるかもしれないって言ってっけ…早く帰ってきてくれるといいなぁ……
なんとなく今日は早く祐二の声が聞きたい気分だった。
それは午前中にあんな事があったからだろうか。
自慰行為の罪悪感を感じてから、香苗の心の中では逆に夫・祐二との愛を確かめたいという気持ちが沸きやすくなっていたのかもしれない。
そんな事を考えながらエレベーターを待っている香苗。
しかしその時だった。
香苗 「………?」
ふと、香苗は背後から人の気配を感じた。
中嶋 「あれぇ?奥さん!ハハッ偶然だなぁ!買い物の帰りですかぁ?」
その声に驚くようにして振り返る香苗。
香苗 「……な、中嶋さん!?」
香苗の表情は明らかに動揺しているようだった。
しかしそれは仕方のない事なのかもしれない。
振り返った香苗の目の前には、あの中嶋がニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながら立っていたのだから。
半年の単身赴任から帰宅すると・・・興信所に調査を依頼した3
11 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:04:31
みんな随分待たせてすまない、さすがにゆうべってか今朝ホテルに帰ってから爆眠しちまってさ、起きたら起きたで約束とかあってやっと今暇になったんだ
昨夜のパーティーの様子を異常に詳細に描写したのは俺が何を作り、やろうとしてるかを理解してくれるとありがたいなって思ってのことなんで、
最後まで読んでくれればわかるんだけど、ただ結果としてエロ描写の嵐になっちまったんでさ、もしウザかったら読み飛ばしてくれるとありがたい。
12 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:04:59
ごめん、後にするよ
13 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:06:57
>>8
やっぱ君後で来て
>>11-12
気にしないで報告を
15 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:08:26
>>8
わりこんだ形になってしまってごめんよ
20080926 15:30
結局その後新たな参加者はなく、当日のパーティーは妻とカメそして4名の客で行われた
妻が料理を終えて、それからしばらくの間は全員でビールを飲みながら歓談していた
8時少し過ぎにカメが妻の手を引き二人で心室に移動
カメは妻を抱きしめてしばらく熱の入ったキスをした後で、妻の服を脱がせにかかった
全裸にすると予めベッドの上においてあった赤い麻縄で妻を縛り始めた
俺は初めて見る光景だが、カメは実に手慣れた様子で妻の体に麻縄をかけていった
妻はうっとりとした表情で力を抜きカメのなすがままになっていた
ものの数分で実にきれいな形の後ろ手縛りの亀甲縛りの完成
カメは妻の股間縄の具合を確かめた上で満足そうにニヤッと笑った
次にカメは黒い革製の首輪を妻の首に巻き鎖をつないだ
最後にこれもお揃いの黒の革製の目隠しを妻にして終了
8時15分ごろ、妻はカメに鎖でひかれながら皆が待つリビング&キッチンに登場
一斉に歓声があがる、そしていよいよパーティーが始まった。
20 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:09:45
妻はカメに引きたてられて部屋の中央に設置されたビニールマットの上に正座させられた
カメを除く全員はすでに全裸になっている
一人の客が妻に近付き目隠しされている妻の頭を両手ではさんで
パーティーの興奮からすでに勃起している自分のモノを咥えさせた
妻は自分から頭を振り一生懸命しゃぶっている
10秒か15秒で男は離れた
その後カメが妻になにやら尋ねた、妻はしばし考えた後一人の男の名前を口にした
さきほどの客が歓声を上げてガッツポーズ
革製のバラ鞭を手にすると妻を四つん這いにさせて尻や太ももを何度も鞭で打った
そのたびに妻は尻を振り体をのけぞらせて悲鳴をあげた
目隠しされて何も見えない状態の上に、ビックリするほど大きな音がするバラ鞭の音が妻に余計に大きな恐怖心を与えるようだ
男達の興奮で静まり返った室内にパシーン、ピシーっと鞭の音が響き渡るたびに
妻は「アアアー」「ヒィーー」「もう嫌ー」「お願いもう許してー」と絶叫している
男が10回妻を鞭打つと再び妻は正座させられて次の男が彼女に奉仕させた
そうして男が離れるとまたカメが妻に質問、今度は妻は自分がしゃぶった相手がだれかを当てたようだ
妻は安堵したが、男は大げさに落胆して見せた後妻を取り巻く列の外側に出た
22 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:10:30
このゲームは男が最後の一人になるまで何度も何度も続けられた
どうやら勝ち残った男が今日最初に妻に挿入する権利を獲得する決まりらしい
このゲームの勝者の男は何十回も鞭打たれ汗ばみ荒い息遣いの彼女をマットの上に横たわらせた
そしてねっとりと舌を絡め口づけをし耳や首筋を舐めまわし、亀甲縛りされている妻の乳房をもみしだき乳首を摘み、捻り、口で吸い、舌先で転がし、噛んだ
目隠しされたままの妻はそのたびにビクビクと反応し、頭を振り乱し、「アッ」「アア」「んんんん」と何度も声を上げた
やがて男は妻の両足を折り曲げ開くと股間に食い込んでいる麻縄をずらして彼女の秘部を指で大きく開いて、しばらくもう片方の指でいじり回し挿入して注挿を繰り返していた
男はいよいよ妻の両足を限界まで開かせると、顔を妻のアソコに近づけ舌先でクリトリスを転がし吸いつき舐め回し舌を限界まで奥に挿入していた
妻は男の舌が自分の中に入った瞬間「アア」っとひときわ大きな声を上げた
24 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:12:35
男は十分に満足すると自分のモノを何度かしごきながら一気に妻に押し入った
男が押し入った瞬間妻は「アアアアー」っと一声大きく絶叫すると男に責められている間じゅう荒い息遣いで喘ぎ続けていた
周りを取り囲んでいる男達は今や興奮の極みで、妻の表情や男に貫かれ出し入れされている彼女の秘部を凝視しながら野碑た言葉やヤジを浴びせていた
【すごいよ○子ちゃん、マ○コ丸見えだよ、入ってるよ】
【ぐちゃぐちゃになってるよ】
こんな言葉を浴びせられるたびに、妻は激しく喘ぎながらも
「いやー見ないで、見ちゃダメー」などと頭を振りながら必死で叫んでいた
男は始めのうち妻の体を味わうようにゆっくりと注挿していたが段々とピッチを上げて最後には腰を彼女の股間に激しく打ち付けるようにして責めていた
男の腰使いが激しくなるにつれ妻の喘ぎ声は大きくなり、「ああ、もうダメ、イク!」と体を何度も痙攣させながらとうとう妻は絶頂を迎えた
男はただまだここではフィニッシュするつもりはないらしく、自分が逝く直前に妻の中から引き抜くとハアハアと荒い息をして満足そうな笑みを浮かべていた
27 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:15:10
そこでしばらくの間彼らは休憩をとり、ビールを飲んだり妻が作ったツマミを食べたりしてくつろいでいた
男に逝かされグッタリした妻は休憩の間、マットに横たえられて腰の辺りにバスタオルが一枚かけられていた
男達の休憩が終わると今度は妻は男達に抱えられてビニールマットの引いてあるダイニンゲテーブルの上に乗せられて両足を大きくM字に開脚した格好で固定された
そして二人の男が妻を動けないように抑えながら両方の乳首を弄び、一人の男がスティック状のバイブを妻の秘部に挿入して注挿している
最後の男に電マでクリトリスを責められながら妻は「アアア、アアアア、ダメ、ダメ、ウウウ、イキそう、イキそう」縛られ押さえつけられた体を激しく痙攣させてあっという間に逝きそうな様子を見せた
しかし男達は妻が逝く寸前にすっと電マを離し動きを止めた
これを何度も何度も繰り返されるうちに妻はどんどん乱れていき、ついに自分から必死で懇願していた
「いやーやめないで、お願い」「あああお、願いだから逝かせて」「お願い逝かせて、一度でいいから逝かせてーーー」彼女は切なそうに尻をひくつかせながら絶叫していた
デジカメとビデオカメラでそんな妻を激撮していたカメが妻に聞いた
【じゃあ後で浣腸させるな?】
「嫌、絶対に嫌、浣腸はいやー」
【じゃあしょうがないな、逝かせてやれないな】
そうしてしばらくの間また男達に責められ続けついに妻は泣きながら叫んだ
「ああ、ああ、もうダメ、もうダメ、なんでもするからー、逝かせてー」
【ちゃんと口にだしてはっきりと言わないか!】
「浣腸します、○子にみなさんで浣腸してください」
33 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:23:21
さんざん焦らしぬかれた妻はついに絶頂を迎え全身を激しく痙攣させ、押さえつけられた体をよじりながら激しく逝った
「気持ちいい!気持ちいいよ!ああ、ああああ、イク、イク、イクーーー」
妻はふいごのように荒い息をしながら小刻みに痙攣を繰り返し、全身に玉の汗を浮かべて放心している
しかしそのほんの数秒後再び男達は妻を責め始めた
やっと訪れた絶頂の余韻に浸る間もなくまた妻は追い立てられていった
体を押さえつけられ動きたくても動けない彼女はそれでも必死に身をよじりながら泣き叫んでいた「ああ、ダメ、ダメ、またイク、ううう、ああ、イク、イク、ひぃーーー」
立て続けに逝かされいよいよ彼女の全身の痙攣は激しさを増した
しかしまだ男達は彼女を責める手を休めてはくれない
そうしていったい何度妻は逝かされたのだろう
「ヒィー、もうやめて、お願い!もうしないで!ああああ、少しでいいから休ませて」
そんな彼女の必死の懇願は興奮の坩堝の男達の欲情に油を注ぐだけのようだ
男達の表情にもはや笑いはなく、彼らはギラギラした残忍な視線で汗だくになり泣き叫ぶ妻をひたすら責め続けた
「ヒィーーー、もうやめてー、死んじゃう、壊れちゃうよー」
頭を振り乱し、絶叫しながら泣き叫んでいる
全身を淫具で責め抜かれ立て続けに何十回も登りつめさせられた妻は、最後にひときわ激しく体をビクンビクンと波打たせるとついにガックリと失神してしまった
ダイニングテーブルの上でダラリと全身の力が抜けた状態で横たわる妻の汗だくの白い裸身はまるで死体のようで異様に艶めかしい
失神している妻の裸体にさきほどの小さなバスタオルがかけられて、再び男達は休憩に入った
37 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:26:16
つーかそのエロシーンは必要なの?
そういうことを書くにしても凸前後だけで十分じゃないの
38 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:26:18
しばらくして失神から覚めた妻はカメにトイレに行きたいと言った
それを聞いた男達はニヤニヤしながらバスルームから洗面器を持ってきて
M字に開脚されて縛られたままの妻の股間にあてがいそのまま洗面器の中にするように妻に命令した
「いやーそんなの絶対にいや、トイレに行かせてもう我慢できないよ」
涙声で懇願している
すかさずカメが
【何言ってるんだ?皆さんにお見せしないか!】
「いや、絶対にしない!」
【じゃあしょうがないな、○子が我慢できなくなるまでみんなで見物してるよ】
「いや、いや、いや、酷いよ」
どうやら本気で嫌がってるようだ、しばらく待っても妻が必死に我慢しているのに業を煮やした男達は一人が妻の腹部を押さえ、もう一人が彼女の膣に指を2本挿入して激しく注挿しだした
「やめてー、いやー」
妻は絶叫していたがやがて
「ああ、ダメ、出ちゃう、ああ出ちゃう、いやー」
やがてブシュブシュとテーブルの上のビニールマットに飛沫を飛び散らせながら妻は無理矢理に放尿させられた
妻がすべて出し切るまで男達は責めるのをやめなかった
「・・・・・うう・・・・・ううう」
嗚咽を漏らしながら妻は本当に泣いているようだった
しかし俺が飯食うテーブルで何やってやがんだバカヤロウが
42 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:30:19
その後再び床のビニールマットの上に妻がつれてこられてついに輪姦が始まった
まず最初の男が妻の両足を折り曲げながら大きく広げて挿入した
男は気持良さそうに一心不乱に妻の中に自分のソレを叩き込んでいる
激しい男の責めに妻は大きな声でよがっている
「ああ、ああ、気持ちイイ、気持ちイイよう」
そのうちに二人の男が手に赤い蝋燭を1っぽんづつ持って、火のついたそれを妻の体にかざした
妻はいまだ目隠しされたままの状態なのでなにも気がつかない
しかしやがて火に溶かされた熱蝋のしずくが彼女の乳房に垂れると激しく絶叫した
「ヒィー、あつ、熱いいいいー」「いやー、やめてー、熱いよう」
体をのけぞらせ、ビクンビクンと震わせながら泣き叫びだした
そんな妻の体の反応に彼女を犯している男は思わず快感の呻きをもらした
【おお、たまらん、マ○コがキュウキュウしまってビクンビクンしてるよ、こんな気持ちいいのは初めてだ】
男はあっけなく逝きそうになったらしくあわてて妻の膣から自分のソレを引き抜いた
まだここで射精するつもりはないようだ
43 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:30:38
・巨匠
44 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:31:55
最初の男が妻から離れるとすぐに次の男が彼女に覆いかぶさっていった
最初の男は自分も赤い蝋燭を握りしめると火をつけて蝋燭責めに参加した
男におかされながらなお3本分の熱蝋が容赦なく妻を襲う
「ああ、気持ちいい、感じる、ああ」
快感の喘ぎを漏らした次の瞬間には
「ヒィーー、あつ、ヒィーーー」
苦痛に泣き叫び絶叫している
赤い滴は妻の白い裸身に斑の模様を刻んでいく
豊かな乳房はもう赤い斑点でいっぱいだ、そして小さめの乳首には蝋の山が出来ている
妻の体に亀の甲羅の形に巻かれた赤い麻縄と白い肌についた赤い斑点が絶妙のコントラストを見せている
50 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:34:29
四円
51 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:35:16
男達の全員が射精寸前まで妻の体を楽しむと、今度は妻は後ろ手縛りのまま四つん這いにさせれれて今度はバックから犯された
そして今度も妻の白い背中や柔らかい尻に容赦なく熱蝋が垂らされた
一人目の男にバックから激しく突きまくられついに妻は熱蝋地獄の中でも達した
「ああ、あああ、ああ熱い、熱い、ああイク~、ううむ、うむ」
そしてそのまま前につんのめるようにして倒れこんでしまった
しかしまだ許されない、男は両手で妻の尻をつかむと強引に引き戻し再び突きまくった
男が射精寸前まで行くと次の男に交代して繰り返し繰り返し犯され続けた
交互に訪れる苦痛と快楽の絶頂に妻は泣き叫び、よがり、体を波打たせ、痙攣させ、錯乱しながら何度も何度も達した
そして再びガックリと失神してしまった、男達に犯し抜かれ半ば開きながら濡れて光る陰部が生々しい
52 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:35:27
・
55 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:36:25
上の階のBの部屋でこの一部始終を見ていた突入班の面々はこの異常なパーティーの内容に衝撃を受け、
次第に口数が減っていき、狭い室内に9人もの男がいるにも関わらず沈黙がその場を支配していった
場慣れしているはずの興信所員2名も今まさにわずか一階下の部屋で行われているこの壮絶に淫靡なライヴ映像に色を失ってしまった
どうやら冷静なのは心が壊れてしまっている俺一人のようだ
「さて、そろそろ準備してくれ」
俺がそう言うと、一瞬全員ははっとして我に返り一気に動き始めた
カメラ担当、ビデオ担当、チェーンカッターを持った者、全員が自分の機材を最終点検している
そしてパソコンのモニターを見ながら突入の瞬間を待っていた
64 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:39:26
一方パーティー会場では失神してしまった妻をそのままにして男達は洗面器になみなみと水を汲んできた
ガラス製の太い大きな浣腸器が2本用意されて妻が失神から覚めるのを待っていた
やがて一人の男がバラ鞭で妻の蝋まみれの尻を打った、1回、2回、3回、鞭の立てる鋭い音が室内に響き渡った
5回目か6回目で妻は気がついた
まだ朦朧としている妻に近付くとカメがニヤニヤしながら優しく言った
【さあ○子、お待ちかねの浣腸の時間だよ】
一瞬はっとして我に返ると妻は
「ああ、いや、浣腸は嫌よ」
カメは怒った表情を見せながら
【何言ってるんだ?さっき自分から浣腸して下さいって言っただろ?】
「だって嫌だもん、ああお願いそれだけは許して」
【しょうがないなー○子は、じゃあもう一度言わせてやるよ】
そう言うとカメはバラ鞭を取り激しく妻の尻や太もも、背中や、乳房を打った
何度も何度も
妻は次々と襲いくる苦痛に激しい悲鳴をあげたながら言った
「ヒィーーー、痛い、痛いやめて、お願いやめて、なんでもカメさんの言う通りにするから、お願い!」
【じゃあもう一度はっきりと言ってみろ!浣腸してくださいって!】
「あああ、浣腸してください、○子にみなさんで浣腸してください!」
【よしよしいい子だ、じゃあ○子の大好きな浣腸をたっぷりしてあげるからね】
「・・・・・ああああ・・・・・」
67 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:40:23
一人の男が潤滑クリームを妻の肛門に塗りこんでいる、丁寧に指をゆっくりと注挿しながら、指が挿入されるたびに妻はうっ、うっ、と鋭くうめき声をあげた
男の一人が、俺が寝室で何度か見たことのある歪な形の非情に抜けにくい形状のバイブを妻の秘部にゆっくりと挿入してスイッチを入れた
「あっ、ああ、いや、ああダメ」
これまでにさんざん責め抜かれた妻はすぐに反応して切なげに腰を動かした
浣腸器を手にした男が洗面器から水を吸い上げ妻に近付いて行った
もう一人の男が反対側から妻の尻をしっかり押さえると浣腸器のガラスの鶏管がゆっくりと潤滑クリームを塗った妻の肛門に挿入された
「ああ、怖いよう、」っと一声小さく悲鳴をあげ半泣きになりながらも妻はもうすでに諦め、覚悟をしていたのかじっとしていた
男は異常な興奮を見せ、ニタニタしながらゆっくりと妻の中に注入していった
「ああ、いや、あああ、うむ、ううう、冷たい、いや、」
妻は自分の腸内に侵入してくる冷たい水の感触に怯えながら呻いた
一人目の男が全て妻の中に注ぎ込むと、もう1本の浣腸器を握り締め準備していた二人目の男がすかさず妻の肛門に突き刺した
「ああ、いやー、冷たい、もうゆるして」
一回りしたころから妻の声のトーンが代わってきた
「もういや、もう勘弁して、お願いもう入れないでー、うう、苦しい!」
男達は異常な興奮状態だ、カメはビデオカメラで妻の尻と肛門を撮り続けている
70 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:41:23
あまりに衝撃的な映像だったためについつい見入ってしまったが、
ここで俺たちは動いた、突入開始~開始~!
俺たちは予め突入するための条件を決めていた、その条件が満たされるまではじっと待つ
ことにしていた
その条件の一つはパーティーに参加した男の全てが妻と姦通する瞬間まで待つこと
これはこの後で俺が奴らと戦うためにぜひとも必要としているからだ
そしてもう一つは出来るだけ長時間パーティーの様子を録画した後に突入すること
なぜ長時間の録画が必要かというと後に俺に都合がいいように編集するためだ
71 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:43:41
鶏管…?
嘴管じゃなく?
72 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:44:01
俺たちはBの部屋を出ると非常階段を使って出来るだけ静かに1階下の俺の部屋に向かった。
部屋の前まで来ると俺は鍵を取り出し静かに部屋のロックを解除した
チェーンカッターを持った人間が準備していたが、ドアチェーンは掛かっていなかった
ゆっくりとドアを開け俺たちは一人ずつ順番に侵入した
ここで心配した通りAが暴走した
極度の興奮と緊張のため自分とジャック・バウアーの区別がつかなくなったらしい彼は
目を血走らせながら巨体を揺るがせいっきにリビング&キッチンに駆け込むと
怒号一閃、「よーしそこまでだー、全員そこを動くなー!一歩でも動いたら撃つぞー!!!」
いったい何を撃つ気なんだオマエは
「武器を捨てて両手を上げろ~」
80 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:45:50
目を血走らせた巨漢の怒号で男達は蒼白な顔で沈黙しながら全員が浣腸器やらバイブを持ったまま両手を上げ、その一瞬後に全員手に持っていた淫具を放した。
しばらくして我に返った男達は口々に何なんだ?誰だあんた達は?
興信所の職員は冷静に男たちの様子をカメラとハンディーカムに収めていく
そこで俺が次第に冷静さを取り戻しつつあった男達に向かって言った
「俺は○子の夫だ、ここは俺の家だ、で?あんた達は誰だ?ここで何をしている」
男達は絶望的な視線で俺を見た後全員が俯いて黙り込んだ
縛られ目隠しされた状態の妻が「エッ?何?どうしたの?・・・何なのようー」って不安そうな様子で絶叫した
俺はつかつかと妻に歩み寄ると、彼女の目隠しをはずし言った
「○子大丈夫か?どうしたんだ?こいつらにレイプされたのか?」
長い間目隠しをされ続けていた妻はしばらく眩しそうに瞬きを繰り返した後に俺を見つめて絶叫した
「あ、あ、あ、アナタ、ヒィイイ、ヒィ、な何で、何でここにいるの?イヤ、イヤーーー」
90 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:48:51
トイレ四円
91 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:49:06
俺は妻への質問を繰り返した
「どうしたんだ?大丈夫か?こいつ達にレイプされたのか?」
だが妻は
いきなり突っ伏して
「イヤ、イヤ、イヤー」
と繰り返すばかりだった
今ややっと冷静さを取り戻した男達が口々に叫び始め
【いや違うんですご主人、これはレイプとかそういうことじゃないんです】
そこでほんの少しだけ冷静になりながらもまだまだジャックなAが一言
「黙ってろー、勝手に話すな、キサマ今度勝手にしゃべったら撃つぞ~~~」
だから何を撃つんだってオマエはw、つーかでかい声で叫ぶなよ隣近所に迷惑だろうがw
そこで妻がいきなり叫んだ
「あああ、ダメもうダメ、出る出ちゃう、トイレいかせて~~~」
その直後に妻はあてがわれていた洗面器に激しく排泄した、クッションマットの上に激しく飛沫を飛び散らせながら
あたりに異臭を放ちながら長々と排泄していた、終わったと思ったらまた激しくぶちまけての繰り返し
室内の全員が呆然とそんな妻の様子を眺めていた
全て出しきった妻は
「ほどいて、ほどいてよう、もういや、もういや、死にたい、死にたい、ああああ、」
号泣しながら絶叫していた
ジャックが妻の縛めを解こうと悪戦苦闘していたが、やはり不器用な彼に亀甲縛りは手ごわすぎた
とうとうキッチンバサミを持ち出してきてジョキジョキ切り始めた
やっとのことで麻縄から解放された妻は両手で顔を覆いウワーと号泣しながら寝室に駆け込んで行った
寝室の中からは長い時間妻の啜り泣きが聞こえていた
102 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:51:10
全員に衣服を身につける許可を与えた上で、静まり返った室内で俺はカメの前に行くと
「カメさんですよね?ちょっとあちらでお話しましょうか?」
と言って興信所のベテランのほうの職員と一緒にカメを書斎に連れて行った
「カメさん、私はあなたのことは大変よく知っています、どういうことですか?説明して頂きたい」
カメはしばらく俯いて黙っていたが、唐突に土下座して
【申し訳ありません、申し訳ありません、】
「あなた達は私の妻を大勢で輪姦していたのですか?」
俺がそう聞くと、カメは
【いや、いや、そうではありません、奥様も合意の上の行為です】
「はあ?どういうことですか?意味がわかりませんが?何ですか?アナタは以前から妻とこういう関係にあった、ということですか?」
【・・・はい、そうです、私は以前から奥様と不倫関係にありました、今日のことは奥様も承知の上のことです・・・】
ここで俺の耳に唐突にウ~ウ~というサイレン音が聞こえてきた
最初空耳かとも思ったがその音は次第に大きくなり、俺は確信した
ああ、やられた、しまった
これだけの大騒ぎを起こせば(特にジャック)当然隣近所に筒抜けだから、やはり警察に通報されたようだ
ジャックの怒号や狭い室内での大勢の激しいやりとりが近隣住民の不安を煽ったようだ
心配したことが実現してしまった。
115 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:54:12
しばらくしてインターホンが鳴らされ警察が部屋にやってきた
俺の部屋で人が殺し合いしている、とか、大勢の男が乱闘している、とかいった感じのかなり大げさな通報だったらしく、警官達は始めからかなり気色ばんでいた
寝室から聞こえる妻の啜り泣きと、淫具が散乱して妻の排泄の後も生々しい部屋の惨状を見た警官達は部屋の主である俺に説明を求めた
やむ負えず俺はありのままを説明した
「妻の浮気現場を押さえるために仲間たちと一緒に突入したらこの状態だった」
警官はレイプの可能性を考えたようだが、結局憔悴しきった妻が啜り泣きを続けながらもレイプではなく合意の上と証言したために、全員の身元を確認した上で簡単な聴取を行って引き上げていった。
妻の証言で警官は一気にやる気をなくしたようだ
ひとしきり俺たちにくれぐれも短気を起こして暴力沙汰などないように忠告することは忘れなかったが。
基本やはり警察は民事不介入が原則なので、被害者が合意と主張すればあっさりとしたもんだな
しかしこれは最初はやばいと思ったのだが、結果的には思いのほか好結果を俺たちにもたらした。
これ以降カメを始め男達は万が一にもレイプ犯として刑事事件にされてはたまらないとばかりに、率先して妻との関係を語り始めた
123 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:55:52
カメは全ての事実を自ら語った上で、これまでの全てのパーティーを撮影したビデオと画像の存在を認め、それを俺に提出することをあっさりと了承した。
俺にとってはカメからビデオや写真を全て回収することが何よりも重要だったので、
素直に認めて謝ってくれたら大ごとにするつもりなんて全然ないって雰囲気を全身で演出していたのだが
ベテラン興信所員がカメに同行して即座に証拠を回収してくることになった
彼らが出かけると私とBとで残りの男達から事情を聞いた
でかい態度で鼻持ちならない奴も複数いたが、そんなことは俺には関係ねーんだ
こいつらの事情聴取なんて正直に言えばどうだっていいんだよ
週明けを楽しみにしてろよ、お前らって所さ
全てを奪ってお前たちの人生終わらせてやるからさ、
そのために俺は会社も辞めて全てを捨てたんだからさ
129 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:58:15
一方リビング&キッチンのジャックは男達に命じて妻の排泄物の後片付けをさせてくれてた
事情聴取の間に喉が渇いてキッチンに水を飲みに行った時に俺が見た光景はかなり笑えるものだった
スーツ姿の男達が全員で一生懸命雑巾がけをしていた
当初偉そうにジャックに食って掛かった客1が、激怒したジャックに激しく殴り飛ばされてからは、彼らはジャックに対してだけは異様に従順だ
客たちはみんなで協力して持ち込んだSM道具やビニールシートなどをてきぱきと片付けていた
ジャックは早い話、現場監督みたいだった
しかしひょっとしたらジャックは最悪傷害で訴えられる可能性はあるな
俺とBに事情聴取されている間も客1は腫上がった頬を無意識に庇っていたよ
自分はカメに誘われて参加しただけだ、ご主人には大変申し訳ないが自分もこんなことになるとは全く予想していなかった、自分も被害者だ、悪いのはカメだって必死で主張する男が後を立たなかった
俺が全員にした「でもアナタは○子が人妻だってことを知っていましたね」って言う質問にはみんなそろって知っていたと答えたよ
138 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:00:08
男達の事情聴取が終わると俺たちはまあしょうがないので客達を一旦解放することにした
全員がそろいもそろって安堵の表情を浮かべながら帰っていった
ただし帰り際に客1は再度俺に謝った上で、この不始末は全員で相談した上で必ずご主人が納得される形で収めるのでしばし時間を頂きたいと言って去って言った
きっと速攻で弁護士たてて示談交渉に持ち込む腹だろう
しかし甘いな、そんなもんで俺が許すかよ、何のためにこれだけ苦労したと思ってるんだ?
金なんぞで済む話じゃないよ、残念だが、それにあんた達にはもう残された時間はわずかしかないよ
147 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:02:55
かなりの時間が経過していたのだが、ふと気がつくと寝室から妻の啜り泣く声が聞こえてこない
こんな女死のうがどうなろうが知ったことじゃないのだが、それでも一応のぞいてみると
夜叉の形相で俺を睨みわなわなと体を震わせながら
「よくも・・・よくもこんな恥かかせてくれたわね・・・よくもこんなまねを・・・」
「絶対に許さない!絶対に許さない・・・」
「あなたが悪いんでしょ、あなたが、私はあなたを絶対に許さない、死ぬまで呪ってやる!」
ってのたまっていた、正直俺は何で自分が悪いのかさっぱり理解できないのだが、
それ以上の会話は無意味と判断して黙って寝室を後にした
167 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:07:35
その後しばらくしてカメとベテラン興信所職員が帰ってきたどうやら洗いざらい妻関係の資料を持ち出してきたみたいだ
寝室で固まっている妻の下にカメを引っ張っていくと俺は言った
おわかりだろうが、この状況では妻との離婚は避けられない、アナタはご自分のこの最愛の女を連れて行ってくれ、当然もうここにこの女を置いておくことは出来ない
その俺の言葉を聴くとカメは今日はじめて希望に溢れた妻の視線をさえぎり、俯きながら言った
【すいません、それは・・・出来ません、できる限りのお詫びを致します、ですからもう一度ご夫婦でよく話し合ってください】
その言葉を聴くと一瞬希望に溢れた視線でカメを見ていた妻は目を伏せ体をわなわなと震わせて
「帰って、帰ってよ、もうあんたの顔なんて見たくない!」と絶叫した
その後よろよろとベッドから起きだした妻は俺たちの目の前で着替えをすると何も持たずにマンションから出ていった
俯きながらどうにもばつの悪そうな表情でだまって妻を見送ったカメはしばらくして再度俺に土下座しながら謝り、自分も帰っていった
これにてその夜は解散
結局ホテルに戻りベッドに入ったのは早朝の5時過ぎだった
さすがに連日の睡眠不足や過労もあって俺は気絶するような感じで眠りに落ちた
起きたのは午後3時すぎだった
半年の単身赴任から帰宅すると・・・興信所に調査を依頼した3
11 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:04:31
みんな随分待たせてすまない、さすがにゆうべってか今朝ホテルに帰ってから爆眠しちまってさ、起きたら起きたで約束とかあってやっと今暇になったんだ
昨夜のパーティーの様子を異常に詳細に描写したのは俺が何を作り、やろうとしてるかを理解してくれるとありがたいなって思ってのことなんで、
最後まで読んでくれればわかるんだけど、ただ結果としてエロ描写の嵐になっちまったんでさ、もしウザかったら読み飛ばしてくれるとありがたい。
12 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:04:59
ごめん、後にするよ
13 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:06:57
>>8
やっぱ君後で来て
>>11-12
気にしないで報告を
15 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:08:26
>>8
わりこんだ形になってしまってごめんよ
20080926 15:30
結局その後新たな参加者はなく、当日のパーティーは妻とカメそして4名の客で行われた
妻が料理を終えて、それからしばらくの間は全員でビールを飲みながら歓談していた
8時少し過ぎにカメが妻の手を引き二人で心室に移動
カメは妻を抱きしめてしばらく熱の入ったキスをした後で、妻の服を脱がせにかかった
全裸にすると予めベッドの上においてあった赤い麻縄で妻を縛り始めた
俺は初めて見る光景だが、カメは実に手慣れた様子で妻の体に麻縄をかけていった
妻はうっとりとした表情で力を抜きカメのなすがままになっていた
ものの数分で実にきれいな形の後ろ手縛りの亀甲縛りの完成
カメは妻の股間縄の具合を確かめた上で満足そうにニヤッと笑った
次にカメは黒い革製の首輪を妻の首に巻き鎖をつないだ
最後にこれもお揃いの黒の革製の目隠しを妻にして終了
8時15分ごろ、妻はカメに鎖でひかれながら皆が待つリビング&キッチンに登場
一斉に歓声があがる、そしていよいよパーティーが始まった。
20 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:09:45
妻はカメに引きたてられて部屋の中央に設置されたビニールマットの上に正座させられた
カメを除く全員はすでに全裸になっている
一人の客が妻に近付き目隠しされている妻の頭を両手ではさんで
パーティーの興奮からすでに勃起している自分のモノを咥えさせた
妻は自分から頭を振り一生懸命しゃぶっている
10秒か15秒で男は離れた
その後カメが妻になにやら尋ねた、妻はしばし考えた後一人の男の名前を口にした
さきほどの客が歓声を上げてガッツポーズ
革製のバラ鞭を手にすると妻を四つん這いにさせて尻や太ももを何度も鞭で打った
そのたびに妻は尻を振り体をのけぞらせて悲鳴をあげた
目隠しされて何も見えない状態の上に、ビックリするほど大きな音がするバラ鞭の音が妻に余計に大きな恐怖心を与えるようだ
男達の興奮で静まり返った室内にパシーン、ピシーっと鞭の音が響き渡るたびに
妻は「アアアー」「ヒィーー」「もう嫌ー」「お願いもう許してー」と絶叫している
男が10回妻を鞭打つと再び妻は正座させられて次の男が彼女に奉仕させた
そうして男が離れるとまたカメが妻に質問、今度は妻は自分がしゃぶった相手がだれかを当てたようだ
妻は安堵したが、男は大げさに落胆して見せた後妻を取り巻く列の外側に出た
22 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:10:30
このゲームは男が最後の一人になるまで何度も何度も続けられた
どうやら勝ち残った男が今日最初に妻に挿入する権利を獲得する決まりらしい
このゲームの勝者の男は何十回も鞭打たれ汗ばみ荒い息遣いの彼女をマットの上に横たわらせた
そしてねっとりと舌を絡め口づけをし耳や首筋を舐めまわし、亀甲縛りされている妻の乳房をもみしだき乳首を摘み、捻り、口で吸い、舌先で転がし、噛んだ
目隠しされたままの妻はそのたびにビクビクと反応し、頭を振り乱し、「アッ」「アア」「んんんん」と何度も声を上げた
やがて男は妻の両足を折り曲げ開くと股間に食い込んでいる麻縄をずらして彼女の秘部を指で大きく開いて、しばらくもう片方の指でいじり回し挿入して注挿を繰り返していた
男はいよいよ妻の両足を限界まで開かせると、顔を妻のアソコに近づけ舌先でクリトリスを転がし吸いつき舐め回し舌を限界まで奥に挿入していた
妻は男の舌が自分の中に入った瞬間「アア」っとひときわ大きな声を上げた
24 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:12:35
男は十分に満足すると自分のモノを何度かしごきながら一気に妻に押し入った
男が押し入った瞬間妻は「アアアアー」っと一声大きく絶叫すると男に責められている間じゅう荒い息遣いで喘ぎ続けていた
周りを取り囲んでいる男達は今や興奮の極みで、妻の表情や男に貫かれ出し入れされている彼女の秘部を凝視しながら野碑た言葉やヤジを浴びせていた
【すごいよ○子ちゃん、マ○コ丸見えだよ、入ってるよ】
【ぐちゃぐちゃになってるよ】
こんな言葉を浴びせられるたびに、妻は激しく喘ぎながらも
「いやー見ないで、見ちゃダメー」などと頭を振りながら必死で叫んでいた
男は始めのうち妻の体を味わうようにゆっくりと注挿していたが段々とピッチを上げて最後には腰を彼女の股間に激しく打ち付けるようにして責めていた
男の腰使いが激しくなるにつれ妻の喘ぎ声は大きくなり、「ああ、もうダメ、イク!」と体を何度も痙攣させながらとうとう妻は絶頂を迎えた
男はただまだここではフィニッシュするつもりはないらしく、自分が逝く直前に妻の中から引き抜くとハアハアと荒い息をして満足そうな笑みを浮かべていた
27 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:15:10
そこでしばらくの間彼らは休憩をとり、ビールを飲んだり妻が作ったツマミを食べたりしてくつろいでいた
男に逝かされグッタリした妻は休憩の間、マットに横たえられて腰の辺りにバスタオルが一枚かけられていた
男達の休憩が終わると今度は妻は男達に抱えられてビニールマットの引いてあるダイニンゲテーブルの上に乗せられて両足を大きくM字に開脚した格好で固定された
そして二人の男が妻を動けないように抑えながら両方の乳首を弄び、一人の男がスティック状のバイブを妻の秘部に挿入して注挿している
最後の男に電マでクリトリスを責められながら妻は「アアア、アアアア、ダメ、ダメ、ウウウ、イキそう、イキそう」縛られ押さえつけられた体を激しく痙攣させてあっという間に逝きそうな様子を見せた
しかし男達は妻が逝く寸前にすっと電マを離し動きを止めた
これを何度も何度も繰り返されるうちに妻はどんどん乱れていき、ついに自分から必死で懇願していた
「いやーやめないで、お願い」「あああお、願いだから逝かせて」「お願い逝かせて、一度でいいから逝かせてーーー」彼女は切なそうに尻をひくつかせながら絶叫していた
デジカメとビデオカメラでそんな妻を激撮していたカメが妻に聞いた
【じゃあ後で浣腸させるな?】
「嫌、絶対に嫌、浣腸はいやー」
【じゃあしょうがないな、逝かせてやれないな】
そうしてしばらくの間また男達に責められ続けついに妻は泣きながら叫んだ
「ああ、ああ、もうダメ、もうダメ、なんでもするからー、逝かせてー」
【ちゃんと口にだしてはっきりと言わないか!】
「浣腸します、○子にみなさんで浣腸してください」
33 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:23:21
さんざん焦らしぬかれた妻はついに絶頂を迎え全身を激しく痙攣させ、押さえつけられた体をよじりながら激しく逝った
「気持ちいい!気持ちいいよ!ああ、ああああ、イク、イク、イクーーー」
妻はふいごのように荒い息をしながら小刻みに痙攣を繰り返し、全身に玉の汗を浮かべて放心している
しかしそのほんの数秒後再び男達は妻を責め始めた
やっと訪れた絶頂の余韻に浸る間もなくまた妻は追い立てられていった
体を押さえつけられ動きたくても動けない彼女はそれでも必死に身をよじりながら泣き叫んでいた「ああ、ダメ、ダメ、またイク、ううう、ああ、イク、イク、ひぃーーー」
立て続けに逝かされいよいよ彼女の全身の痙攣は激しさを増した
しかしまだ男達は彼女を責める手を休めてはくれない
そうしていったい何度妻は逝かされたのだろう
「ヒィー、もうやめて、お願い!もうしないで!ああああ、少しでいいから休ませて」
そんな彼女の必死の懇願は興奮の坩堝の男達の欲情に油を注ぐだけのようだ
男達の表情にもはや笑いはなく、彼らはギラギラした残忍な視線で汗だくになり泣き叫ぶ妻をひたすら責め続けた
「ヒィーーー、もうやめてー、死んじゃう、壊れちゃうよー」
頭を振り乱し、絶叫しながら泣き叫んでいる
全身を淫具で責め抜かれ立て続けに何十回も登りつめさせられた妻は、最後にひときわ激しく体をビクンビクンと波打たせるとついにガックリと失神してしまった
ダイニングテーブルの上でダラリと全身の力が抜けた状態で横たわる妻の汗だくの白い裸身はまるで死体のようで異様に艶めかしい
失神している妻の裸体にさきほどの小さなバスタオルがかけられて、再び男達は休憩に入った
37 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:26:16
つーかそのエロシーンは必要なの?
そういうことを書くにしても凸前後だけで十分じゃないの
38 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:26:18
しばらくして失神から覚めた妻はカメにトイレに行きたいと言った
それを聞いた男達はニヤニヤしながらバスルームから洗面器を持ってきて
M字に開脚されて縛られたままの妻の股間にあてがいそのまま洗面器の中にするように妻に命令した
「いやーそんなの絶対にいや、トイレに行かせてもう我慢できないよ」
涙声で懇願している
すかさずカメが
【何言ってるんだ?皆さんにお見せしないか!】
「いや、絶対にしない!」
【じゃあしょうがないな、○子が我慢できなくなるまでみんなで見物してるよ】
「いや、いや、いや、酷いよ」
どうやら本気で嫌がってるようだ、しばらく待っても妻が必死に我慢しているのに業を煮やした男達は一人が妻の腹部を押さえ、もう一人が彼女の膣に指を2本挿入して激しく注挿しだした
「やめてー、いやー」
妻は絶叫していたがやがて
「ああ、ダメ、出ちゃう、ああ出ちゃう、いやー」
やがてブシュブシュとテーブルの上のビニールマットに飛沫を飛び散らせながら妻は無理矢理に放尿させられた
妻がすべて出し切るまで男達は責めるのをやめなかった
「・・・・・うう・・・・・ううう」
嗚咽を漏らしながら妻は本当に泣いているようだった
しかし俺が飯食うテーブルで何やってやがんだバカヤロウが
42 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:30:19
その後再び床のビニールマットの上に妻がつれてこられてついに輪姦が始まった
まず最初の男が妻の両足を折り曲げながら大きく広げて挿入した
男は気持良さそうに一心不乱に妻の中に自分のソレを叩き込んでいる
激しい男の責めに妻は大きな声でよがっている
「ああ、ああ、気持ちイイ、気持ちイイよう」
そのうちに二人の男が手に赤い蝋燭を1っぽんづつ持って、火のついたそれを妻の体にかざした
妻はいまだ目隠しされたままの状態なのでなにも気がつかない
しかしやがて火に溶かされた熱蝋のしずくが彼女の乳房に垂れると激しく絶叫した
「ヒィー、あつ、熱いいいいー」「いやー、やめてー、熱いよう」
体をのけぞらせ、ビクンビクンと震わせながら泣き叫びだした
そんな妻の体の反応に彼女を犯している男は思わず快感の呻きをもらした
【おお、たまらん、マ○コがキュウキュウしまってビクンビクンしてるよ、こんな気持ちいいのは初めてだ】
男はあっけなく逝きそうになったらしくあわてて妻の膣から自分のソレを引き抜いた
まだここで射精するつもりはないようだ
43 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:30:38
④巨匠
44 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:31:55
最初の男が妻から離れるとすぐに次の男が彼女に覆いかぶさっていった
最初の男は自分も赤い蝋燭を握りしめると火をつけて蝋燭責めに参加した
男におかされながらなお3本分の熱蝋が容赦なく妻を襲う
「ああ、気持ちいい、感じる、ああ」
快感の喘ぎを漏らした次の瞬間には
「ヒィーー、あつ、ヒィーーー」
苦痛に泣き叫び絶叫している
赤い滴は妻の白い裸身に斑の模様を刻んでいく
豊かな乳房はもう赤い斑点でいっぱいだ、そして小さめの乳首には蝋の山が出来ている
妻の体に亀の甲羅の形に巻かれた赤い麻縄と白い肌についた赤い斑点が絶妙のコントラストを見せている
50 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:34:29
四円
51 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:35:16
男達の全員が射精寸前まで妻の体を楽しむと、今度は妻は後ろ手縛りのまま四つん這いにさせれれて今度はバックから犯された
そして今度も妻の白い背中や柔らかい尻に容赦なく熱蝋が垂らされた
一人目の男にバックから激しく突きまくられついに妻は熱蝋地獄の中でも達した
「ああ、あああ、ああ熱い、熱い、ああイク~、ううむ、うむ」
そしてそのまま前につんのめるようにして倒れこんでしまった
しかしまだ許されない、男は両手で妻の尻をつかむと強引に引き戻し再び突きまくった
男が射精寸前まで行くと次の男に交代して繰り返し繰り返し犯され続けた
交互に訪れる苦痛と快楽の絶頂に妻は泣き叫び、よがり、体を波打たせ、痙攣させ、錯乱しながら何度も何度も達した
そして再びガックリと失神してしまった、男達に犯し抜かれ半ば開きながら濡れて光る陰部が生々しい
52 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:35:27
④
55 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:36:25
上の階のBの部屋でこの一部始終を見ていた突入班の面々はこの異常なパーティーの内容に衝撃を受け、
次第に口数が減っていき、狭い室内に9人もの男がいるにも関わらず沈黙がその場を支配していった
場慣れしているはずの興信所員2名も今まさにわずか一階下の部屋で行われているこの壮絶に淫靡なライヴ映像に色を失ってしまった
どうやら冷静なのは心が壊れてしまっている俺一人のようだ
「さて、そろそろ準備してくれ」
俺がそう言うと、一瞬全員ははっとして我に返り一気に動き始めた
カメラ担当、ビデオ担当、チェーンカッターを持った者、全員が自分の機材を最終点検している
そしてパソコンのモニターを見ながら突入の瞬間を待っていた
64 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:39:26
一方パーティー会場では失神してしまった妻をそのままにして男達は洗面器になみなみと水を汲んできた
ガラス製の太い大きな浣腸器が2本用意されて妻が失神から覚めるのを待っていた
やがて一人の男がバラ鞭で妻の蝋まみれの尻を打った、1回、2回、3回、鞭の立てる鋭い音が室内に響き渡った
5回目か6回目で妻は気がついた
まだ朦朧としている妻に近付くとカメがニヤニヤしながら優しく言った
【さあ○子、お待ちかねの浣腸の時間だよ】
一瞬はっとして我に返ると妻は
「ああ、いや、浣腸は嫌よ」
カメは怒った表情を見せながら
【何言ってるんだ?さっき自分から浣腸して下さいって言っただろ?】
「だって嫌だもん、ああお願いそれだけは許して」
【しょうがないなー○子は、じゃあもう一度言わせてやるよ】
そう言うとカメはバラ鞭を取り激しく妻の尻や太もも、背中や、乳房を打った
何度も何度も
妻は次々と襲いくる苦痛に激しい悲鳴をあげたながら言った
「ヒィーーー、痛い、痛いやめて、お願いやめて、なんでもカメさんの言う通りにするから、お願い!」
【じゃあもう一度はっきりと言ってみろ!浣腸してくださいって!】
「あああ、浣腸してください、○子にみなさんで浣腸してください!」
【よしよしいい子だ、じゃあ○子の大好きな浣腸をたっぷりしてあげるからね】
「・・・・・ああああ・・・・・」
67 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:40:23
一人の男が潤滑クリームを妻の肛門に塗りこんでいる、丁寧に指をゆっくりと注挿しながら、指が挿入されるたびに妻はうっ、うっ、と鋭くうめき声をあげた
男の一人が、俺が寝室で何度か見たことのある歪な形の非情に抜けにくい形状のバイブを妻の秘部にゆっくりと挿入してスイッチを入れた
「あっ、ああ、いや、ああダメ」
これまでにさんざん責め抜かれた妻はすぐに反応して切なげに腰を動かした
浣腸器を手にした男が洗面器から水を吸い上げ妻に近付いて行った
もう一人の男が反対側から妻の尻をしっかり押さえると浣腸器のガラスの鶏管がゆっくりと潤滑クリームを塗った妻の肛門に挿入された
「ああ、怖いよう、」っと一声小さく悲鳴をあげ半泣きになりながらも妻はもうすでに諦め、覚悟をしていたのかじっとしていた
男は異常な興奮を見せ、ニタニタしながらゆっくりと妻の中に注入していった
「ああ、いや、あああ、うむ、ううう、冷たい、いや、」
妻は自分の腸内に侵入してくる冷たい水の感触に怯えながら呻いた
一人目の男が全て妻の中に注ぎ込むと、もう1本の浣腸器を握り締め準備していた二人目の男がすかさず妻の肛門に突き刺した
「ああ、いやー、冷たい、もうゆるして」
一回りしたころから妻の声のトーンが代わってきた
「もういや、もう勘弁して、お願いもう入れないでー、うう、苦しい!」
男達は異常な興奮状態だ、カメはビデオカメラで妻の尻と肛門を撮り続けている
70 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:41:23
あまりに衝撃的な映像だったためについつい見入ってしまったが、
ここで俺たちは動いた、突入開始~開始~!
俺たちは予め突入するための条件を決めていた、その条件が満たされるまではじっと待つ
ことにしていた
その条件の一つはパーティーに参加した男の全てが妻と姦通する瞬間まで待つこと
これはこの後で俺が奴らと戦うためにぜひとも必要としているからだ
そしてもう一つは出来るだけ長時間パーティーの様子を録画した後に突入すること
なぜ長時間の録画が必要かというと後に俺に都合がいいように編集するためだ
71 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:43:41
鶏管…?
嘴管じゃなく?
72 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:44:01
俺たちはBの部屋を出ると非常階段を使って出来るだけ静かに1階下の俺の部屋に向かった。
部屋の前まで来ると俺は鍵を取り出し静かに部屋のロックを解除した
チェーンカッターを持った人間が準備していたが、ドアチェーンは掛かっていなかった
ゆっくりとドアを開け俺たちは一人ずつ順番に侵入した
ここで心配した通りAが暴走した
極度の興奮と緊張のため自分とジャック・バウアーの区別がつかなくなったらしい彼は
目を血走らせながら巨体を揺るがせいっきにリビング&キッチンに駆け込むと
怒号一閃、「よーしそこまでだー、全員そこを動くなー!一歩でも動いたら撃つぞー!!!」
いったい何を撃つ気なんだオマエは
「武器を捨てて両手を上げろ~」
80 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:45:50
目を血走らせた巨漢の怒号で男達は蒼白な顔で沈黙しながら全員が浣腸器やらバイブを持ったまま両手を上げ、その一瞬後に全員手に持っていた淫具を放した。
しばらくして我に返った男達は口々に何なんだ?誰だあんた達は?
興信所の職員は冷静に男たちの様子をカメラとハンディーカムに収めていく
そこで俺が次第に冷静さを取り戻しつつあった男達に向かって言った
「俺は○子の夫だ、ここは俺の家だ、で?あんた達は誰だ?ここで何をしている」
男達は絶望的な視線で俺を見た後全員が俯いて黙り込んだ
縛られ目隠しされた状態の妻が「エッ?何?どうしたの?・・・何なのようー」って不安そうな様子で絶叫した
俺はつかつかと妻に歩み寄ると、彼女の目隠しをはずし言った
「○子大丈夫か?どうしたんだ?こいつらにレイプされたのか?」
長い間目隠しをされ続けていた妻はしばらく眩しそうに瞬きを繰り返した後に俺を見つめて絶叫した
「あ、あ、あ、アナタ、ヒィイイ、ヒィ、な何で、何でここにいるの?イヤ、イヤーーー」
90 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2008/09/26(金) 23:48:51
トイレ四円
91 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:49:06
俺は妻への質問を繰り返した
「どうしたんだ?大丈夫か?こいつ達にレイプされたのか?」
だが妻は
いきなり突っ伏して
「イヤ、イヤ、イヤー」
と繰り返すばかりだった
今ややっと冷静さを取り戻した男達が口々に叫び始め
【いや違うんですご主人、これはレイプとかそういうことじゃないんです】
そこでほんの少しだけ冷静になりながらもまだまだジャックなAが一言
「黙ってろー、勝手に話すな、キサマ今度勝手にしゃべったら撃つぞ~~~」
だから何を撃つんだってオマエはw、つーかでかい声で叫ぶなよ隣近所に迷惑だろうがw
そこで妻がいきなり叫んだ
「あああ、ダメもうダメ、出る出ちゃう、トイレいかせて~~~」
その直後に妻はあてがわれていた洗面器に激しく排泄した、クッションマットの上に激しく飛沫を飛び散らせながら
あたりに異臭を放ちながら長々と排泄していた、終わったと思ったらまた激しくぶちまけての繰り返し
室内の全員が呆然とそんな妻の様子を眺めていた
全て出しきった妻は
「ほどいて、ほどいてよう、もういや、もういや、死にたい、死にたい、ああああ、」
号泣しながら絶叫していた
ジャックが妻の縛めを解こうと悪戦苦闘していたが、やはり不器用な彼に亀甲縛りは手ごわすぎた
とうとうキッチンバサミを持ち出してきてジョキジョキ切り始めた
やっとのことで麻縄から解放された妻は両手で顔を覆いウワーと号泣しながら寝室に駆け込んで行った
寝室の中からは長い時間妻の啜り泣きが聞こえていた
102 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:51:10
全員に衣服を身につける許可を与えた上で、静まり返った室内で俺はカメの前に行くと
「カメさんですよね?ちょっとあちらでお話しましょうか?」
と言って興信所のベテランのほうの職員と一緒にカメを書斎に連れて行った
「カメさん、私はあなたのことは大変よく知っています、どういうことですか?説明して頂きたい」
カメはしばらく俯いて黙っていたが、唐突に土下座して
【申し訳ありません、申し訳ありません、】
「あなた達は私の妻を大勢で輪姦していたのですか?」
俺がそう聞くと、カメは
【いや、いや、そうではありません、奥様も合意の上の行為です】
「はあ?どういうことですか?意味がわかりませんが?何ですか?アナタは以前から妻とこういう関係にあった、ということですか?」
【・・・はい、そうです、私は以前から奥様と不倫関係にありました、今日のことは奥様も承知の上のことです・・・】
ここで俺の耳に唐突にウ~ウ~というサイレン音が聞こえてきた
最初空耳かとも思ったがその音は次第に大きくなり、俺は確信した
ああ、やられた、しまった
これだけの大騒ぎを起こせば(特にジャック)当然隣近所に筒抜けだから、やはり警察に通報されたようだ
ジャックの怒号や狭い室内での大勢の激しいやりとりが近隣住民の不安を煽ったようだ
心配したことが実現してしまった。
115 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:54:12
しばらくしてインターホンが鳴らされ警察が部屋にやってきた
俺の部屋で人が殺し合いしている、とか、大勢の男が乱闘している、とかいった感じのかなり大げさな通報だったらしく、警官達は始めからかなり気色ばんでいた
寝室から聞こえる妻の啜り泣きと、淫具が散乱して妻の排泄の後も生々しい部屋の惨状を見た警官達は部屋の主である俺に説明を求めた
やむ負えず俺はありのままを説明した
「妻の浮気現場を押さえるために仲間たちと一緒に突入したらこの状態だった」
警官はレイプの可能性を考えたようだが、結局憔悴しきった妻が啜り泣きを続けながらもレイプではなく合意の上と証言したために、全員の身元を確認した上で簡単な聴取を行って引き上げていった。
妻の証言で警官は一気にやる気をなくしたようだ
ひとしきり俺たちにくれぐれも短気を起こして暴力沙汰などないように忠告することは忘れなかったが。
基本やはり警察は民事不介入が原則なので、被害者が合意と主張すればあっさりとしたもんだな
しかしこれは最初はやばいと思ったのだが、結果的には思いのほか好結果を俺たちにもたらした。
これ以降カメを始め男達は万が一にもレイプ犯として刑事事件にされてはたまらないとばかりに、率先して妻との関係を語り始めた
123 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:55:52
カメは全ての事実を自ら語った上で、これまでの全てのパーティーを撮影したビデオと画像の存在を認め、それを俺に提出することをあっさりと了承した。
俺にとってはカメからビデオや写真を全て回収することが何よりも重要だったので、
素直に認めて謝ってくれたら大ごとにするつもりなんて全然ないって雰囲気を全身で演出していたのだが
ベテラン興信所員がカメに同行して即座に証拠を回収してくることになった
彼らが出かけると私とBとで残りの男達から事情を聞いた
でかい態度で鼻持ちならない奴も複数いたが、そんなことは俺には関係ねーんだ
こいつらの事情聴取なんて正直に言えばどうだっていいんだよ
週明けを楽しみにしてろよ、お前らって所さ
全てを奪ってお前たちの人生終わらせてやるからさ、
そのために俺は会社も辞めて全てを捨てたんだからさ
129 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/26(金) 23:58:15
一方リビング&キッチンのジャックは男達に命じて妻の排泄物の後片付けをさせてくれてた
事情聴取の間に喉が渇いてキッチンに水を飲みに行った時に俺が見た光景はかなり笑えるものだった
スーツ姿の男達が全員で一生懸命雑巾がけをしていた
当初偉そうにジャックに食って掛かった客1が、激怒したジャックに激しく殴り飛ばされてからは、彼らはジャックに対してだけは異様に従順だ
客たちはみんなで協力して持ち込んだSM道具やビニールシートなどをてきぱきと片付けていた
ジャックは早い話、現場監督みたいだった
しかしひょっとしたらジャックは最悪傷害で訴えられる可能性はあるな
俺とBに事情聴取されている間も客1は腫上がった頬を無意識に庇っていたよ
自分はカメに誘われて参加しただけだ、ご主人には大変申し訳ないが自分もこんなことになるとは全く予想していなかった、自分も被害者だ、悪いのはカメだって必死で主張する男が後を立たなかった
俺が全員にした「でもアナタは○子が人妻だってことを知っていましたね」って言う質問にはみんなそろって知っていたと答えたよ
138 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:00:08
男達の事情聴取が終わると俺たちはまあしょうがないので客達を一旦解放することにした
全員がそろいもそろって安堵の表情を浮かべながら帰っていった
ただし帰り際に客1は再度俺に謝った上で、この不始末は全員で相談した上で必ずご主人が納得される形で収めるのでしばし時間を頂きたいと言って去って言った
きっと速攻で弁護士たてて示談交渉に持ち込む腹だろう
しかし甘いな、そんなもんで俺が許すかよ、何のためにこれだけ苦労したと思ってるんだ?
金なんぞで済む話じゃないよ、残念だが、それにあんた達にはもう残された時間はわずかしかないよ
147 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:02:55
かなりの時間が経過していたのだが、ふと気がつくと寝室から妻の啜り泣く声が聞こえてこない
こんな女死のうがどうなろうが知ったことじゃないのだが、それでも一応のぞいてみると
夜叉の形相で俺を睨みわなわなと体を震わせながら
「よくも・・・よくもこんな恥かかせてくれたわね・・・よくもこんなまねを・・・」
「絶対に許さない!絶対に許さない・・・」
「あなたが悪いんでしょ、あなたが、私はあなたを絶対に許さない、死ぬまで呪ってやる!」
ってのたまっていた、正直俺は何で自分が悪いのかさっぱり理解できないのだが、
それ以上の会話は無意味と判断して黙って寝室を後にした
167 : 621 ◆jnlT2G0izQ [sage] : 2008/09/27(土) 00:07:35
その後しばらくしてカメとベテラン興信所職員が帰ってきたどうやら洗いざらい妻関係の資料を持ち出してきたみたいだ
寝室で固まっている妻の下にカメを引っ張っていくと俺は言った
おわかりだろうが、この状況では妻との離婚は避けられない、アナタはご自分のこの最愛の女を連れて行ってくれ、当然もうここにこの女を置いておくことは出来ない
その俺の言葉を聴くとカメは今日はじめて希望に溢れた妻の視線をさえぎり、俯きながら言った
【すいません、それは・・・出来ません、できる限りのお詫びを致します、ですからもう一度ご夫婦でよく話し合ってください】
その言葉を聴くと一瞬希望に溢れた視線でカメを見ていた妻は目を伏せ体をわなわなと震わせて
「帰って、帰ってよ、もうあんたの顔なんて見たくない!」と絶叫した
その後よろよろとベッドから起きだした妻は俺たちの目の前で着替えをすると何も持たずにマンションから出ていった
俯きながらどうにもばつの悪そうな表情でだまって妻を見送ったカメはしばらくして再度俺に土下座しながら謝り、自分も帰っていった
これにてその夜は解散
結局ホテルに戻りベッドに入ったのは早朝の5時過ぎだった
さすがに連日の睡眠不足や過労もあって俺は気絶するような感じで眠りに落ちた
起きたのは午後3時すぎだった