淡い恋愛感情
ども、「退院後の学校生活」「思春期の水泳」を投稿している者です。
今度は新たな体験談を話したいと思います。
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これは、俺が高校時代の時の話だ。
自分は都内の高校に通っていた。自分は、訳あって今月はあまり登校できていなかった。(不登校とかじゃない。入院してたからだ)
そんな、クラスに馴染めるか不安にもなっていた、五月の初旬の話。ある日、半日ほどを使い地域の清掃活動(いわゆる、『奉仕』)
を行うことになっていた。
最初は市の担当の人から、地域のごみの事について話を聞いた。そのあと、いよいよスタート。
そして、自分は、班の中にいる、ある女子と行動する事になる。その女子の名前はTという。入学式の時に少し好意を抱いた相手。
自分は内心ドキドキ。いくら一方的な感情とはいえ、好きな人と一緒の班だと緊張するじゃん?
市内のごみを、班の中でおしゃべりをしながら回収する。割合、たばこの吸い殻が多かった気がする。
その間もTは、他の女子ともう二人の男子と楽しく話していた。
自分は、退院間もないためか、あまり輪の中に入っていけなかった。そんな風に軽い疎外感などを感じていた。
そんな風にして、行程の終わりまで来たとき。さすがに、近づきたいとばかりに距離を縮めようとしていたので、
距離を置くようにした。あまり近づきすぎると嫌な気分にさせるし・・・。すると、数分してからTがこちらを見ていた。
やはり、いきなり距離を置くのはあまりにも不自然すぎるか。でも仕方のないことだ、と無理やり納得させる。
そんなこんなで、もと来た道を、ごみを探しながら、戻る。学校に着くとそれらを種類別に分別。捨てる。
こうして、半日ほどかけて行われた『奉仕』の授業が終わった。いやあ、しかし疲れた。まだ間もないから立つのが辛いし、
暑いし。結構大半の人が思っていたに違いない。
そういえばなぜTに好意を抱いているのかというと、その明るさや親しみやすさ(←こういう風に言うかな、普通?)とか、
あとは雰囲気とか、とにかくいろいろ。Tの方を見ると胸がドキドキする。今まで女子とあまり密接に関係したことのない、
自分はどうしていいか分からないのだ。だって、出席番号順に座ると右隣の席なんだもん。
自分は、こう思う時がある。『なぜ、人は恋愛感情を抱くのだろう?』と。その答えは未だ分からない。
しかし、唯一言える事と言えば「恋愛感情を抱く事は、人間にとってごく普通の事だ」という事。
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今となっては別の女性に好意を抱いている。しかし、このTという女子はとてもやさしそうで親しみやすそうな人だった。
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この体験談の視点は、その当時の自分目線です(ここでは、高校生時点)。
今の自分目線ではありませんので、くれぐれもご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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