元妻の告白6
5時前に家に帰ったが落ち着かない。息子は学校から既に帰って宿題をしている。夫の顔を正面から見られるだろうか?私の様子から察知されないだろうか?何もなかったように振る舞わないと・・家族そろっての夕食、夫と息子が一緒に入浴して洗面台で仲良く親子で歯磨きをして寝室に入っていった。夕食の後片付けを終え、洗面台の前の脱衣所で服を脱ぐ、あの時と同じようにショーツとパンストを持って浴室に入る。下腹部に糊のような透明な薄い膜が残っている。シャワーを思い切り浴び、カランから湯を掌に溜めて口を何回も濯ぐ・・ゆっくりと湯船に身を沈めラビアに手を伸ばす。シャワーで綺麗に何回も洗ったはずなのにワギナの内側のヌメリが取れない・・指を沈めて何回も拭うのに、義雄さんの指を思い出してしまう。夫とは比べものにならない太くて長いペニスを入り口に当てがわれ徐々に押し込まれたときの体を引き開けられる感じを思い出す。ヌメリがまた溢れてくる・・何かが変わってしまった。体の芯が熱くなってくる。ラビアを指でなぞりながら乳首を摘むと堅く大きくなっていた。『ダメダメ・・忘れないとダメ』自分に言い聞かせ、髪を洗い冷ためのシャワーを浴びて浴室から出た。体を拭い、濡れた髪をタオルで丹念に拭きながら鏡に映る自分の顔を見ていると涙が溢れ・・声を堪えて泣いた。髪を乾かしパジャマに着替えて寝室に入る。寝息を立てている息子の寝顔を見てから夫の寝ている布団に滑り込んだ。何も知らない夫・・『ごめんなさい。私を許して下さい』呟きながら夫の手を握って静かに横たわると昼間の疲れでいつのまにか寝入ってしまった。翌日、いつものように夫を職場に送り出し息子にお弁当を持たせ忘れ物がないか確認して送り出す。一段落してテーブルでお茶を飲んでいると昨日のことを思い出してしまう。初めてセックスで失神したこと。あの絶頂感の中で我を忘れて失禁に似た潮噴きをを経験したこと、思い出しただけでブラジャーのカップの内側で乳首が敏感になって堅くなっていく。掃除と洗濯を終えても夜の8時からのお店の勤めはない。悦子さんはいつ戻ってくるか分からない。一人で昼食を終えた2時過ぎに携帯に義雄さんからメールが来た。【店に3時までに来い】・・『今日こそはっきりと言おう、このままでは絶対にダメになる』・・時計を見ると2時半を過ぎている。身支度をしてお店に急ぐ・・「都合によりしばらく休業します」の張り紙の貼られたお店のドアのノブを回すと鍵は掛かっていなかった。照明の消えた店内のカウンターの一番奥に義雄さんが座って待っていた。一瞬、躊躇して中に一歩踏み入れる・・「来たな、待ってた」明るい口調で声を掛けると立ち上がって私の方に近づいて来る。「昨日のセックスは最高だっただろう?フフフッ」鼻で笑いながら私の手を掴んで引き寄せた。『もう勘弁して下さい。悦子さんに全部言います。お店は辞めます。』、後髪をつかまれグッと引き下げられて顔を上げた。義雄さんの顔が間近に見える。「まだ、よく自分の立場が分かってないな!お前は俺の女になったんだよ」パンと頬を叩かれた。生まれて初めて顔を叩かれた。痛みよりも恐怖心で体がこわばるのが分かる。もう一発、叩いてやろうかと手を上げられて『止めて、もう叩かないで』と懇願する私に「止めてじゃないだろう、止めて下さいだろう」もう一発、同じ頬を叩かれてしまった。「下着姿にひん剥いて車でお前の家の周りを走ってやろうか?近所の奥さんに見られるぞ」何も言えなくなって震えて立ちつくすだけだった。手を摘まれ、そのまま店外に連れ出され近くのコンビニに駐めてあった義雄さんの車の助手席に乗せられた。『どこに行くんですか?』叩かれた頬が熱い。頬が赤くなっている・・涙で化粧が崩れているのでは?と思うと鏡を見るのが恐かった。
車は2人を乗せて、10分ほど走ってマンションの地下駐車場に入っていった。エレベータのドアはセキュリティーで暗証番号を押さないと開かない。11階でエレベーターを降り、腕をつかまれたまま義雄さんの部屋の玄関ドアの前まで来た。表札のプレートに「Y.K」だけ書かれている。ドアロックが解除され中に入って驚いた。個人のマンションとは思えない広い間取りだと玄関に入っただけでから分かる。なのに1足の靴も置いていない。生活感の全くない広いマンション。靴を脱ぐ、義雄さんが続いて靴を脱ぐとガチャンとドアが閉まりオートロックが掛かる音がした。背中を押されながら廊下を通って奥の部屋に入る。照明が付けられて部屋が明るくなる。12畳くらいの広さの部屋はグレーのカーペットが敷かれ白いベットとソファセット、壁際には部屋の広さに不釣り合いなくらい大きな液晶テレビ、天井の四隅の角に銀色のライトが取り付けてあった。『ここで、義雄さんに犯される・・?』と思った瞬間、背後から抱きつかれベットに倒された。仰向けに寝かされて覆い被さってくる。キスをされ舌を差し込まれ、息が苦しくなる義雄さんの唾液が流れ込むのが分かる。何もできない、上着のボタン、ブラウスのボタンが外され、左手が乱暴にブラジャーの中に差し込まれ乳房を揉まれる。右手がスカートの中でショーツの上からクリトリスを撫でられ、息が荒くなっていくのがよく分かる。そのまま5分くらい愛撫を受け体が熱くなっていく・・義雄さんが立ち上がり、私の手を引っ張り上げてベットの横に立たされた。ベットの横で上着、ブラウス、スカートを脱がされ下着だけの姿で浴室まで追いやられ浴室の手前の洗面台にある大きな姿見の前で下着を脱された。義雄さんは小さな脱衣籠に私の下着を入れ、上にバスタオルを置いた。
二人でシャワーを浴びる・・・昼間に他人のマンションで夫以外の男性とシャワーを浴びる事の恥ずかしさと非日常の出来事が受け入れられない。浴室で体中を他人に洗われる・・浴槽の縁に座らせられ股間を義雄さんの指で開かれ体の奥まで見られ洗われた。恥ずかしくて惨めなはずなのに透明な液が溢れてくる。息が揚がり顔が高揚してくる私を見られ浴槽に二人で浸かった。義雄さんに背後から抱かれるように浴槽に入る。両手で乳房を愛撫され指で乳首を摘まれ堅くなっていく・・後ろから唇を重ねられて私の方から舌を差し入れてしまった。右手が乳首から離れ私の股間に伸びて人差指と薬指で開らき中指でクリトリスを刺激されて両膝の力が抜けていく・・一回目のアクメに達してホンの少しオシッコを漏らしたように感じて、お見せの控え室で犯された時を思い出してしまう。義雄さんの両手が私から離れ、浴槽の中で立ち上がり私を見下ろしている視線を感じる。振り返ると私の顔より少し上に堅く大きくなったペニスがあった。何も言われないのに手を添えて口に運ぶ・・・ちょっと前までの私は絶対にできなかったのに、今は目の前のペニスが愛おしく思えてしまう。ぎこちなく拙なフェラチオ、唇を窄め、舌で尿道口を刺激するくらいしかできない。懸命に頭を前後に動かす・・唾液が溢れペニスを伝って顎に垂れてくる。口に咥えた時より大きく堅くならない。『義雄さんは気持ちよくないのかしら?』と思っていると両手で頭をつかむようにして後ろに引き離され、目の前に勃起して私の唾液で濡れ光ったペニスが現れた。そのまま立たされ抱き寄せられキスを交わす。堅いペニスが私のお腹に押しつけられ、大きさと堅さを実感させられてしまう。『早く、このペニスが欲しい。口とワギナに欲しい』と思っている自分に気が付き変わってしまった自分に驚く。手を取られ2人で浴槽を出てシャワーを浴びると義雄さんは浴室を出て行った。洗面台の前でバスタオルで体を拭いているのが仕切りのスモークガラス越しに見える。私は浴室に残されシャワーで口を拭い、義雄さんが脱衣所から出て行った後に浴室を出て洗面台の大きな姿見前に立った。湯気でメークが少し崩れている。『お店から車に乗るまでの間に逃げ出せたのに』、『マンションに入る時にかたくなに拒んで逃げ帰られたのに』と思うと自分が分からなくなっていく、犯されたときのアクメが忘れられなくなってしまっているのだろうか?写メールを見せられ脅迫されているのは明らなのに、結局は拒めなかった。夫を裏切り昼間から他人のマンションで入浴させられ乱れたメークを気にしている自分・・うなじの髪が濡れているのを見て下着の上に置かれたバスタオルを手にとって拭ぐ、体を上から足下まで拭っていく。脱衣籠の中に下に置いてあったはずの下着がないのに気付く。脱がされる時、クロッチが濡れたショーツを見られるのが恥ずかしくて堪らなかったのに。仕方なく裸体をバスタオルで前を隠してベットの置いてある部屋へ裸足で歩いていった。
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