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退院後の学校生活

 
 自分は、今タクシーに揺られ登校している。今日から本格的に学校生活が始まるのだ。

え、なぜかって? じゃあ、かいつまんで話すとするか。
 
 4月の割と初めに高校の入学式があって、その日から2日間だけ登校して、翌々日には入院したわけ。

そこから手術(←背中)をして約2週間経ったついおととい、退院したんだが・・。

いやあ緊張するわ。そんなにクラスにいたわけでもなく、馴染みきれてないからうまく溶け込めるか心配で・・・。

まあ、やってみないと分かんないし。頑張ろう!!
 
 
 揺られること15分。ついに高校に到着。運賃を支払い、降りる。通常の登校時間より早めに来た自分は、緊張する。

そこには、まだ生徒たちを迎えていない校舎の独特な雰囲気がある。少し、気圧されつつも昇降口を通り、

職員室に向かう。担任の先生と軽い面談をするためだ。コンコン、「失礼します」。中に入るとそこには何人もの先生が。

その中から目的の先生を探し出し、あいさつをして、面談を受ける。まあざっと、今後の学校生活において

気を付けるべき点だとか、心配な点だとか、そんなような事を先生と話し合い、教室に向かう。

 
 自分の教室は、4階の一番端にある教室だ。いくつかの廊下を抜け階段を昇り教室へ。

雑談だが、中3の時にこの学校を学校説明会で訪れた時には、あまりの掃除の不行き届きな現実に、驚いた事がある。

なんせ自分は軽度の綺麗好きで、なおかつ昼休みには99%の確率で黒板を掃除していた程だ。

そりゃあ、驚くだろう。
 
 まあ、そんな事すらも懐かしく感じつつ、教室に到着。早く登校しすぎたためか、教室には誰もいなかった。

余計、緊張が増しつつ席に座り今日の授業の準備をする。あらかじめ、教科書類は運び込んでいたためだ。

(重いものが持てないのでね)。そうすると、第一町人発見!!、じゃなくて誰かが入ってきた。

その人は、出席番号で言うと結構後ろの、女子である。もの静かなその人と軽くしゃべり最後は、「よろしく」でお互い締めた。

 
 数分後、さらに誰かが入ってきた。あ、確かあの人は。自分の席の右隣に座っている明るくて活発なあの人だ。

なんでも、電車で遠くから来ているらしく、さらに運動部の所属で結構大変なんだそうである(風の便り+後日談)。

 その女子と目が合ったので、必然的に会話ムードに。以下はその時の様子である。
(仮にその女子をTとしよう)

 
T「おお、ついに来た!!」→自分「うん」→T「これからよろしく!」(←元気だな)→自分「こちらこそ」→T「そういえば、

どこを手術したの?」→自分「うん?、背中」→T「背中かあ・・・、そういえば私も一回、手術はした事はないけど、

モアレ検査に引っかかった事あったなあ。」→自分「そうなの?」→T「うん、そうなんだよね」

 まあ、こんな具合に会話をして、やはりこちらもお互い「これからもよろしく」で締めた。

自分はこの人に、好意を抱いている(←恋愛感情じゃあないけどね、親しみやすさとかそうゆう意味で)

だから、これがこれからも続くといいなあ、と淡い期待を寄せる自分なのであった。
                                                              Fin.

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